【速報】ウラジオストクの<ヴォストーク65>:15連勝...!!:バスケットボール<スーパーリーグ>(2019年02月13日)

ウラジオストクの<スパルターク・プリモーリェ>との対戦に関して、<ヴォストーク65>の事務局では「極東ダービーマッチ」という呼び方をして盛んに宣伝しています。<スパルターク・プリモーリェ>の側で、その「極東ダービーマッチ」という表現を用いている例は見当たりませんが。

<ヴォストーク65>はウラジオストクに乗り込み、<スパルターク・プリモーリェ>と対戦しました。

試合を開催している間については、戦況の映像がインターネットの幾つかのウェブサイト(日本国内で繋ごうとした際、巧く閲覧出来ない状況のモノも在りました...)で配信されます。ウラジオストクであれば、「1時間時差」ですから、「現地午後7時開始」がユジノサハリンスクの時間で「午後8時」ということになります。これなら「視易い」ので、試合の中継映像も視ましたが、試合内容の詳しいデータも入って来ました。

第1クォータは<ヴォストーク65>の3点シュートから動き始めました。そして<スパルターク・プリモーリェ>も得点し、互いに攻撃を仕掛け合うのですが、<ヴォストーク65>が少し先行する展開でした。第1クォータは20対26で<ヴォストーク65>が先行する形となりました。

第2クォータは<スパルターク・プリモーリェ>がフリースローとシュートで得点を重ねるところから動き始めました。27対26と一時<スパルターク・プリモーリェ>は逆転しますが、<ヴォストーク65>も得点し始めます。僅差の競り合いが続き、7分10秒で37対37の同点となります。そこから<ヴォストーク65>の連続得点が目立ちました。第2クォータは20対19で<スパルターク・プリモーリェ>が先行ですが、前半を通じては40対45と<ヴォストーク65>が先行です。

実際に第2クォータで同点や逆転の場面が見受けられましたが、6点や5点の点差であれば、試合の行く末は判らないものです。後半の第3クォータに入って行きます。

第3クォータが始まると、直ぐに<ヴォストーク65>が加点しました。そして<ヴォストーク65>が得点を重ねる合間に<スパルターク・プリモーリェ>が得点するというような、<ヴォストーク65>の得点が目立つような形で展開して行きました。第3クォータは14対23と<スパルターク・プリモーリェ>が押え込まれてしまった形で、ここまでを通じて54対68と<ヴォストーク65>は先行の幅を拡げました。

第4クォータは点差を縮めるべく<スパルターク・プリモーリェ>が積極的に仕掛けます。他方で追われる<ヴォストーク65>も得点を重ね、第4クォータそのものは22対21と<スパルターク・プリモーリェ>が先行したのですが、第3クォータで大きくなった点差が埋まらず、76対89で<ヴォストーク65>が勝利です。

<スパルターク・プリモーリェ>の2点シュート成功率は51.6%(16/31)、3点シュート成功率は42.3%(11/26)、フリースロー成功率は68.8%(11/16)でした。<ヴォストーク65>の2点シュート成功率は71.9%(23/32)、3点シュート成功率は31.3%(10/32)、フリースロー成功率は81.3%(13/16)でした。2点シュートの成功率ですが、#6 アレクサンドル・グドゥマークが「6/6」、#17 アルチョム・ヤコヴェンコが「4/4」、#3 カーマイン・ミッチェルが「6/7」と「非常に高い確率」を見せています。「得点の確度を上げる」というように、巧くボールを廻す訳です。アシストは<スパルターク・プリモーリェ>の11に対し、<ヴォストーク65>が19でした。

リバウンドは<スパルターク・プリモーリェ>の30に対して<ヴォストーク65>は34です。スティールは<スパルターク・プリモーリェ>の6に対して<ヴォストーク65>が14で、ターンオーバーを喫した回数は<スパルターク・プリモーリェ>の23回に対して<ヴォストーク65>が16回でした。何か<スパルターク・プリモーリェ>の側が、攻勢の勢いを伸ばせなかったというような感です。

今回は配信された現地の映像も視ました。第2クォータで同点場面も見受けられ、「或いはここから押される?」というようにも思えましたが、<ヴォストーク65>は確りと連続得点で若干の先行を維持し、第3クォータで「勝負を着ける」かのように、<スパルターク・プリモーリェ>の攻撃を制してしまって得点を重ねて抜け出した訳です。ユジノサハリンスクでは、ホーム用の黄色のユニフォームでプレイしている選手達が、アウェイ用の黒いユニフォームで動いている様子を視るのも少し新鮮でした。

これで<ヴォストーク65>はリーグ戦で「15連勝」ということになりました。25試合終了という形で、「22勝3敗」です。首位を堅持しています。

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