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2008年07月03日

ラムゼイ・ルイストリオ @ken's trio

ラムゼイ・ルイストリオを聴きにken's trioでBlueNoteTokyoに行ってきました。
一曲もswingの曲を演奏しないのに、ものすごくジャズでした。
メンバーはRamsey Lewis(p) Larry Gray(b) Leon Joyce(ds) のトリオ。ラムゼイ・ルイスは初めて観ましたが、カウント・ベイシーやジョン・ルイスのような風格があり、多くを語らずもトリオのサウンドやステージをすべて掌握している感じでした。
Larry Gray(b) Leon Joyce(ds)もそれぞれ素晴らしいプレイヤーであるのはもちろんですが、ラムゼイ・ルイスの音楽を理解し、その世界観を強力にサポートしつつも、各々の音楽観も主張する、といった感じで、スタイル云々以前にトリオの理想型を見たようでした。曲はビートルズナンバーもあり、ゴスペル調な曲もあるのですが、1時間強のステージでトリオの色をたっぷり堪能できる構成でした。アンコールはもちろんヒットナンバーの「THE "IN" CROWD」。遊び心満点の演奏でした。やっぱりジャズは大人の音楽だなあ、と堪能した楽しい一晩でした。
この日、そういえばレイ・ブラウンの六回目の命日でした。
そんな事もあり、ken's trioも新たなステップへ躍進していきたいなあ、と思った一日でした。

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[画像:ken_2010_01]


金子健 (KEN KANEKO) Bass
1964年、東京生まれ。
国立音楽大学卒業後演奏活動をはじめ、同時に高校の音楽講師も6年間つとめる。コントラバスを松野茂(国立音楽大学)、永島義男(東京芸術大学)両氏に師事。ジャズ・ベースを池田芳夫氏に師事する。
‘93年、岡安芳明(g)『Midnight Groove』(キングレコード)に参加後、山本剛(p)、大隅寿男(ds)、阿川泰子(vo),中本マリ(vo)等、多くのミュージシャンと共演。参加したアルバムも多数。2005年には、自己のリーダー作 『I Like It !』Ken's Trio+1(WNR)を、つづく2006年には2ndアルバム『The Chant』 Ken's Trio(WNR)発表。2007年以降は山下洋輔(p)Special BigBand、寺井尚子(vln)カルテット、矢野沙織(as)カルテット等のツアーにも参加。2009年8月に3rdアルバム『Tripression』 Ken's Trio(WNR)をリリース。2010年5月には、ベニー・グリーン(p)、井上智(g)とのリーダーユニット「KBS TRIO」のアルバム『What Am I Here For』も発売され、スイングジャーナル誌「ゴールドディスク」を受賞する。2012年にはKBS 2nd CD『RESONANCE』も発売された。また、2006年より国立音楽大学講師も務め、後進の指導にもあたっている。

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