輝く市街...:スキー場<ゴールヌィー・ヴォーズドゥフ>(山の空気)(2019年01月03日)

既に12月23日からスキー場の<ゴールヌィー・ヴォーズドゥフ>は営業しており、夕方に暗くなると照明が灯るスキーコースの一部がユジノサハリンスク市街の東側に浮かび上がって見えます。

現在の時季、日没は午後5時50分頃で、午後6時台に空の色が変わりながら暗くなって行くというような状況です。そのような時間帯であれば、スキー場のゴンドラも動いていて「一寸、上まで...」ということもやり易い状況です。

↓そんな訳で、午後5時50分頃に日が沈む少し前を目掛けてスキー場の上に上がってみました。
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↑傾いた西日を受ける市街が一望出来ます。

この日の気温は氷点下15°C辺りまで下がっていたのでしたが、スキー場の山頂近くは「街中よりも体感が一段階寒いような気がする」という状態でした。然程風は強めということでもないのですが、街中以上に冷たい風が吹き抜ける感じで、佇んでいると身体が少々冷えます。

↓日没の時刻が過ぎたと推察されるような頃、街の灯りが順次灯り始めます。
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↑設置されている街灯の本数の過多ということなのか、明るく浮かぶ感じの通と、然程目立たない通とが在ります。

↓空が暗くなるのと反比例するかのように、街の灯りの輝きが増して来るように見えます。
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こうした景色を眺めるのは愉しいのですが、戸外に佇んで少し時間が経つと「流石にキツい...」という按配になります。山頂部辺りには暖を採ることも出来るカフェが在りますから、そういう場所で適宜休みながら様子を視るのが好いのかもしれません。この時は、刻々と変わる空の色が面白いので、「採暖休憩」は極短めにして夢中になって様子を視ていましたが。

↓<ゴールヌィー・ヴォーズドゥフ>の麓には、こういう立派な"ゲート"の建物が完成しています。
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↑この"ゲート"の建物にゴンドラの券を売る場所が入っています。(秋に訪ねた時には、もっと脇に券買所が在ったのでしたが、それは無くなっていました。スキー場営業が始まった辺りで、この"ゲート"の建物が供用開始になったと見受けられます。)

シーズン中ですから、スキーやスノーボードを愉しむ人達で大変賑わっていますし、そうした用具のレンタルも在ります。"ゲート"の建物の中に、レンタルをやっている場所が在りました。

ここはスキー場ですが、特にスキーやスノーボードをするのでもなくとも、ゴンドラ(山の半ばまでが150ルーブルで、山頂部まで300ルーブルとなっている。)を利用して眺望を愉しむことは出来ます。筆者は専らそういう利用の仕方をしていますが。

「街に入った灯りが輝きを増して行く」というような時間帯に、スキー場の上の方で景色を眺めるとすれば、冬季が「行き易い」ということになるかもしれません。が、防寒対策は少し確りすべきでしょう。

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