2008年02月12日
「悪女と涙」
好きなアーティストのこと。
CDを何度も聞いて
テレビにその人が出るなら 必ずチェックして
雑誌に出たなら 急いで本屋で買って読んで
情報はネットで調べて
想いを馳せる。
その人がライブをするときは
尊敬と羨望 憧れと感謝
そして心は無のままで ステージに登場するのを待つ
憧れのアーティストが登場した時は わけもなく涙がこぼれる
嬉しいから というより ただ ただ 涙が自然に出る
演奏が始まった途端 現実に戻り 興奮し始め
嬉し涙に変わったりする
大好きな曲 思い出の曲
それぞれの思いを それぞれが感じながら聞く。
でも。。。 そもそも
そのアーティストを好きになったきっかけってものがあったはず。
そう、きっと ものすごい衝撃を受けたから好きになったはず。
そんな衝撃 最近 感じていますか??
私は 昨日 その衝撃を 久々に感じてしまったのです!!
昨日何気なく聞いた「風味堂3」のCD。
風味堂は 前からもちろん知っていましたし
テレビでも何度か見たことはありましたが
お〜かっこいいなぁ くらいにしか思っていませんでした。
でも昨日初めてCDを聞いたのです。
そうしたら・・・。
わけもなく 自然に涙が出てきちゃったのです。
3曲目くらいから じわじわ・・
5曲目くらいで ほろほろ・・
そして6曲目の「あなたは必ず強くなる」のバラードで涙腺壊れた
歌詞が 体に ぐんぐん入ってくる
聞いてるだけで わかる 伝わる
シンプルで美しい言葉。
「 悲しみはそのままで また歩き始めよう
大丈夫だから もう 泣かないで 泣かないで
あなたは必ず強くなる 」
これ聞いて
ありがとう.... って思いました。
[画像:風味堂3]
こんな風に 好きになっていたんだ!!忘れてた!!
すっごい素敵なアルバムに出逢ってしまいました
そんなわけで わたくし まるで初恋を思い出したかのように
乙女になっております。
でも!!
今日は その真逆ともいえる 本を読み終えました。
とある古本屋で見つけた本。
タイトル買いしちゃいましたの オホホ
これは ある意味 超刺激的な本。
内容は 凄すぎて (食事中なら避けたほうがいい内容も多々あり)
賛否両論の本だとは思いますが
まぁいつの時代も 女はたくましく したたかですね。
この本の中で もっともポップで 楽しい内容だと思ったことを
一つご紹介。
19世紀の末ごろ、失恋女性が悲しみにくれる様子が魅力的と言われ
病人のような青白いメークが流行ったそうです。
わざと睡眠不足になって目のしたにクマを作ったり
レモンや酢を飲んでわざと胃腸を悪くして病みつかれた容貌に
つくり変えたそうですよ(笑)
さらに。なんでもないことで気を失うのは女性らしい証拠とされたので
女性たちはどんな時も即座に卒倒できるように
せっせと練習に励んだそうです
嬉しいといっては卒倒し、悲しいといっては卒倒し
何かというとすぐ卒倒する女性を男性は「か弱い」 と思い込み
自分が守ってやらなければ と思ったそうです
私は 常に目の下にクマがあるので
その時代にいたら モテてたかしら と思いましたが
どんなときも卒倒はできないので ダメそうですね
衝撃的な涙 と 刺激的な悪女の お話でした
おしまい
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この記事へのコメント
青白いメークがはやった時代なんて嫌だな〜。時代によってホントに流行り廃りって、笑っちゃうくらい極端ですよね。
卒倒する女性がもてたのか・・・中世貴族とかの出てくる映画を見てるとよく倒れてますよね。そっか、あれは女性らしいことだったのねうん。確かに若い頃も女らしい弱そうな子がモテてたな〜。
好きなアーティスト、俳優の事を考えていると、まさに乙女に戻れる瞬間!がありますね〜。楽しい
3曲目から...ってわかるなぁ。
「風味堂」も「風味堂2」もいいよ〜
出逢って、感じて、動いて、、、、。
そんな出逢いにいつも感謝ですよ。
すんごいマニアックな本!!
こんなのもやすこさん読むんだ〜って変なとこに感心!
「卒倒」って言葉自体最近聞かないよね(笑)
そう、乙三.に対して全く同じ気持ちを抱き、心を奮わされているのでびっくりしましたタイトルが「悪女と涙」だったので最初は「こんな女は悪女だわ」って言う話かと思ってでもよかったぁ大好きすぎて自然に涙が出てくるんですよねぇまさしく乙女.
風味堂ですかぁ今度聴いてみまーすこれまた乙女になっちゃうかしら悪女の本もどんぴしゃかなり心ひかれますーそんな風に弱いとこを見せて( i_i)\(^_^)よしよしなんてしてもらいたいものです私は逆のタイプだから憧れます
理恵さん>中世の映画で女性がよく卒倒するのは まさに、流行だったみたいですよ(笑)
私は、学生の頃たまに貧血で駅でぶっ倒れてました。それで遅刻していっても誰も信じてくれなかった・・・。強そうに見えていたので貧血なんて無縁と思われてました
あと。悪女の本、いつでもお貸ししますよ〜〜ぉ
おかんさん>おかんさん、風味堂の大ファンだもんね〜〜。ライブも見に行ってみたいなぁ。
どんなきっかけで どんな瞬間に 好きになるかなんて予測もつかないよね。
私も それは突然訪れたよ。風味堂に心奪われました〜(笑)あと、悪女の本、かなり面白いよ。参考にしちゃうと大変なことに(笑)
みゆすけさん>好きなアーティストに出会えたときって本当嬉しいですよね〜。こんな風にしてどんどんこれからも増やしていきたいものです。
悪女の本はいかにして悪女になっていったかという経過なども書いてあって面白いですよ〜。
それにしても残酷な本な内容なのできつい部分もあります。読んでいると麻痺しちゃって殺人だの拷問だのって言葉に慣れちゃうのが恐ろしいです・・読み終わったころには悪女になってるかも?!(笑)
junさん>大学生なのですね、もしかしてあの時間ってことは授業中にコメントくれたのかしら・・(笑)風味堂はやっているんですね。
ストレートに伝わる歌詞がとってもいいですよね。それに歌も演奏も素敵だし。
「あなたは〜」の曲、号泣ソングです。
そういう曲に久々に出会えました