2015年12月
2015年12月22日
ハイタカ、カヤネズミの巣、はやにえ、初モノづくしの探鳥会
PC205176
大空を舞うハイタカです。限界までトリミングしましたので、写真としては厳しいのですが、オオタカとそっくりな容姿がはっきりと確認できます。
いやぁ、嬉しいです。ようやくハイタカを撮影できました(ヘボですけど)。では、なぜオオタカではなく、ハイタカと分かったのかと言うと、それはもちろん教えてもらったからです(笑)
PC205068
PC205151
実はこの前の日曜日、「利根運河の生態系を守る会」 の探鳥会に参加してきたのです。前週末には「鳥の博物館」のてがたんに参加しましたので、2週続けての自然観察会です。
てがたんは探鳥よりも草木の観察がメインでしたが、こちらはもちろん探鳥が主目的。東武アーバンパークライン運河駅に集合し、利根運河の右岸(北岸)と東京理科大学の理窓公園で野鳥を探しました。
結論から言いますと、観察できた野鳥は41種類。もちろん、私がその全てを観れたわけではありませんが、なかなかの"鳥果"です。でも、写真はというと...
PC205104
PC205130
PC205119
いやぁ、残念な写真ばかりです。上からジョウビタキ(メス)、ベニマシコ、カワセミですが、イマイチどころかイマサンぐらいの写真しか撮れませんでした(苦笑)。このほか、コゲラ、エナガ、メジロ、カワラヒワ、キジなども写真に収めましたが、もっと残念なので載せるのはやめておきます。
PC205176
そんな中で出現したのが、このハイタカ。マニュアルフォーカスのBORGでのトビモノの撮影でしたので、ピントが来ない写真ばかりでしたが、この1枚がなんとか許容範囲に。やれやれです。
ハイタカとオオタカは本当によく似ています。ハイタカのほうが、はるかに小さいのですが、単独で飛んでいると大きさがつかめませんから、私には区別がつきません。案内していただいた守る会の皆さんですら当初、オオタカだとおっしゃっていたほどです。
ただ近づいてくると、「オオタカじゃなくハイタカだ」と即座に修正。「どこで見分けるのですか」と聞いてみたら、「羽の班の粗さや胴体の細さ、そして飛び方などから」とのお答え。それを聞いても、とても見分ける自信がありません。「とにかく見慣れること」しかないみたいです。うーむ(苦笑)
ただ、そんな私でも、この個体がハイタカであることが明確に分かる出来事が起こりました。
PC205181
猛禽類を嫌うカラスがちょっかいを出したのです。そうなると、両者の大きさが比較できますが、カラスのほうがはるかに大きい。オオタカはカラスとほぼ同じ大きさですので、この個体は間違いなくハイタカというわけです。
この日は、オオタカやノスリもトビモノとして観ることができましたが、やはり今回のメインイベントは、このハイタカの出現でした。
PC205152
PC205156
ちなみに、こんなものも観ることができました。上はカヤネズミの巣で、下はモズのはやにえです。カヤネズミは日本最小のネズミだそうですが、私は存在すら知りませんでした。
モズのはやにえは、話には聞いたことがありますが、実際に観るのは初めて。犠牲者はクモですね。モズがなぜ捕まえた獲物を串刺しにして放置するのか、諸説あるようですが、まだ定説は無いそうです。
それにしても今回の探鳥会は、ハイタカ、カヤネズミの巣、モズのはやにえと初モノづくしとなりました(喜)
PC205065
そういえば、こんな告知が。利根運河の右岸(北岸)が来年の5月末まで、工事のため通行止めになるそうです。ご注意ください。
大空を舞うハイタカです。限界までトリミングしましたので、写真としては厳しいのですが、オオタカとそっくりな容姿がはっきりと確認できます。
いやぁ、嬉しいです。ようやくハイタカを撮影できました(ヘボですけど)。では、なぜオオタカではなく、ハイタカと分かったのかと言うと、それはもちろん教えてもらったからです(笑)
PC205068
PC205151
実はこの前の日曜日、「利根運河の生態系を守る会」 の探鳥会に参加してきたのです。前週末には「鳥の博物館」のてがたんに参加しましたので、2週続けての自然観察会です。
てがたんは探鳥よりも草木の観察がメインでしたが、こちらはもちろん探鳥が主目的。東武アーバンパークライン運河駅に集合し、利根運河の右岸(北岸)と東京理科大学の理窓公園で野鳥を探しました。
結論から言いますと、観察できた野鳥は41種類。もちろん、私がその全てを観れたわけではありませんが、なかなかの"鳥果"です。でも、写真はというと...
PC205104
PC205130
PC205119
いやぁ、残念な写真ばかりです。上からジョウビタキ(メス)、ベニマシコ、カワセミですが、イマイチどころかイマサンぐらいの写真しか撮れませんでした(苦笑)。このほか、コゲラ、エナガ、メジロ、カワラヒワ、キジなども写真に収めましたが、もっと残念なので載せるのはやめておきます。
PC205176
そんな中で出現したのが、このハイタカ。マニュアルフォーカスのBORGでのトビモノの撮影でしたので、ピントが来ない写真ばかりでしたが、この1枚がなんとか許容範囲に。やれやれです。
ハイタカとオオタカは本当によく似ています。ハイタカのほうが、はるかに小さいのですが、単独で飛んでいると大きさがつかめませんから、私には区別がつきません。案内していただいた守る会の皆さんですら当初、オオタカだとおっしゃっていたほどです。
ただ近づいてくると、「オオタカじゃなくハイタカだ」と即座に修正。「どこで見分けるのですか」と聞いてみたら、「羽の班の粗さや胴体の細さ、そして飛び方などから」とのお答え。それを聞いても、とても見分ける自信がありません。「とにかく見慣れること」しかないみたいです。うーむ(苦笑)
ただ、そんな私でも、この個体がハイタカであることが明確に分かる出来事が起こりました。
PC205181
猛禽類を嫌うカラスがちょっかいを出したのです。そうなると、両者の大きさが比較できますが、カラスのほうがはるかに大きい。オオタカはカラスとほぼ同じ大きさですので、この個体は間違いなくハイタカというわけです。
この日は、オオタカやノスリもトビモノとして観ることができましたが、やはり今回のメインイベントは、このハイタカの出現でした。
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PC205156
ちなみに、こんなものも観ることができました。上はカヤネズミの巣で、下はモズのはやにえです。カヤネズミは日本最小のネズミだそうですが、私は存在すら知りませんでした。
モズのはやにえは、話には聞いたことがありますが、実際に観るのは初めて。犠牲者はクモですね。モズがなぜ捕まえた獲物を串刺しにして放置するのか、諸説あるようですが、まだ定説は無いそうです。
それにしても今回の探鳥会は、ハイタカ、カヤネズミの巣、モズのはやにえと初モノづくしとなりました(喜)
PC205065
そういえば、こんな告知が。利根運河の右岸(北岸)が来年の5月末まで、工事のため通行止めになるそうです。ご注意ください。
2015年12月15日
「須田爺」は食べられます(笑)
PC125046
この前の土曜日、手賀沼の北岸にて。「須田爺についてお話しますね」と解説の方がおっしゃります。「えっ、須田の爺さんって誰?」と思った私。思いっきり誤解していました。「須田爺」ではなく「スダジイ」だそうで、この写真の木のことです(苦笑)。スダジイの「ジイ」は「シイ」の音が濁ったもの。つまり、スダジイは椎の木の一種です。
椎の木ですから、ドングリがなります。しかも、スダジイのドングリは食べられるそうです。いやぁ、知らなかった。炒って食べると美味しいし、ナマでも食べられるそうです。「えっ、ナマでも食べられるのですか」と私。そうすると、解説の方が「この辺りは犬を散歩させている人が多いから...」。それ以上、聞かなくても意味が分かりました(笑)
PC125012
PC125039
実は、久しぶりに「てがたん」に参加してきました。てがたんは我孫子の鳥の博物館が毎月やっている自然観察会です。本来は探鳥会ですが、今回は「冬の散歩道」と題する草木の紹介がメイン。飛び回る野鳥を探すのと違って、すごくまったりとした観察会でした(笑)
PC125026
PC125029
上の写真がイチョウの巨木、そして下がクスの大木です。子供の頃から大きな木のそばにいると、心が落ち着くのですが、どうも皆さんもそうみたいですね。大いなるものに...いや、スピリチュアルな表現は月並みなのでよしましょう(笑)
PC125017
これはクスの若い葉っぱ。だけど、赤っぽい色をしているから「新緑」じゃないんですね。こんなことも知らなかったです(苦笑)
考えてみれば、自分の目の前にあるのに知らないことは、山のようですね。生き物では野鳥は多少憶えましたが、草木や虫、そして魚などのことは、いまだに丸っきり知りません。好奇心が尽きなければ、この世はまだ楽しいことばかりです(笑)
PC125037
これはサルトリイバラ。全く初めて見る植物のようですが、実は子供の頃、この葉っぱをしょっちゅう見ていたはずだそうです。なんでも関西以西の柏餅にはカシワの葉ではなく、このサルトリイバラの葉が使われていたそうです。へぇ!
PC125042
「ほら、こうすると名画のようですよ」と解説の方。うーん、名画かどうか微妙ですが、なかなか美味しそうな実です。で、「食べれるんですか」と聞いたら、「食べられますよ」の返事。俄然、関心が湧きました。「むべなるかな」のムベの実だそうです。
PC125058
そんなわけで、ずっと草木の観察ばかりでしたが、最後は手賀沼のほとりで探鳥。カンムリカイツブリがいたので、写真に納めました。ただ、遠すぎてイマイチでした。
今回のてがたん、予想以上に楽しかったです。鳥の名前だけでなく、草木の名前も言えるカッコイイ人になりたい、そんなことも一瞬思いました(笑)
この前の土曜日、手賀沼の北岸にて。「須田爺についてお話しますね」と解説の方がおっしゃります。「えっ、須田の爺さんって誰?」と思った私。思いっきり誤解していました。「須田爺」ではなく「スダジイ」だそうで、この写真の木のことです(苦笑)。スダジイの「ジイ」は「シイ」の音が濁ったもの。つまり、スダジイは椎の木の一種です。
椎の木ですから、ドングリがなります。しかも、スダジイのドングリは食べられるそうです。いやぁ、知らなかった。炒って食べると美味しいし、ナマでも食べられるそうです。「えっ、ナマでも食べられるのですか」と私。そうすると、解説の方が「この辺りは犬を散歩させている人が多いから...」。それ以上、聞かなくても意味が分かりました(笑)
PC125012
PC125039
実は、久しぶりに「てがたん」に参加してきました。てがたんは我孫子の鳥の博物館が毎月やっている自然観察会です。本来は探鳥会ですが、今回は「冬の散歩道」と題する草木の紹介がメイン。飛び回る野鳥を探すのと違って、すごくまったりとした観察会でした(笑)
PC125026
PC125029
上の写真がイチョウの巨木、そして下がクスの大木です。子供の頃から大きな木のそばにいると、心が落ち着くのですが、どうも皆さんもそうみたいですね。大いなるものに...いや、スピリチュアルな表現は月並みなのでよしましょう(笑)
PC125017
これはクスの若い葉っぱ。だけど、赤っぽい色をしているから「新緑」じゃないんですね。こんなことも知らなかったです(苦笑)
考えてみれば、自分の目の前にあるのに知らないことは、山のようですね。生き物では野鳥は多少憶えましたが、草木や虫、そして魚などのことは、いまだに丸っきり知りません。好奇心が尽きなければ、この世はまだ楽しいことばかりです(笑)
PC125037
これはサルトリイバラ。全く初めて見る植物のようですが、実は子供の頃、この葉っぱをしょっちゅう見ていたはずだそうです。なんでも関西以西の柏餅にはカシワの葉ではなく、このサルトリイバラの葉が使われていたそうです。へぇ!
PC125042
「ほら、こうすると名画のようですよ」と解説の方。うーん、名画かどうか微妙ですが、なかなか美味しそうな実です。で、「食べれるんですか」と聞いたら、「食べられますよ」の返事。俄然、関心が湧きました。「むべなるかな」のムベの実だそうです。
PC125058
そんなわけで、ずっと草木の観察ばかりでしたが、最後は手賀沼のほとりで探鳥。カンムリカイツブリがいたので、写真に納めました。ただ、遠すぎてイマイチでした。
今回のてがたん、予想以上に楽しかったです。鳥の名前だけでなく、草木の名前も言えるカッコイイ人になりたい、そんなことも一瞬思いました(笑)
2015年12月08日
たばこと塩と浮世絵と...そして運命の出会いかも(笑)
PC064957
PC064971
いやぁ、素晴らしいというか、凄かったです。上の写真は、ポーランドの岩塩を彫刻した聖人像、下の写真は、なんとタバコのパイプ、もう工芸の極致です。
PC064988
PC064944
実は、この前の日曜日に、はんぞうさんのお誘いで「たばこと塩の博物館」に行ってきました。ご一緒したのは、まっちさん、ワンチャン、spirit隊長。当然、小径車(折りたたみ自転車)でのポタです。
「あれ、ヘンな博物館。タバコと塩って何の関係もないじゃん」と思った人は、オヤジやオバサンの世代じゃないですね(笑)。この博物館は、タバコや塩などを専売していた日本専売公社が設立した博物館で、現在の日本たばこ産業が運営しています。
ちょうど今は、リニューアルオープン記念展「浮世絵と喫煙具〜世界に誇るジャパンアート〜」を開催しており、これを観に来たわけです。最初は「物足りないかも」という予想でしたが、博物館も記念展も想像をはるかに超えていました。入場料100円で素晴らしい展示を堪能できました。
PC064946
まずは特別展を鑑賞。特別展の内部は撮影禁止のために写真はありませんが、喫煙風景の描かれた浮世絵、それに贅を凝らした煙草盆や煙管(きせる)といった喫煙具が展示されていました。
いやぁ、凄いコレクションです。特に浮世絵が素晴らしい。なんでも博物館では1800点の浮世絵を所蔵しているとのことで、今回はその一部を展示。一部と言っても、鈴木春信、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎など誰でも知っている絵師の作品が、ところ狭しと展示されていました。
いやぁ、本当に感動モノでした。ただ、鈴木春信や喜多川歌麿の作品が大量に展示されてあるなど絵師に偏りが...そうか、タバコを吸う人物が描かれていることがコレクションの前提なので、当然、喫煙風景を多く描いた絵師の作品が多くなるわけですね。
PC064950-001
PC064953
次は「塩」の展示エリア。冒頭の塩の聖人像「聖キンガ像」」は、ここにあります。実は、これはポーランドの世界遺産「ヴィエリチカ岩塩坑」にある聖キンガ礼拝堂の像を模したもの。
レプリカと言っても、ヴィエリチカの岩塩を用いて現地の職人が制作したものだそうです。ちなみに、実際の聖キンガ礼拝堂は聖キンガ像だけでなく、床、壁、天井はもちろん祭壇やシャンデリアまで全て岩塩でできているそうです(驚)
このほか、塩の製造法の展示・説明が充実していました。特に、昔の塩田に関する説明が勉強になりました。塩田には入浜と揚浜の2つの方式があり、潮の干満の差を利用して海水を塩田に入れる入浜式と違い、人間が海水を汲み上げて塩田に撒く揚浜式は重労働。朝ドラ「まれ」のじっちゃんの仕事の大変さがよく分かりました(笑)
PC064960
PC064968
PC064969
PC064974
最後は「タバコ」のエリア。ここでも、南米アンデスが原産の植物タバコが、世界中に喫煙の習慣と共に広まった歴史を詳しく学べて、面白かったです。ただ、ここのメインは何を言っても、大量に収集された変態的なパイプのコレクションでしょう(笑)
いやぁ、凄い...。そう言えば、下の写真にはGHQのマッカーサー元帥の肖像が写っていますが、そのマッカーサーが愛用した独特の形状のパイプは、とうもろこしの軸で作るコーンコブパイプというものらしいです。当然、米国産のパイプで、そう言えばマッカーサーだけでなくポパイも愛用していましたね。
PC064983
壁には過去からのポスターがびっしり。これはこれでマニア垂涎でしょうね。喫煙に厳しい今の時代には、絶対に使えないポスターも多数ありました(笑)
いやぁ、あまりに面白くて結局、2時間半も博物館にいてしまいました。ここは超お勧めスポットですね。
PC065000
PC064991
昼食は、まっちさんがネットで発見したスカイツリー直下の「いこい食堂」です。私はアジフライの定食を注文しましたが、安い! これで500円です。それに店の雰囲気もスカイツリーとハイパーコントラスの昭和レトロでいい感じ(笑)。美味しくいただきました。
PC065001
で、帰り道、私の将来を変えるかもしれない出会いが(爆)。実は、偶然E-ponさんにバッタリ。で、E-ponさんが乗っていたのが、クロモリの折りたたみ自転車「Tyrell IVE」。スタイリッシュなうえ、あっという間に折り畳めます。
改造しすぎて「最も折り畳が難しい折り畳み自転車」に乗っている私には超魅力的。本当に将来が変わりそうな予感。要は欲しくなっただけです、はい(笑)
PC064971
いやぁ、素晴らしいというか、凄かったです。上の写真は、ポーランドの岩塩を彫刻した聖人像、下の写真は、なんとタバコのパイプ、もう工芸の極致です。
PC064988
PC064944
実は、この前の日曜日に、はんぞうさんのお誘いで「たばこと塩の博物館」に行ってきました。ご一緒したのは、まっちさん、ワンチャン、spirit隊長。当然、小径車(折りたたみ自転車)でのポタです。
「あれ、ヘンな博物館。タバコと塩って何の関係もないじゃん」と思った人は、オヤジやオバサンの世代じゃないですね(笑)。この博物館は、タバコや塩などを専売していた日本専売公社が設立した博物館で、現在の日本たばこ産業が運営しています。
ちょうど今は、リニューアルオープン記念展「浮世絵と喫煙具〜世界に誇るジャパンアート〜」を開催しており、これを観に来たわけです。最初は「物足りないかも」という予想でしたが、博物館も記念展も想像をはるかに超えていました。入場料100円で素晴らしい展示を堪能できました。
PC064946
まずは特別展を鑑賞。特別展の内部は撮影禁止のために写真はありませんが、喫煙風景の描かれた浮世絵、それに贅を凝らした煙草盆や煙管(きせる)といった喫煙具が展示されていました。
いやぁ、凄いコレクションです。特に浮世絵が素晴らしい。なんでも博物館では1800点の浮世絵を所蔵しているとのことで、今回はその一部を展示。一部と言っても、鈴木春信、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎など誰でも知っている絵師の作品が、ところ狭しと展示されていました。
いやぁ、本当に感動モノでした。ただ、鈴木春信や喜多川歌麿の作品が大量に展示されてあるなど絵師に偏りが...そうか、タバコを吸う人物が描かれていることがコレクションの前提なので、当然、喫煙風景を多く描いた絵師の作品が多くなるわけですね。
PC064950-001
PC064953
次は「塩」の展示エリア。冒頭の塩の聖人像「聖キンガ像」」は、ここにあります。実は、これはポーランドの世界遺産「ヴィエリチカ岩塩坑」にある聖キンガ礼拝堂の像を模したもの。
レプリカと言っても、ヴィエリチカの岩塩を用いて現地の職人が制作したものだそうです。ちなみに、実際の聖キンガ礼拝堂は聖キンガ像だけでなく、床、壁、天井はもちろん祭壇やシャンデリアまで全て岩塩でできているそうです(驚)
このほか、塩の製造法の展示・説明が充実していました。特に、昔の塩田に関する説明が勉強になりました。塩田には入浜と揚浜の2つの方式があり、潮の干満の差を利用して海水を塩田に入れる入浜式と違い、人間が海水を汲み上げて塩田に撒く揚浜式は重労働。朝ドラ「まれ」のじっちゃんの仕事の大変さがよく分かりました(笑)
PC064960
PC064968
PC064969
PC064974
最後は「タバコ」のエリア。ここでも、南米アンデスが原産の植物タバコが、世界中に喫煙の習慣と共に広まった歴史を詳しく学べて、面白かったです。ただ、ここのメインは何を言っても、大量に収集された変態的なパイプのコレクションでしょう(笑)
いやぁ、凄い...。そう言えば、下の写真にはGHQのマッカーサー元帥の肖像が写っていますが、そのマッカーサーが愛用した独特の形状のパイプは、とうもろこしの軸で作るコーンコブパイプというものらしいです。当然、米国産のパイプで、そう言えばマッカーサーだけでなくポパイも愛用していましたね。
PC064983
壁には過去からのポスターがびっしり。これはこれでマニア垂涎でしょうね。喫煙に厳しい今の時代には、絶対に使えないポスターも多数ありました(笑)
いやぁ、あまりに面白くて結局、2時間半も博物館にいてしまいました。ここは超お勧めスポットですね。
PC065000
PC064991
昼食は、まっちさんがネットで発見したスカイツリー直下の「いこい食堂」です。私はアジフライの定食を注文しましたが、安い! これで500円です。それに店の雰囲気もスカイツリーとハイパーコントラスの昭和レトロでいい感じ(笑)。美味しくいただきました。
PC065001
で、帰り道、私の将来を変えるかもしれない出会いが(爆)。実は、偶然E-ponさんにバッタリ。で、E-ponさんが乗っていたのが、クロモリの折りたたみ自転車「Tyrell IVE」。スタイリッシュなうえ、あっという間に折り畳めます。
改造しすぎて「最も折り畳が難しい折り畳み自転車」に乗っている私には超魅力的。本当に将来が変わりそうな予感。要は欲しくなっただけです、はい(笑)
2015年12月02日
江戸前のハゼを食べに市川へ、水木洋子って誰ですか(苦笑)
[画像:RIMG0530]
RIMG0497
この前の日曜日、久しぶりに市川市の「あみ富」にハゼを食べてきました。ご一緒したのは、まっちさん、はんぞうさん、spirit隊長。今回は写真が下手すぎて美味そうには見えないのですが、蕎麦の向かうの天ぷらの中にハゼがいます(苦笑)
あみ富のご主人が自ら釣ったハゼを食べに行くのは、冬に恒例のイベント。ただ最近まで、あみ富が蕎麦屋とは気付かず(苦笑)、今までは定食ばかり食べていました。で、今回は天ざるとして、蕎麦とハゼの天ぷらを食べてみました。当然、美味なのですが、ちょっと選択を失敗したかなと思いました。
まず、蕎麦がメインなのでハゼの枚数が、定食よりも少ない。それと好みの問題ですが、ハゼのひらきの天ぷらは私には柔らかすぎる食感。ということで、前回訪れた時に食べたハゼの丸揚げ定食がベストチョイスという結論に達しました(笑)
食事の後は、同じ市川市の「脚本家/水木洋子邸」が公開されているとのことで、そちらを訪問。で、「水木洋子さんて何者なんでしょうね」と私(苦笑)。そうしたら、皆さん「さあ、脚本家でしょ」とのこと。実は、誰も「水木洋子」をよく知りませんでした。
RIMG0532
RIMG0531
RIMG0522
そうか、水木洋子は映画「また逢う日まで」の脚本を書いた人なのですね。私が生まれるずっと前の映画ですが、どこかで観て、あの伝説の「ガラス越しのキスシーン」だけはよく憶えています(笑)。他にも映画「ひめゆりの塔」や大河ドラマ「竜馬がゆく」など多数の脚本を手掛けたとのことです。
この水木洋子邸は当然、それほど古いものではなく昭和なお宅なのですが、庭が広くてとても落ち着く。こんな家に住みたいものです。増改築を繰り返したとのことで、間取りはなかなかシュールでした(笑)
RIMG0510
RIMG0512
水木さんは、なかなか"ハイカラ"な人だったみたいですね。上の写真で女性の方が触れているのが、ハンドル式(?)のカツオ節削り器、そして下の写真がハエ取り瓶だそうです。こんなものが以前にはあったのですね。初めてみました。
ちなみに写真に写る女性の方に、この水木邸をご案内いただきました。やはり、詳しい方に説明していただくと、いろんなことが分かり楽しいですね。
RIMG0506
RIMG0507
"ハイカラ"な水木さんが残した品の中で、我々の心をわし掴みにしたのが、これ。なんと特注品のオートチェンジャー付きレコードプレーヤーだそうです。10枚のレコードを順番にかけることができるそうです。そのメカに皆さん、釘付けです(笑)
しかも、このプレーヤーは今も現役で、水木邸では定期的にこのプレーヤーを使った音楽鑑賞会を開いているそうです。真空管が生み出す音色、一度聞いたみたいものです。
RIMG0534
帰り道では、江戸川サイクリングロードでmomoさんご夫妻にバッタリ。いつもながら素敵です。周りがパッと明るくなりますね。お二人ともカメラ目線くれたし(笑)
皆さん、お疲れ様でした。
RIMG0497
この前の日曜日、久しぶりに市川市の「あみ富」にハゼを食べてきました。ご一緒したのは、まっちさん、はんぞうさん、spirit隊長。今回は写真が下手すぎて美味そうには見えないのですが、蕎麦の向かうの天ぷらの中にハゼがいます(苦笑)
あみ富のご主人が自ら釣ったハゼを食べに行くのは、冬に恒例のイベント。ただ最近まで、あみ富が蕎麦屋とは気付かず(苦笑)、今までは定食ばかり食べていました。で、今回は天ざるとして、蕎麦とハゼの天ぷらを食べてみました。当然、美味なのですが、ちょっと選択を失敗したかなと思いました。
まず、蕎麦がメインなのでハゼの枚数が、定食よりも少ない。それと好みの問題ですが、ハゼのひらきの天ぷらは私には柔らかすぎる食感。ということで、前回訪れた時に食べたハゼの丸揚げ定食がベストチョイスという結論に達しました(笑)
食事の後は、同じ市川市の「脚本家/水木洋子邸」が公開されているとのことで、そちらを訪問。で、「水木洋子さんて何者なんでしょうね」と私(苦笑)。そうしたら、皆さん「さあ、脚本家でしょ」とのこと。実は、誰も「水木洋子」をよく知りませんでした。
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そうか、水木洋子は映画「また逢う日まで」の脚本を書いた人なのですね。私が生まれるずっと前の映画ですが、どこかで観て、あの伝説の「ガラス越しのキスシーン」だけはよく憶えています(笑)。他にも映画「ひめゆりの塔」や大河ドラマ「竜馬がゆく」など多数の脚本を手掛けたとのことです。
この水木洋子邸は当然、それほど古いものではなく昭和なお宅なのですが、庭が広くてとても落ち着く。こんな家に住みたいものです。増改築を繰り返したとのことで、間取りはなかなかシュールでした(笑)
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水木さんは、なかなか"ハイカラ"な人だったみたいですね。上の写真で女性の方が触れているのが、ハンドル式(?)のカツオ節削り器、そして下の写真がハエ取り瓶だそうです。こんなものが以前にはあったのですね。初めてみました。
ちなみに写真に写る女性の方に、この水木邸をご案内いただきました。やはり、詳しい方に説明していただくと、いろんなことが分かり楽しいですね。
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"ハイカラ"な水木さんが残した品の中で、我々の心をわし掴みにしたのが、これ。なんと特注品のオートチェンジャー付きレコードプレーヤーだそうです。10枚のレコードを順番にかけることができるそうです。そのメカに皆さん、釘付けです(笑)
しかも、このプレーヤーは今も現役で、水木邸では定期的にこのプレーヤーを使った音楽鑑賞会を開いているそうです。真空管が生み出す音色、一度聞いたみたいものです。
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帰り道では、江戸川サイクリングロードでmomoさんご夫妻にバッタリ。いつもながら素敵です。周りがパッと明るくなりますね。お二人ともカメラ目線くれたし(笑)
皆さん、お疲れ様でした。