アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPは標準的人型収容房に収容されます。収容・実験に際しては協力的であり、特別な収容手段は必要ありません。周囲への感染を防ぐために隔離し、直接的及び間接的な接触、肉声・容姿・動作・所有物等の認識を行った場合は最低でも24時間の経過観察が必要となります。—実験はレベル4クリアランス以上の許可が必要です。実験に際し、対象に常識外の存在についての知識を与えた場合、性質が変化する可能性があるため、接する際は「新型の感染症に対する極めて優秀な抵抗力を持つ研究対象」として扱い、健康診断・精神状態の検査に偽装してください。
説明: SCP-XXX-JPは2█歳の標準的な体格の日本人男性です。
20██年█月█日、感染性のSCPであるSCP-████の調査を行っていたエージェント██により発見されました。発見時、SCP-XXX-JPの肉親はSCP-████の影響によって[削除済]となっていましたが、唯一SCP-XXX-JPにのみ暴露の兆候がみられませんでした。事態の収集後、「感染症の検査と拡大防止のための保護」という名目で財団に保護された後、インタビューの結果から異常性の知覚および一切の暴露の兆候が見られなかったことにより、SCP-XXX-JPとして収容されました。
*補遺:** [SCPオブジェクトに関する補足情報]
常識人(仮)
・常識外の現象について自分は影響を受けない・異常性の知覚も一切出来ない(異常なものを見ても見えないか正常な生き物に見えるなど)
・該当作用を受け付けないのは本人だけであり、作用の発生や他人への影響を無効化することは出来ない。
・伝染性、精神影響系のSCPに異常に感染しやすく、接触時間や距離などの条件を無視して暴露する
・上記2点の特性から、自覚がないまま精神影響・認識影響・伝染性SCPの汚染源になる、かつ周囲に影響が出るまでどんな汚染源を持って居るかわからない
・暴露時間に応じて感染力や範囲が変化する
・100%感染するわけではない、100%感染するはずのものも感染率が下がる、感染率が上がる場合もある(本人はコントロールできない)
×ばつ
・電気機器に発生する異常現象。エラーが発生した後、合成音声でエラーを起こした人物に対して罵詈雑言を含む注意喚起を行う。本来合成音声を使用しない機器でも発生する。
狼少年