[フレーム]

コーチングスタッフのブログ

2011年12月

こんにちは。
久々にブログを書きます、監督の新甫です。
日に日に寒さがつのりますが皆さんどのようにお過ごしでしょうか?
先日の12/4(日)の「平成23年度納会」をもちまして、杏林大学ラグビー部としての今シーズンの全ての活動を終了いたしました。
各ラグビー協会の皆様、大学関係者の皆様、闘杏会の皆様、チーム運営に関る皆様、そして日々部員達の活動を支えていただいているご家族・ご父兄の皆様、本当に多大なるご尽力やご協力を賜りまして、誠にありがとうございました。部員達が無事活動に取り組めましたのも皆様のお力があってからこそと感謝いたしております。この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。
納会は恒例の京王プラザホテル八王子で実施されました。
納会に先立ち、顧問の高坂先生、黒田総監督、松本闘杏会会長、吉呑コーチ、そして私を含む合計5名で、今季の活動報告と来年度体制の審議と承認を実施しました。
何度もこのHPに記載をしましたが、今季は選手14名で単独チームとして公式戦に参加し、3勝1敗で2位という結果となりました。
優勝を目指していた我々としては決して満足いく「結果」ではありませんが、14名で試合に望むという厳しい状況から勘案して、2位という順位には「成果」が現れていると思います。特に1敗した芝浦工業大学戦には13名で試合に望み、後半からは12名で闘うという大変厳しい状況でした。
単独チームとして参加する際に、私と部員達とで交わした「約束」がありました。
くろまるどんなに辛くても、あきらめず最後までやり抜く覚悟を持ってのぞむこと。
くろまる少人数で闘うため、必要以上に走ってひたむきにタックルすること。
この約束を守り活動したことが「成果」を生んだと思います。
14人で試合に望むということは、それなりのフォーメーションの工夫や様々なシーンを想定したそれ相応の練習が必要です。ゲームプランや戦術を明確にすることは当然ですが、根底にあるマインドをしっかりと醸成させなくてはなりません。
部員達は私との「約束」をベースに、その上で指導したアタック面やディフェンス面に対してもよく工夫をして練習していたと思います。
あらためて、その約束を守りぬいた部員達全員に対し、「本当によく頑張った!」と賛美を贈りたいと思います。
まさに、杏林大学ラグビー部の「クラブ理念」と「行動指針」に基づいた活動の一端が垣間見えたと言えます。
納会で私は部員達に以下の3つを話しました。
今季良かったことは・・・
1この1年間、首脳陣を中心としたチーム運営によって、杏林大学ラグビー部らしい「自立したチーム組織」再生の兆しが見えてきたこと。
2その背景には下級生を中心とした自主的活動と初心者の成長があること。
また、今後の課題は・・・
3我が強い選手が多く、ゲームメイクの点でまとまりに欠けること。この点を是正する。
創部1984年の当ラグビー部は、再来年の2013年に創部30周年を迎えます。(当部は10周年・20周年も「しろまるしろまる年目」を周年の節目としています)
10周年・20周年の時と同様、闘杏会を中心に記念式典も計画しています。
その記念すべき年に向けて、目標を掲げて取り組んできています。
その目標は・・・
だいやまーく2011年度にチーム再建をする。
だいやまーく2012年度に2部優勝、入れ替え戦勝利、1部昇格を実現する。
だいやまーく2013年度に1部の上位を確保する。
決して楽な目標ではなく厳しいことは十分承知の上ですが、部員達の努力次第、工夫次第で必ず達成できると信じています。
意識の高い、素直な選手が多い今だからこそ、チーム一丸となって大きな目標達成に向けて精進していきたいと考えております。
また、来年度首脳陣体制についてご報告いたします。
しかく主将 中村誠
しかく副将 望月周
しかくMgrリーダー 宮林唯寿実
しかく主務 久保勇貴
しかく一年生教育担当 高橋洋晶
なお、指導者はコーチに吉呑雅志、監督は新甫雄二郎が引き続き担当させていただきます。
来年度も何卒よろしくお願い申し上げます。
新甫雄二郎

traq

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /