[フレーム]

コーチングスタッフのブログ

2012年06月

2012年06月19日21:03
カテゴリ
こんばんは。
監督の新甫です。
関東も梅雨入りし、過ごしにくい季節に入りました。
反面、紫陽花が咲き乱れる時期でもあり、街のあちらこちらで季節の旬を感じる情景を目にします。
しかし、今日は関東に台風が上陸し、外は激しい暴風雨にみまわれています。
さて、今回は我々が直面している大学ラグビーに関する問題点について記載したいと思います。
先日の6/9に全国地区対抗戦リーグ関東一区の代表者会議がありました。年度の運営を全チームで協議する場です。
私達杏林大学ラグビー部はその中で「2のグループ(≒2部)」に所属していますが、現在その「2のグループ」に所属する各校共通の課題は、学生数減少に伴う部員数減少と部員の確保です。これは、若年世代の人口減少はもとより、強豪校への集中入部による大学ラグビー部員数の二極化がますます進んでいることも理由のひとつとしてあげられます。
「2のグループ」は7チームが加盟していますが、今年度は3チームが公式戦出場を断念しつつあります。
各校、部員確保に向けて様々な努力を重ねていると思いますが、状況は極めて厳しいといえます。
このような状況は関東リーグ戦6部のチームでも顕著であり、大学ラグビー普及促進に関る全体の課題だと認識しています。
全国地区対抗戦リーグ関東一区代表者会議の幹事校である当校としては、このような状況を踏まえ、以下の考え方を主張してきています。
だいやまーく各参加校の事情から、当リーグの独自性を有してリーグ運営を実施する。
だいやまーく「1のグループ(≒1部)」は強化・育成を目指し全国大会への道筋を重要視する。
だいやまーく「2のグループ(≒2部)」は育成・普及を目指し、一定の基準をもって公式戦参加ができるよう工夫をする。
各校の皆様のご理解もあり、数年前から合同チームによる公式戦参加も正式にご承認いただいております。
限られた学生生活の中で、一所懸命練習してきた学生達が「公式戦」に参加できるように工夫していくことも、我々指導者やラグビー関係者の務めと考えています。
現在出場断念を検討しているチームにも、是非とも活路を見出し、試合ができる環境を検討して欲しいと切に願っていますし、具体的な提案もしていきたいと思います。
梅雨の季節と同様、早くこのような状況から抜け出し、一校でも多く、晴れて公式戦に参加できることを祈っています。
話は変わりますが・・・
5月末に芝浦工大と試合をして以来、杏林はしばらく試合から遠ざかっています。
今年は選手達の理解が良く、チーム戦術が例年よりも早く浸透しつつあるため、数多くゲームを組みたいと考えておりましたが、相手校の都合により残念ながら6月の試合は中止となってしまいました。
しかし、現在は7/7のラグビー祭に向けて練習に取組んでおり、この日に上半期の総括ができるような試合にしたいと考えています。
相手は闘杏会(OB)や社会人クラブチームです。胸を借りてチャレンジャーとして取組みたいと思います。
ラグビー祭の情報は以下の通りです。
しかく日程:7/7(土)
しかく9:30⇒集合
しかく9:45⇒開会
しかく10:30⇒キックオフ
しかく11:45⇒タッチフット大会
しかく12:15⇒昼食、アフターファンクション
しかく14:00⇒閉会
なお、今年度の夏合宿は以下の通りです。
大学の追試や補講の関係で、この日程および期間にならざるを得なかったことをご了承ください。
しかく8/15〜18、菅平エーデルホテルにて
最後に・・・
5月以来、HPの改修で皆さんにはご迷惑をおかけしております。
現在、改修検討中ですので、今しばらくはこちらのブログから情報をご確認いただきたく、何卒よろしくお願い申し上げます。
監督 新甫雄二郎

traq

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /