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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPがインストールされたコンピューターは、サイト-8104のセキュリティロックが掛かった部屋に保管してください。部屋には監視カメラを設置し、職員が入退室する際には持ち物検査を行ってください。SCP-XXX-JPがインストールされたコンピューターに対して許可なく記憶媒体を接続する行為や、インターネットに接続する行為は禁止され、そのような行為を行った職員は処罰の対象になります。実験、使用をする場合は事前にレベル4以上の職員に書面にて許可を取った後に行ってください
追記(████/██/05):今後実験を行う際は、当オブジェクトの担当研究主任に許可を取った後に立会いのもと行ってください。

財団の管理下にないSCP-XXX-JPが発見された場合は、機動部隊█ー█("███████")が対応に向かい、入手経路、再配布の有無などの調査を行った後に所有者に記憶処理を行い、インストールされたデバイスごと回収します。

説明: SCP-XXX-JPはコンピューターで動作するソフトウェアです。一般的なコンピューターであればあらゆる環境で動作することが確認されています。ソースコードの解析を行いましたが、内部は未知のプログラム言語によって書かれており、解読には成功していません。ソフトウェアの製造元には[編集済]と組織名が記載されており、組織については現在調査を行っています。

SCP-XXX-JPは操作者の記憶を視認、操作することが可能です。SCP-XXX-JPをインストールしたデバイスには"ControlerMemory"という名称の外部記憶領域が追加されます。この記憶領域の内部はコンピューターを操作している人間の記憶と直結しており、内部を操作することによって記憶の操作を可能にします。記憶領域の内部は".mem"という拡張子をしたファイルと複数のフォルダで構成されており、内容や容量、配置は操作者によって変わります。このオブジェクトがどのような技術で操作者の記憶を読み取っているかはわかっていません。また、".mem"の拡張子を持ったファイルを開く試みには成功していません。

SCP-XXX-JPは、インターネット上の匿名掲示板で「自分の記憶を覗けるソフトウェアがある」と話題になっているところを財団エージェントが発見したことにより収容に至りました。エージェントの迅速な対応によって発覚からサーバー上での削除まで、█時間程度ではありましたがそれまでの間に██件のダウンロードが確認されました。後日、逆探知などを用いた探索の結果、███件のインストールされたデバイスの回収に成功しています。再配布やインターネットに接続されていないデバイスにインストールされている可能性を考慮して、現在も各種Webサイトや掲示板、P2Pソフトの監視、探索活動が機動部隊█ー█("███████")によって行われています。

実験記録XXX-JP-1 日付:████/██/25

対象: D-1137
実施方法:
結果:
考察:

実験記録XXX-JP-2 日付:████/██/25

対象: D-1137
実施方法:サンプルとして対象の記憶領域内のバックアップをとった後にフォーマットする。
結果: 対象はその場で動かなくなり、2分後に倒れた。即座に職員が駆け寄って確認したところ、対象は窒息死をしていた。
考察: どうやら"呼吸の仕方"すらも忘れてしまったらしい。- ███博士

実験記録XXX-JP-3 日付:████/██/26

対象: D-2037
実施方法: 前回の実験でサンプルとして採取したデータの一部を対象の記憶領域内に保存する。
結果:
考察: - ███博士

実験記録XXX-JP-3 日付:████/██/26

対象: D-2037
実施方法: 実験に使用されているコンピュータで、円周率第100位までを記述したテキストデータを作成し、これを被験者の記憶領域に保存する。
結果: 対象の記憶領域にテキストデータを保存した後にインタビューを実施、円周率を答えれる範囲で答えるよう指示すると、第100位まで回答した。後に再度記憶領域を開くと保存されたテキストデータは拡張子が".mem"に変換された状態で発見された。
考察: どうやら外部から異なる拡張子のデータを入れても自動的に変換してくれるみたいだ。この特性は有効活用できるかも知れない。 - ███博士

実験記録XXX-JP-4 日付:████/██/31

対象: D-2037
実施方法:
結果:
考察:

補遺:以下の情報を閲覧する場合は、レベル4以上のセキュリティクリアランスが必要です。

実験記録XXX-JP-5 日付:████/██/05

対象: エージェント██
実施方法: 市販のサルベージソフトを用いて記憶の復元を行う。
結果: 記憶の復元に成功。復元した記憶の影響によりエージェント██は[データ削除]
考察: このオブジェクトは我々の活動を無為にする危険性がある。 - O5-█

補遺2:上記の出来事から特別収容プロトコルが改定されました。また、ソフトウェアという再配布・複製が非常に容易なオブジェクトの形態と現在の収容状況を鑑み、Keterへの再分類が検討されています。

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