また時間のある時に
オブジェクトクラス Euclid
特別収容プロトコル
入口とされる地点には監視船が常駐する
カバーストーリー"有害な深海魚の調査"を利用し、通行を試みるいかなる船も迂回を促す
侵入を試みる船があれは空砲を用いて脅す
-A-Ωは敵対的ではないが収容に消極的
定期的な-Bの"補充"を条件に収容を許可
そのため1ヶ月に一度Dクラス職員を30人引き渡すことになっている
説明
東経175°、北緯35°に存在する人工島
人工衛星からは知覚できない
存在地点よりも東から西に向かう船でのみ到達できる
周囲は霧で覆われている
内部の大気に異常性はない
建造物等の無機質は未知の金属が使用されている
気候や天候、技術、曜日の制度、β区画内の一部を除いた法律は現代日本と一致
ただし階級制度が存在する
人工島の殆どは都市で構成されている
四区画に分かれており、それぞれは高さ40メートルの壁で隔たれている
α区画:中心部。オブジェクトの核をなすとされる、-A-Ωの住居と思われる巨大な建造物のみ
β区画:α区画を覆う。ごく一般的な日本の住宅街、公共施設に酷似した街並み
θ区画:β区画を覆う。工場が点在している
δ区画:この3つの区画を覆う。4区画の中で最も面積、人口密度共に高い。住宅街であるがβ区画と違う点として、環境が劣悪であり、衛生、福祉、学問、その他あらゆる権利の保証が不十分
-A;人種その1
オブジェクト内では「生産種」と呼ばれている。
モンゴロイド系に見える。出血した瞬間、組織内で出血量分と同じ分量の血が生成され、失血死することは無い。
血液内に、金属分子が多量に含まれる。亜鉛、銅、ニッケル等、人により分子の種類は異なるものの、共通する点として、含まれているのは全て現代日本の硬貨に使われるもの
「献血の義務」を負う代わりにあらゆる人権が保証される。職業、思想、宗教も自由
基本的にβ区画、θ区画を行き来できる。ごく1部の人間がα区画に入る事が出来る。δ区画に入ることは推奨されていない。
-B:人種その2
人口の80%を構成。-Aと同じくモンゴロイド系に見える。「非生産種」と呼ばれている。異常性は見られないが、Aと区別するためこう呼称する
「生産種」ではないためか、「労働の義務」以外の人権が保証されていない
老若男女問わずθ区画の工場での長時間・低賃金労働を強制されている。途中で死亡した場合は各工場に設けられた焼却炉に放棄される
β区画に侵入する事は禁じられている。違反したものは即座に処罰される
・カバーストーリー をもっと説得力のある感じで
・インタビューログ、あまり蛇足にならない程度に
・A達の財団職員に対する扱いの詳細