2007年03月30日
「伝説」
カルメン・マキさんのライブを見に行ってきましたー!
この二人が同時に見られるなんて凄いことです。
新宿のゴールデン街にあるバーの36周年記念公演で
URGAというライブハウスにいってきましたー!
私はその新宿のバーには行ったことないのですが私がよく行く中野のRockバーのマスターが誘ってくれました。
そこの常連さんや関係者しか知ることができない貴重なライブに行けることに!
いやー凄かった。
最初に中山ラビさんのステージ。
前半アコギ一本で、途中からピアノが入り、ディープな歌を聞かせてくれました
伝説のシンガー。
一体私達の戦いはいつ終わるの
いつになったら自由を手に入れるの
60年代、70年代を熱く生きてきた者の叫び
一見乱暴そうに見えるのに繊細さが胸を突き刺す
彼女は危なく、妖しく
美しかったです。
そしてカルメン・マキさんのステージ。
すっごいオーラにびっくりしました。
ピアノとアコースティックベースとサックスの編成。
第一声で会場から拍手が。ぞくっとしました。
存在感のある素晴らしい声。
刺激的な夜でした。
ラビさんもカルメン・マキさんも朗読のような歌で
むちゃくちゃ渋かったーぁ
感動と嫌悪感が
同居するステージ。
知ってはいけないことを知りたい感じ
見てはいけないものを覗いている感じ
嫌でも感情をぶつけられるそんな時間でした。
音楽に決まりなんてないし言っていけないことも
避けなきゃいけないこともない
彼女達は生きるために
歌っている
歌で泣き、歌で笑い
歌で誰かを愛する
私は今日そんな孤独な歌を全身に浴びてきました。
おしまい。
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この記事へのコメント
また、同じ年に新谷のり子さんが歌った「フランシーヌの場合」という曲にも心を揺り動かされた記憶があります。それはまさに3月30日のことですからね。
それに、カルメンマキさんの曲には、封印されたものもあったのでは。。
「知ってはいけないことを知りたい感じ。見てはいけないものを覗いている感じ」
やすこさんのこの気持ち良く分かります。
私ももう一度聴いてみたくなりました。
昨日、「時には母のない子のように」も歌ってくれました。
スタンダードJazzのSummerTimeと織り交ぜて歌っていてかなり変わったアレンジでした。私はオリジナルバージョンが聞きたかったのですが(笑)
カルメンマキは日本のジャニスと言われてたみたいですね。
中山ラビさんは日本のボブデュランだそうです。
濃い〜!