刻々と変わる日没頃の空(2017年07月22日)

7月の後半になっても、ユジノサハリンスクの日没時刻は午後9時を過ぎた辺りです。6月後半頃より多少早まりましたが、日によっては「明るくなり始めた頃に目を覚まし、暗くなってしまう以前に眠気が射す」という場合が生じてしまうことに、大きな変化はありません。

夕刻、と言うより時間帯的にはハッキリ「夜」と言うべきような感なのですが、沈みかけた夕陽の光が演出する劇的な空の感じを視るのが筆者は気に入っています。が、何やら「冴えない天候」が多く、余りそういうものを視られません。或いは、「今日は好い感じだろうか?」と思っていれば、眠気が射して休んでしまう場合というのも在ります。

↓前日の「注意喚起」まで在ったような強めな雨が一転し、なかなかの好天に恵まれた日の日没時刻直前辺りです。
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↑ユジノサハリンスク市街の西寄りに相当するレーニン広場の辺りは、日が沈む側なので美しい夕空を視ることが出来ます。日没直前に、空の広めな範囲が橙色に染まっています。

↓ユジノサハリンスク市庁舎周辺に佇んで、カメラを手持ちで撮影しているので、上の画とは少しだけ角度がずれますが、同じ場所の「何分か後」、日没時刻の直後辺りです。
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↑同じ場所であることは、大きなレーニン像や、画の右寄りに在る広告画像を流しているスクリーンの存在で判り易いと思うのですが、空の感じが随分と変わります。右寄りの、日が沈んだ側では雲が照り返しで赤味を増して輝いています。

こういう空の様子の変化は、何処に居ても眺めて楽しめるものですが、何時も思うのは大袈裟な事でも何でもなく、「全く同じ様子は二度と視られない」ということです。

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