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2013年06月

2013年06月23日

あじさい通りへ、ヒバリのトビモノが良く撮れました

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昨日の土曜日、7時ごろから久しぶりにデジBORGで野鳥撮影。それほど野鳥に巡り会わなかったですが、このヒバリのトビモノはよく撮れました。マニュアルフォーカスでここまでピントが合うと嬉しくなります。上の写真には、眼にキャッチライトもしっかり入っているし(喜)

場所は、私の住処の近くの富士川。土手の遊歩道のすぐ近くに、ヒバリが巣を作っているようです。そろそろ子ヒバリたちの巣立ちの時期のはずですが、まだエサを与えているのでしょう。口には捕らえた虫をくわえていました。

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こちらのヒバリも虫をくわえていますが、トビモノのヒバリとは別の個体です。こちらは明らかにオスなので、この二羽はつがいなのかもしれません。

撮影に使ったデジボーグの対物レンズは60EDです。私が持っているのは、このほか45ED、50FL、71FLですが、手持ちで撮るには60EDが一番よいです。良い写真が撮れる確率も高いような気がします。

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この日は、あじさい通りにも立ち寄ってみました。まだ少し早い感じですが、それなりに見事。この様子なら来週末が見ごろでしょうか。

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この日は、ヒバリ以外は大した写真が撮れませんでした。本当は野鳥がたくさんいたはずです。そうでなくても野鳥の発見力のない私ですから、きっと生い茂る木の葉で見落としまくっていたのでしょう(苦笑)

それでも何とか発見したのが、コチドリたちです。かなり遠くにいたので、トリミングはこれが限界です。なぜかコチドリは良い写真が撮れません。いずれジャストピンのトビモノを撮ってみたいものです。

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そう言えば、どこにもいるツバメですが、私にとって最も写真を撮るのが難しい鳥です。トビモノはもちろん、止まっている写真ですら黒っぽい生気の無い写真しか撮れませんでした。

どうしてだろうと思っていたのですが、今回この写真を撮ってみてよく分かりました。太陽の光がポイントですね。ツバメだけでなく全ての野鳥に当てはまることでしょうけど、よく晴れた日の早朝、横からの光を受けたツバメはそれなりに撮れます。なるほどです。

toukatsujin at 10:37|PermalinkComments(8)TrackBack(0)│ [フレーム]

2013年06月21日

最近訪れた「ペルシャ馬」と「ふくろう」の話です

実は東葛ポタ復刻版をはさんだ、この1カ月弱は、もうビックリ仰天するくらいの忙しさでした。ここ数年このブログで「忙しい」「忙しい」と連呼していましたが、この1カ月に比べれば昼寝をしているようなものでした・・・何が言いたいかというと、単にブログをサボっていたことの言い訳です(苦笑)

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ですから、ろくなネタは無いのですが、最近久しぶりに訪れた「オランダ観音」の話は書いておきます。実は、東葛ポタ復刻版でご案内しようと思ったのですが、このオランダ観音は住宅街の中にあり、自転車に乗った40人もの集団が訪れるのは住民に方々に迷惑なので断念しました。

それにしても、オランダ観音はシュールです。"観音"なのに鳥居があります(笑)。しかも、鳥居の"神額"に堂々と「馬頭観音」と書かれています。まさに神仏習合のなせるわざですね。で、なぜ"オランダ観音"なのか。そこには、哀しい一頭の馬のエピソードがありました。

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この話、ずっと前にも書いたことがあるのですが、祀られているのはペルシャ馬。なんでオランダ観音かというと、オランダ船に乗せられて連れてこられたからです。

江戸時代、東葛地域一帯には「小金牧」という幕府直轄の大きな牧場がありました。軍馬生産の拠点で、その遺構があちらこちらに残る野馬土手です。その小金牧と野馬土手の話は、私の「野馬土手〜小金牧の残光」に書いておりますので、興味がある方は読んでみてください。

さて、オランダ観音になったペルシャ馬ですが、軍馬の品種改良のため輸入され、日本の馬360頭分の価値のあるとされた"将軍様の御馬"だそうです。この馬の悲話を東葛人的妄想を加えて語ると、こんな話です。

この馬はおそらく死の前年に日本に連れてこられました。ところが、気性が激しく他の馬と馴染めませんでした。きっとペルシャ馬の中でも、とりわけ立派な誇り高い馬だったのでしょう。そんな馬が日本のホンワカした馬たちに仲良くなれるはずもありません。

深い孤独の中、病を得て苦しみ、近づく人間をも襲うほどに暴れ狂います。やがて、二度と帰れない遠い故郷に想いながら死んでいった。延宝4年、1676年のことです。のちに、哀れに思った心優しい村人たちが、祠を建てオランダ観音と呼んでおまつりしました・・・。

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実は、この馬の死について二つの伝承があります。病死と射殺です。射殺の伝承は、「人に危害を加えるようになり、ついに射殺されてしまった」というものです。人に危害を加えるからと言って、将軍様の御馬を射殺することは考えられませんので、病死だろうというのが現代の定説です。

ただ、そのあり得ない伝承が残っているということは、やはり射殺された可能性があります。破傷風、あるいは狂犬病に侵されたかもしれません。もはや助けようがなく、人にも危険な存在となった御馬。仕方なく、幕府の役人が正式な手続きの後、鉄砲を使った。そう考えると自然な気がします。まあ、これも東葛人的妄想ではありますが(笑)

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さて、オランダ観音のすぐ近くに里山庭園「ふくろうの森」があります。以前からある施設で、「スポーツ施設・様々な散策エリアや飲食エリアより構成された、自然をテーマにした楽しいアミューズメントパーク」だそうです。

ただ現在は、つくばエクスプレスの流山おおたかの森駅周辺の大開発に伴い、休園中とのこと。それでも園内で一つだけお店が営業中でした。「ふくろう焼」を売る「ふくろうや」というお店です。本来、土日は休業とのことですが、訪れた日は臨時営業していて、そのふくろう焼にありつけました。

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ふくろう焼って、言うなればたい焼のふくろう版ですね。ふくろう焼には「オス」と「メス」と「白焼き」があり、これはメスです。お店の人に「お薦めはどれですか」と聞いたら、「じゃあ、メスを試してみてください」と言うので買ってみました。

オスと白焼きはつぶあんなのですが、メスはつぶあんプラス白玉入りです。で、食べてみると白玉入りって、あんにコクが増して美味いですね。あまりにいじきたなく食べたので、白玉入りのつぶあんの写真を撮るのをすっかり忘れていましたが(苦笑)、これはそれくら美味しかったです。

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それにしても、このふくろうの森の周りは、すっかり景色が変わってしまいました。この辺りにあった十太夫の深い森も、小金牧の残光である野馬土手も大開発とともにほとんど消えてしまいました。

ただ、ふくろうの森の方に話を聞くと、ここだけはそのまま残るそうです。今、ふくろうの森の前には新しい道路が造られています。道路が完成すると、ふくろうの森は道路に面した施設になるとのこと。

流山市は「都心から一番近い森のまち」として市をピーアールしていますが、とにかく「森のまちの残光」だけは残りそうです。

toukatsujin at 23:02|PermalinkComments(10)TrackBack(0)│ [フレーム]

2013年06月11日

よく晴れた日曜日、「東葛ポタ復刻版」を行いました!

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この前の日曜日、「東葛ポタ復刻版」を行いました。東葛ポタは「せっかく東葛地域を自転車で走っている者同士ですから、お知り合いになりましょうよ」という趣旨で、私が2007年7月に始めたお気楽ポタリングです。

それを機に、「チーム東葛」という、ゆるく楽しい集りをはじめ、参加した方々同士のいろんな交流が生まれました。2010年までに番外編も入れて9回行いましたが、最近は諸般の事情で企画していませんでした。今回はこの東葛ポタを"復刻"させたわけです。

久しぶりでしたので、何人の方に参加していただけるか見当もつきませんでしたが、なんと参加者は私も含めて40名。梅雨時だったので、当日の天候が不安でしたが、参加者全員の日頃の行いが良いためか、晴天で絶好のポタ日和になりました。

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こういうイベントを行うと、必ず見送りにやって来て、私たちを楽しませてくれるのがmomoさんご夫妻。今回も来てくれました(笑)。しかも、いつにも増して凄い。三輪のリカンベントのリカンベント・トライクを2連結し、「くまもん」が乗るトレーラーを引いているではありませんか。しかも、千葉のゆるキャラ「チーバくん」も乗っているし(笑)。もう笑顔、笑顔。素晴らしい!


今回のルートです。東葛ポタ復刻版ということなので、最初は第1回東葛ポタのルートと同じにしようと考えたのですが、今となっては少し面白味に欠ける感じだったので、大幅にアレンジし直しました。とにかく40名ですから、皆さんをご案内するのが大変です。はんぞうさん、まっちさん、E-ponさんにもお手伝いいいただき、なんとか予定通り走りきることができました。

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で、昼食はここしかあり得ません。第1回東葛ポタでも利用させてもらった不老庵です。常連さんが「楽天荘」と名付けた茅葺の母屋は元禄時代に建てられた古民家ですが、仕切りを取っ払えば100名の収容が可能とのこと。40名も楽々収容です(笑)

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不老庵の名物は、何と言っても野鳥焼きです。今回は半分近くの方が、ランチメニューに加え野鳥焼き一品を注文しました。私は麦とろ定食にプラスして、すずめ焼き(上の写真)をチョイス。

スズメ焼きは野鳥焼きの中では無難なほうですが、醤油の付け焼きで、よく焼いて食べると、なかなかいけます。ただ、私の前に座ったspiritさんは苦悶の表情を浮かべて食べています。一方、まっちさんによると、「すずめって、いろんな味がして美味しい」とのこと。人それぞれですね(笑)

真ん中の写真は、ほかの方が注文したうずら焼き。第1回東葛ポタでは、私も食べましたが、恨めしそうな目がかなり怖かったです(苦笑)。今回、見てみると、そんなに怖くない。「あれ」と思いましたが、この写真をよく見ると、やはりそれなりに怖いですね。

下野写真は愚兵衛さんが注文した、しぎ焼きです。しぎ焼きと言えば今はナスを焼いたものを指しますが、これは本物の野鳥のしぎです。なかなか通な一品です(笑)。

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さて、不老庵からの帰り道、野馬土手を見たいという方もいらっしゃたので、ルート上にある「大青田の森の二重土手」をご案内しました。そしてプチ解説。皆さんに野馬土手への関心を持っていただき、よかったです。

今回の東葛ポタ復刻版の参加者40名は、これまで東葛ポタの中で最も大人数です。それでも、パンクなどのアクシデントもなく、全員が無事走りきることができました。皆さん、本当に日頃の行いが良いのでしょう(笑)。それに、皆さんに楽しんでいただけたようで何よりです。

参加者は、たすけさんxiaoxiongさん、IWAさん、我孫子のノリビーさん、サンタさん、はんぞうさん、うっちさん、キートンさん、ganaさん、TCR-Nさん、のり@鎌ヶ谷さん、まっちさん103さんE-ponさん、フリーさん、ジャズの紳さん、なべおさん、ワンチャンさんkaccinさんspiritさん、鉄ポタさん、ABianchiさん、愚兵衛さん、いくさん、いちさんご夫妻、imba_potter(odaka)さんBoostさん、tegamakkyさん、packet070さん、haraさん、RANDYさん、エンツォRさん断腸亭さんBさん、ハルさん、NOBさん、グフさん、takezawaさん、そして東葛人でした。

そして、momoさんご夫妻をはじめ、emoさんくにくにさんみっちーさんがお見送りに駆けつけてくれました。ありがとうございました。

ご参加の皆さん、お疲れ様です。本当にありがとうございました。初めてお目にかかった皆さんとも、これを機にポタでご一緒できれば嬉しいです。では、またお会いしましょう!

toukatsujin at 00:29|PermalinkComments(24)TrackBack(0)│ [フレーム]

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