夜のコルサコフ地区行政府(2017年07月30日)

コルサコフの地区行政府庁舎近隣は2013年に「建都160年」ということで改装がなされていましたが、行政府庁舎も新しい外壁材が貼られ、趣が少し変わりました。建物そのものは、随分以前からのものであっても、外壁材を貼るようなことでイメージが変わるというのは、サハリンでは方々で視掛けます。

外壁材が貼られて趣が変わったコルサコフ地区行政府庁舎は、何時の間にか目に馴染むものとなっていましたが、何かでコルサコフを訪ねるのは大概は日中であって、「日が落ちた後」の状況は視たことがありませんでした。

↓コルサコフに泊まることになり、「日が落ちた後」の状況を初めて視ることとなりました。
夜のコルサコフ地区行政府.jpg
↑現在の時季であれば、午後8時位までは「日中」と言い得る範囲の明るさですから、こういう様子は泊まるというのでもなければ、余り視る機会もないと思います。

非常に美しく整備され、老若男女の憩いの場のようになっている庁舎周辺の雰囲気も「仄かな灯りに浮かび上がる」ようになると、かなり趣が異なります。

こういう「時間帯が変わると、表情が変わる」というのは何処にでも見受けられる現象ですが、なかなかに興味深いものです。

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