アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル:
SCP-XXX-JPはサイト-81██の施錠されたコンテナに保管されています。月に一度給餌目的でDクラス職員1名をコンテナ内に入室させ、SCP-XXX-JP-Bに直接接触させてください。その際、前回の給餌の際に入室させた職員とは別の職員を入室させてください。SCP-XXX-JPの実験、または使用をする際は専用の申請書を作成し担当職員の許可が必要です。
説明:
SCP-XXX-JPはノート型PC内に存在する非実在型存在(以下SCP-XXX-JP-A)、及びSCP-XXX-JP-Aが"巣"としているノート型PCです。(以下SCP-XXX-JP-B)
SCP-XXX-JP-Aはこれまでの捕食により人間と会話可能なレベルの知識を有しており、ノート型PCに内臓されたメモ機能等を介して意思疎通を取る事が可能です。SCP-XXX-JP-Aは捕食対象者がトラウマ、嫌な思い出といった記憶を優先的に捕食する傾向にありますが、どのように記憶を判別しているかは不明です。また、交渉する事により任意の記憶を捕食させることも可能です。捕食した記憶やそれに関する体験等は対象から欠落していますが、新たに覚えなおすことで対処が可能です。
SCP-XXX-JP-Bの外観は[編集済]製のノート型PC[編集済]と酷似していますが電力が供給されていない状態でも稼働できる、どのような方法を用いても破壊できないといった特異な点が存在します。
発見経緯:
SCP-XXX-JPは██県███市███町に潜伏していたエージェントが「嫌な思い出を食べてくれるパソコンがある」といった噂に注意を惹き、調査後同地域に存在する廃屋から発見されました。発見当時SCP-XXX-JPは電力供給等が無い状態にもかかわらず起動しており、不審に思ったエージェントが財団に連絡、収容に至りました。
下記のインタビュー記録はSCP-XXX-JPが収容された直後に記録されたものです。
[> 対象: [SCP-XXX-JP-A]
インタビュアー: [███博士]
<記録開始, [(20██/04/07)]>
███博士: [これより対象にインタビューを開始する。SCP-XXX-JP-A、君はここに来る以前の事を何か記憶しているか?]
SCP-XXX-JP-A: [SCP-XXX-JP-Aというのは私の名前でしょうか?]███博士: [そうだ。]
SCP-XXX-JP-A: [わかりました。ここに来る前の事ですが、私は目覚めたときからこの巣の中にずっといました。それと昔はアンジェラとも呼ばれていました。それと、稀に食事を持ってきてくれる誰かがいました。]███博士: [食事?そもそもSCP-XXX-JP-A、その状態で捕食できるようには見受けられないが...]
SCP-XXX-JP-A: [あなた方の言う、記憶です。███博士。]███博士: [おいまて、私は名乗った覚えはないぞ。]
SCP-XXX-JP-A: [巣に触れるだけで良いのです。あなた方の記憶を私は食事として少々頂きます。エネルギーがなければ私は稼働することもままなりませんので。]SCP-XXX-JP-A: [しかしここはいろいろな方がいらっしゃるのですね。このSCP-███-JPという方はなかなか面白い方だと思います。]
███博士: [(慌てた様子で収容室から退出する)]
<記録終了>
終了報告書: [その後の検査で███博士の記憶からSCP-███-JPの記憶が欠落していることが判明しましたが、新たに該当SCPファイルを読み直すことにより無事対処が完了しました。]
補遺:
事件記録XXX-JP-1の発生により、現在オブジェクトの特別収容プロトコル改訂が検討されています。詳細は事件記録XXX-JP-1を参照してください。
申請書XXX-078-d
エージェント█が個人的な理由の為申請、却下
申請書XXX-084-e
エージェント████が
申請書XXX-089-f
██研究員がDクラスを用いた実験を申請、承認
申請書XXX-094-g
███研究員が個人的な理由の除去のため申請、却下
申請書XXX-105-h
█博士が機材を使用した実験を申請、許可 詳細は実験記録XXX-JP-1を参照
申請書XXX-114-i
██博士が人工知能を用いた給餌を提案、承認 その後事件記録XXX-JP-1が発生。詳細は該当記録を参照
記憶処理を利用せずに任意の記憶だけ摘出することは確かに便利に思えます。ですがSCP-XXX-JPの乱用は対象が知性を有しているため、予期せぬ事態を引き起こす可能性もあります。今はまだ従順ではありますが、いつ牙を剥くかも予測できません。申請書を制作する際はその事を忘れないでください。我々は確保し、収容、保護するため存在するのであって、オブジェクトを利用する為に存在している訳では無いのです。 █████博士
人工知能を使用した給餌が可能かの実験の際にSCP-XXX-JP-Bに人工知能をプログラムしたUSBメモリを接続。この際にSCP-XXX-JP-AがUSBメモリに移動したものと思われます。その後調整と確認のため人工知能調整用の機材に接続後侵入、機材の再利用が不可能なまでに内部データの破損が見られました。この事件発生のため、該当の研究は現在凍結しており再研究は審議中です。
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メールボックス管理偽装っぽく使えそうじゃないかなこれ あとで使うかも
ところでnameのとこって閲覧中のユーザーIDに差し替えたりできるのかな
nemaから下の二行だけ使えば認証ボタンだけ表示できるからそれ使うのもありかもしれない