トップページ » 「知床」に思うこと
2005年07月19日
「知床」に思うこと
「放っておくと、自然の多様性も文化の多様性もどんどん失われていく。これを守るのが、21世紀の人類の課題だ。」(ユネスコ松浦晃一郎事務局長) - 読売新聞より-
どのような物質系も放置されるなら、時間とともに崩壊し、物質はますます無秩序にいたるということを「エントロピーの法則」というそうです。
ある物理学者が、見事な宇宙の法則や秩序を考えたとき、秩序あるかたちに保とうとする、非常に強力な秩序化の力に気づき、しかもそれは非物質的な力であるはずで、そこに全知全能の神の存在を意識したそうです。
確かに、宇宙の法則や秩序、自然界のシステムやメカニズムが進化とともに存在することはあり得ないでしょう。しかし、ヒトはその生態系を崩すほどの力を持ってしまったようです。それもまたひとつの法則の「結果」なのかもしれませんが、秩序を保つことができるのもヒトの力でもあるようです。
知床が世界自然遺産に登録されたというニュース記事を読んでいて、こんな事を思い出しました。
そしてもうひとつ。
「知床の岬に はまなすの咲くころ
思い出しておくれ 俺たちのことを
飲んで騒いで 丘にのぼれば
遙か国後に白夜は明ける」
「知床旅情」- 森繁久弥作詞・作曲
「知床」と聞くとこの歌を思い出します。祖父が一番好きな歌で
よく聞かされてました。いい、歌です。新聞社を定年退職後、映画評論家として
大活躍していた祖父は(実際、封切りされた映画のパンフレットの解説数がある年
トップだったそうです)森繁久弥さんの大ファンでもありまして、
「果てしなき道」という、森繁久弥の半生を描いた本も出版していました。
確か、森繁久弥さんより年は下だったと思いますが、残念ながら、15年ほど前に
他界してしまいました。
日本地図を開いて「知床」がどの辺にあるのか見てみました。
祖父は行ったことがあったのでしょうか・・。
ぼくもぜひ行ってみたいところです。
どのような物質系も放置されるなら、時間とともに崩壊し、物質はますます無秩序にいたるということを「エントロピーの法則」というそうです。
ある物理学者が、見事な宇宙の法則や秩序を考えたとき、秩序あるかたちに保とうとする、非常に強力な秩序化の力に気づき、しかもそれは非物質的な力であるはずで、そこに全知全能の神の存在を意識したそうです。
確かに、宇宙の法則や秩序、自然界のシステムやメカニズムが進化とともに存在することはあり得ないでしょう。しかし、ヒトはその生態系を崩すほどの力を持ってしまったようです。それもまたひとつの法則の「結果」なのかもしれませんが、秩序を保つことができるのもヒトの力でもあるようです。
知床が世界自然遺産に登録されたというニュース記事を読んでいて、こんな事を思い出しました。
そしてもうひとつ。
「知床の岬に はまなすの咲くころ
思い出しておくれ 俺たちのことを
飲んで騒いで 丘にのぼれば
遙か国後に白夜は明ける」
「知床旅情」- 森繁久弥作詞・作曲
「知床」と聞くとこの歌を思い出します。祖父が一番好きな歌で
よく聞かされてました。いい、歌です。新聞社を定年退職後、映画評論家として
大活躍していた祖父は(実際、封切りされた映画のパンフレットの解説数がある年
トップだったそうです)森繁久弥さんの大ファンでもありまして、
「果てしなき道」という、森繁久弥の半生を描いた本も出版していました。
確か、森繁久弥さんより年は下だったと思いますが、残念ながら、15年ほど前に
他界してしまいました。
日本地図を開いて「知床」がどの辺にあるのか見てみました。
祖父は行ったことがあったのでしょうか・・。
ぼくもぜひ行ってみたいところです。
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コメント
1. Posted by mbt tabia 2014年08月07日 02:52
mbt shoes raleigh nc Ken's Blog:「知床」に思うこと - livedoor Blog(ブログ)
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[画像:ken_2010_01]
金子健 (KEN KANEKO) Bass
1964年、東京生まれ。
国立音楽大学卒業後演奏活動をはじめ、同時に高校の音楽講師も6年間つとめる。コントラバスを松野茂(国立音楽大学)、永島義男(東京芸術大学)両氏に師事。ジャズ・ベースを池田芳夫氏に師事する。
‘93年、岡安芳明(g)『Midnight Groove』(キングレコード)に参加後、山本剛(p)、大隅寿男(ds)、阿川泰子(vo),中本マリ(vo)等、多くのミュージシャンと共演。参加したアルバムも多数。2005年には、自己のリーダー作 『I Like It !』Ken's Trio+1(WNR)を、つづく2006年には2ndアルバム『The Chant』 Ken's Trio(WNR)発表。2007年以降は山下洋輔(p)Special BigBand、寺井尚子(vln)カルテット、矢野沙織(as)カルテット等のツアーにも参加。2009年8月に3rdアルバム『Tripression』 Ken's Trio(WNR)をリリース。2010年5月には、ベニー・グリーン(p)、井上智(g)とのリーダーユニット「KBS TRIO」のアルバム『What Am I Here For』も発売され、スイングジャーナル誌「ゴールドディスク」を受賞する。2012年にはKBS 2nd CD『RESONANCE』も発売された。また、2006年より国立音楽大学講師も務め、後進の指導にもあたっている。
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金子健 (KEN KANEKO) Bass
1964年、東京生まれ。
国立音楽大学卒業後演奏活動をはじめ、同時に高校の音楽講師も6年間つとめる。コントラバスを松野茂(国立音楽大学)、永島義男(東京芸術大学)両氏に師事。ジャズ・ベースを池田芳夫氏に師事する。
‘93年、岡安芳明(g)『Midnight Groove』(キングレコード)に参加後、山本剛(p)、大隅寿男(ds)、阿川泰子(vo),中本マリ(vo)等、多くのミュージシャンと共演。参加したアルバムも多数。2005年には、自己のリーダー作 『I Like It !』Ken's Trio+1(WNR)を、つづく2006年には2ndアルバム『The Chant』 Ken's Trio(WNR)発表。2007年以降は山下洋輔(p)Special BigBand、寺井尚子(vln)カルテット、矢野沙織(as)カルテット等のツアーにも参加。2009年8月に3rdアルバム『Tripression』 Ken's Trio(WNR)をリリース。2010年5月には、ベニー・グリーン(p)、井上智(g)とのリーダーユニット「KBS TRIO」のアルバム『What Am I Here For』も発売され、スイングジャーナル誌「ゴールドディスク」を受賞する。2012年にはKBS 2nd CD『RESONANCE』も発売された。また、2006年より国立音楽大学講師も務め、後進の指導にもあたっている。
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