日本の"飴細工"がサハリン上陸!(2018年09月08日)

北海道の産物や商品、加えて日本文化の紹介や地域情報の発信を目指し、9月7日から9月9日の期間、ユジノサハリンスク市内の商業施設内で催される<北海道フェア>に、道北地域の自治体等による「道北ブース」が出展しています。

この「道北ブース」では、旭川在住の職人さんによる"飴細工"が登場しました。関係者は9月7日にサハリン入りしており、催事第2日の9月8日から「道北ブース」も本格的な体制になっています。"飴細工"も9月8日から登場です。

"飴細工"は大変に永い伝統を汲む技芸な訳ですが、率直に申し上げて筆者も実演を視た記憶が殆ど在りません。会場に立寄ったサハリンの皆さんと一緒に大変に興味深く様子を拝見しました。

↓例えばこういうモノが出来上がります。
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↑左は比較的シンプルな400ルーブルのシリーズから「ペンギン」です。右は少し手が込んだ600ルーブルのシリーズから「チェブラーシカ」です。

食べられる飴を温めて、食紅等の食べられる染料で色を付しながら型を創る様子が実に面白いのです。実演の様子を、手持ちのスマートフォン等で撮影されているという方も会場では多く視掛けました。

今般、サハリンに上陸した際に乗船した<ペンギン32>の名に因んで「ペンギン」の飴細工をお願いしましたが、これは旭川の旭山動物園で人気のペンギンに因んで登場したという起こりが在るように想像します。「チェブラーシカ」は、日本でも知られているロシアの人形アニメーションのキャラクターです。「サハリン上陸!」ということで、職人さんが工夫して準備したようです。

創って、出来上がる様子を見ていると思わず頬が緩むという飴細工です。正直、食べられるとは言っても、何となく勿体ないのでとりあえず保存して在ります。

9月9日まで、ユジノサハリンスク市内の商業施設内で催される<北海道フェア>の「道北ブース」で、この"飴細工"を視ることが出来ます。

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