屋外に飲料の自販機(2017年08月06日)

日本国内の何処かの街で視掛けても、別段に驚いたり、気に掛けることがないモノでも、「ユジノサハリンスク市内で視掛けた」ということになると、思わず気になって足を停めるというような場合が在るような気がします。

↓こういう様子に出くわしました。
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↑ユジノサハリンスク市内の<ガガーリン公園>の中です。自転車等を貸し出して、子ども達が遊ぶようになっている広場の脇、戸外に飲料の自販機が据えられていました。

日本国内の何処かの街で、遊園地の一隅、戸外に自販機が在ったとしても、別段に驚いたり、気に掛けることは在りません。「ユジノサハリンスク市内で」となると、少し驚きます。これまで、偶々かもしれませんが、商業施設の建物の中等、「専ら屋内」でしかこの種の自販機は視たことが在りませんでした。

この自販機は、日本国内でも使用されているようなタイプのモノを、ロシアの現金が使用可能なように調整、或いは改造したモノと見受けられました。1ルーブル、2ルーブル、5ルーブル、10ルーブルの各硬貨、10ルーブル、50ルーブル、100ルーブルの各紙幣を挿入し、釣銭も出る仕組みです。(因みに10ルーブル紙幣は現在も出回っていますが、新しい紙幣を刷っていないらしく、視掛ける機会は減っている状態です。)

↓どういうモノが売られているのか、少し近寄って視ました。
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↑日本の飲料メーカーが輸出しているモノ、ロシア国内で製造されていると見受けられるモノ、韓国等の諸外国から輸出されていると見受けられるモノが混在しています。50ルーブルというような価格のモノから、130ルーブルというような価格のモノまで、少し価格帯に幅が在る感じです。

ユジノサハリンスクでは、こういう「一寸飲む缶入りの飲料」のようなモノに関しては豊富な種類のモノが売られていますが、それらの"出自"が様々であって、価格帯はかなり広い感じがします。

ところで<ガガーリン公園>の休日については、存外な人出なので、そういう人達を相手に色々なモノを売る売店が在ったり、販売の車が出ていたりします。申し訳ないのですが、「缶のコーヒー飲料」の、日本から輸出されていると見受けられるこの自販機では高めな価格帯のモノを求めるのであれば、コーヒーマシーンを積み込んだ販売車でカップに入ったコーヒーを求めると、然程変わらない価格で「淹れたて」が頂けます。清涼飲料水に関しては、売店で売られているボトルより安価と見受けられるモノも、この自販機で売られている中に混ざっているように見受けられます。