巨大なレーニン像(2017年04月26日)

ソ連時代には、ソ連を構成していた15もの共和国の隅々に至るまで、何処の街にも"レーニン像"が建立されたといいます。サハリン州でもそうした例に漏れず、方々の街に"レーニン像"が在り、今でも残っています。

ソ連時代の末期、「連邦からの離脱」を唱えて実現したバルト三国では、「ソ連支配のシンボル」であった"レーニン像"が撤去されました。そういう例の他方、サハリンでは今でも残っています。中には街の整備計画が進む中で場所が遷った例も在りますが。

↓ユジノサハリンスクのレーニン像は、「とにかく大きい!」もので、少し驚きます。
巨大なレーニン像.jpg
↑高さが9mと聞きます。3階建てや4階建ての建物にも比肩する高さです。随分以前にどなたかが「"ガンダム"の半分?」と仰っていた―あのアニメに登場する"モビルスーツ"と呼んでいる人型のメカは18m位という設定―ことが在りましたが、「アニメに登場するメカ」でも引き合いに出したくなるような、現実感が乏しくなってしまう程度に巨大な像です。

午後8時前というような時間帯ですが、レーニン像の「背中」側が西寄りなので、「背後から光を受ける」ような感じでレーニンが佇んでいます。

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