ロシア製の防寒ジャケット(2017年10月24日)

「寒くなる」方向への季節の変化は急速な感がします。多少の「揺り戻し」は見受けられるものの、最低気温が「0°Cを割り込む?」という日も珍しくない感じになっています。

こういう様子になると、ユジノサハリンスクで街行く人達の服装も「冬向け」という雰囲気が濃くなって来ます。

街行く人達を戸外で視れば、裏地が入ったダウンジャケット風な上着や、厚そうな生地の上着という方が非常に目立ちます。が、ユジノサハリンスク市内では何処でも屋内は暖房が効いていることから、「分厚い上着の下は存外に軽装」という事例が多く見受けられます。

「分厚い上着の下は存外に軽装」というのは、外で来ている上着を脱ぐことになる屋内で気付くのです。上着の下に「薄い長袖シャツ」というような感じも在るのですが、半袖のシャツや、Tシャツのようなモノ、ポロシャツのようなモノという例も存外に多く視掛けます。暖房が効いた屋内は、半袖でも差支えないような感もする他方、外は風が冷たく、気温も下がっているので確りした上着を着用するという訳なのです。外がもっともっと寒くなれば、流石に上着の下にももう少し何かを着るようになって行くような気もしますが。

実は、筆者は戸外用の上着に関して「裏地が無い上着」しか持っていませんでした。4月にユジノサハリンスクへ来て以来、戸外用には寧ろ「風雨を避ける」という感じで上着を着ていましたが、流石に「0°Cを割り込む?」ような最低気温になると「防寒」という見地の上着が欲しくなります。

↓時々Tシャツ等の衣類を求めている店で、こういう上着を見付けて3000ルーブルで求めました。
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↑本来は襟にボアが付いていて、雨や雪の時に被るフードも付くのですが現在は外してあります。裏地も入って、確りと温かく、軽いモノです。

この防寒ジャケットは、ロシア国内で製造されているモノとのことで、警察等の機関でも採用されているタイプということです。実際、シンプルな黒いモノの他にも、幾つかの機関で採用している迷彩柄のモノも在ります。

実を言えば、何年か前の1月末にユジノサハリンスクを訪れた際、この種の警察等の機関でも採用されているタイプの防寒ジャケットを入手し、稚内でも毎冬愛用していた経過が在ります。それ故に今般のユジノサハリンスク滞在に際しては「必要な時季になれば、アレを入手してみるか」と、何となく思っていました。

最低気温が「0°Cを割り込む?」ようになったと、こういう上着を入手してみると、「揺り戻し」というもので、ユジノサハリンスクの最低気温はプラス4°C程度に俄かに上昇しました。そういう訳で、現地の人達の例に倣い、薄めなシャツの上にこういう上着を引掛けて戸外に出るようにしてみています。意外に悪くない感じです。

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