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2005年10月18日

痛っ!

今月はKen'sTrioの旅の仕事が7本あり、それを三回に分けて行くので、その合間をぬってってかんじで、都内のライブやレッスンをしています。ここ三日間はレッスンばかりで演奏してませんが、なぜか忙しい・・。ミュージシャンは「ひとり家内制手工業」みたいなもので、事務作業も結構あります。航空券の手配や、営業用資料の送付、ブッキング等々・・。サイドメンでいるときには味わえない幸せ(?)です。先日も某地方ライブハウスをある方から紹介いただき、とりあえず音源やプロフィールを送って下さい、とのことで、到着しただろう日から三日後くらいに電話してみました。すこしトーンが低い感じでしたが、「CD聴きましたよ。」との言葉にホッと一息。ところが、その後、「全くいいと思えませんでした。つまらない。etc.」「・・・。」その後はいくつかいいと思えない理由をお聞きして電話を置きました。自分の事というより、我が子を他人に評価された感じで、痛かったあ・・。考えてみれば、自分たちだって、CD聴いていいとか、つまんないとか、言っているわけで、まあ、本人には直接言わないだけで、感覚は同じですよね。かえって、直接はっきり言って貰った方が、いい場合もあるかもしれません。なんて、そんな事書いたら、突然そっちの意見ばかり届きはじめちゃったりして。まあ、ミュージシャンは基本的に拍手とおだてで成長していくものです。その勘違い度の高いほうが、一般的にはうけるのかも、しれませんね。

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[画像:ken_2010_01]


金子健 (KEN KANEKO) Bass
1964年、東京生まれ。
国立音楽大学卒業後演奏活動をはじめ、同時に高校の音楽講師も6年間つとめる。コントラバスを松野茂(国立音楽大学)、永島義男(東京芸術大学)両氏に師事。ジャズ・ベースを池田芳夫氏に師事する。
‘93年、岡安芳明(g)『Midnight Groove』(キングレコード)に参加後、山本剛(p)、大隅寿男(ds)、阿川泰子(vo),中本マリ(vo)等、多くのミュージシャンと共演。参加したアルバムも多数。2005年には、自己のリーダー作 『I Like It !』Ken's Trio+1(WNR)を、つづく2006年には2ndアルバム『The Chant』 Ken's Trio(WNR)発表。2007年以降は山下洋輔(p)Special BigBand、寺井尚子(vln)カルテット、矢野沙織(as)カルテット等のツアーにも参加。2009年8月に3rdアルバム『Tripression』 Ken's Trio(WNR)をリリース。2010年5月には、ベニー・グリーン(p)、井上智(g)とのリーダーユニット「KBS TRIO」のアルバム『What Am I Here For』も発売され、スイングジャーナル誌「ゴールドディスク」を受賞する。2012年にはKBS 2nd CD『RESONANCE』も発売された。また、2006年より国立音楽大学講師も務め、後進の指導にもあたっている。

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