「特設ステージ」登場:サハリン州政府本庁舎前(2019年02月08日)

ユジノサハリンスクでは、昨日、今日と「寒いですね...」が挨拶代わりになっています。最低気温は「氷点下20°C台」です。

昨日伝わったニュースでは、サハリンの中部や北部の内陸では「氷点下40°C台」が観測されたということです。個人的には「温度計が変になってしまったのでは?!」と耳を疑いました。そして今朝になれば「オハ地区(北部)で厳寒のために学校の休校措置」というお話しです。ユジノサハリンスクでは、未だそういうことはなく、人々が口々に「寒い...」を連呼する状況ながらも、街は平常です。

↓朝8時頃、酷く冷えていた中でサハリン州政府本庁舎前を通り掛かりました。
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↑通勤等の車輛も、「氷点下20°C以下」で普通に往来していましたが、庁舎前広場に色々な設えが見受けられます。

↓これは児童生徒による冬季競技の国際大会である<アジアの子ども達 サハリン2019>関係の催しを行う「特設ステージ」です。
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↑この「特設ステージ」で、大会期間中に毎日音楽のライヴを催すそうです。ロシア国内で人気のポップス系のアーティスト達を擁するレーベルが、連日のようにアーティストを送り込むということのようです。

↓催事情報等が載るウェブサイトで、この<アジアの子ども達 サハリン2019>関係の情報も見受けられるようになりました。
>>Первые зимние международные спортивные игры "Дети Азии" (ロシア語)

開会式は2月9日の午後6時からということですが、各競技は2月9日朝から順次始まるようです。

この寒さの中、「特設ステージ」がどういう様子になるのか、少し興味が湧きます。

低温な中、若干の雪...:レーニン広場(2019年02月07日)

この数日、「稚内で随分冷え込んで氷点下10°C前後の最低気温」という話しが伝わって来ていました。

ユジノサハリンスクでは「氷点下8°Cから氷点下10°C」が「1日の最低気温」という日も多々見受けられ、「氷点下10°C台」に関しては「そんなものだろう...」という程度に思うようになってしまっていました。が、「氷点下20°Cに至る」というようになれば、流石に「今日は...冷える...」と身体が多少竦んでしまう場合も在ります。

このところ、「最低気温が氷点下20°C」を免れていた感じだったのですが、今朝は「冷える...」という感じになっていて、気象情報を確かめると氷点下26°Cになっていました。長袖のアンダーウェア―の上下を着た上に服を着て、確りした上着を着込んでニットキャップ等を被って戸外に出れば、氷点下10°C以下でもどうということはない―と筆者は個人的に思っている...―のですが、氷点下20°C以下の場合には「直ぐに手の指が酷く冷たくなる」という状況が生じ、やや辛くなります。慌てて上着のポケットを探って、何となく入れてある手袋を即座に着用します。

↓午前8時前、手袋まで確り着用してレーニン広場の辺りに至った時の眺めです。少しだけ雪が積もりました。
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↑未だ、広場には年末年始からの電飾が残っています。

「雪が少ない?」という傾向は2月に入っても続いています。「雪が降っている?」という状況も、寧ろ「今日は雪が交じる」という感覚、「短めな時間の降雪が断続」という状況が多いと思います。昨シーズンは「午後に降雪が始まって、暗くなっても止まずに存外積もり、そのまま早朝まで続いて、朝に戸外に出ると"どうやって歩く!?"という程度に」というのが何度も在りました。今シーズンはそうした「多量の雪が一気に」という状態は発生していません。

↓舗装路面が視えている状態の方が多い今シーズンですが、夜の間に雪が降っていて、暫らく振りに「雪に覆われた」という状況になっています。雪は低温の故に「粒子が細かいサラサラのモノ」となっています。
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このところは、少し前まで暗い感じだった「午前9時」が、「早朝という趣きな明るさ」になっていて、夕方に暗い感じになるのも「午後7時前」と「明るい時間」は長くなっています。他方で「寒さ」はしぶとく、雪の少ないか多いかとは無関係に継続しています。

雪が少ない...:レーニン広場周辺(2019年02月03日)

↓「夕食でも?」と日曜の夕方に戸外へ出ました。午後7時過ぎです。
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↑最近は、通の街灯や広場に残る電飾の点灯が「午後6時50分頃」となりました。

多少の上下は在りますが、「一日を通じて気温が氷点下」という"真冬日"の状態は継続中なユジノサハリンスクです。他方で夕刻の暗くなる時間は着実に遅めになって行っています。

画の手前側は、ユジノサハリンスク市行政府本庁舎前で「駐車スペース」のように利用されている箇所です。多少残った雪が融け、路面が湿った状況です。車輛が行き交う道路の箇所は、積雪期以外の時季と視た感じが余り変わらない感じです。

日が沈んだ少し後になる時間帯の「空がナイトブルーになって行く」ような感じと、目立つようになり始めた灯りが、湿った路面に少し映り込んでいる感じです。

こういう「雪が少ない」という感じがユジノサハリンスクでは続いています。サハリンの南側の何処かで「吹雪」と伝えられる時でも、ユジノサハリンスクは「多少の雪交じり」という雰囲気の場合が多いように感じられます。

"ヨールカ"撤去後のレーニン広場(2019年01月29日)

↓輝いていた、「ロシア流のクリスマスツリー」である"ヨールカ"は1月23日頃に撤去が済みましたが、11月末から12月半ば頃に順次据えられた各種の飾りは未だ残っています。
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↑電飾が施されているモノに関しては、暗い時間帯に入ると点灯します。が、点灯する時間帯が「午後6時45分頃」となって来ました。12月後半の「午後6時前」を想うと、かなり遅めになった感です。

今季は「流石に珍しい?」という程度に雪が少な目です。

ユジノサハリンスクに滞在している、降雪や積雪と縁が薄い地域の御出身という方とお話しをする機会が在りました。「酷い低温が少しだけ上って、雪もかなり少なく、明るい時間帯が少し長くなっているので、雪の時季はもう直ぐ終わるのかと?」と思われたようでしたが、降雪・積雪が見受けられる時季は未だ続きます。明るくなる時間帯が早くなる、暗くなる時間帯が遅くなるという変化だけは着実に続きますが、3月位までは降雪や積雪は普通で、場合によっては4月にも存外に多い雪で驚かされます。

1月29日の画を掲載しましたが、「道路の辺りに積雪が視えない」ことに気付かれると思います。こういう中で、時々「凍結している箇所」が在るので、戸外を歩く場合には注意しなければなりません。

降雪や積雪と縁が薄い地域の御出身という方が「本当にそんなことが?!」としていたのですが、雪が多くなるという場合は、「夕方から夜、更に夜明けまで降雪が断続し、脹脛まで埋まるような積雪」というのはマダマダ在り得るのです。今季は雪が積もるようになって以降、未だそういう感じの状況は見受けられないのですが。

そういう「少雪」な状況について考えていると、何やら雪が交じり始めました。

"ヨールカ"の撤去が完了...:レーニン広場(2019年01月27日)

↓好天に恵まれた日曜日の午後です。
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↑レーニン像が視易くなりました。ロシア流のクリスマスツリーの"ヨールカ"が完全に撤去されました。

撤去作業に着手していた様子はこのブログでもお伝えしていましたが、1月23日の夕方には姿が見えませんでした。

そういう状態ですが、「他の飾り」が存外に残っていて、子ども達が遊んでいた場所も未だ在って、好天なので子ども連れの人達を視掛けました。

広場の飾りは「順次出て来た」という状況の訳で、撤去の方も「順次」という感じなのでしょう。

"ヨールカ"が見えなくなると、漸く「年始時期が完全に過ぎた」という雰囲気になります。

「解体」が進む"ヨールカ":レーニン広場(2019年01月22日)

↓レーニン広場の"ヨールカ"を「解体」する作業が進んでいました。
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"外装"を剥がしながら、電飾の配線を外すような作業をする訳で、1月21日に作業が始まった日には「"外装"の一部が未だ残る」というように視えました。そこから"骨組"だけになり、"骨組"の頂上部が外されました。

↓何か、準備が始まった頃の外観に似たような感じになって来ました。
>>「籠に囚われた?」かのように見えたレーニン像...(2018年11月23日)

最近は11月下旬から12月に比べて、「夕刻の暗くなる時間帯」が「遅く」なったのが感じられます。最近の日没時間は午後6時15分を過ぎるようになって来ました。12月には「午後6時より以前」だったので、少し趣が変わっています。

「明るい時間」が「少し長くなった」と感じる他方、気温は然程上りません。日中に「氷点下6°C」ということになると「温かい?」と妙な感じ方をしてしまう寒さは相変わらずです。

↓昨年の様子を振り返ると、昨年は1月22日には"ヨールカ"の「解体」が済んでいました。
>>ヨールカ撤去:レーニン広場(2018年01月22日)

↓こうして、また"骨組"だけになった様子を視ると「頑丈そうだ...」と少し感心します。
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↑20m近くも在るように視える大きなモノで、周りに人が集まる訳ですから、安定性に顧慮した設計なのでしょう。

準備段階から考えれば2ヶ月程度も"ヨールカ"は広場に在って、約1ヶ月間は点灯して輝いていました。こうやって「退場」が近付くと、何となく寂しいものです。

"ヨールカ"の「解体」が...:レーニン広場(2019年01月21日)

↓朝、「"ヨールカ"は、あと何日位?」という程度に思いながら、レーニン広場で月と共に輝いていた様子を眺めていました。
>>月が輝く朝...:レーニン広場(2019年01月21日)

↓それが日中になると、こういうことになっていました。
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↑高所作業車が出て、骨組みを覆っていたモノを剥がし始めていました。

いよいよ「解体」が始まりました。

夜に様子を視ましたが、「途中」の状態となっていました。高さ20m程度は在りそうな大きなモノですから、「解体」にも少し時間が要るのだと思います。

11月下旬に準備が始まり、筆者が一時帰国している間に準備が整い、12月半ばには完成して点灯し、1ヶ月間余り毎日輝き続けていた"ヨールカ"です。何れ「解体」で姿を消すことは承知していましたが、本当に「解体」が始まると少し寂しいものです。他方、こうした「作業中」な様子は、少し面白い景観であるとも思いますが。

月が輝く朝...:レーニン広場(2019年01月21日)

↓午前8時頃のレーニン広場です。ユジノサハリンスク市行政府本庁舎前からの眺めです。
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↑未だ、ロシア流のクリスマスツリーである"ヨールカ"が輝いています。

「"ヨールカ"は、あと何日位?」と思いながら眺めたのですが、丸い月が"ヨールカ"とレーニン像との間に輝いていました。後から確かめると、「十四夜」の月であったようです。

酷く手が冷たくなったのですが、朝の気温は氷点下20°C程度だったようです。車輛の通行が「一寸だけ途切れた...」というタイミングに写真を撮りましたが、「平日の朝8時台」に入ると、少しずつ車輛の通行量が多くなります。

降雪:レーニン広場周辺の朝(2019年01月17日)

ユジノサハリンスクでは「雪が少ない」という状況が続いています。

1月15・16日には、「氷点下一桁」に気温が「上昇」して、「降雪らしい降雪」が見受けられました。「何センチか積もった」という、「履物の一部が軽く雪に埋まる」という程度のモノではありますが。

他方で「荒天への注意喚起」という話しはサハリンでも出ています。1月16日には、主に日本海側の地区で「荒天による道路の通行止め」、「学校の休校」、更に「停電発生」というようなことが在ったと伝えられていました。(停電は夜までに復旧した旨、朝にはニュースが出ていて安堵しました。)

そういう方々での荒天の状況に不安を覚えないでもないのでしたが、ユジノサハリンスクは「至って平穏」でした。他地域で「学校の休校」という話しでしたが、児童生徒の出入りが見受けられる昼食休憩の時間帯に学校の近くを通り掛かれば、子ども達が賑やかに行き交っている様子も見受けられました。曇天で多少の雪が交じり、極短い時間の晴れ間さえ覗きました。

そんな状況の翌朝は、また「氷点下二桁」に気温が下がってしまいました。

↓午前8時過ぎの様子です。雪が降っています。
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↑1月も「折り返し」を過ぎましたが、未だレーニン広場の"ヨールカ"(ロシア流のクリスマスツリー)は煌々と輝いています。

↓舞台演出で「スモークに色付きのライトを当てる」というのが在りますが、「降雪の粒子に様々な灯りの光の色が反射」という状況が見受けられ、独特な空間が拡がっているような状況です。
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↑暫し見入ってしまいますが、粒子が細かい低温時の雪が肩から襟や頭に積もるので、「暫し」と言っても「数分間」ということになりますが。

↓レーニン通も車輛通行量が少しずつ増え始めています。
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↑「積雪が稀」という地域の皆さんには「信じ難い?」ことなのかもしれませんが、雪が降っても平日の街は普通に様々な活動が展開し、車輛も盛んに道路を行き交います。他方で、道路の除雪作業も忙しく行われますが。

「雪が少ない」という状況が何時まで続くのか、或いは朝の降雪がどういうようになるのかは判りませんが、暗い早朝の雪は明るくなってからも断続しています。が、ユジノサハリンスクは"荒天"という程でもありません。

「ドーム型」の建物のカフェ(2019年01月07日)

↓床が概ね円形という不思議な建物の内部です。
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↑緑地の一隅に在る建物で、カフェになっています。

側面が広く硝子張りになっています。奥に四角い別棟の「業務用スペース」らしい場所と連結している部分が在るのですが、他は外の様子が硝子越しに「概ね全周」で見えるようになっています。

こういう様子であると、「暖房効率?」と余計な心配をしてしまいますが、出入口周辺に日本国内の店舗等でも見受けられるようなタイプの、少し大きな温風式の暖房機が据えられています。それが稼働し、限られた広さなので中は冬季でも温かい感じです。席に着いて少しゆっくりするのであれば、戸外用の上着等が多少暑苦しく思えますし、店員さん達は薄いシャツ姿で仕事をしています。

↓戸外から視るとこういう様子です。上の「内部」の画は、この画の左側の建物の中です。
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↑レーニン通とパグラニチナヤ通とが交差する辺りの緑地の一隅を占めています。

この店はチェーン店で、「パン、ケーキ等を売る店で、その場で飲むか持ち帰りの飲料を販売」というようなことを始めて、何時の間にか店舗数が増え「あそこにもあの看板が...」という具合になった店です。

レーニン通とパグラニチナヤ通とが交差する辺りの店は、比較的古くから在るように見受けられます。最近は他の場所に同じ型の建物による店舗もオープンしている様子です。

↓思った以上に冷えていた中を歩き回っていたので、身体が冷えてきたところ、この店を眼に留めて中に入りました。このチェーン店のケーキでは大変に気に入っているチーズケーキと紅茶を頂きました。
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ユジノサハリンスク市内には、こういうような「一寸、飲物を頂く。序にケーキも」というような場所は多く見受けられます。最近では、この種の店が周辺の各地区へ出店し始めている様子や、ユジノサハリンスクの店を意識して新たに各地区で店が起こっているような様子も見受けられます。