午後9時のパベーダ通(2017年05月03日)

稚内へ来た経過の在る方が、仲間内での話しで「得意なネタ」にしている話題が在ります。「驚くべき"ワッカナイ"」というお話しです。

「稚内という街を訪ねて、何日間か滞在したんだ。何が驚いたかって?午後9時...否、9時前には通から人間が消えてしまうんだ。嘘じゃない!」というお話しで、聞いている仲間達は大ウケです。

こういうお話しをする方さえ在るユジノサハリンスクの午後9時頃はどういう様子でしょうか?

↓こういう感じです。午後9時頃ですが、車輛の通行もそれなりに在り、通行人も未だ見受けられます。
午後9時のパベーダ通.jpg
↑場所は、街の東寄りの丘陵の麓から、街の西寄りへ延びているパベーダ通です。

"パベーダ"は「勝利」という意味で、独ソ戦に因んで旧ソ連各地で街の中の地名等に多く用いられている語です。そういう名を冠した通なので、「5月9日」を意識した電飾も見受けられます。

5月5日のデータですが、ユジノサハリンスクの日出は6時8分、日没は20時44分とのことです。太陽が出ている時間は14時間36分ということになります。

この時季の午後9時頃というのは、「完全に日が落ちた直ぐ後で、「夜らしさ」が少し強まるような頃という感じです。

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