ロシアの"学習帳"(2018年08月19日)
ロシアで「新学期」と言えば「9月1日」からです。サハリンもその例に洩れません。
8月の第3旬に入ろうというような時季になると、「〇〇ちゃんが新学期に学校で使うモノを用意しないと...」という具合に、色々な買物をしている親子連れの姿が散見します。「親子連れ」の延長線上のようなものかもしれませんが、祖父母に連れられた児童という例も比較的多く見掛けます。
偶々立ち寄った文具店で、メモ用のノートを求めた経過が在りましたが、その店では安価なノートは「学校用品」というモノが集められた箇所に在りました。
↓その「学校用品」のコーナーで、色々な用途に使うノートに交じって、こういうようなモノが在りました。
学習帳 (1).jpg
↑メモ用に使おうとしていたノートは入手出来たのでしたが、面白いので序でにこれも求めてしまいました。サハリンの文具店でよく視る、A5変形というようなサイズの使い勝手の好いモノで、余分に持っていたからと邪魔になる訳でもありません。
大きくロシア語のアルファベットのデザインが表紙に描かれたノートです。何となく惹かれるデザインでした。よく視れば「ГЕОГРАФИЯ(ゲオグラーフィア)」、「РУССКИЙ ЯЗЫК」(ルースキー・イズィーク)、「ИСТОРИЯ」(イストーリヤ)と、大きくデザインされたアルファベットで始まる語句が下の方に入っています。
「ГЕОГРАФИЯ(ゲオグラーフィア)」は「地理」、「РУССКИЙ ЯЗЫК」(ルースキー・イズィーク)は「ロシア語」、「ИСТОРИЯ」(イストーリヤ)は「歴史」と、何れも「学校で児童生徒が学ぶ科目の名前」なのです。勿論、他にも色々と在るのですが、筆者は"Г"(ゲー)、"Р"(エル)、"И"(イー)というようなアルファベットの形が何となく好きであることと、小学生位の頃には歴史や地理や国語が何となく得意だったというノスタルジーで、この3冊を選んでしまいました。
これはロシアの"学習帳"とでも呼ぶべきモノです。この画のシリーズ以外にも、恐らく方々のメーカーで製造しているのでしょうが、色々なシリーズのモノが売られていました。
<サハリン友好都市青少年交流>の際に、ネベリスク市内の学校に御邪魔した経過が在りました。「夏休みで誰も居ませんが、教室の様子を一寸視ましょう」と学校の方に御案内頂きましたが、入った場所について「数学の教室」と紹介されました。
サハリンの学校、或いはロシアの方々の学校で一般的なのだと思われますが、教科担任制で各科目の授業を受ける生徒たちは「〇〇科の先生が居る各教室を巡る」ようにして授業を受けているということでした。日本国内では、教科担任制で各科目の授業を受ける場合、各科目の担当の先生が「X年X組」を順番に廻って授業を行っています。そこは「180度違う!?」と驚きました。
サハリンの生徒達は、この各科目の"学習帳"や教科書を抱えて、各科目の先生が待っている教室を巡っているのでしょう。そういう時季が間近になって来ました。
この"学習帳"ですが、中身は「普通のノート」です。ですから、「メモ用のノート」ということにして使うことも出来なくはありません。
↓それでも、表紙に掲げられた科目に関連する「豆知識」のようなモノが刷り込まれているページが若干在ります。
学習帳 (2).jpg
↑「ГЕОГРАФИЯ(ゲオグラーフィア)(地理)」の"学習帳"には、地理の授業で話題になりそうな情報が幾分刷られています。「ロシアの島」というのが紹介されていてサハリン島は「面積がロシア国内の島として第2位」ということで掲載されていました。
偶々、一寸面白いモノに出くわしました。
8月の第3旬に入ろうというような時季になると、「〇〇ちゃんが新学期に学校で使うモノを用意しないと...」という具合に、色々な買物をしている親子連れの姿が散見します。「親子連れ」の延長線上のようなものかもしれませんが、祖父母に連れられた児童という例も比較的多く見掛けます。
偶々立ち寄った文具店で、メモ用のノートを求めた経過が在りましたが、その店では安価なノートは「学校用品」というモノが集められた箇所に在りました。
↓その「学校用品」のコーナーで、色々な用途に使うノートに交じって、こういうようなモノが在りました。
学習帳 (1).jpg
↑メモ用に使おうとしていたノートは入手出来たのでしたが、面白いので序でにこれも求めてしまいました。サハリンの文具店でよく視る、A5変形というようなサイズの使い勝手の好いモノで、余分に持っていたからと邪魔になる訳でもありません。
大きくロシア語のアルファベットのデザインが表紙に描かれたノートです。何となく惹かれるデザインでした。よく視れば「ГЕОГРАФИЯ(ゲオグラーフィア)」、「РУССКИЙ ЯЗЫК」(ルースキー・イズィーク)、「ИСТОРИЯ」(イストーリヤ)と、大きくデザインされたアルファベットで始まる語句が下の方に入っています。
「ГЕОГРАФИЯ(ゲオグラーフィア)」は「地理」、「РУССКИЙ ЯЗЫК」(ルースキー・イズィーク)は「ロシア語」、「ИСТОРИЯ」(イストーリヤ)は「歴史」と、何れも「学校で児童生徒が学ぶ科目の名前」なのです。勿論、他にも色々と在るのですが、筆者は"Г"(ゲー)、"Р"(エル)、"И"(イー)というようなアルファベットの形が何となく好きであることと、小学生位の頃には歴史や地理や国語が何となく得意だったというノスタルジーで、この3冊を選んでしまいました。
これはロシアの"学習帳"とでも呼ぶべきモノです。この画のシリーズ以外にも、恐らく方々のメーカーで製造しているのでしょうが、色々なシリーズのモノが売られていました。
<サハリン友好都市青少年交流>の際に、ネベリスク市内の学校に御邪魔した経過が在りました。「夏休みで誰も居ませんが、教室の様子を一寸視ましょう」と学校の方に御案内頂きましたが、入った場所について「数学の教室」と紹介されました。
サハリンの学校、或いはロシアの方々の学校で一般的なのだと思われますが、教科担任制で各科目の授業を受ける生徒たちは「〇〇科の先生が居る各教室を巡る」ようにして授業を受けているということでした。日本国内では、教科担任制で各科目の授業を受ける場合、各科目の担当の先生が「X年X組」を順番に廻って授業を行っています。そこは「180度違う!?」と驚きました。
サハリンの生徒達は、この各科目の"学習帳"や教科書を抱えて、各科目の先生が待っている教室を巡っているのでしょう。そういう時季が間近になって来ました。
この"学習帳"ですが、中身は「普通のノート」です。ですから、「メモ用のノート」ということにして使うことも出来なくはありません。
↓それでも、表紙に掲げられた科目に関連する「豆知識」のようなモノが刷り込まれているページが若干在ります。
学習帳 (2).jpg
↑「ГЕОГРАФИЯ(ゲオグラーフィア)(地理)」の"学習帳"には、地理の授業で話題になりそうな情報が幾分刷られています。「ロシアの島」というのが紹介されていてサハリン島は「面積がロシア国内の島として第2位」ということで掲載されていました。
偶々、一寸面白いモノに出くわしました。
この記事へのコメント