<ТРЕНЕР>:ロシア映画『監督』(2018年05月01日)
来る6月14日から7月15日、サッカーのワールドカップがロシアで開催されます。
そういうことも在って、テレビコマーシャルを視ても、企業がワールドカップのスポンサーであることに言及しているモノ、サッカー観戦をイメージしたようなモノを多く見掛けるようになっています。
そして、映画の世界でも「サッカー界を舞台に」という作品が登場していて、それなりに人気を博している様子で、休日を利用して観に行きました。
↓こちらがその作品の予告編です。
[フレーム]
↑「ワールドカップイヤーに贈る」というようなコピーが最後の方に出ています。ロシアでは、サッカーは人気スポーツの筆頭格ですが、ワールドカップの年でロシアの代表チームも出場となれば、なかなかに盛り上がる訳です。
冒頭は迫力が在るサッカーの試合場面から始まります。
ロシア代表の試合が展開中です。チームの主将は相手チームから執拗なマークを受けていて、そのうちにPKの機会を得ます。この主将が映画の主人公です。
スタジアムの満員の大観衆の期待を受けてPKを蹴る主将でしたが、キーパーに止められてしまいました。
そして試合が続く中、主将はまた執拗なマークを受け、両者が転倒した時に揉めて半ば掴み合いのようになってしまいます。審判が割って入り、その審判に食って掛かった主将は、即刻レッドカードで退場になってしまいました。するとそこに熱くなったファンが乱入で、「何なんだ!!」と主将に詰め寄りますが、そのファンを殴り倒してしまいました。場内は何やら大混乱です。
そういう酷い状態になってしまった後、主将は所属チームを解雇されてしまい、何やら荒んだ状況になってしまいました。数々の実績を積み上げた栄光の選手生活が、不意に終わってしまうのです。
そこから2年程が経ちました。主人公が愛好者のチームでラグビーをやっていたところに、知人が仕事のオファーを持って来ました。南ロシアの無名な2部リーグのチームで監督のオファーが在るということだったのです。
南ロシアの街へ赴いた主人公は、オファーを受けた監督の仕事に就きます。チームはなかなか勝てず、地元の人達の関心もなかなか盛り上がらない中で、何か空回りするような感じです。
そういう状況を主人公はどうして行くのかというのが、物語の主な内容の一つです。やがて、トップリーグから各リーグのチームが参加する"カップ戦"に臨むことになって行きます。
或いは、何時か日本国内でも紹介される場合が在るかもしれませんから、これ以上のストーリー詳細には敢えて言及しません。
激昂してしまったことから、瞬時に多くを失って挫折した主人公が、偶々得た新しい機会で立ち直って、一段上を目指して行くというような、スポーツの世界を舞台にしたドラマというのがこの作品です。新しい場所で出逢った人達に支えられながら、新しい段階へ踏み出すというような筋書きは「何処かに在りそう?」とも思えたものの、なかなかに好いものでした。
「ワールドカップイヤーに贈る」というようなことですが、「サッカーの世界」を表現するような魅力的で迫力在る画の創り方が秀逸に視える作品でした。そして、物語の主な舞台となる南ロシアの街での画が非常に美しい作品でもあります。
休日に映画館へ足を運びましたが、家族連れ等も多く、なかなかに賑わっていました。そろそろ上映回数が減って、もう少しで上映が終了する感となっています。
そういうことも在って、テレビコマーシャルを視ても、企業がワールドカップのスポンサーであることに言及しているモノ、サッカー観戦をイメージしたようなモノを多く見掛けるようになっています。
そして、映画の世界でも「サッカー界を舞台に」という作品が登場していて、それなりに人気を博している様子で、休日を利用して観に行きました。
↓こちらがその作品の予告編です。
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↑「ワールドカップイヤーに贈る」というようなコピーが最後の方に出ています。ロシアでは、サッカーは人気スポーツの筆頭格ですが、ワールドカップの年でロシアの代表チームも出場となれば、なかなかに盛り上がる訳です。
冒頭は迫力が在るサッカーの試合場面から始まります。
ロシア代表の試合が展開中です。チームの主将は相手チームから執拗なマークを受けていて、そのうちにPKの機会を得ます。この主将が映画の主人公です。
スタジアムの満員の大観衆の期待を受けてPKを蹴る主将でしたが、キーパーに止められてしまいました。
そして試合が続く中、主将はまた執拗なマークを受け、両者が転倒した時に揉めて半ば掴み合いのようになってしまいます。審判が割って入り、その審判に食って掛かった主将は、即刻レッドカードで退場になってしまいました。するとそこに熱くなったファンが乱入で、「何なんだ!!」と主将に詰め寄りますが、そのファンを殴り倒してしまいました。場内は何やら大混乱です。
そういう酷い状態になってしまった後、主将は所属チームを解雇されてしまい、何やら荒んだ状況になってしまいました。数々の実績を積み上げた栄光の選手生活が、不意に終わってしまうのです。
そこから2年程が経ちました。主人公が愛好者のチームでラグビーをやっていたところに、知人が仕事のオファーを持って来ました。南ロシアの無名な2部リーグのチームで監督のオファーが在るということだったのです。
南ロシアの街へ赴いた主人公は、オファーを受けた監督の仕事に就きます。チームはなかなか勝てず、地元の人達の関心もなかなか盛り上がらない中で、何か空回りするような感じです。
そういう状況を主人公はどうして行くのかというのが、物語の主な内容の一つです。やがて、トップリーグから各リーグのチームが参加する"カップ戦"に臨むことになって行きます。
或いは、何時か日本国内でも紹介される場合が在るかもしれませんから、これ以上のストーリー詳細には敢えて言及しません。
激昂してしまったことから、瞬時に多くを失って挫折した主人公が、偶々得た新しい機会で立ち直って、一段上を目指して行くというような、スポーツの世界を舞台にしたドラマというのがこの作品です。新しい場所で出逢った人達に支えられながら、新しい段階へ踏み出すというような筋書きは「何処かに在りそう?」とも思えたものの、なかなかに好いものでした。
「ワールドカップイヤーに贈る」というようなことですが、「サッカーの世界」を表現するような魅力的で迫力在る画の創り方が秀逸に視える作品でした。そして、物語の主な舞台となる南ロシアの街での画が非常に美しい作品でもあります。
休日に映画館へ足を運びましたが、家族連れ等も多く、なかなかに賑わっていました。そろそろ上映回数が減って、もう少しで上映が終了する感となっています。
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