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コーチングスタッフのブログ

2013年04月

2013年04月09日19:41
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ポカポカの夏日和だったり、台風のような暴風雨だったりと、最近の春先の天候はますますわかりづらくなってきました。
おかげて、桜の開花時期も変わり、毎年恒例だった仲間との大切な花見が開催できず、とても残念な思いをしました。

こんにちは。監督の新甫です。

今回は『大切なこと』について記載したいと思います。


(1)大切な基本スキル

今年度は基本スキルの大切さを理解し、それを徹底して練習しています。昨年度に重点をおいた戦術精度をさらに高めるためには、やはり基本の充実が大切であるとの認識から、首脳陣とは打合せを重ね、問題点や課題点を明確にし是正しながら練習しています。

基本的な練習が多いため、面白さには欠ける点もあるかもしれませんが、明星大学と合同練習をしたり、バリエーションを加えながら首脳陣も工夫をして取組んでくれています。

先日の土曜日の練習でも、基本プレースタイルの大切さを幾度となく繰り返して指導しました。
・基本の中核=ファイトのポーズ
・パスハンドリングの基本ドリル
・カットイン、カットアウトドリル
・コンタクトの基本ドリル
・コンタクト後のドライブ&ハンマー
・タックルスキルの基本ドリル
・実践スキルドリル

選手自身がそのドリルの『主旨を認識』して『集中して真剣』に取組めばすぐに上達します。
当日も効果覿面でした。
ドリル毎に上達する選手達の様子が手にとるようにわかりました。

しかし、言われないとやらない...という体質は改善しなくてはなりません。私がいないウィークデーの練習の時に、どれだけ意識して自分達を律して練習に取り組めるかが、今年のこのチームの最大の課題でしょう。


(2)役割の大切さ

先日の練習中に私が非常に関心したことがあります。

マネージャーは練習中の私のコメントや指摘事項をメモしてくれているのですが、その私の指摘事項をきちんと理解・把握して、それらを練習中に実践できていない選手達にその事を直接指摘していたことです。
練習中のまさにその瞬間にです。

マネージャーはチーム運営の管理やサポートを果たすだけではなく、選手の練習への取組み姿勢や実行に対しても、客観的に指摘する大切な役割を果たしていたのです。プレーは選手だけのことではなく、チームに関わる各々の役割を持つメンバーのこういう活動のひとつひとつが、チーム全体の底上げをはかっていくのであるということを、あらためて実感した次第です。


(3)大切な記念式典

さて、『ラグビー部創部30周年記念式典』(於:6/8土曜日16:00〜渋谷セルリアン東急ホテル)につきましては、既に当HPや郵便通知にて、関係者の皆様にご案内を開始しております。

日々、仕事や様々な事情を抱えているOBの皆さんが、貴重な時間を費やしてラグビー部の組織継続のために、今回の記念式典開催に向けてご尽力頂いております。

あらためて、実行委員の皆さんをご紹介しておきます。

・実行委員長 4期生 竹内さん
・副委員長 2期生 松本さん
・実行委員 11期生 岸上さん
・実行委員 18期生 金澤さん
・実行委員 1期生 崎山さん
・開催責任者 8期生 百瀬闘杏会会長

さらに、上記以外には黒田総監督に大学関係の様々なご対応を頂いております。また、元コーチの11期生の新井さんや吉呑コーチなどにも現場への啓蒙にご協力頂いています。

今回の式典は単なるイベントではなく、杏林大学ラグビー部のこれまでの歴史を振り返り、今後の新たな歴史を刻んでいくための大切な式典です。
必ずや成功させ、今後の現役生の活動の起爆剤になってほしいと願っています。


(4)自発的活動の大切さ

『大切なこと』はいろいろありますが、最後にもうひとつだけ。
今の部員状況は相変わらず厳しい状況です。一人でも多くの新入生、仲間を募ることが大切です。
特に、今年は杏林ラグビー部への入部を希望して入学してきた新入生がいることもあり、新たな仲間を迎えることに部員達が積極的になっています。こうした部員達の主体者意識を持った自発的活動をすることが大切なのです。


『大切なこと』はたくさんありますが、何よりも『大切なこと』は、まさに先述したような事柄を、ひとつ、ひとつ、着実に積み重ねていくことなのだと思います。

この春の時期を大切に過ごしたいと思います。

監督 新甫雄二郎
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