2018年05月
2018年05月19日
遂にしまなみ海道、人生観が変わるほど楽しかった(笑)
自転車仲間の皆さんと「しまなみ海道」を走ってきました。美しい瀬戸内の島影と近代的なつり橋、そして地元の皆さんのおもてなしの心にすっかり感動してしまい、人生観も少し変わりました(笑)
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しまなみ海道を訪ねたのは先週末です。5月11日の金曜日に休暇を取り、成田からLCCのジェットスターで愛媛県の松山へ、そこから今治に移動し、クロスバイクを借りてしまなみ海道へGO。ご一緒したのはsprit隊長、まっちさん、はんぞうさん、ワンチャンです。
初日はまず小さな馬島(上の集合写真がそれ)に上陸した後、大島に渡り、さらに伯方島まで一泊というスケジュール。大島の道の駅で昼食をとり、私が一番楽しみにしていた博物館に向かいました。
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大島の「水上水軍博物館」です。水上水軍と言えば戦国時代に織田勢の水軍と激闘を繰り広げた瀬戸内海の支配者。歴史オタクの私には堪えらない施設です。
いやぁ、学べました。能島村上家、因島村上家、来島村上家らの歴史がすっかり頭にインプットできました。これでまだ未読の小説『水上海賊の娘』が楽しめそうです(笑)。ちなみに、上の写真に写っている島が能島村上家の本拠地の能島で、島が丸ごと城だったそうです。
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この日の宿は伯方島の光藤旅館。とにかく食事が凄いことで評判の宿だそうです。鯛の刺身と車エビぐらいしか写真を撮りませんでしたが、このほか鯛の焼き物、カレイの煮つけ、タコの天ぷら、おにぎり、スイカ(←これ、私は食べられません)など物凄い量が出てきます。
写真の車エビはおどり食いと焼きを合わせて十数尾を頂きました。超美味でしたが、お腹一杯でもう食べられません。これで1泊7000円ですから驚きです。翌朝、調理前の鯛を拝見しましたが、丸々と太って美味そうです(笑)
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二日目も良い天気、サイクリング日和です。この日は宿のある伯方島から大三島に渡り(ここまでが今治市)、さらに広島県尾道市側の生口島から因島を目指しました。
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この日、最初に向かったのは大三島に鎮座する伊予国一宮、大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)です。祭神は日本書紀や古事記でお馴染みのオオヤマツミ。境内の楠の森が見事です。
この神社には紫陽殿と国宝館があり、武将たちが奉納した鎧や太刀などが展示され見応えありです。なんせ国宝が8点、重要文化財が70点以上とのことなので(驚)
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昼食は大山祇神社のすぐそばの大漁。超人気店のようで、開店前の10時から店の前に名前を書く紙が出されますが、その紙に名前を書くために客が行列を作るほど。我々も10時過ぎに書き込みましたが、既に10組以上の名前がありました。
注文したのは、海鮮丼の中でも一番安い480円のもの。なんせ前日に大量に食べたものだから、この日は控えめに(笑)。これに80円の味噌汁を付けました。最初、下のご飯も見えているので「値段相応の盛りだな」と思ったのですが、中にイカなどが隠れており、予想以上のボリュームでした。もちろん美味かったです。
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昼食の後は「伯方の塩」の大三島工場を見学。伯方の塩は、塩専売法により廃止されることになっていた昔ながらの塩田製法を残すために誕生したとのこと。売店で塩入りコーヒーを買ってみましたが、コーヒーの味わいが深くなり、なかなかイケました(これ、ホント)
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大三島から生口島へ。ここから尾道市です。生口島はレモンの生産量日本一だそうで、至るところにレモン畑があります。木にぶら下がるレモンとその花を初めて見ました。
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生口島で訪ねたのは人気アイスクリーム店のドルチェ本店だけ(笑)。ここでは塩とレモンに敬意を表して(笑)、「伯方の塩」と「瀬戸内のレモン」をダブルで美味しく頂きました。
店でくつろいでいたら、「げっ!時間が無いじゃん」ということが発覚し、この後、隣の因島まで全力疾走することに...。
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実は、16時に因島の港から芸予汽船の船で今治まで戻ることになっていたのです。この船に乗り遅れると、自転車を乗せられる船がもうありませんので、かなり焦りました。でも全力疾走の甲斐あって、余裕でセーフ。後は快適な船旅でした。
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今治に戻り、この日の宿はサンライズ糸山。実は、自転車を借りたのもここです。公共施設ですが、それなりにオシャレなレストランもあり、夕食はここ。というわけで、しまなみ海道サイクリングはこれにて終了、翌日は今治、松山観光です。
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最終日の日曜日、この日は朝からの雨。雨が1日早ければ悲惨な事になっていましたので、本当にラッキーでした。
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宿を出て、まずは朝食。今治で朝9時からやっている創業120年のレトロなかねと食堂で、オムレツを注文。いやぁ、魚ばかり食べていたので、むちゃくちゃオムレツが食べたくなったようです(笑)。当然、美味かったです。
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で、今治城を見学。戦国時代の築城の名手、藤堂高虎が築いた城ですが、当時のものは内堀と主郭部の石垣を残すのみです。ちなみに今治城は海城で、内堀は海水です。ボランティアの解説員の方のお話には"今治城愛"にあふれており、聴いていて楽しかったです。
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まっちさんの運転するレンタカーで松山に。松山は路面電車が走っているのですね。しまなみ海道、今治から松山にやって来たので、松山が物凄い大都会に感じます。
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昼食は鍋焼きうどんの店アサヒ。松山の鍋焼きうどんは甘いと聞いていましたが、本当に甘い。甘辛い味を想像していたのですが、本当に単に甘いのです(笑)。かなり驚きましたが、美味しかったですよ。
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そして松山城を見学。こちらは、やはり戦国武将の加藤嘉明が築城したもの。今治城と違い、こちらは天守などの構造物が現存しており、その多くが重要文化財に指定されているそうです。ただ、今回は外から眺めるだけにしました。帰りの飛行機の前に、もう1つ訪ねたい場所があるからです。
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松山と言えば道後温泉、道後温泉と言えば道後温泉本館です。ここで温泉に入り、くつろぐのが旅の最後の楽しみです。明治に建てられたもので、こちらも重要文化財です。そんなことはともかく、いい湯でした。松山に来て、ここに来ない選択肢はないですね。
これにて、しまなみ海道ツアーはすべて終了。この後、土砂降りの雨の中、松山空港から帰路へ。いやぁ、楽しかった。ご一緒した皆さん、そして現地の皆さん、本当にお世話になりました。ぜひ、また来たいです。ちなみに、どう人生観が変わったかは秘密です(笑)
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しまなみ海道を訪ねたのは先週末です。5月11日の金曜日に休暇を取り、成田からLCCのジェットスターで愛媛県の松山へ、そこから今治に移動し、クロスバイクを借りてしまなみ海道へGO。ご一緒したのはsprit隊長、まっちさん、はんぞうさん、ワンチャンです。
初日はまず小さな馬島(上の集合写真がそれ)に上陸した後、大島に渡り、さらに伯方島まで一泊というスケジュール。大島の道の駅で昼食をとり、私が一番楽しみにしていた博物館に向かいました。
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大島の「水上水軍博物館」です。水上水軍と言えば戦国時代に織田勢の水軍と激闘を繰り広げた瀬戸内海の支配者。歴史オタクの私には堪えらない施設です。
いやぁ、学べました。能島村上家、因島村上家、来島村上家らの歴史がすっかり頭にインプットできました。これでまだ未読の小説『水上海賊の娘』が楽しめそうです(笑)。ちなみに、上の写真に写っている島が能島村上家の本拠地の能島で、島が丸ごと城だったそうです。
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この日の宿は伯方島の光藤旅館。とにかく食事が凄いことで評判の宿だそうです。鯛の刺身と車エビぐらいしか写真を撮りませんでしたが、このほか鯛の焼き物、カレイの煮つけ、タコの天ぷら、おにぎり、スイカ(←これ、私は食べられません)など物凄い量が出てきます。
写真の車エビはおどり食いと焼きを合わせて十数尾を頂きました。超美味でしたが、お腹一杯でもう食べられません。これで1泊7000円ですから驚きです。翌朝、調理前の鯛を拝見しましたが、丸々と太って美味そうです(笑)
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二日目も良い天気、サイクリング日和です。この日は宿のある伯方島から大三島に渡り(ここまでが今治市)、さらに広島県尾道市側の生口島から因島を目指しました。
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この日、最初に向かったのは大三島に鎮座する伊予国一宮、大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)です。祭神は日本書紀や古事記でお馴染みのオオヤマツミ。境内の楠の森が見事です。
この神社には紫陽殿と国宝館があり、武将たちが奉納した鎧や太刀などが展示され見応えありです。なんせ国宝が8点、重要文化財が70点以上とのことなので(驚)
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昼食は大山祇神社のすぐそばの大漁。超人気店のようで、開店前の10時から店の前に名前を書く紙が出されますが、その紙に名前を書くために客が行列を作るほど。我々も10時過ぎに書き込みましたが、既に10組以上の名前がありました。
注文したのは、海鮮丼の中でも一番安い480円のもの。なんせ前日に大量に食べたものだから、この日は控えめに(笑)。これに80円の味噌汁を付けました。最初、下のご飯も見えているので「値段相応の盛りだな」と思ったのですが、中にイカなどが隠れており、予想以上のボリュームでした。もちろん美味かったです。
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昼食の後は「伯方の塩」の大三島工場を見学。伯方の塩は、塩専売法により廃止されることになっていた昔ながらの塩田製法を残すために誕生したとのこと。売店で塩入りコーヒーを買ってみましたが、コーヒーの味わいが深くなり、なかなかイケました(これ、ホント)
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大三島から生口島へ。ここから尾道市です。生口島はレモンの生産量日本一だそうで、至るところにレモン畑があります。木にぶら下がるレモンとその花を初めて見ました。
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生口島で訪ねたのは人気アイスクリーム店のドルチェ本店だけ(笑)。ここでは塩とレモンに敬意を表して(笑)、「伯方の塩」と「瀬戸内のレモン」をダブルで美味しく頂きました。
店でくつろいでいたら、「げっ!時間が無いじゃん」ということが発覚し、この後、隣の因島まで全力疾走することに...。
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実は、16時に因島の港から芸予汽船の船で今治まで戻ることになっていたのです。この船に乗り遅れると、自転車を乗せられる船がもうありませんので、かなり焦りました。でも全力疾走の甲斐あって、余裕でセーフ。後は快適な船旅でした。
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今治に戻り、この日の宿はサンライズ糸山。実は、自転車を借りたのもここです。公共施設ですが、それなりにオシャレなレストランもあり、夕食はここ。というわけで、しまなみ海道サイクリングはこれにて終了、翌日は今治、松山観光です。
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最終日の日曜日、この日は朝からの雨。雨が1日早ければ悲惨な事になっていましたので、本当にラッキーでした。
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宿を出て、まずは朝食。今治で朝9時からやっている創業120年のレトロなかねと食堂で、オムレツを注文。いやぁ、魚ばかり食べていたので、むちゃくちゃオムレツが食べたくなったようです(笑)。当然、美味かったです。
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で、今治城を見学。戦国時代の築城の名手、藤堂高虎が築いた城ですが、当時のものは内堀と主郭部の石垣を残すのみです。ちなみに今治城は海城で、内堀は海水です。ボランティアの解説員の方のお話には"今治城愛"にあふれており、聴いていて楽しかったです。
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まっちさんの運転するレンタカーで松山に。松山は路面電車が走っているのですね。しまなみ海道、今治から松山にやって来たので、松山が物凄い大都会に感じます。
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昼食は鍋焼きうどんの店アサヒ。松山の鍋焼きうどんは甘いと聞いていましたが、本当に甘い。甘辛い味を想像していたのですが、本当に単に甘いのです(笑)。かなり驚きましたが、美味しかったですよ。
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そして松山城を見学。こちらは、やはり戦国武将の加藤嘉明が築城したもの。今治城と違い、こちらは天守などの構造物が現存しており、その多くが重要文化財に指定されているそうです。ただ、今回は外から眺めるだけにしました。帰りの飛行機の前に、もう1つ訪ねたい場所があるからです。
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松山と言えば道後温泉、道後温泉と言えば道後温泉本館です。ここで温泉に入り、くつろぐのが旅の最後の楽しみです。明治に建てられたもので、こちらも重要文化財です。そんなことはともかく、いい湯でした。松山に来て、ここに来ない選択肢はないですね。
これにて、しまなみ海道ツアーはすべて終了。この後、土砂降りの雨の中、松山空港から帰路へ。いやぁ、楽しかった。ご一緒した皆さん、そして現地の皆さん、本当にお世話になりました。ぜひ、また来たいです。ちなみに、どう人生観が変わったかは秘密です(笑)