街の北側で進む高層住宅の建設(2017年08月05日)

近年、ユジノサハリンスクに立寄ると「年毎に何か新しい建物の建設を手掛けている?」というように感じる場合が在ります。

南北に長く拡がるユジノサハリンスクの市域ですが、南寄りな辺りでは新しい集合住宅や戸建ての住宅の建物が何時の間にか増えている感ですが、偶々北寄りな側に立寄ってみると、そちらでも大きな建物の建設工事が行われている様子が見受けられました。

↓こういうような様子です。
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↑12階建てまたは13階建てのように視える建物の建設工事が進んでいますが、奥にも、画の右端で切れている手前にも工事が進む建物が見受けられ、「一気に4棟や5棟」という勢いで仕事が進んでいます。

「10年以上も以前のイメージ」で恐縮なのですが、サハリンでは「建物の工事?」と見受けられる場所が在った場合、何気なく視ていて「建設中?解体中?よく判らない...」というモノが存外に見受けられました。或いは「着手した工事が途中で頓挫」という事例も色々と在ったのかもしれません。

最近、そういう「判らない...」事例は非常に少なくなったように見受けられます。「ロシア全土での動きの一環」という側面も在るようですが、近年は「老朽化した建築物を取り壊して新しいモノで代替」という考え方で、「一寸した建築ブーム」という雰囲気も在る様子です。

ユジノサハリンスクに関しては、そうした雰囲気に加えて、州内他地域での人口減傾向と関係なく人口が増加していて住宅需要が見受けられるという事情を反映し、色々な住宅開発が手掛けられている様子です。

↓工事現場の傍に、新たな高層住宅群の完成予想図を入れたポスターが掲出されていました。
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高層住宅群が完成して人々が暮らし始めると、辺りに「新しい街」が形成されて様子が変わって行くものですが、この現在は工事現場の辺りがどのようになって行くのか、少し興味が湧きます。