2013年04月
2013年04月28日
旧水戸街道の最後の野馬土手、やはり消えていました
私の知らぬ間に、また一つ野馬土手が消えていました。消えた野馬土手は、JR常磐線南柏駅の東口方面(実際にはJRの南側です)に奇跡のように残った土手ですが、この前に訪ねてみると跡形もありませんでした。
DSC04054-3
P4140046
この野馬土手が崩された情報は、メタ男さんや鉄ポタさんに教えてもらいました。旧水戸街道沿いの野馬土手としては、最後の生き残りだったのですが、今では小さな公園に変わっていました。この土手は生き残ると思っていたのですが・・・うーん、残念です。
江戸時代、水戸街道が通る東葛地域を中心に徳川幕府直轄の広大な牧場がありました。その牧場は、小金牧と言います。江戸時代、多くの村々がこの小金牧に隣接していました。まだ人に慣れない馬が田畑を荒らすと大変なので、村人が牧と村を分ける土手を築きました。それが野馬土手です。
今回消えてしまった野馬土手もその一部です。貴重な土木遺構なのですが、建築物と違って地味な存在なので、わずかに残る土手も次々に壊されています。
野馬土手の詳しい情報は、私がつくった「野馬土手 〜小金牧の残光」のページをご覧ください。多くの人に、野馬土手の存在とその貴重さを知ってもらえれば、と思います。
DSC04054-3
P4140046
この野馬土手が崩された情報は、メタ男さんや鉄ポタさんに教えてもらいました。旧水戸街道沿いの野馬土手としては、最後の生き残りだったのですが、今では小さな公園に変わっていました。この土手は生き残ると思っていたのですが・・・うーん、残念です。
江戸時代、水戸街道が通る東葛地域を中心に徳川幕府直轄の広大な牧場がありました。その牧場は、小金牧と言います。江戸時代、多くの村々がこの小金牧に隣接していました。まだ人に慣れない馬が田畑を荒らすと大変なので、村人が牧と村を分ける土手を築きました。それが野馬土手です。
今回消えてしまった野馬土手もその一部です。貴重な土木遺構なのですが、建築物と違って地味な存在なので、わずかに残る土手も次々に壊されています。
野馬土手の詳しい情報は、私がつくった「野馬土手 〜小金牧の残光」のページをご覧ください。多くの人に、野馬土手の存在とその貴重さを知ってもらえれば、と思います。
2013年04月21日
あのレンズの試し撮り、キジはドスが利いていますね(笑)
P4210164[1]
P4210173[1]
なかなか大物感の漂うキジです。私の住処のすぐ近くを縄張りとするオスのキジは5羽ほどいますが、こいつが一番肝が据わっています。2枚目の写真には、偶然キジバトが背後にやって来たため、キジとキジバトの2ショットとなりました(笑)
P4144443
もちろんデジボーグで撮りましたが、対物レンズは先週末に買った50FLです。この週末は雨模様だったため、50FLを試す機会がないかなと思っていたのですが、今日の午後は雨も上がったので、その実力を試してみることにしたわけです。
P4210172[1]
P4210172-1[1]
50FLはF8という暗いレンズですので、曇り空で光量不足が気になったのですが、それなりの解像度がでました。このレンズ、想像以上に良いレンズです。被写界深度も比較的ありますので、ピントを出すが楽でした。これは使えますねぇ(喜)
P4210106[1]
P4210116[1]
調子に乗って、ツバメのトビモノもパチリ。ツバメのトビモノは、以前からチャレンジしたと思っていましたが、なんせ高速で切り替えしを入れながら飛ぶ鳥ですから、かなり難しい。それなりには撮れましたが、まだまだですねぇ(苦笑)。
P4210125-1[1]
こんな写真も撮れました。手前のくたびれたスズメに、「頑張れ!」「ファイト!」と応援するトビモノのスズメです(笑)
P4210137[1]
P4210139[1]
最後はイソシギです。イソシギを撮ったのは初めてですので、いやぁ、かなり嬉しい。流山運転免許センターの辺りにイソシギがいることは、以前聞いて知っていたのですが、なかなか出会えませんでした。
初のご対面でしたので、結構焦ってしまってピントを追い込めきれてはいません。まあ、それはご愛嬌ということで(笑)
P4210173[1]
なかなか大物感の漂うキジです。私の住処のすぐ近くを縄張りとするオスのキジは5羽ほどいますが、こいつが一番肝が据わっています。2枚目の写真には、偶然キジバトが背後にやって来たため、キジとキジバトの2ショットとなりました(笑)
P4144443
もちろんデジボーグで撮りましたが、対物レンズは先週末に買った50FLです。この週末は雨模様だったため、50FLを試す機会がないかなと思っていたのですが、今日の午後は雨も上がったので、その実力を試してみることにしたわけです。
P4210172[1]
P4210172-1[1]
50FLはF8という暗いレンズですので、曇り空で光量不足が気になったのですが、それなりの解像度がでました。このレンズ、想像以上に良いレンズです。被写界深度も比較的ありますので、ピントを出すが楽でした。これは使えますねぇ(喜)
P4210106[1]
P4210116[1]
調子に乗って、ツバメのトビモノもパチリ。ツバメのトビモノは、以前からチャレンジしたと思っていましたが、なんせ高速で切り替えしを入れながら飛ぶ鳥ですから、かなり難しい。それなりには撮れましたが、まだまだですねぇ(苦笑)。
P4210125-1[1]
こんな写真も撮れました。手前のくたびれたスズメに、「頑張れ!」「ファイト!」と応援するトビモノのスズメです(笑)
P4210137[1]
P4210139[1]
最後はイソシギです。イソシギを撮ったのは初めてですので、いやぁ、かなり嬉しい。流山運転免許センターの辺りにイソシギがいることは、以前聞いて知っていたのですが、なかなか出会えませんでした。
初のご対面でしたので、結構焦ってしまってピントを追い込めきれてはいません。まあ、それはご愛嬌ということで(笑)
2013年04月14日
関宿&某所へ、脚力とパーツが想定外の事態に(苦笑)
久しぶりに物欲を解放し(笑)、あるブツを予約しました。土曜日はそれを受け取りに行ったのですが、その前に午前中、時間があったのでロードバイクで関宿城に向かい、その足でブツを引き取ってきました。そうしたら想定外のことが二つ・・・(苦笑)
P4134415
ロードバイクには今、こんなものを付けています。「こんなもの」とは言ってはいけないですね。ありがたいお守りです。以前、高尾山に行ったときに求めたもので、自転車交通安全を祈願するものです。
実は厳密には、これはお守りではなく、誓願章だそうです。「高尾山で交通マナーの遵守を誓い、安全円満な自転車社会の一歩をすすめる誓願をたてた証」とのこと。はい、お誓い申し上げます。
それにしても、この誓願章、なかなかカッコイイです。特に中央の梵字がオシャレ。いえ、あの・・・デザインがカッコイイから付けたわけでは決してありません(汗)
P4134401
今回、関宿城まで行くことにしたのは、とにかく走るためです。最近、野鳥撮影や大人の遠足(笑)ばかりで、あんまり自転車で走れていません。
体重もイエローゾーンに入りつつあるので、「こりゃいかん」ということで、ロードバイクで出かけた次第。ですから、今回はひたすら江戸川サイクリングロードを走しりました。こんなに江戸川を走ったのは、随分久しぶりの気がします(苦笑)
P4134402[1]
P4134404[1]
P4134405[1]
ひたすら走ると言っても、腰にはデジボーグが(笑)。で、せっかくなので関宿滑空場で離陸するグライダーをパチリ。なかなか良い感じに撮れました。アングルを工夫すると、かなり面白い写真が撮れそうな気がします。
P4134411
で、関宿城。今回はほとんど休憩無しでリターン。南風なので帰りは向かい風です。懸命にこいでいたら、復路を半分ぐらい走ったところで、脚が売切れてしまいました。
うーん、想定外の脚の劣化。やはり走ってないと、てきめんですね。もうヘロヘロで、時速は20kmちょっと。そうでなくても貧脚なのに、これじゃダメです(苦笑)。なんとか走り続けていましたけど、頭の中は「休みたい、休みたい」が渦巻いていました。そうしたら、ちょうどいいことに・・・。
P4134441[1]
チョウゲンボウがいました。デジボーグを持ってきたのだから撮らないわけにはいかないよね、としばし休息、じゃくなくて撮影タイム。チョウゲンボウ君、ありがとう(笑)
P4134440[1]
P4134438[1]
P4134424[1]
よくみると2羽いました。狩りの最中ですが、今だと狙いはモグラあたりでしょうか。もう少し近距離で撮りたかったのですが、2羽とも近寄ってきてはくれませんでした。ピントも若干甘いので、トリミングはこれが限界です。
十分休息、じゃなくて撮影できましたので、ブツを受け取りに本来の目的地、"三郷の天文台"へ。そうです。お察しの通り、ブツとはデジボーグの新たな対物レンズです(笑)
P4144444
P4144443
買ったのは50FL。色にじみがほとんどないフローライトレンズを使ったBORG(ボーグ)の50mm対物レンズです。
焦点距離は400mmですので、既に持っている71FLと完全に被りますし、F8とかなり暗くなります。ただ、扱いやすいし、暗いぶん被写界深度を稼げますので、晴れた日には使い勝手が良さそうです。私の貴重なレンズコレクション、じゃなくて野鳥撮影の戦力として活躍してくれそうです。
で、住処に戻るまでは、先ほどまでのヘロヘロとはうって変わり、ニコニコ顔。帰宅後とりあえず試し撮り。そうしたら・・・げっ、デジボーグに取り付けられない。なんと、このレンズだけ、鏡筒に取り付けるためのネジが違うのです。
うーん、この日、二つめの想定外です。かなりあせりましたが、対応パーツを別途買えば取り付けられるとのこと。やれやれですが、50FLの使用はしばしお預けです(涙)。しかたがない。しばし眺めて楽しみましょう(笑)
P4134415
ロードバイクには今、こんなものを付けています。「こんなもの」とは言ってはいけないですね。ありがたいお守りです。以前、高尾山に行ったときに求めたもので、自転車交通安全を祈願するものです。
実は厳密には、これはお守りではなく、誓願章だそうです。「高尾山で交通マナーの遵守を誓い、安全円満な自転車社会の一歩をすすめる誓願をたてた証」とのこと。はい、お誓い申し上げます。
それにしても、この誓願章、なかなかカッコイイです。特に中央の梵字がオシャレ。いえ、あの・・・デザインがカッコイイから付けたわけでは決してありません(汗)
P4134401
今回、関宿城まで行くことにしたのは、とにかく走るためです。最近、野鳥撮影や大人の遠足(笑)ばかりで、あんまり自転車で走れていません。
体重もイエローゾーンに入りつつあるので、「こりゃいかん」ということで、ロードバイクで出かけた次第。ですから、今回はひたすら江戸川サイクリングロードを走しりました。こんなに江戸川を走ったのは、随分久しぶりの気がします(苦笑)
P4134402[1]
P4134404[1]
P4134405[1]
ひたすら走ると言っても、腰にはデジボーグが(笑)。で、せっかくなので関宿滑空場で離陸するグライダーをパチリ。なかなか良い感じに撮れました。アングルを工夫すると、かなり面白い写真が撮れそうな気がします。
P4134411
で、関宿城。今回はほとんど休憩無しでリターン。南風なので帰りは向かい風です。懸命にこいでいたら、復路を半分ぐらい走ったところで、脚が売切れてしまいました。
うーん、想定外の脚の劣化。やはり走ってないと、てきめんですね。もうヘロヘロで、時速は20kmちょっと。そうでなくても貧脚なのに、これじゃダメです(苦笑)。なんとか走り続けていましたけど、頭の中は「休みたい、休みたい」が渦巻いていました。そうしたら、ちょうどいいことに・・・。
P4134441[1]
チョウゲンボウがいました。デジボーグを持ってきたのだから撮らないわけにはいかないよね、としばし休息、じゃくなくて撮影タイム。チョウゲンボウ君、ありがとう(笑)
P4134440[1]
P4134438[1]
P4134424[1]
よくみると2羽いました。狩りの最中ですが、今だと狙いはモグラあたりでしょうか。もう少し近距離で撮りたかったのですが、2羽とも近寄ってきてはくれませんでした。ピントも若干甘いので、トリミングはこれが限界です。
十分休息、じゃなくて撮影できましたので、ブツを受け取りに本来の目的地、"三郷の天文台"へ。そうです。お察しの通り、ブツとはデジボーグの新たな対物レンズです(笑)
P4144444
P4144443
買ったのは50FL。色にじみがほとんどないフローライトレンズを使ったBORG(ボーグ)の50mm対物レンズです。
焦点距離は400mmですので、既に持っている71FLと完全に被りますし、F8とかなり暗くなります。ただ、扱いやすいし、暗いぶん被写界深度を稼げますので、晴れた日には使い勝手が良さそうです。私の貴重なレンズコレクション、じゃなくて野鳥撮影の戦力として活躍してくれそうです。
で、住処に戻るまでは、先ほどまでのヘロヘロとはうって変わり、ニコニコ顔。帰宅後とりあえず試し撮り。そうしたら・・・げっ、デジボーグに取り付けられない。なんと、このレンズだけ、鏡筒に取り付けるためのネジが違うのです。
うーん、この日、二つめの想定外です。かなりあせりましたが、対応パーツを別途買えば取り付けられるとのこと。やれやれですが、50FLの使用はしばしお預けです(涙)。しかたがない。しばし眺めて楽しみましょう(笑)
2013年04月09日
土曜日は高浜・石岡へ、大人の遠足を楽しみました(笑)
DSC02392
この前の土曜日、たすけさんご企画の「大人の遠足【高浜〜石岡編】」に参加してきました。本来、輪行して現地を自転車でまわる予定が、あいにく雨の天気予報。ということで、徒歩に切り換えてのイベント。当然、昼間から飲めます(笑)
この日はまず、JR常磐線の高浜駅に集合し、たすけさんの説明を聞いてから散策を開始しました。現在は高浜も石岡市ですが、本来、石岡と高浜は別の土地。石岡・高浜は、古代では「日本」の事実上の北限、旧東海道の終着地だそうです。つまり、ヤマトにとっての辺境の街と港(=現在の霞ヶ浦に面した高浜)というわけです。
DSC02399
DSC02401
DSC02402 DSC02403
最初に訪れたのが、茅葺が渋い高浜神社。昔、常陸国府である石岡に国司が着任した際に、国府の外港である高浜から船に乗り、常陸国一之宮である鹿島神宮に着任の報告に向ったそうです。その際、天候が悪いと行けないので、その代わりとしてこの高浜神社を遥拝したとのこと。
なるほど。だけど、本当かな。天候なんて待てば、そのうち回復しますからね。怠け者の国司が「ここで済ましちゃえ」なんて考えて造ったのかもしれません(笑)。
DSC02409
DSC02414
DSC02418
次は、「爪書き阿弥陀堂」。親鸞伝説が残るお堂で、爪で書いたという嘘くさい、失礼、有りがたい阿弥陀様が祀られているそうです。阿弥陀堂の後ろの高台は眺めが良いのですが、高所恐怖症の私には急な階段がきつかったです(苦笑)
DSC02421
DSC02420
DSC02422
そして、こがね味噌(小倉味噌店)で味噌蔵を見学させていただきました。味噌作りの詳しい話をお聞きできたうえに、試食&お土産付(喜)。ありがとうございます。
ちなみに「味噌汁はダシを使わずに味わってほしい」とのこと。そうすれば、味噌本来の風味が味わえるそうです。ただ、こがね味噌さんの味噌のように丁寧に造られたものに限られそうですが。
DSC02408
DSC02425
DSC02427
DSC02432
DSC02428
高浜の街には味わい深い建物がたくさんありました。
DSC02433
DSC02434
DSC02436
DSC02437
お楽しみの昼食は高浜のいづみ荘。皆さんとは当然ビールで乾杯(笑)。いやぁ、昼間からビールを飲めるのは嬉しいですね。話も弾んだところに、昼食が運ばれてきました。私は「鯉煮膳」を注文しましたが、これ、予想以上に美味かったです。食事の後は、お店に出していただいたマイクロバスで石岡へ。
DSC02439
石岡小学校脇の陣屋門の前で、今回石岡の街を案内していただくRomanさんこと木村さんと矢口さんと合流。ここから先、特にRomanさんからディープな話をお聞きでき、にわか石岡通になってしまいました(笑)
ちなみに、この陣屋門、文政11年(1828年)の火災で焼失した江戸小石川の常陸府中藩邸を再建した際に、余った木材を使って再建されたそうです。
DSC02441
これは、陣屋門のすぐそばに残る野馬土手・・・ではありません(笑)。この辺りを戦国時代末期まで支配した大掾(だいじょう)氏の夢のあと、府中城の土塁です。
大掾氏は平氏で、常陸大掾を世襲したので「大掾」を名乗ったとのこと。戦国時代末期に「鬼」と恐れられた佐竹義重に攻められて府中城は落城。当主の大掾清幹は18歳で自刃したそうです。その後、大掾氏枝族も鬼のペテンに引っかかって皆殺しの憂き目に遭います。やはり戦国の世は弱き者には容赦がありませんね。
DSC02450
DSC02442
DSC02448
ここは常陸国総社宮です。いわゆる総社で、いろんな神様が集められています。総社は全国どこにでもありますが、要は「ばらばらに鎮座していると巡回するのが面倒だから、国府の1カ所に集めてしまえ」という、コンビニエンスな発想で誕生した神社です。もちろん、古い神社ですから茅葺の門もあり、風情ある境内でした。
DSC02453
DSC02454
DSC02455
DSC02457
DSC02458
そして酒蔵の府中誉を見学。ここは昭和4年の石岡大火の際、間一髪類焼を免れたそうで、風格ある店構えの酒蔵でした。「渡舟」というブランドで、吟醸酒などを出されています。酒蔵を見学した後に2種類の酒を試飲させていただきました。そうしたら安いほうが美味かった。私はグルメにはなれません(苦笑)
DSC02479
石岡の市街地には、趣あるレトロな建物が並びます。右から福島屋砂糖店、久松商店、十七屋履物店です。いずれも石岡大火の後に再建されたそうです。このうち久松商店と十七屋履物店は、よく似たような意匠です。この意匠の名称はRomanさんからうかがったのですが、忘れました(苦笑)。
DSC02477
DSC02474
実は、この3軒のうち、お目当ては一番右の福島屋砂糖店です。砂糖問屋とのことですが、フィギュアも置いてあります。エヴァンゲリオンのキャラクターもありました。で、お目当ては、これではありません。
DSC02460
DSC02459
DSC02466
これです! お店の敷地の中にトロッコがあるのです。なんでも砂糖袋は重いですから、このトロッコに載せて運ぶそうです。たすけさんがどうしても乗りたかったとのことで、本当に楽しそうでした(笑)
DSC02480
DSC02483
DSC02487
DSC02488-1
今回の大人の遠足の締めくくりは、江戸時代末期の染物屋「丁子屋」を活用した観光スポット「まち蔵 藍」。古い家屋のため、とても落ち着いた空間です。特に天井の低い二階が最高でした。
ここでコーヒーを味わいながら、Romanさんから更なるディープなお話を聞かせていただきました。特に、7m海面を上げて、古代にあった香取海(霞ヶ浦、牛久沼、印旛沼、手賀沼がひと続きになった内海)を再現した地図で説明していただいた「道」の話は興味深かったです。
それにしてもRomanさんの知識の広さには驚きでした。東葛地域の鮮魚道(なまみち)もよくご存知でした。こんなに丁寧に説明していただいたうえに、名産の釣鐘最中や蒟蒻まで頂戴しました。本当にありがとうございました。
今回はお土産も豊富。釣鐘最中と蒟蒻、こがね味噌で頂いた味噌、それにそこで買った唐辛子味噌、そして府中誉で購入した「渡舟 五十五」です。実はまだ渡舟を飲んでいません。楽しみです。
この楽しい大人の遠足でご一緒したのは、鉄ぽたさん、Kincyanさん、Bさん、我孫子のノリピーさん、のりさん、TCR-Nさん、サンタさん、ワンチャンさん、jazzの紳さん、emoさんです。みなさん、お疲れ様でした。たすけさん、素晴らしい遠足のご企画とご案内、ありがとうございました。
この前の土曜日、たすけさんご企画の「大人の遠足【高浜〜石岡編】」に参加してきました。本来、輪行して現地を自転車でまわる予定が、あいにく雨の天気予報。ということで、徒歩に切り換えてのイベント。当然、昼間から飲めます(笑)
この日はまず、JR常磐線の高浜駅に集合し、たすけさんの説明を聞いてから散策を開始しました。現在は高浜も石岡市ですが、本来、石岡と高浜は別の土地。石岡・高浜は、古代では「日本」の事実上の北限、旧東海道の終着地だそうです。つまり、ヤマトにとっての辺境の街と港(=現在の霞ヶ浦に面した高浜)というわけです。
DSC02399
DSC02401
DSC02402 DSC02403
最初に訪れたのが、茅葺が渋い高浜神社。昔、常陸国府である石岡に国司が着任した際に、国府の外港である高浜から船に乗り、常陸国一之宮である鹿島神宮に着任の報告に向ったそうです。その際、天候が悪いと行けないので、その代わりとしてこの高浜神社を遥拝したとのこと。
なるほど。だけど、本当かな。天候なんて待てば、そのうち回復しますからね。怠け者の国司が「ここで済ましちゃえ」なんて考えて造ったのかもしれません(笑)。
DSC02409
DSC02414
DSC02418
次は、「爪書き阿弥陀堂」。親鸞伝説が残るお堂で、爪で書いたという嘘くさい、失礼、有りがたい阿弥陀様が祀られているそうです。阿弥陀堂の後ろの高台は眺めが良いのですが、高所恐怖症の私には急な階段がきつかったです(苦笑)
DSC02421
DSC02420
DSC02422
そして、こがね味噌(小倉味噌店)で味噌蔵を見学させていただきました。味噌作りの詳しい話をお聞きできたうえに、試食&お土産付(喜)。ありがとうございます。
ちなみに「味噌汁はダシを使わずに味わってほしい」とのこと。そうすれば、味噌本来の風味が味わえるそうです。ただ、こがね味噌さんの味噌のように丁寧に造られたものに限られそうですが。
DSC02408
DSC02425
DSC02427
DSC02432
DSC02428
高浜の街には味わい深い建物がたくさんありました。
DSC02433
DSC02434
DSC02436
DSC02437
お楽しみの昼食は高浜のいづみ荘。皆さんとは当然ビールで乾杯(笑)。いやぁ、昼間からビールを飲めるのは嬉しいですね。話も弾んだところに、昼食が運ばれてきました。私は「鯉煮膳」を注文しましたが、これ、予想以上に美味かったです。食事の後は、お店に出していただいたマイクロバスで石岡へ。
DSC02439
石岡小学校脇の陣屋門の前で、今回石岡の街を案内していただくRomanさんこと木村さんと矢口さんと合流。ここから先、特にRomanさんからディープな話をお聞きでき、にわか石岡通になってしまいました(笑)
ちなみに、この陣屋門、文政11年(1828年)の火災で焼失した江戸小石川の常陸府中藩邸を再建した際に、余った木材を使って再建されたそうです。
DSC02441
これは、陣屋門のすぐそばに残る野馬土手・・・ではありません(笑)。この辺りを戦国時代末期まで支配した大掾(だいじょう)氏の夢のあと、府中城の土塁です。
大掾氏は平氏で、常陸大掾を世襲したので「大掾」を名乗ったとのこと。戦国時代末期に「鬼」と恐れられた佐竹義重に攻められて府中城は落城。当主の大掾清幹は18歳で自刃したそうです。その後、大掾氏枝族も鬼のペテンに引っかかって皆殺しの憂き目に遭います。やはり戦国の世は弱き者には容赦がありませんね。
DSC02450
DSC02442
DSC02448
ここは常陸国総社宮です。いわゆる総社で、いろんな神様が集められています。総社は全国どこにでもありますが、要は「ばらばらに鎮座していると巡回するのが面倒だから、国府の1カ所に集めてしまえ」という、コンビニエンスな発想で誕生した神社です。もちろん、古い神社ですから茅葺の門もあり、風情ある境内でした。
DSC02453
DSC02454
DSC02455
DSC02457
DSC02458
そして酒蔵の府中誉を見学。ここは昭和4年の石岡大火の際、間一髪類焼を免れたそうで、風格ある店構えの酒蔵でした。「渡舟」というブランドで、吟醸酒などを出されています。酒蔵を見学した後に2種類の酒を試飲させていただきました。そうしたら安いほうが美味かった。私はグルメにはなれません(苦笑)
DSC02479
石岡の市街地には、趣あるレトロな建物が並びます。右から福島屋砂糖店、久松商店、十七屋履物店です。いずれも石岡大火の後に再建されたそうです。このうち久松商店と十七屋履物店は、よく似たような意匠です。この意匠の名称はRomanさんからうかがったのですが、忘れました(苦笑)。
DSC02477
DSC02474
実は、この3軒のうち、お目当ては一番右の福島屋砂糖店です。砂糖問屋とのことですが、フィギュアも置いてあります。エヴァンゲリオンのキャラクターもありました。で、お目当ては、これではありません。
DSC02460
DSC02459
DSC02466
これです! お店の敷地の中にトロッコがあるのです。なんでも砂糖袋は重いですから、このトロッコに載せて運ぶそうです。たすけさんがどうしても乗りたかったとのことで、本当に楽しそうでした(笑)
DSC02480
DSC02483
DSC02487
DSC02488-1
今回の大人の遠足の締めくくりは、江戸時代末期の染物屋「丁子屋」を活用した観光スポット「まち蔵 藍」。古い家屋のため、とても落ち着いた空間です。特に天井の低い二階が最高でした。
ここでコーヒーを味わいながら、Romanさんから更なるディープなお話を聞かせていただきました。特に、7m海面を上げて、古代にあった香取海(霞ヶ浦、牛久沼、印旛沼、手賀沼がひと続きになった内海)を再現した地図で説明していただいた「道」の話は興味深かったです。
それにしてもRomanさんの知識の広さには驚きでした。東葛地域の鮮魚道(なまみち)もよくご存知でした。こんなに丁寧に説明していただいたうえに、名産の釣鐘最中や蒟蒻まで頂戴しました。本当にありがとうございました。
今回はお土産も豊富。釣鐘最中と蒟蒻、こがね味噌で頂いた味噌、それにそこで買った唐辛子味噌、そして府中誉で購入した「渡舟 五十五」です。実はまだ渡舟を飲んでいません。楽しみです。
この楽しい大人の遠足でご一緒したのは、鉄ぽたさん、Kincyanさん、Bさん、我孫子のノリピーさん、のりさん、TCR-Nさん、サンタさん、ワンチャンさん、jazzの紳さん、emoさんです。みなさん、お疲れ様でした。たすけさん、素晴らしい遠足のご企画とご案内、ありがとうございました。
2013年04月03日
ミラーレンズをPENに付けたらカッコ良すぎ、でも(苦笑)
P3300441
さて、これは何でしょう(笑)。別に物欲にまかせて、新たにレンズを買ったわけではありません。今から4年前に買って使いこなせず、部屋の肥やしと化したケンコーの「ミラーレンズ 500mm F6.3 DX」です。
このレンズ、ミラーレスデジカメのPENには取り付けられないですが、BORGのパーツを使って強引に取り付けてみました。そうしたら、メッチャカッコイイじゃないですか。2万円ほどのレンズですが、こんなふうに取り付けると、ウン十万円の高級レンズに見えます(笑)
では写りは、というと・・・。この週末、住処の近くで試し撮りをしてみました。
P3300432[1]
P3300433[1]
やはり、それなりですね。久しぶりにコチドリを見かけたので撮ってみました。これはノートリミングです。一見よく写っているようですが、トリミングには耐えません。やはり、トリミングし放題のデジボーグ(BORG)のようにはいきませんね。
まあ、このミラーレンズをPENに取り付けると、35mmフィルム換算で1000mmの超望遠レンズになりますから、それを手持ちで撮れば、こんなものかもしれません。ただ、ハッタリが効きますので(笑)、たまに持ち出して遊びたいと思います。
P3300421[1]
P3300426[1]
そのミラーレンズで撮ったヤギさんです。やはり近くなら、このレンズでもこれくらいは撮れます。
ところで、このヤギさん、私の住処の近くで飼われていて、まったくの自由人、じゃなかった自由ヤギ。この日はなんと放し飼いで(いいのか?)、道路を悠々と歩いていました。やって来る車には、ガンを飛ばしまくっていました(笑)
さて、これは何でしょう(笑)。別に物欲にまかせて、新たにレンズを買ったわけではありません。今から4年前に買って使いこなせず、部屋の肥やしと化したケンコーの「ミラーレンズ 500mm F6.3 DX」です。
このレンズ、ミラーレスデジカメのPENには取り付けられないですが、BORGのパーツを使って強引に取り付けてみました。そうしたら、メッチャカッコイイじゃないですか。2万円ほどのレンズですが、こんなふうに取り付けると、ウン十万円の高級レンズに見えます(笑)
では写りは、というと・・・。この週末、住処の近くで試し撮りをしてみました。
P3300432[1]
P3300433[1]
やはり、それなりですね。久しぶりにコチドリを見かけたので撮ってみました。これはノートリミングです。一見よく写っているようですが、トリミングには耐えません。やはり、トリミングし放題のデジボーグ(BORG)のようにはいきませんね。
まあ、このミラーレンズをPENに取り付けると、35mmフィルム換算で1000mmの超望遠レンズになりますから、それを手持ちで撮れば、こんなものかもしれません。ただ、ハッタリが効きますので(笑)、たまに持ち出して遊びたいと思います。
P3300421[1]
P3300426[1]
そのミラーレンズで撮ったヤギさんです。やはり近くなら、このレンズでもこれくらいは撮れます。
ところで、このヤギさん、私の住処の近くで飼われていて、まったくの自由人、じゃなかった自由ヤギ。この日はなんと放し飼いで(いいのか?)、道路を悠々と歩いていました。やって来る車には、ガンを飛ばしまくっていました(笑)