「5月24日から5月26日の期間は酒類の販売を致しません」??
近所のよく利用するスーパーでは非常に多くの色々な酒類を販売しているのですが、「酒類販売に関する規制」に鑑みて、店の奥側のスペースに酒類を全て集め、独立した「酒類専用レジ」で精算する型で販売を行っています。
初めてその店を利用した時、「酒類専用レジ」で精算することを知らず、他のモノと合わせてレジで精算するのだと思っていて「お客様!」とお店の方に声を掛けられてしまったことが在りました。直ぐにその仕組みにも慣れてしまい、現在では特段に何か在るというのでもありません。また、他所でも「"専用レジ"?」と確かめながら買物をするようになりました。
5月24日の夕刻、その店に寄りました。
非常に多くの色々な酒類が並んでいる奥側のコーナーの前にチェーンが張られていて、酒類コーナーに立ち入り出来ないようになっていました。そして「お客様各位」と在り、「5月24日から5月26日の期間は酒類の販売を致しません」として、末尾に「店長」と書いた掲示物が在ったのです。
「5月24日から5月26日の期間は酒類の販売を致しません」と"店内"に掲出され、その向こうに「色とりどりな形も様々な容器で、数も潤沢な酒類」が並んでいる感じは、非常に"非現実的"な感じがしました。スーパーの店内のような場所は「御遠慮願います」なので、敢えて写真は撮っていません。
それにしても「5月24日から5月26日の期間は酒類の販売を致しません」と、「モノは、文字どおりに"売る程"に在るのに"販売致しません"という状態」は、率直に言って理解に苦しむ感じがします。
先週、「来週、"酒を売れない"という期間が在りますから、飲まれるならその分は週末にでも用意しておいた方が好いですよ」と言う方が在りました。「信じられない!?」と、他の方達に「本当なのでしょうか?」と尋ねれば、異口同音に「本当だ!!」ということでした。
これは州法なのだそうです。
5月24日から5月26日の期間は、サハリン州内の学校で<パスレードヌィー・ズヴァノク>(「最後のベル」)と呼ばれる、卒業式・終業式が行われる期間に相当します。学校毎に何れかの日に催行するので3日間が設定されています。この期間は「青少年の飲酒」が「目に余る」というのです。そこで「期間中は販売そのものを禁じる」ということになったというのです。
この話題で話しをした或る方は「"あそこの学校の○しろまる○しろまる君だ"とか、"そこの学校の生徒"と店員が知らない、少し離れた場所に買い出しに出るとか...一寸悪い先輩に"お願いします"と頼んで手に入れるとか...そうやって酒を入手する未成年が出て来るからと"禁止!"になってしまった」と言っていました。
別な方は「どうでもいいけど...結局、呑む気が"満々"な生徒は"事前仕入れ"をするだけだと思うけど...禁止前の日には、何時ものように売っているのだから...」と言っていました。
ロシアでは酒類を求めて構わないのは「18歳以上」とのことです。11年制の普通の学校を卒業と言う場合、「17歳」が普通ですから、飲酒をするというのが問題視される訳です。
この<酒類販売の禁止>(Запрет на продажу алкогольных напитков)(ザプリェット ナ プラダージュ アルコゴリヌィフ ナピートコフ)というルールに関しては、どうやら相対的に新しいルールであるらしく、実施初日の様子について今朝の地元テレビの情報番組でも取り上げられていました。
酒類販売が営業の中心であるような小さな商店が、シャッターを下ろして完全に休業してしまっている映像が挟まれながら、「酒類そのものを善いモノだとは思っていないので、販売禁止に賛成!」とか、「未成年の酒は問題かもしれないが、全面的に販売を禁止する必要まで在るのか?」とか、「毎日必ず呑むのでもないから、売っていないなら呑まないだけ...」というような、色々な街の声がテレビニュースでは紹介されていました。
何れにしても<アンチアルコール>というような運動は在るようで、こういう"禁止"の日を広げて行く動きも見受けられるそうです。
色々な酒を求められる店で、酒の販売が禁じられて購入が出来ないという日でも、「酒類を提供する飲食店」で酒を呑むことは出来ます。昨日は、時々酒類を求める店で酒類を買うことは「本当に」出来ませんでしたが、時々寄るサンドイッチを頂くカフェで「飲物は例の...」と顔馴染みになっている店員さんに言えば、気に入っている黒ビールが何時ものように出て来ました。
因みに、以前から「酒類販売に関する規制」で「深夜早朝の販売は原則禁止」となっていて、深夜や早朝に営業しているスーパーに入って「ビールの1本でも...」と思うと求められなかったという事例は聞いたものです。「5月24日から5月26日の期間」というように"終日禁止"は初めて見聞しました。
初めてその店を利用した時、「酒類専用レジ」で精算することを知らず、他のモノと合わせてレジで精算するのだと思っていて「お客様!」とお店の方に声を掛けられてしまったことが在りました。直ぐにその仕組みにも慣れてしまい、現在では特段に何か在るというのでもありません。また、他所でも「"専用レジ"?」と確かめながら買物をするようになりました。
5月24日の夕刻、その店に寄りました。
非常に多くの色々な酒類が並んでいる奥側のコーナーの前にチェーンが張られていて、酒類コーナーに立ち入り出来ないようになっていました。そして「お客様各位」と在り、「5月24日から5月26日の期間は酒類の販売を致しません」として、末尾に「店長」と書いた掲示物が在ったのです。
「5月24日から5月26日の期間は酒類の販売を致しません」と"店内"に掲出され、その向こうに「色とりどりな形も様々な容器で、数も潤沢な酒類」が並んでいる感じは、非常に"非現実的"な感じがしました。スーパーの店内のような場所は「御遠慮願います」なので、敢えて写真は撮っていません。
それにしても「5月24日から5月26日の期間は酒類の販売を致しません」と、「モノは、文字どおりに"売る程"に在るのに"販売致しません"という状態」は、率直に言って理解に苦しむ感じがします。
先週、「来週、"酒を売れない"という期間が在りますから、飲まれるならその分は週末にでも用意しておいた方が好いですよ」と言う方が在りました。「信じられない!?」と、他の方達に「本当なのでしょうか?」と尋ねれば、異口同音に「本当だ!!」ということでした。
これは州法なのだそうです。
5月24日から5月26日の期間は、サハリン州内の学校で<パスレードヌィー・ズヴァノク>(「最後のベル」)と呼ばれる、卒業式・終業式が行われる期間に相当します。学校毎に何れかの日に催行するので3日間が設定されています。この期間は「青少年の飲酒」が「目に余る」というのです。そこで「期間中は販売そのものを禁じる」ということになったというのです。
この話題で話しをした或る方は「"あそこの学校の○しろまる○しろまる君だ"とか、"そこの学校の生徒"と店員が知らない、少し離れた場所に買い出しに出るとか...一寸悪い先輩に"お願いします"と頼んで手に入れるとか...そうやって酒を入手する未成年が出て来るからと"禁止!"になってしまった」と言っていました。
別な方は「どうでもいいけど...結局、呑む気が"満々"な生徒は"事前仕入れ"をするだけだと思うけど...禁止前の日には、何時ものように売っているのだから...」と言っていました。
ロシアでは酒類を求めて構わないのは「18歳以上」とのことです。11年制の普通の学校を卒業と言う場合、「17歳」が普通ですから、飲酒をするというのが問題視される訳です。
この<酒類販売の禁止>(Запрет на продажу алкогольных напитков)(ザプリェット ナ プラダージュ アルコゴリヌィフ ナピートコフ)というルールに関しては、どうやら相対的に新しいルールであるらしく、実施初日の様子について今朝の地元テレビの情報番組でも取り上げられていました。
酒類販売が営業の中心であるような小さな商店が、シャッターを下ろして完全に休業してしまっている映像が挟まれながら、「酒類そのものを善いモノだとは思っていないので、販売禁止に賛成!」とか、「未成年の酒は問題かもしれないが、全面的に販売を禁止する必要まで在るのか?」とか、「毎日必ず呑むのでもないから、売っていないなら呑まないだけ...」というような、色々な街の声がテレビニュースでは紹介されていました。
何れにしても<アンチアルコール>というような運動は在るようで、こういう"禁止"の日を広げて行く動きも見受けられるそうです。
色々な酒を求められる店で、酒の販売が禁じられて購入が出来ないという日でも、「酒類を提供する飲食店」で酒を呑むことは出来ます。昨日は、時々酒類を求める店で酒類を買うことは「本当に」出来ませんでしたが、時々寄るサンドイッチを頂くカフェで「飲物は例の...」と顔馴染みになっている店員さんに言えば、気に入っている黒ビールが何時ものように出て来ました。
因みに、以前から「酒類販売に関する規制」で「深夜早朝の販売は原則禁止」となっていて、深夜や早朝に営業しているスーパーに入って「ビールの1本でも...」と思うと求められなかったという事例は聞いたものです。「5月24日から5月26日の期間」というように"終日禁止"は初めて見聞しました。
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