冬へ向かう感...:サハリン州郷土博物館(2017年10月26日)

1937(昭和12)年に竣工した"帝冠様式"と呼ばれる「建物そのもの」が「重要な展示品」という感も受けるサハリン州郷土博物館ですが、季節や時間帯が変わると建物の見え方も変わり、少し興味深いと思います。

↓最近の早朝の様子です。未だ午前7時半になる前です。
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↑この角度であれば「フェンス越し」に建物が覗く感じです。が、木の葉が多い時季には「木の葉ばかりが視える」感じで建物は視えません。秋が深まり、木の葉が落ちてしまったので、奥に建物が覗くようになりました。

屋外展示の大砲、その奥に博物館の建物ですが、建物の背後の空が東寄りに相当し、朝の光で独特な色合いになっています。

↓正面入口側に廻って建物を眺めました。
冬へ向かう感 26-10-2017 (2).jpg
↑開館していない時間帯で、時々黒いジャンパーを着込んだ警備員さんが巡回している様子が視えることも在りますが、無人です。

建物に照明を当てるライトアップは消灯していますが、敷地内の街灯が灯っているので「早朝に至っても建物や庭をライトアップ?」という不思議な感じで、庭の造形や独特な形状の建物が「丁寧に描き込んだ画」でもあるかのように視えます。

早朝の7時半頃は"夜明け前"で、少し寒い感じです。前日に多少気温が上がったので油断していましたが、この時の気温は0°Cを少し割り込んでいたようです。特段に帽子は被っていなかったのですが、寒く感じたので、急な雨に備えてバッグに入れていた帽子を慌てて取り出しました。

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