「ШАШЛИЧНЫЙ СЕЗОН」(シャシリーチヌィー・セゾン)?
↓5月に入って、こういうような広告看板が幾分目に留まるようになりました。
シャシリク (1).jpg
↑それなりに多くの店舗を視掛ける地元のスーパーのチェーンが幾らか見受けられるのですが、そのチェーン店の一つが掲出していると見受けられるモノです。
「СЕЗОН」(セゾン)は「シーズン」ということで、日本語でも「○しろまる○しろまるシーズン到来」とか、スポーツのリーグ戦等で言う「シーズン開幕」と似たような型で、ロシア語でも用いられています。
その「СЕЗОН」(セゾン)は判るのですが、「ШАШЛИЧНЫЙ」(シャシリーチヌィー)という形容詞は「何?」と思えます。看板の画を視れば、画は"シャシリク"です。狭義には、コーカサス地方や中央アジアが発祥らしい、串に刺した肉を炭火等で焼き上げるモノですが、広義には「焼肉系のモノ全般」を指しているようです。サハリンの方を稚内に迎えて、「焼き肉店に御案内」というような場面でも「シャシリク!」と言えば理解して頂けます。
その「シャシリクのシーズン」というのが「ШАШЛИЧНЫЙ СЕЗОН」(シャシリーチヌィー・セゾン)という意味らしいのですが?
↓結局、「こういうこと」をやるのに好適な時季が到来したという意味のようです。
シャシリク (2).jpg
↑これは鍋の様な容器にタレとスペアリブを漬け込んでおいて、それを焼くというものでした。
↓こちらは持ち込んだ肉をその場で切り、豪快に焼いて、焼き上がったらまたそれを切り分けるということをしました。
シャシリク (3).jpg
↑一口に「戸外で焼肉」と言っても、色々なやり方が在るようです。
サハリンでは「休日の娯楽」ということで、気の合った仲間で誘い合って、戸外に繰り出して焼肉をやるというのが「定番」であるようで、5月から9月位がサハリンでは「シーズン」と考えているようです。これには"個人差"や「年による天候の差異」も在って、多少の前後も見受けられるらしいですが。
稚内でも「夏の休日」と言えば、家の前やガレージというような戸外や戸外に準じるような場所で「ジンギスカン」というのが「定番」と言って差し支えない感じが在ります。実際、7月後半から8月位の時季に住宅街を通り抜けると、薄く炭火の煙が見えて、美味しそうな匂いが漂っている一画に出くわす場合が多々在ります。
例えばユジノサハリンスクの街中で、そういう雰囲気が在るのか否かは判りませんが、サハリンの人達は誘い合って郊外に出て、戸外で過ごしながら焼肉をやります。
↓広告看板が「シーズン到来」を謳いますが、こういう景色が好い場所の辺りでは、「既に色々な人達がやって来て、焼き肉をやった痕跡」(燃え残った木炭のカスや、やや残念ながらゴミが散らかっている場合も在ります。)が見受けられます。
シャシリク (4).jpg
↑特段に「焼肉をやる場所」が指定されているのでもありません。何時の間にか人伝に"定番"な場所が形成されている様子です。
↓とりあえず肉を焼いたモノにケチャップのようなモノというのは、ロシアでは定番のようになっているようですが、有名なメーカーが旧ソ連諸国向けに広く売り出している製品にはわざわざ「シャシリク向け」と書いています。わざわざ書いてあることに少し驚きましたが、逆に言えば「求められている」ということでもあります。
シャシリク (5).jpg
↑焼くための肉の他、その場で切って頂くパンや野菜も持参するのが普通なようです。
「シャシリクのシーズン」という広告を掲出しているチェーン店等、スーパーに立ち寄ると、肉や野菜やパンや調味料に留まらず、「戸外で焼肉」に使う炭や、炭火を扱う道具や、肉等を挟んで焼く網、戸外に持ち出して使用後に捨てる場合も在るカップや皿等、色々と「使うモノ」が売られています。広告看板には「ピクニックに要るモノは何でも在ります」というようなことも書かれています。
実は、この「ШАШЛИЧНЫЙ СЕЗОН」(シャシリーチヌィー・セゾン)の広告を筆者は何となく気に掛けてはいたのですが、別段にそういうことをする予定はありませんでした。が、お誘いを頂いたので訳も分らずに御一緒すると、川辺で焼肉が始まったというような次第でした。シーズン中、何度か機会は在るかもしれません。
シャシリク (1).jpg
↑それなりに多くの店舗を視掛ける地元のスーパーのチェーンが幾らか見受けられるのですが、そのチェーン店の一つが掲出していると見受けられるモノです。
「СЕЗОН」(セゾン)は「シーズン」ということで、日本語でも「○しろまる○しろまるシーズン到来」とか、スポーツのリーグ戦等で言う「シーズン開幕」と似たような型で、ロシア語でも用いられています。
その「СЕЗОН」(セゾン)は判るのですが、「ШАШЛИЧНЫЙ」(シャシリーチヌィー)という形容詞は「何?」と思えます。看板の画を視れば、画は"シャシリク"です。狭義には、コーカサス地方や中央アジアが発祥らしい、串に刺した肉を炭火等で焼き上げるモノですが、広義には「焼肉系のモノ全般」を指しているようです。サハリンの方を稚内に迎えて、「焼き肉店に御案内」というような場面でも「シャシリク!」と言えば理解して頂けます。
その「シャシリクのシーズン」というのが「ШАШЛИЧНЫЙ СЕЗОН」(シャシリーチヌィー・セゾン)という意味らしいのですが?
↓結局、「こういうこと」をやるのに好適な時季が到来したという意味のようです。
シャシリク (2).jpg
↑これは鍋の様な容器にタレとスペアリブを漬け込んでおいて、それを焼くというものでした。
↓こちらは持ち込んだ肉をその場で切り、豪快に焼いて、焼き上がったらまたそれを切り分けるということをしました。
シャシリク (3).jpg
↑一口に「戸外で焼肉」と言っても、色々なやり方が在るようです。
サハリンでは「休日の娯楽」ということで、気の合った仲間で誘い合って、戸外に繰り出して焼肉をやるというのが「定番」であるようで、5月から9月位がサハリンでは「シーズン」と考えているようです。これには"個人差"や「年による天候の差異」も在って、多少の前後も見受けられるらしいですが。
稚内でも「夏の休日」と言えば、家の前やガレージというような戸外や戸外に準じるような場所で「ジンギスカン」というのが「定番」と言って差し支えない感じが在ります。実際、7月後半から8月位の時季に住宅街を通り抜けると、薄く炭火の煙が見えて、美味しそうな匂いが漂っている一画に出くわす場合が多々在ります。
例えばユジノサハリンスクの街中で、そういう雰囲気が在るのか否かは判りませんが、サハリンの人達は誘い合って郊外に出て、戸外で過ごしながら焼肉をやります。
↓広告看板が「シーズン到来」を謳いますが、こういう景色が好い場所の辺りでは、「既に色々な人達がやって来て、焼き肉をやった痕跡」(燃え残った木炭のカスや、やや残念ながらゴミが散らかっている場合も在ります。)が見受けられます。
シャシリク (4).jpg
↑特段に「焼肉をやる場所」が指定されているのでもありません。何時の間にか人伝に"定番"な場所が形成されている様子です。
↓とりあえず肉を焼いたモノにケチャップのようなモノというのは、ロシアでは定番のようになっているようですが、有名なメーカーが旧ソ連諸国向けに広く売り出している製品にはわざわざ「シャシリク向け」と書いています。わざわざ書いてあることに少し驚きましたが、逆に言えば「求められている」ということでもあります。
シャシリク (5).jpg
↑焼くための肉の他、その場で切って頂くパンや野菜も持参するのが普通なようです。
「シャシリクのシーズン」という広告を掲出しているチェーン店等、スーパーに立ち寄ると、肉や野菜やパンや調味料に留まらず、「戸外で焼肉」に使う炭や、炭火を扱う道具や、肉等を挟んで焼く網、戸外に持ち出して使用後に捨てる場合も在るカップや皿等、色々と「使うモノ」が売られています。広告看板には「ピクニックに要るモノは何でも在ります」というようなことも書かれています。
実は、この「ШАШЛИЧНЫЙ СЕЗОН」(シャシリーチヌィー・セゾン)の広告を筆者は何となく気に掛けてはいたのですが、別段にそういうことをする予定はありませんでした。が、お誘いを頂いたので訳も分らずに御一緒すると、川辺で焼肉が始まったというような次第でした。シーズン中、何度か機会は在るかもしれません。
この記事へのコメント