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2010年04月

2010年04月25日

鯨を食べに行きました。そうしたら悪寒がしてきて・・・

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鯨食堂に行きましょう」とお誘いを受け、久しぶりに鯨ステーキを食べてきました。ご一緒したのは、はんぞうさんまっちさん、わいずさん、Gibsonさんです。この鯨食堂は有名なお店だそうで、自転車仲間の皆さんも食べに行ってらっしゃるようです。

鯨食堂は荒川方面(アバウトですが、苦笑)。久しぶりに江戸川より西に出ました。葛飾橋を渡って荒川を目指し西に向かいます。当然、私の苦手な市街地の道路を走りましたが、美味いものを食べに行くのですからガマン、ガマンです(笑)

ただ、何かおかしい。この日は朝の空気が冷たかったので冬用のウェアで出掛け、走っているうちに暑くなり、「失敗したなぁ」と思っていたのです。でも、途中から、むしろ寒気が・・・。そのうち軽い頭痛もしてきました。

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マジでヤバイと思ったのは、荒川について河川敷を走っている時です。なんかお腹も緩くなってきたような気がします。げっ、これ、ダメじゃん。一時は、鯨食堂の写真だけ撮って帰らざるを得ないかも(泣)、と覚悟しました。

風邪の症状は無かったのですが、どうも熱っぽい感じです。今朝方、布団を蹴飛ばして寝ていたため、完全に体調が狂ってしまったようです。それにしても、これまでは「アンブレーカブル」を誇っていたのに、最近はどうもいけません(苦笑)

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さて、なんとか鯨食堂に到着。お店で合流する予定だったやじばばさんご夫妻とお連れの方(埼玉古墳群ポタの時ご一緒した方でしたよね)は早くに到着されており、既に食事もお済みとのこと。皆さん、お久しぶりです。

で、しばし雑談をしたり、店の中を覗いたりしているうちに、テンションが上がってきました。頭痛は以前としてするものの、お腹は大丈夫、というか、お腹がすいてきました(苦笑)。これなら食べられそうです。本当によかった、よかった。

それにしても、このお店、鯨のステーキ、竜田揚げ、さしみなど何でも定食で600円です。なんでも、クジラ肉の加工、卸売りをしている水産会社の直営店だそうで、それゆえの値段です。それにしても、驚きの安さですね。

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私はステーキ定食を注文しましたが、他の皆さんは竜田揚げ定食のライス大盛り。ステーキも竜田揚げも量は十分で、大盛りのライスはド迫力でした(笑)。

私がステーキ定食にしたのは、ステーキがお腹に一番優しそうであったからですが、それよりも大きな理由があります。私が子供の頃、鯨の竜田揚げは給食でたまに出てくるご馳走。そして、それ以上のご馳走は、母親がたまにつくってくれた鯨のステーキでした。

ですから、やはり一番のご馳走のステーキを食べてみたかったのです。で、ステーキをほおばってみると、楽しかった子供の頃がよみがえってくるかのようです。当然、皆さんとの会話も昔食べた給食や鯨料理の話になります。いやぁ、楽しかったです。

実は、この鯨食堂の休日の営業は3月と4月の土曜日だけだそうです(ゴールデンウィークは営業とのこと)。なんとか食べられてよかったです。そんなこんなの時、ふと外を見ると、よく知る顔が・・・。xiaoxiongさんでした。なんでも、お知り合いの方と鯨食堂に来られたとか。こんにちは。

すっかりテンションが上がったのか、まだ走れそうな気がしてきました。予定では、これから団子屋に行くとのこと。「こりゃ、行けるかも」と思いましたが、やはり、ここは自制しました。

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で、皆さんとお別れした後は、来た道を一人旅です。そうしたら、テンションが下がって案の定というか、かなり辛くなってきました。幸いお腹は大丈夫だったのですが、頭は痛いし全身がだるくなってきました。今日はロードレーサーでしたが、時速20km以下の鈍速でしか走るこになれません。

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さて、問題は荒川から江戸川へ向かう道です。往路で走った道路(467号)は、交通量がそこそこあり、頭痛がするなか一人で走るのはちょっと辛い。どうしようと思いGPSを見ると、この道路の北側が走れそうです。


中川に架かる中川橋の手前までが、その道です。で、走ってみると商店街や住宅地の道で、かなり良いではありませんか。

もちろん、商店街や住宅街なので飛ばすわけにはいきませんが、鈍速で走るにはちょうど良い道でした。それに467号をGPSで南に見ながら走ればよいので、迷うこともありませんでした。ひょっとしたら、荒川に行く良いルートを発見したのかもしれません。

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江戸川に着いてからは、左岸を北上して住処を目指しました。そうしたら、江戸川の堤防が工事中でした。葛飾橋から北上するのは久しぶりなので、大工事が進行中だとは知りませんでした。

河川敷に誘導されて、工事中の堤防を見上げたら空が美しい。工事区間が終わって堤防に上がったら、CRの一部が思いっきり広くなっているのですね。これも知らなかったです。

快適に走りましたが、江戸川の堤防の大改修は、すべての区間が対象でしょうか。そうすると、江戸川の菜の花は全て消滅ですね。私の住処は低地なので、江戸川の堤防の強化はありがたいことですが、これはちょっと複雑な気持ちです。

さて住処に戻ってから、体調は思いっきり下り坂。熱を測ったところ37度台の微熱でしたが、ガクガク震えがくる悪寒がしてきました。調子に乗って走り続けなくて良かったです。爆睡して目覚めた今日も一日中、本調子ではなかったです。

2010年04月24日

文化財マップを持って野馬土手探し、いろんな発見がありました

恒例の遅アップですが、この前の日曜日は、土曜日に引き続き柏市文化財マップを持って、まだ見ぬ野馬土手を探しに行きました。土曜日は一つも発見できなかったので、今回は気合いを入れて・・・野馬土手ゆかりの神様にお参りしておきました(笑)。使った自転車はMTBのAttitudeVです。

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その神様とは「いわみさま」です。流山・長崎の天形星神社の中に祀られています。実は、この「いわみさま」とは江戸時代の旗本で、岩本石見守という人のことです。寛政の改革の一環として、小金牧などの運営の効率化や野馬の品種改良を推し進めたそうです。

しかも、牧の近くに住む農民に対する視線は暖かく、様々な善政を施しました。その結果、農民に慕われ、遂には神様にまでなってしまいました。実際、この「いわみさま」以外にも、東葛地域には石見守への感謝を表す碑や塔が数多く残っているそうです。ちなみに、「いわみさま」の横に建つ碑(昭和63年建立)には、こんな文字が刻まれていました。

「牧内に野馬入り新田を開拓することは多年の願でした。この願望を認めてくれたのが石見守で寛政六年のことでした。(中略)成果を上げ豊かな村となりました。村民一同、石見守の人徳のお陰と感謝の念を深めました」

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今回は柏の葉公園の周辺にある野馬土手を訪ねました。野馬土手の位置を事前にしっかりと確認。お参りもして(笑)、準備万端で訪れたので、野馬土手を続々と発見できました。それにしても、こんなところに野馬土手があったのか、という驚きの連続でした。

まず最初は、流山市の八木郵便局の前にある野馬土手です。柏市文化財マップに載っている野馬土手は当然、柏市に存在する土手が基本ですが、一部他市にある土手も記載しています。この野馬土手もその一つです。

それにしても驚きました。手賀沼から利根運河へ抜ける、私がいつも使っているルートのすぐそばではありませんか。いやぁ、灯台下暗しですね(苦笑)

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次は、柏市西原と流山市駒木台の境に現存する野馬土手です。高さのある立派な土手で、この辺りが市街地化したにもかかわらず、よく残ったものだと感心しました。実は、この辺りもよく走るのですが、この道は走ったことがなかったので気づきませんでした。

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さて、続いて訪れたのが、柏市正連寺の野馬土手です。ここは何度も走っているのですが、これが野馬土手だとは思わなかったです。なんせ高さがない。農家の花壇か何かと思っていましたが、柏市文化財マップによると正真正銘の野馬土手のようです。

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次に探したのが、柏市十余二の野馬土手。今回見つけた野馬土手の中では、これが一番発見することが難しかったです。自転車でウロウロと走って、ようやく見つけることができました。

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でも、この野馬土手はもうダメかもしれませんね。というのも、十余二は今、大開発の最中で、この野馬土手も間もなく崩されてしまうかもしれないのです。

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同じ十余二の野馬土手でも、この土手は当分存続できそうです。南北に続く土手で、東西に分断する道路と交差する形で残っていました。ちなみに左の写真がここ、右の写真がここです。

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今回、一番最後に訪れたのも、十余二の野馬土手です。県道47号の北側の青空駐車場の北側に現存しています。ただ、あまりに普通に佇んでいるので、予備知識が無ければ、誰も野馬土手とは気づかないでしょう。

ところで、これ以外にも柏市文化財マップに載っている柏の葉公園の近く野馬土手を探してみましたが、発見することができませんでした。おそらく開発の波間に消えたのでしょう。

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最後に訪れた十余二の野馬土手のすぐそばに小さな厳島神社があります。そこに昭和29年に建立された「高田原開拓碑」が建っていました。小金牧の一つ、高田牧を開墾して十余二をつくった人々の苦闘を記したもので、激烈な文面が刻まれていました。

「當地は元小金ヶ原高田台牧也 明治二年より入植開拓せり 初期入植者は自作農たるべき筈の処 大隈及鍋島等の所有となりて八十余年 昭和廿二年来の農地改革により初志貫徹 すべての入植者の有に帰す」

この碑文の「大隈」とは大隈重信のことです。以前、柏市沼南庁舎にある柏市郷土資料展示室で開催された企画展「小金牧開墾物語」に行ったことがあります。このとき初めて、小金牧開墾の苦難の歴史を知りました。十余二の開墾地が大隈重信の私有地になった経緯は、その時のエントリーに書きましたので、ご参照下さい。

「いわみさま」こと岩本石見守と明治維新の元勲の一人である大隈重信では、もちろん大隈重信の方が圧倒的にメジャーです。でも、二つの碑文を対比すれば、うーん、私は石見守に一票です。

まあ、そんなこんなで、なかなか充実したポタになりました。ちょっとした宝探しの気分でした。柏市文化財マップは本当に素晴らしいです。ただし、野馬土手マニア限定でしょうか(爆)

2010年04月17日

朝は4月の雪、午後に「渡良瀬」でもらった地図を頼りに訪ねたのですが・・・

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桜の花を愛でた1週間後に、雪を見ることになるとは思いも寄りませんでした。今日、土曜日の朝、目を覚まして外を見ると、まさかの雪です。一瞬何が起こっているのか理解できず、呆然としてしまいました(苦笑)。ということで、再び爆睡です(爆)

その後、再び目を覚ました時には、すっかり晴れており、ちょこっと外へ出掛けました。まあ、その話を後回しにして、先週の日曜日の渡良瀬ミーティングの話を強引に書いてしまいます。といっても、多くの皆さんがアップした後ですので、かなり旬を過ぎています(苦笑)。ということで、かなりのダイジェスト版にしました。

【ここから渡良瀬ミーティングの話です】
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渡良瀬ミーティングの詳細は、他の皆さんのブログを読んでいただくとして(なんちゅう手抜き、苦笑)、このエントリーではエピソードの簡単なまとめとしたいと思います。

このイベントで、チーム東葛のジャージに初めて袖を通しました。ゼッケンでデザインの多くが隠れて残念でしたが、皆さんと揃いのジャージでテンション上がりまくりでした(笑)。

イベント自体は、キャン爺さんをはじめ千葉サイクリング協会、それに他県のサイクリング協会の皆さんのご尽力で素晴らしいものとなりました。渡良瀬遊水地では、久しぶりにド派手のmomoさんご夫妻にもお会いできました。

しかも、くじ引きも当選しました(喜)。当たりくじは83本あり、そのうちなんと83番目。賞品は期待空しく、マックの無料ドリンク券5枚でした(笑)。復路では、たすけさんがリカンベントでお迎えに来てくれましたが、やはりリカは目立ちますね。

こんなそんなで楽しかったのですが、一つ残念なことが。実は、渡良瀬遊水地では目がかゆくて仕方が無かったのです。今はヒノキ花粉の季節です。そうなんです。これって、花粉症。

花粉症は随分軽くなったのですが、どうやらそれはスギ花粉に対してだけだったようです。渡良瀬遊水地の辺りはヒノキが多いのでしょう。うーん、ちょっと残念です。でも、東葛地域はヒノキが少ないようで、戻って来ると症状はすっかり治まってしまいました(苦笑)
【渡良瀬ミーティング・ネタはここまで】

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で、今日の土曜日の話に戻ります。午後は朝と打って変わって、穏やかな晴天に。外出しないつもりでしたが、気持ちの良い天候に誘われて、ママチャリで少し走ってみました。

今日のプチポタのお題は「まだ見ぬ野馬土手を訪ねて」です。実は、渡良瀬ミーティングの際に、ご参加されたまつさんから柏市教育委員会発行の「柏市文化財マップ」を頂いたのです。それを見ると、なんと柏市に現存する(はずの)野馬土手が地図に書き込まれているではありませんか! しかも、知らないの野馬土手が多数あります(喜)

私の住処の近くにも、知らない野馬土手が描かれているので、こりゃ見に行かなきゃです・・・でも、甘かったです。地図に載る未知の野馬土手を4〜5箇所訪ねてみましたが、一つも発見できませんでした。

要は、たどり着けなかったのです。ひょっとしたら、もう消滅してしまった野馬土手もあるかもしれません。ただ、野馬土手があるはずの場所が深い森だったりした処もあります。例えば、右の写真、この辺りです。

私がいつも走っている道のすぐ脇ですが、ここに野馬土手があるとは思いも寄りませんでした。でも、この辺りは、おそらく私有地の森。本当に野馬土手があるかどうか確かめることはできませんでした。見れるとしたら、この森の木が切られた時。ですから、永遠に見れなくてもよいのかもしれません。

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それにしても、何かを探して走ると、今まで走ったことのない道に出会います。この辺りも走ったことがなかったのですが、こんな美しい桜がまさ咲き誇っていました。

でも、これはソメイヨシノではないですね。よく分かりませんが、ヤマザクラのようです。妙なことに木の下に行くと、「ブーン」という音が木の上から聞こえてきます。よく見ると、花に多数のハチが飛び回っていました。そのハチたちの羽音が合わさって聞こえてきていたのです。

これには驚きました。それでハチたちカメラを向けましたが、驚きすぎたのか、残念ながら写真はどれも失敗(苦笑)。足元のタンポポの蜜を求めるハチの写真だけがうまく撮れましたので、代わりにこの写真をアップしておきました。


2010年04月14日

土曜日は吉高の大桜へ、もうヤバイくらいの・・・

この土日は久しぶりに思い切り走りました。土曜日は、吉高の大桜を見に行って100km、そして日曜日は渡良瀬ミーティングで130km、合計230kmです。土日とも帰宅したら爆睡。というわけで、いつものことながらの遅アップです。まずは土曜日編から。日曜日編はいつアップできることやら(苦笑)

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吉高の大桜には昨年、第6回東葛ポタで訪ねました。今年も東葛ポタで行こうと思っていたのですが、準備不足で断念。少人数のポタとして訪ねることにしました。ご一緒いただいたのは、Gibsonさんまっちさんroadrunnerさんです。それに当日、よどさんに飛び入りで参加していただきました。

たすけさんxiaoxiongさん江戸桜さんが見送りに来てくださいました。たすけさん、例のブツ、ありがとうございます(笑)。手賀沼サイクリングロードではさふらんさんと遭遇。そして、今回のポタの最後に今井の桜を見に行きましたが、そこでkashiwanさんご夫妻とIKAWAさんにもバッタリ。少人数のポタでしたが、思いのほか賑やかなイベントになりました。



今回のルートです。実は、第6回東葛ポタなどで走ったり、教えてもらったり、新た発見があったりしたルートの合成なのですが、最近ご無沙汰だったので、迷わず走れるか少々不安でした。でも、なんとか迷わずに走れ、幹事としての面目を保てました(笑)。

それにしても、このルートは変化に富み、手賀沼と印旛沼との間を往復するルートとしては最高だと思います。皆さんも、機会があればお試し下さい。

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さて、吉高の大桜ですが、6分から7分咲きといったところ。昨年の東葛ポタの際は少し遅く葉っぱが出ていましたが、今回は早すぎたみたいです。

でも、この山桜はソメイヨシノに比べ、花の時期が短いようです。大桜の保存会の方の話によると、この日の夕方に満開になるとのこと。つまり、次の日の日曜日が吉高の桜の最高の見ごろだったようです。ちょっと残念。満開の大桜を見るのは、なかなか難しいです。

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昼食はこの店、鰻料理の岩本余白亭です。諸事情で今回参加を断念されたまつさんから推薦を受けたお店です。実は私も二度、三度、この店の脇を走ったことがあり、以前から気になっていました。でも、いかにも敷居が高そうなお店で、これまでは入るのを躊躇しておりました。

でも、一度は行ってみたいお店です。吉高の大桜のすぐ近くなので、大桜を見る前にとりあえず行ってみて、その時の気分で入るかどうか決めようということにしました(苦笑)。

そして余白亭には11時前に到着。まだ準備中でしたが、店の中から掃除機をかける音が聞こえてきます。おそらく女将さんが掃除をしているのでしょう。開店時間や値段を聞いてみようと思って、店の玄関から「すみません」と声をかけると・・・。

店の奥から出て来たのは、掃除機を持ったご主人。まるで仙人のような風貌で、いかにも頑固そうです。

もう気合い負けしちゃって(苦笑)、恐る恐る開店時間や値段を聞くと、「11時半からだけど、うちは2700円か3000円だよ」とのこと。「うーん、高い」。ですが、店やご主人の雰囲気から料理は期待できそうです。皆さんとも相談して、吉高の大桜に見た後に訪れることにしました。

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で、この岩本余白亭の鰻ですが、もう最高でした。2700円のコースを注文しましたが、鰻重の鰻のしっかりした食感とあっさりめのタレが抜群でした。そして、何よりも鰻の肝煮の凄さと言ったら・・・

実は、鰻重の他にも、鰻の骨の煮付(下の左の写真)、兜煮、カマボコ、肝煮といった鰻料理が出ます。かに味噌豆腐、シジミの味噌汁、お新香も付き、なかなかのボリュームでした。

みんな美味しくいただきましたが、中でも肝煮は素晴らしい味でした。肝の苦味とコクが生きていて、食べた瞬間、「これ、ヤバイ」との言葉が自然に出てくるのほどの美味さでした。

いやぁ、最初は高いと思いましたが、2700円の価値は十分にありました。それに、頑固オヤジと思っていたご主人は、実に話好きの面白い人でした。女将さんも陽気な人だし、料理のこと、自転車のこと、いろんなことを話し楽しい時を過ごさせてもらいました。

この余白亭では、冬場には鴨鍋もやっているとのこと。合鴨ではなく、地元で採った宮内庁御用達の野鴨の料理だそうです。これは是非食べてみなきゃです。12月ごろに野鴨ポタを企画することにしましょう(笑)。

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食事の後は帰路へ。途中、印旛沼の脇の水飲み場を皆さんにご紹介。これは印旛の達人の愚兵衛に教えていただきました。自動販売機の少ない印旛沼周辺では貴重な水分補給ポイントですね。

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今回のポタの最後、今井の桜を訪ねました。その前の週末は六分咲きでしたので、もう花が散っているだろうと思っていたのですが、来てみてビックリです。見事な満開です。しかも完璧なことに、花が散り始めて、水面に浮かぶ花びらが見事。これも「ヤバイ」くらいの美しさでした。

しかも冒頭に書いた通り、kashiwanさんご夫妻とIKAWAさんにバッタリお会いし、皆さんで楽しい雑談モードとなりました。この日のポタは思いのほか充実したものとなりました。で、走行距離は約100kmでした。

2010年04月05日

土日は桜三昧、圧倒的に美しい東葛の桜です

この土日は桜三昧でした。土曜日には遠出をしようかと思ったのですが、私のお気に入りの桜の名所を訪ねないわけにはいきません。

それにカメラバッグを買って、多くの交換レンズを持ち出せるようになったのですから、桜を撮りに行かないと大バカ野郎になってしまいます(笑)。と言うことで、土曜日はMTB、日曜日はロードレーサーで桜巡りでした。

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まずは土曜日、私の地元、流山市名都借の清龍院の枝垂桜です。樹齢は200年から400年。切手にもなった名木です。

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この枝垂桜は存在感が素晴らしい。この日はまだ六分咲き程度でしたが、圧倒的なインパクトがありました。

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その枝垂桜の隣に佇む"普通の桜"も本当に美しいです。こちらは八分咲きでしたが、寺院の背景がこの桜とベストマッチでした。

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このエントリーでは桜しか載せないつもりでしたが、今上落のここの景観は今の季節、あまりに美しすぎます。と言うことで、桜に混じってアップすることにしました。

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江戸川サイクリングロード沿いの新川耕地の桜です。私はこの桜が大好きです。今上落に沿って5本の桜が佇んでいますが、開花が遅れているようです。まだ三分咲きといったところでしょうか。そんなわけで、前景の菜の花を主役にしてみました。

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におどり公園の桜です。ここの桜の多くはまだまだ若くて線が細いのですが、華やかな明るさがあって、私は結構好きです。

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続いて、東武野田線運河駅付近の桜です。もう満開でした。ここの桜は、あの桜吹雪を見てくれた桜です。いつか是非もう一度見てみたいものです。

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左の写真は第2回東葛ポタで昼食をとった、運河駅近く「割烹 新川」。その脇の道に咲く桜です。そして右の写真は対岸から撮った運河駅の桜。そう言えば、このロシア人の方々(たぶん)がお花見をしていました。バラライカ(たぶん)の生演奏で謡うロシアの歌(たぶん)がとても哀愁でした。

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理窓会記念林自然公園の桜を利根運河のサイクリングロードから撮りました。それにしても、ここの桜の花は白く清楚ですね。

土曜日はこの後、チーム東葛の皆さんと新年"度"会。毎度のことながら、大変なことになりましたが(笑)、私はウコンの力のお陰で(たぶん)、二日酔いを免れました。

で、日曜日です。

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当然、今井の桜です。いつもながら、なんと清楚な美しさなのでしょう。

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まだ六分咲き程度でしたが、この素晴らしさです。まだ六分咲き程度でしたが、この素晴らしさです。今井の桜は、花そのものよりも今井落に映った姿が本当に美しいですね。多くの人が訪ねてきていましたが、ここは花見の喧騒の無い別天地です。鮒か鯉が跳ねる音しか聞こえてきませんでした。

この咲き具合なら、次の週末が桜吹雪でしょう。吉高の大桜を見に行った帰りにでも、立ち寄ってみたいです。

2010年04月03日

流山富士見橋から船橋日大前まで、谷津をつなぐ"田舎ルート"発見

今回のエントリーも東葛・印旛の谷津シリーズです(笑)。と言っても、相変わらずの遅アップ。この前の日曜日の話です(苦笑)。

この日は船橋市の東葉高速線船橋日大前駅までロードレーサーで走りました。この駅の周辺には、南限の野馬土手や文化財として保存されている茅葺の旧家を見るために、何度か訪れたことがあります。

でも、これまでは鎌ケ谷市や船橋市の市街地の道路という、東葛人的には走りたくないルートを使っていました。最近、二重川など神崎川の支流が流れる谷津を訪れるようになって、「うまく谷津を使えば、市街地を通らずに済むかも」と思い、探してみるとやはりありました。

というわけで、この日はそのルートです。



今回のルート地図の起点は、流山市にある運転免許センターそばの富士見橋から。ここから私が「富士川ルート」と呼んでいる富士川流域の道を使って南下します。実は、ここも谷津の道です。開発が進み斜面林こそほとんどなくなりましたが、デーダラボッチ伝説の池などがあり、気持ちよく走れます。

で、松戸市の金ヶ作あたりから、ひたすら道なりに東へ走り大津川を目指します。金ヶ作から大津川へは、私が「千駄堀ルート」と呼ぶマニアックな走り方がありますが(笑)、普通に道なりに住宅街を抜けても大津川に出れます。

というか、この道も大津川支流が流れる谷津の道です。ただ、今では住宅が建ち並んでいるため、何の趣もありません。それでも走りやすい道です。

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この日は途中、久しぶりに「東京らぁめん ちよだ」に立ち寄りました。ここは煮干系のダシのラーメンを食べさせる店です。私は味玉付きの中華そばをチョイス。実は、煮干系のラーメンはあまり好きではないのですが、ここのラーメンはなぜかクセになるので不思議です。

で、腹ごしらえを済ませて、大津川の本流が流れる大津川ルートでさらに南下。当然、この大津川沿いも巨大な谷津ですね。東葛地域や印旛地域は谷津をうまくつなげば、本当にどこへでも行ける感じです。

ということで、大津川源流近くの海上自衛隊下総基地の南端付近で、国道464号に乗り、北総線西白井駅付近の市街地へ向かいました。そうしたら、日ごろの暴飲で弱っていた胃にラーメンを流し込んだのが効いたのか、おなかが非常事態宣言(苦笑)。もう真っ青でしたが、近くのスーパーに駆け込み事無きを得ました。非常事態が市街地を走っている時でよかったです(ホッ)

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西白井からは競馬学校の西側を回りこみ、その前の週に走った二重川流域に向かいました。前回は競馬学校脇の未舗装道を走りましたが、今回はごく普通の道を使いました。

二重川に出た後は、あの千葉県有数の心霊スポット(笑)だという船橋県民の森の西側、池のある西福寺のところから下総台地越えの道を選び南下しました。

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その後、アンデルセン公園の西側の道を通過。実は私、このアンデルセン公園なるものを今まで知りませんでした。有料の公園のようですが、なかなか良さげですね。風車も、風がなくても回るあけぼの山公園の風車と違い、本物ぽいですし(笑)。それはともかく、この公園脇の道もなかなか気持ちが良かったです。

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そうして竹林の気持ちのよい斜面を下ると、1月に走った木戸川-桑納川が流れる谷津の道に出ました。この前も感動しましたが、この谷津も美しいですね。田植えの季節は素晴らしいだろうなと思います。で、木戸川-桑納川の支流の坪井川沿いの道を目指しました

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この坪井川沿いの道も本当に素晴らしい。私好みの田舎道で、走っているだけでニコニコしてきます(笑)。地図では、この坪井川が流れる谷津がそのまま、東葉高速線の船橋日大前駅付近まで延びています。ですから、この谷津の道を走れば、無事到着となるはずです・・・

だけど残念、ラブホテル脇を抜けたところで、谷津の道は未舗装道に。単なる土の道ならロードレーサーでも走れますが、この未舗装道は石が敷き詰められてあり、とても走れません。

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仕方がないので、北側の丘の道を走りました。左の写真のように、ここもなかなか良い感じの道です。ただ、すぐに住宅街になり、それこそあっと言う間に船橋日大前駅のロータリーにたどり着きました。

ここから陸上自衛隊の習志野演習場まで、すぐ近くです。その南には小金牧の南限の野馬土手や文化財の茅葺の旧家などがあります。さらに、その南はもう稲毛海岸や海浜幕張ではないですか! こりゃ、行動範囲が広がりそうです。

それにしても、船橋は都会あるいは雑踏のイメージが強かったのですが、東部は本当に田舎ですね。まだまだ走ると楽しいルートがありそうで、当分楽しめそうです(喜)


【PS】1週間後の10日(土)に吉高の大桜を見に行こうと思っています。当初、東葛ポタとしてやろうと考えていたのですが、準備ができそうもないので少人数で訪ねるつもりです。

BBSにはアップしてありますが、そちらをご覧になっていない方で、もし吉高の大桜を見に行かれるなら、ご一緒しませんか。集合時間と場所は、9時30分に手賀沼の道の駅(入り口のところ)です。

BBSのURLはこちらです。「それじゃ一緒に行ってやらぁ」という方は、このエントリーかBBSにコメントをお願いします。

2010年04月02日

最近はまっている谷津探訪、再び二重川へ、えっ心霊スポットですか

何回か書いていますが、最近、東葛地域や印旛地域の谷津のルート開拓にはまっています。下総台地に切れ込む谷津は、水田と斜面林が織り成す景観がとても素晴らしい。斜面林に沿って走ればアップダウンも少なく、道に迷うこともありません。通る自動車もわずかで、冬は風除け、夏は日除けとしてもバッチリです。

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振り返ってみると、私が好きなルートの多くが谷津の道でした。「そうか」と思って地図を改めて眺めてみると、走ったことのない谷津の道が結構あるではありませんか。

ほとんどの谷津には川が流れています。その川の両サイドを調べてみると、楽しげなルートが見えてきます。特に印旛地域の神崎川や新川の支流が流れる谷津はあまり走っていなかったので面白そう。というわけで、最近はその辺りを走り回っているわけです。

さて、これはちょっと古い話です。先々週の日曜日、3月21日に、以前走った神崎川支流の二重川流域を再び走ってきました。実は、いくさんからのコメントで「(二重川の右岸、船橋市側に)林の中を行く走りやすい道があります」との情報を頂きました。

なるほど、二重川右岸には船橋県民の森などがあり、これは確かに良さげです。それに以前、そばを走ったのに立ち寄らなかった二つの鳥見神社も訪ねてみたいので、また走りに行きました。



ルートはこんな感じです。今回の起点はJR常磐線の南柏駅です。まずは南柏から大津川を目指し、大津川ルートの途中から最近マイブームの抜け道を通って国道16号へ。さらにそこから二重川と神崎川の合流点に向かいます。

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そして最初の目的地、白井市白井の鳥見神社です。前回二重川を訪れた時にそばを通過しましたが、全く気が付きませんでした。鳥見神社フリークとしてはマヌケな話です(苦笑)

まあ、ごく普通の神社ですが、この石造鳥居は白井市の指定文化財。なんでも1713年(正徳3年)に建てられたそうで、市内で最も古い鳥居だそうです。境内には富士塚がありました。やはり富士信仰の痕跡は至る所にありますね。それにしても、暗い境内で笑みを浮かべる七福神はかなりシュールでした(笑)

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そして前回と同じルートで二重川が流れる谷津の道を走って、北総線白井駅の南の市街地へ向かいました。ここから前回のルートから離れて、二重川の右岸、船橋市側の道を走りました。途中、もう一つの鳥見神社も訪ねました。こじんまりした神社で、わずか9戸の氏子さんで維持されているそうです。

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この船橋県民の森を抜ける道は、なかなか素晴らしいです。県民の森を抜けても、しばらくは木立に覆われた気持ちの良い道が続きます。多少わかりにくい箇所がありますが、ほぼ道なりに走ると、前回走った道にそのまま接続することができました。

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途中、県民の森の中に、こんな雰囲気のある神社が。どうも私は神社好きです(笑)。こりゃ面白そうだと境内へ。参道は雰囲気があると言うよりも、凄みがあるという感じです。後で調べたら、Wikipediaに心霊スポットと書かれていました(おっ、怖)。

面白くなって調べてみると、オカルトネタが出るわ、出るわ、です(笑)。この白幡神社はダルマ神社と呼ばれ、有名な心霊スポットのこと。というか、船橋県民の森全体が千葉県有数の心霊スポットだそうです(驚)。まあ、これだけ鬱蒼とした森に囲まれていると、確かに肝試しには最適でしょうね。

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参道の途中で、立派な木が根元から折れて倒れていました。夜半に吹き荒れた春の嵐で叩き折られてしまったようです。本当に凄まじい風だったのですね。

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今回、単純に二重川の上流(鎌ケ谷大仏方面)に向かうのはつまらないので、これもいくさんに教えていただいた、二重川の北側にある競馬学校の脇の道を走ってみました。そうしたら見事な砂利道。ロードレーサーを使っていたので結構厳しかったですが、なかなか風光明媚で楽しかったです。

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さらにそのまま神崎川の源流付近の谷津の道を北上しました。この辺りの道もなかなかです。左の写真のようなゴージャスな狛犬のある大日神社の脇を通り(笑)、以前訪ねた鷲神社(白井市で2番目に古い石造鳥居がある神社です)を通過して、国道16号へ。そこから手賀沼に向かいました。

手賀沼では猛烈な向かい風。大堀川経由で帰ろうと思ったのですが、心が折れてしまって途中から市街地に入り、南柏駅方面へと帰還しました。 実は、この一連のルートは普段私が使っている抜け道もふんだんに盛り込みました。下の写真のような隠し道もあります。超ローカルですが、よろしければお試しください。

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