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2006年01月01日
謹賀新年
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
ブログ開設して初のお正月です。今年は東京でゆっくりしております。
昨夜の大晦日は原宿の恩師のお宅にご挨拶に行って来ました。
国立音大元教授でコントラバスの師匠、松野茂先生宅です。もう、何十年も、大晦日は自宅を開放して、弟子達が自由に出入りし、12時なったらみんなで初詣に行くという、毎年恒例の行事で、昨夜も若いお弟子さんたちが15名くらいでしょうか、宴会してました。
師匠と会うのはおそらく17年ぶりくらいかもしれません。ジャズ界で活躍している、とそこにいたお弟子さん達に紹介してくださり、持っていった「I Like It !」をその場で聴いてくれました。
松野先生ははじめてぼくがコントラバスを触った時の先生で、学生時代はオケやブラスオーケストラ、そして卒業後もクラッシックの仕事をまわしてくれて、本当に今のぼくの原型を造ってくださった先生です。松野先生がいなければ今のぼくはありません・・。そんな先生にこんなにごぶさたしてしまってた事が改めて心苦しいです。実は偶然ですが、ぼくの祖父が朝日新聞社で企画したジュニアオーケストラの講師として若き日の松野先生が関わっておられ、のちにその事が会話の中で偶然わかり、ぼくが学生の時一度祖父を連れて松野先生宅にお邪魔したこともありました。そんな昔ばなしをして、とてもいい時間を過ごしました。実は、今年四月から、母校国立音楽大学に非常勤講師としてのお誘いを受けておりまして、その事を報告したら、とてもよろこんでいただきました。
みんなの前での先生のお言葉。
「がんばらない事が大切です。がんばり過ぎると人を蹴落としたり、人を傷つけたりしてしまいます。今与えられた事をしっかりやっていれば、結果は後から着いてきます。」
教師として、そして人間として、本当に尊敬できる、でっかくて温かいお人です。
ブログ開設して初のお正月です。今年は東京でゆっくりしております。
昨夜の大晦日は原宿の恩師のお宅にご挨拶に行って来ました。
国立音大元教授でコントラバスの師匠、松野茂先生宅です。もう、何十年も、大晦日は自宅を開放して、弟子達が自由に出入りし、12時なったらみんなで初詣に行くという、毎年恒例の行事で、昨夜も若いお弟子さんたちが15名くらいでしょうか、宴会してました。
師匠と会うのはおそらく17年ぶりくらいかもしれません。ジャズ界で活躍している、とそこにいたお弟子さん達に紹介してくださり、持っていった「I Like It !」をその場で聴いてくれました。
松野先生ははじめてぼくがコントラバスを触った時の先生で、学生時代はオケやブラスオーケストラ、そして卒業後もクラッシックの仕事をまわしてくれて、本当に今のぼくの原型を造ってくださった先生です。松野先生がいなければ今のぼくはありません・・。そんな先生にこんなにごぶさたしてしまってた事が改めて心苦しいです。実は偶然ですが、ぼくの祖父が朝日新聞社で企画したジュニアオーケストラの講師として若き日の松野先生が関わっておられ、のちにその事が会話の中で偶然わかり、ぼくが学生の時一度祖父を連れて松野先生宅にお邪魔したこともありました。そんな昔ばなしをして、とてもいい時間を過ごしました。実は、今年四月から、母校国立音楽大学に非常勤講師としてのお誘いを受けておりまして、その事を報告したら、とてもよろこんでいただきました。
みんなの前での先生のお言葉。
「がんばらない事が大切です。がんばり過ぎると人を蹴落としたり、人を傷つけたりしてしまいます。今与えられた事をしっかりやっていれば、結果は後から着いてきます。」
教師として、そして人間として、本当に尊敬できる、でっかくて温かいお人です。
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[画像:ken_2010_01]
金子健 (KEN KANEKO) Bass
1964年、東京生まれ。
国立音楽大学卒業後演奏活動をはじめ、同時に高校の音楽講師も6年間つとめる。コントラバスを松野茂(国立音楽大学)、永島義男(東京芸術大学)両氏に師事。ジャズ・ベースを池田芳夫氏に師事する。
‘93年、岡安芳明(g)『Midnight Groove』(キングレコード)に参加後、山本剛(p)、大隅寿男(ds)、阿川泰子(vo),中本マリ(vo)等、多くのミュージシャンと共演。参加したアルバムも多数。2005年には、自己のリーダー作 『I Like It !』Ken's Trio+1(WNR)を、つづく2006年には2ndアルバム『The Chant』 Ken's Trio(WNR)発表。2007年以降は山下洋輔(p)Special BigBand、寺井尚子(vln)カルテット、矢野沙織(as)カルテット等のツアーにも参加。2009年8月に3rdアルバム『Tripression』 Ken's Trio(WNR)をリリース。2010年5月には、ベニー・グリーン(p)、井上智(g)とのリーダーユニット「KBS TRIO」のアルバム『What Am I Here For』も発売され、スイングジャーナル誌「ゴールドディスク」を受賞する。2012年にはKBS 2nd CD『RESONANCE』も発売された。また、2006年より国立音楽大学講師も務め、後進の指導にもあたっている。
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金子健 (KEN KANEKO) Bass
1964年、東京生まれ。
国立音楽大学卒業後演奏活動をはじめ、同時に高校の音楽講師も6年間つとめる。コントラバスを松野茂(国立音楽大学)、永島義男(東京芸術大学)両氏に師事。ジャズ・ベースを池田芳夫氏に師事する。
‘93年、岡安芳明(g)『Midnight Groove』(キングレコード)に参加後、山本剛(p)、大隅寿男(ds)、阿川泰子(vo),中本マリ(vo)等、多くのミュージシャンと共演。参加したアルバムも多数。2005年には、自己のリーダー作 『I Like It !』Ken's Trio+1(WNR)を、つづく2006年には2ndアルバム『The Chant』 Ken's Trio(WNR)発表。2007年以降は山下洋輔(p)Special BigBand、寺井尚子(vln)カルテット、矢野沙織(as)カルテット等のツアーにも参加。2009年8月に3rdアルバム『Tripression』 Ken's Trio(WNR)をリリース。2010年5月には、ベニー・グリーン(p)、井上智(g)とのリーダーユニット「KBS TRIO」のアルバム『What Am I Here For』も発売され、スイングジャーナル誌「ゴールドディスク」を受賞する。2012年にはKBS 2nd CD『RESONANCE』も発売された。また、2006年より国立音楽大学講師も務め、後進の指導にもあたっている。
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素敵なことばだなあ〜。つくづく染み入りました。