2009年05月
2009年05月31日
土曜日はマッタリと鉄下駄君、ある勘違いにも気づきました
土曜日は、鳥見神社ポタという歴史オタク限定(笑)の超マニアックなポタを予定していたのですが、早朝が雨模様だったので止むなく中止。ただお昼以降は曇り空ながら、天候が安定しきました。それではと言うことで、出かけることにしました。
鉄下駄 鉄下駄
お昼過ぎには路面も乾いてきたので、ロードレーサーなどを使う手はありましたが、なんとなくママチャリの鉄下駄君で走りたい気分。で、鉄下駄君で出かけてみると、やはりマッタリしてよいです。
住処を出たら、すぐに谷津田が広がっているのですが、そこで二組のカルガモのつがいと雉に遭遇しました。このうち、カルガモのつがいは最近、私の住処の周辺に住み着いたらしく、ちょっと前も近くの駐車場の水溜りで、ノンビリ水浴びをしていました(笑)
鉄下駄 鉄下駄
で、行く目的地を決めていなかったので、とりあえずこの前に行った野田のキッコーマンへ。ママチャリではちょっと遠かったですが、まあ往復できない距離ではありません。
ところで、私は大きな勘違いをしていました。右の写真はキッコーマンの流山工場で、「万上みりん」を製造しています。野田が醤油なら、流山はみりん。江戸時代、流山のみりんの二大ブランドは「万上」と「天晴」でした。
そして大正時代になって、万上を製造して堀切家は、野田の醤油醸造家の茂木家や高梨家と共に、キッコーマン設立に参画します。一方、天晴の方は、小林一茶のパトロンとして知られた秋元双樹が生み出し、明治維新後いろんな経緯があってメルシャンに引き継がれました。
で、勘違いというのは、流山から工場を引き払ったのは万上の方だと思っていたのです。でも、実際に出て行ったのは、天晴を引き継いだメルシャンの方でした。キッコーマン流山工場には「万上」の文字が、確かに刻み込まれていました。
それにしても、市内にモロミの香りが漂う野田と異なり、流山にはもはや、みりんのアイデンティティを感じられませんね。キッコーマン流山工場でみりんを作っているとは言え、キッコーマンは醤油の代名詞。しかも、天晴を引き継ぐブランドはもう流山にありませんから、こればっかりは仕方ないですね。
[画像:鉄下駄]
ついでに、住処の近くのアジサイ通りの開花状況も見てきました。ようやく咲き始めた段階ですが、これはこれで清楚な印象で素晴らしい。来週以降、見事な花の乱舞をまた見せてくれるでしょう。
鉄下駄 鉄下駄
お昼過ぎには路面も乾いてきたので、ロードレーサーなどを使う手はありましたが、なんとなくママチャリの鉄下駄君で走りたい気分。で、鉄下駄君で出かけてみると、やはりマッタリしてよいです。
住処を出たら、すぐに谷津田が広がっているのですが、そこで二組のカルガモのつがいと雉に遭遇しました。このうち、カルガモのつがいは最近、私の住処の周辺に住み着いたらしく、ちょっと前も近くの駐車場の水溜りで、ノンビリ水浴びをしていました(笑)
鉄下駄 鉄下駄
で、行く目的地を決めていなかったので、とりあえずこの前に行った野田のキッコーマンへ。ママチャリではちょっと遠かったですが、まあ往復できない距離ではありません。
ところで、私は大きな勘違いをしていました。右の写真はキッコーマンの流山工場で、「万上みりん」を製造しています。野田が醤油なら、流山はみりん。江戸時代、流山のみりんの二大ブランドは「万上」と「天晴」でした。
そして大正時代になって、万上を製造して堀切家は、野田の醤油醸造家の茂木家や高梨家と共に、キッコーマン設立に参画します。一方、天晴の方は、小林一茶のパトロンとして知られた秋元双樹が生み出し、明治維新後いろんな経緯があってメルシャンに引き継がれました。
で、勘違いというのは、流山から工場を引き払ったのは万上の方だと思っていたのです。でも、実際に出て行ったのは、天晴を引き継いだメルシャンの方でした。キッコーマン流山工場には「万上」の文字が、確かに刻み込まれていました。
それにしても、市内にモロミの香りが漂う野田と異なり、流山にはもはや、みりんのアイデンティティを感じられませんね。キッコーマン流山工場でみりんを作っているとは言え、キッコーマンは醤油の代名詞。しかも、天晴を引き継ぐブランドはもう流山にありませんから、こればっかりは仕方ないですね。
[画像:鉄下駄]
ついでに、住処の近くのアジサイ通りの開花状況も見てきました。ようやく咲き始めた段階ですが、これはこれで清楚な印象で素晴らしい。来週以降、見事な花の乱舞をまた見せてくれるでしょう。
2009年05月24日
船橋の文化財を見てきました、そして夜は・・・
この土曜日は久しぶりに船橋方面に出かけました。で、夜は筑波8耐の打ち上げ。まあ、いつもの通りと言いますか・・・苦笑。
灯明台 灯明台
訪れたのは船橋大神宮。なんでも「日本一小さい大神宮」とのことですが、主祭神はアマテラスなので、それなりに立派な神社です。流山の三輪茂呂神社と共に旧・葛飾郡では二つしかない、いにしえの「式内社」です。
明治維新の戊辰戦争の折、いわゆる「市川船橋戦争」で旧幕府造反軍の本営が置かれ、船橋宿と共に焼け落ちた戦火の歴史があります。ただ今回訪れたのは、神社自体ではなく、境内に佇む文化財が目当てです。
[画像:灯明台]
[画像:灯明台]
これです。千葉県の有形民俗文化財で、「灯明台」と言うらしいですが、まあ灯台です。
江戸時代、船橋大神宮には常夜灯が灯り、船橋沿岸を航行する船の目印になっていたそうですが、この常夜灯は市川船橋戦争で、神社と運命を共にします。で、1880年(明治13年)に地元有志の寄付で再建されたのが、この灯明台だそうです。
以前ネットで、東京湾最古の灯台と言われるこの灯明台を知り、一度見てみたいと思っておりましたが、すっかり忘却の彼方。それが突然思い出し、ロードレーサーで例の「東葛人的南下ルート」を走って訪ねてみた次第です。
しかし残念ですが、灯明台には近づくことができません。しかも今は新緑の季節。遠くから眺めようにも、若葉がじゃまをしてわずかしか見えません。うーん、葉っぱのない冬に訪れればよかったです。それでも、六角形のおしゃれな意匠が印象的でした。
案内板によると、光源は石油ランプ3基で錫製の反射板を3基組み合わせたそうで、光の到達距離は約11kmだったそうです。建築様式は和洋折衷の3階建で、1階と2階が和様、3階の灯室が西洋式灯台の意匠を取り入れたそうです。うーん、近づいて、可能なら内部を見てみたいものです。
灯明台 灯明台
ところで、船橋大神宮には外宮と天之御柱宮が併設されてありました。天之御柱(心御柱?)のほうはよく分かりませんが、外宮と言えば伊勢神宮にあるトヨウケを祀る外宮のことでしょうね。
トヨウケと言うのも、何度か取り上げているニギハヤヒと同様、不思議な神様です。アマテラスが食事を作らせるため丹波から呼び寄せた女神で、あの天の羽衣伝説の主人公です。
古代で食事の支度をするというのは服属の証しで、丹波も強力な王権があったと言われている地域です。大和が丹波を制圧して・・・と古代オタクの妄想が動き出しそうです(笑)。それにしても、葛飾の地にまで付き合わされるとは、トヨウケの大神も大変ですね。
灯明台 灯明台
灯明台 灯明台
今回は時間がなくて三番瀬には立ち寄りませんでしたが、船橋大神宮の周りの海っぽい風景を堪能しました。
船橋大神宮の周辺は埋め立てが進み、なんでこんなところに灯台があるのかと思うほどですが、やはりそうは言ってもマリーナがあり、海の匂いがしてきます。こんな景色が見れるなら、街中を走るのも悪くありませんね(笑)
で、この後、夜は筑波8耐の打ち上げへ。はんぞうさんに幹事をしていただき、ヤマグチ。さん、えいじさん、まっちさん、IKAWAさん、タルさん、spiritさん、kaccinさん、takezawaさん、E-ponさんが集りました。はんぞうさん、お世話さまでした。
一応反省会だったのですが、まあ、このメンツが集れば当然いつものような事態に(笑)。詳しくは書きませんので(というか、あまり覚えていません)、皆さんのブログで顛末をご確認ください。それにしても、自転車仲間は本当に素晴らしいですね! メッチャ楽しかったです。
タイヤ そうそう打ち上げで、まっちさんからミシュランのロード用タイヤPRO3を受け取りました。例の英国サイトのWiggleでまとめ買いしていただいたもので、日本の激安サイトで買うよりも、さらに安い値段でした。まっちさん、ありがとうございます。
PRO3は今はいているPRO2より、グリップ力が向上し、しっとりとした乗り心地とか。まだしばらくはPRO2が使えますので、PRO3をはくのはまだ先ですが、今から楽しみです。それにしても、自転車のパーツとカメラのレンズは、値段などあって無きがごとし。いったい、どうなっているのでしょうね。
灯明台 灯明台
訪れたのは船橋大神宮。なんでも「日本一小さい大神宮」とのことですが、主祭神はアマテラスなので、それなりに立派な神社です。流山の三輪茂呂神社と共に旧・葛飾郡では二つしかない、いにしえの「式内社」です。
明治維新の戊辰戦争の折、いわゆる「市川船橋戦争」で旧幕府造反軍の本営が置かれ、船橋宿と共に焼け落ちた戦火の歴史があります。ただ今回訪れたのは、神社自体ではなく、境内に佇む文化財が目当てです。
[画像:灯明台]
[画像:灯明台]
これです。千葉県の有形民俗文化財で、「灯明台」と言うらしいですが、まあ灯台です。
江戸時代、船橋大神宮には常夜灯が灯り、船橋沿岸を航行する船の目印になっていたそうですが、この常夜灯は市川船橋戦争で、神社と運命を共にします。で、1880年(明治13年)に地元有志の寄付で再建されたのが、この灯明台だそうです。
以前ネットで、東京湾最古の灯台と言われるこの灯明台を知り、一度見てみたいと思っておりましたが、すっかり忘却の彼方。それが突然思い出し、ロードレーサーで例の「東葛人的南下ルート」を走って訪ねてみた次第です。
しかし残念ですが、灯明台には近づくことができません。しかも今は新緑の季節。遠くから眺めようにも、若葉がじゃまをしてわずかしか見えません。うーん、葉っぱのない冬に訪れればよかったです。それでも、六角形のおしゃれな意匠が印象的でした。
案内板によると、光源は石油ランプ3基で錫製の反射板を3基組み合わせたそうで、光の到達距離は約11kmだったそうです。建築様式は和洋折衷の3階建で、1階と2階が和様、3階の灯室が西洋式灯台の意匠を取り入れたそうです。うーん、近づいて、可能なら内部を見てみたいものです。
灯明台 灯明台
ところで、船橋大神宮には外宮と天之御柱宮が併設されてありました。天之御柱(心御柱?)のほうはよく分かりませんが、外宮と言えば伊勢神宮にあるトヨウケを祀る外宮のことでしょうね。
トヨウケと言うのも、何度か取り上げているニギハヤヒと同様、不思議な神様です。アマテラスが食事を作らせるため丹波から呼び寄せた女神で、あの天の羽衣伝説の主人公です。
古代で食事の支度をするというのは服属の証しで、丹波も強力な王権があったと言われている地域です。大和が丹波を制圧して・・・と古代オタクの妄想が動き出しそうです(笑)。それにしても、葛飾の地にまで付き合わされるとは、トヨウケの大神も大変ですね。
灯明台 灯明台
灯明台 灯明台
今回は時間がなくて三番瀬には立ち寄りませんでしたが、船橋大神宮の周りの海っぽい風景を堪能しました。
船橋大神宮の周辺は埋め立てが進み、なんでこんなところに灯台があるのかと思うほどですが、やはりそうは言ってもマリーナがあり、海の匂いがしてきます。こんな景色が見れるなら、街中を走るのも悪くありませんね(笑)
で、この後、夜は筑波8耐の打ち上げへ。はんぞうさんに幹事をしていただき、ヤマグチ。さん、えいじさん、まっちさん、IKAWAさん、タルさん、spiritさん、kaccinさん、takezawaさん、E-ponさんが集りました。はんぞうさん、お世話さまでした。
一応反省会だったのですが、まあ、このメンツが集れば当然いつものような事態に(笑)。詳しくは書きませんので(というか、あまり覚えていません)、皆さんのブログで顛末をご確認ください。それにしても、自転車仲間は本当に素晴らしいですね! メッチャ楽しかったです。
タイヤ そうそう打ち上げで、まっちさんからミシュランのロード用タイヤPRO3を受け取りました。例の英国サイトのWiggleでまとめ買いしていただいたもので、日本の激安サイトで買うよりも、さらに安い値段でした。まっちさん、ありがとうございます。
PRO3は今はいているPRO2より、グリップ力が向上し、しっとりとした乗り心地とか。まだしばらくはPRO2が使えますので、PRO3をはくのはまだ先ですが、今から楽しみです。それにしても、自転車のパーツとカメラのレンズは、値段などあって無きがごとし。いったい、どうなっているのでしょうね。
2009年05月19日
また買ってしまいました、でも一番役に立ったのは・・・
また、こんなものを買ってしまいました。まずはご笑覧ください。
ミラーレンズ ミラーレンズ
あの"白いレンズ"です。いや、嘘です(笑)。ケンコーの「ミラーレンズ 500mm F6.3 DX」というやつで、500mmですから35mm判換算で750mm、もう超望遠レンズです。でも、本物の白いレンズに比べメチャメチャ安いんです。30分の1の価格といったところでしょうか。
なんせオートフォーカスではありません。絞りもありません。ミラーレンズというのは反射光学系を組み込んだレンズで、天体望遠鏡に詳しい方には「カセグレン系」と言えば、ピンときていただけるでしょうか。屈折望遠鏡と反射望遠鏡を合わせたようなレンズです。
最近、仕事が忙しいもので、ストレスに負けてポチッとしてしまいました・・・と言い訳(爆)。レンズ沼がついにここまで来たと言ったほうがよいか・・・。
ミラーレンズ で、土曜日に折り畳み自転車のPacific-18に乗って、ミラーレンズを持って手賀沼に撮影に行ってきました。Pacific-18だと左の写真のように簡易三脚として使えるので、この超望遠レンズを試すにはちょうどよいと思ったからです。
いやぁ、もの凄く難しいレンズです。手動でピントを合わせるのですが、超望遠のためピントが合う幅(被写界深度)がおそろしく狭いです。しかも、ピントリングの動く角度がわずか。リングをほんの少し回しても、ピントが大きくずれます。
ピントを合わせるためには、どうやら良い眼と腕とカンが必要なようです。Pacific-18という簡易三脚を使おうが、手持ちであろうが、ピントを上手く合わせることができません。十数枚撮って1枚のピントが合っているかどうか。そんな感じです。
その中でも何とかピントが合った1枚が、次の写真です。
[画像:ミラーレンズ]
手賀沼の蓮の群生地、南岸から150mほど離れた杭に佇むカワウにジャストピンでした。この前みたいに写真共有サイトに原画をアップしました。拡大してみてください。それなりに撮れています(カワウの足がかわいいです、笑)。
でも、このほか20枚近くカワウを狙いましたが、まともにピントが合っていたのはこの写真だけでした(苦笑)
[画像:ミラーレンズ]
近くなら、それなりにピンとも合いますが、それでもジャストピンは5〜6枚に1枚程度。うーん、難しい。でも、なんか楽しいです。写真を撮っているぞ、という感じです(笑)。
考えてみれば、昔はこんなふうにマニュアルで撮っていたのです。しかも現像してみないと、上手く撮れているかどうかは分からない。オートフォーカスとデジタル化は、もの凄い技術の進歩ですね。すべてはα7000とQV-10から始まった(と言っても、もはや知らない人も多いことでしょう、苦笑)
おっと脱線。話を元に戻すと、このミラーレンズはドーナッツ型の面白いボケが出るはずですが、今回は曇りだったせいか、ドーナッツリングは撮れませんでした。それはまたの機会のお楽しみです。
ミラーレンズ
これはおまけです。蓮の群生地から北岸の手賀沼親水広場・水の館を撮ってみました。うーん、やはり凄い。これくらい拡大して撮れます。と言っても、手賀沼に行ったことのない方には意味のない情報ですね(苦笑)
で、撮影するネタはないかと、その北岸に渡りました。本当に久しぶりの手賀沼遊歩道です。そうしたら、これまた久しぶりにコブハクチョウの家族に出会いました。子供のハクチョウがメチャクチャかわいいです。
ミラーレンズ ミラーレンズ
早速、撮影を・・・と言っても、500mmのミラーレンズでは無理。コンパクト・デジカメで撮影しました。やはりポタでの撮影では、機動力のあるコンデジですね。←結局オチはそれかい、と自分で突っ込んでみる(爆)
ミラーレンズ ミラーレンズ
あの"白いレンズ"です。いや、嘘です(笑)。ケンコーの「ミラーレンズ 500mm F6.3 DX」というやつで、500mmですから35mm判換算で750mm、もう超望遠レンズです。でも、本物の白いレンズに比べメチャメチャ安いんです。30分の1の価格といったところでしょうか。
なんせオートフォーカスではありません。絞りもありません。ミラーレンズというのは反射光学系を組み込んだレンズで、天体望遠鏡に詳しい方には「カセグレン系」と言えば、ピンときていただけるでしょうか。屈折望遠鏡と反射望遠鏡を合わせたようなレンズです。
最近、仕事が忙しいもので、ストレスに負けてポチッとしてしまいました・・・と言い訳(爆)。レンズ沼がついにここまで来たと言ったほうがよいか・・・。
ミラーレンズ で、土曜日に折り畳み自転車のPacific-18に乗って、ミラーレンズを持って手賀沼に撮影に行ってきました。Pacific-18だと左の写真のように簡易三脚として使えるので、この超望遠レンズを試すにはちょうどよいと思ったからです。
いやぁ、もの凄く難しいレンズです。手動でピントを合わせるのですが、超望遠のためピントが合う幅(被写界深度)がおそろしく狭いです。しかも、ピントリングの動く角度がわずか。リングをほんの少し回しても、ピントが大きくずれます。
ピントを合わせるためには、どうやら良い眼と腕とカンが必要なようです。Pacific-18という簡易三脚を使おうが、手持ちであろうが、ピントを上手く合わせることができません。十数枚撮って1枚のピントが合っているかどうか。そんな感じです。
その中でも何とかピントが合った1枚が、次の写真です。
[画像:ミラーレンズ]
手賀沼の蓮の群生地、南岸から150mほど離れた杭に佇むカワウにジャストピンでした。この前みたいに写真共有サイトに原画をアップしました。拡大してみてください。それなりに撮れています(カワウの足がかわいいです、笑)。
でも、このほか20枚近くカワウを狙いましたが、まともにピントが合っていたのはこの写真だけでした(苦笑)
[画像:ミラーレンズ]
近くなら、それなりにピンとも合いますが、それでもジャストピンは5〜6枚に1枚程度。うーん、難しい。でも、なんか楽しいです。写真を撮っているぞ、という感じです(笑)。
考えてみれば、昔はこんなふうにマニュアルで撮っていたのです。しかも現像してみないと、上手く撮れているかどうかは分からない。オートフォーカスとデジタル化は、もの凄い技術の進歩ですね。すべてはα7000とQV-10から始まった(と言っても、もはや知らない人も多いことでしょう、苦笑)
おっと脱線。話を元に戻すと、このミラーレンズはドーナッツ型の面白いボケが出るはずですが、今回は曇りだったせいか、ドーナッツリングは撮れませんでした。それはまたの機会のお楽しみです。
ミラーレンズ
これはおまけです。蓮の群生地から北岸の手賀沼親水広場・水の館を撮ってみました。うーん、やはり凄い。これくらい拡大して撮れます。と言っても、手賀沼に行ったことのない方には意味のない情報ですね(苦笑)
で、撮影するネタはないかと、その北岸に渡りました。本当に久しぶりの手賀沼遊歩道です。そうしたら、これまた久しぶりにコブハクチョウの家族に出会いました。子供のハクチョウがメチャクチャかわいいです。
ミラーレンズ ミラーレンズ
早速、撮影を・・・と言っても、500mmのミラーレンズでは無理。コンパクト・デジカメで撮影しました。やはりポタでの撮影では、機動力のあるコンデジですね。←結局オチはそれかい、と自分で突っ込んでみる(爆)
2009年05月14日
野田散策、完全無欠のブルジョアの世界を堪能してきました(笑)
この前の日曜日は、はんぞうさんご企画の「野田散策」に出かけてきました。この企画は、ボランティアのガイドの方に野田の町並みをご案内いただこうというもので、「醤油の町 野田」ですから当然ですが、キッコーマン工場と創業一族ゆかりの家屋敷などを訪ね歩きました。
ですから、今回は厳密にはポタではありません。自転車は野田までの移動手段で、野田散策は徒歩で行いました。はんぞうさんからは「美術館も行きますので、靴はスニーカーで」との事前のお達しがありました。そうすると自転車のペダルも、フラットペダルに変える必要があります。
野田散策 野田散策
私のスポーツバイクは、すべてSPDペダルを取り付けています。どれをフラットペダル化しようかと思案していたら、思い出しました。以前、自転車かんさんに御前山のMTBツーリングに連れていってもらった時、下りがSPDペダルでは歯が立たず、自転車かんでデカペダルを買ったのでした。
その後、山に行く機会がなく、すっかり忘却の彼方に。そして今回、ようやく利用する機会が巡ってきたわけです。それにしても、山でなく町で使うことになるとは、思いも寄りませんでした(苦笑)
野田散策 野田散策
さて本題。今回の参加者は、はんぞうさんと奥様、まっちさん、spiritさん、IKAWAさん、そして東葛人です。この日は利根運河で待ち合わせをして、野田市街地へ。デカペダルは最初、違和感があったのですが、慣れてくるとなかなか良い感じです。あっという間に、最初の目的地のキッコーマン野田工場に到着です。
spiritさんは東武野田線でいらっしゃったので、ここで合流しました。その後、ガイドの方と顔合わせ。「むらさきの里 野田ガイドの会」の武内さんという方です。よろしくお願いします!
で、野田散策の第一弾は野田工場内にある「もの知りしょうゆ館」です。先回りして言うと、この日はその後、野田市市民会館(旧・茂木佐平治邸)、興風会館、上花輪歴史館(旧・高梨兵左衛門邸)、煉瓦蔵、茂木本家美術館をご案内いただきました。
まずは「もの知りしょうゆ館」ですが、私は十数年前に一度訪れたことがあります。でも、醤油の小瓶をおみあげにもらった記憶しかありません(苦笑)。醤油の歴史や製造方法を学べるそうなので、改めて学ばせてただきました。
醤油は、大豆だけでなく小麦も原料なのですね。知らなかった(覚えていないだけです!)。しかも、麹菌だけでなく乳酸菌や酵母も使うことで、あの複雑な味や香、色が生まれるそうです。いやぁ、知りませんでした(もちろん覚えていないだけです、苦笑)
そして見学の最後、やはり醤油の小瓶を頂きました。それと今回は、キッコーマン御用蔵で熟成された「御用蔵醤油」を購入しました。御用蔵は江戸川サイクリングロードから見える例のお城のような蔵で、宮内庁御用達の醤油を作っています。凄いコクがある醤油だそうで、ちょっと楽しみです。
[画像:野田散策] もの知りしょうゆ館の見学の後、いよいよガイドの武内さんに野田案内をしていただきました。実は私、これから回る野田市市民会館や興風会館、上花輪歴史館、煉瓦蔵を以前訪ねたことがあります。
その時の印象を、こんなふうに書いていました。「野田市の街並みは一種独特です。キッコーマンの工場は市街地に散らばっていますが、その工場に隣接して古いお屋敷が建っていたりします。江戸時代の醤油醸造家がそのまま醤油工場に発展した感じです。普通、工場街=下町の風情ですが、野田市はそれとは全く違った印象があります」
こうした建造物の由来を解説していただくと、ナルホドと腑に落ちます。今回訪れたのは、キッコーマンを創業した茂木一族や高梨家など資産家の屋敷が並ぶアップタウンです。そのアップタウンに巨大な工場が林立しているわけで、野田独特の印象を作り出しています。
【野田市市民会館(旧・茂木佐平治邸)】
野田散策 野田散策
【興風会館】
野田散策 野田散策
【上花輪歴史館(旧・高梨兵左衛門邸)】
野田散策 野田散策
【煉瓦蔵】
野田散策 野田散策
放って置くと、このエントリーをいつまでも書き続けていそうなので(苦笑)、少しはしょります。ポイントだけ記すと、まず野田市市民会館ですが、てっきり茂木本家の旧屋敷だと思っていたのですが、茂木分家から野田に寄贈された屋敷だそうです。うーん、茂木一族の財力、恐るべしですね。
興風会館もキッコーマンゆかりの建造物です。今回初めて中に入りましたが、レトロな大講堂がありました。まっちさん曰く、「いつか、ここでライブをするぞ」だそうです(笑)
上花輪歴史館は今も、修復工事のため長期休館中でした。もともと高梨本家の屋敷だったところです。高梨家はキッコーマン創業の一家であり、茂木一族より早く醤油醸造を始めたとのこと。当主の方は代々、高梨兵左衛門を名乗っていらっしゃいますが、現在で第30世だそうです(驚)
そして煉瓦蔵。私のお気に入りの建造物で、キッコーマンの現役の醸造蔵です。ただ取り壊されるとの噂もあるとのことで、それが事実だとしたらもったいない。ぜひ「産業遺産」として保存していただきたいものです。
野田散策 野田散策
で、この日最後の訪問先は、はんぞうさんが以前から行きたいとおっしゃっていた茂木本家美術館です。はんぞうさんは浮世絵がお好きで、この美術館の浮世絵コレクションに関心があるとのことでした。大学では美術史を学び油絵を描いていたこともある私としても、ぜひ訪ねてみたかったところです。
館内は撮影禁止のため写真はありませんが、この日は浮世絵のうち相撲絵が公開されていました。実は私、相撲も好きでして、相撲絵に描かれた谷風、小野川、稲妻、不知火など江戸時代の名力士に興味津々でした。そして、浮世絵師のデッサン力、デフォルメ力にはもう脱帽。いやぁ、面白かったです。
野田散策 野田散策
野田散策 野田散策
さて、美術館には広大な庭園があります。その中に立派な稲荷神社がありました。美術館と茂木本家邸宅、それにキッコーマン野田本社は事実上一体です。この稲荷神社は茂木本家邸宅とキッコーマン本社の間に鎮座していました。絵馬を奉納しているのは当然ですが、茂木本家のみでした。
いやぁ、今回は完全無欠のブルジョアの世界を見せていただきました(笑)。まさにビッグサプライズでした。ちなみに茂木家の家憲には、「私費を省き 之を各自の分に応じて 社会公共の為に出捐せよ 然れども之が報ひを求め 又は之を誇りとする勿れ」という一節があるそうです。
野田散策 ところで住処に戻った後、購入した御用蔵醤油を刺身で試してみました。そうしたら本当に深い味わいでした。同じキッコーマン製とは言え、量産されている醤油はいったい何なんだろう、そう思わずにはいられない味と香りでした。
そう言えば、武内さんのお薦めで昼食に立ち寄った店も、とてもクレージーで楽しい処でした。これを書くと、また長くなるので割愛します(苦笑)。ご関心のある方は、他の参加者の皆さんのブログをお読みください。
ご企画いただいたはんぞうさん、そしてご案内いただいた武内さん、ありがとうございました。ご参加の皆さん、お疲れさまでした。
ですから、今回は厳密にはポタではありません。自転車は野田までの移動手段で、野田散策は徒歩で行いました。はんぞうさんからは「美術館も行きますので、靴はスニーカーで」との事前のお達しがありました。そうすると自転車のペダルも、フラットペダルに変える必要があります。
野田散策 野田散策
私のスポーツバイクは、すべてSPDペダルを取り付けています。どれをフラットペダル化しようかと思案していたら、思い出しました。以前、自転車かんさんに御前山のMTBツーリングに連れていってもらった時、下りがSPDペダルでは歯が立たず、自転車かんでデカペダルを買ったのでした。
その後、山に行く機会がなく、すっかり忘却の彼方に。そして今回、ようやく利用する機会が巡ってきたわけです。それにしても、山でなく町で使うことになるとは、思いも寄りませんでした(苦笑)
野田散策 野田散策
さて本題。今回の参加者は、はんぞうさんと奥様、まっちさん、spiritさん、IKAWAさん、そして東葛人です。この日は利根運河で待ち合わせをして、野田市街地へ。デカペダルは最初、違和感があったのですが、慣れてくるとなかなか良い感じです。あっという間に、最初の目的地のキッコーマン野田工場に到着です。
spiritさんは東武野田線でいらっしゃったので、ここで合流しました。その後、ガイドの方と顔合わせ。「むらさきの里 野田ガイドの会」の武内さんという方です。よろしくお願いします!
で、野田散策の第一弾は野田工場内にある「もの知りしょうゆ館」です。先回りして言うと、この日はその後、野田市市民会館(旧・茂木佐平治邸)、興風会館、上花輪歴史館(旧・高梨兵左衛門邸)、煉瓦蔵、茂木本家美術館をご案内いただきました。
まずは「もの知りしょうゆ館」ですが、私は十数年前に一度訪れたことがあります。でも、醤油の小瓶をおみあげにもらった記憶しかありません(苦笑)。醤油の歴史や製造方法を学べるそうなので、改めて学ばせてただきました。
醤油は、大豆だけでなく小麦も原料なのですね。知らなかった(覚えていないだけです!)。しかも、麹菌だけでなく乳酸菌や酵母も使うことで、あの複雑な味や香、色が生まれるそうです。いやぁ、知りませんでした(もちろん覚えていないだけです、苦笑)
そして見学の最後、やはり醤油の小瓶を頂きました。それと今回は、キッコーマン御用蔵で熟成された「御用蔵醤油」を購入しました。御用蔵は江戸川サイクリングロードから見える例のお城のような蔵で、宮内庁御用達の醤油を作っています。凄いコクがある醤油だそうで、ちょっと楽しみです。
[画像:野田散策] もの知りしょうゆ館の見学の後、いよいよガイドの武内さんに野田案内をしていただきました。実は私、これから回る野田市市民会館や興風会館、上花輪歴史館、煉瓦蔵を以前訪ねたことがあります。
その時の印象を、こんなふうに書いていました。「野田市の街並みは一種独特です。キッコーマンの工場は市街地に散らばっていますが、その工場に隣接して古いお屋敷が建っていたりします。江戸時代の醤油醸造家がそのまま醤油工場に発展した感じです。普通、工場街=下町の風情ですが、野田市はそれとは全く違った印象があります」
こうした建造物の由来を解説していただくと、ナルホドと腑に落ちます。今回訪れたのは、キッコーマンを創業した茂木一族や高梨家など資産家の屋敷が並ぶアップタウンです。そのアップタウンに巨大な工場が林立しているわけで、野田独特の印象を作り出しています。
【野田市市民会館(旧・茂木佐平治邸)】
野田散策 野田散策
【興風会館】
野田散策 野田散策
【上花輪歴史館(旧・高梨兵左衛門邸)】
野田散策 野田散策
【煉瓦蔵】
野田散策 野田散策
放って置くと、このエントリーをいつまでも書き続けていそうなので(苦笑)、少しはしょります。ポイントだけ記すと、まず野田市市民会館ですが、てっきり茂木本家の旧屋敷だと思っていたのですが、茂木分家から野田に寄贈された屋敷だそうです。うーん、茂木一族の財力、恐るべしですね。
興風会館もキッコーマンゆかりの建造物です。今回初めて中に入りましたが、レトロな大講堂がありました。まっちさん曰く、「いつか、ここでライブをするぞ」だそうです(笑)
上花輪歴史館は今も、修復工事のため長期休館中でした。もともと高梨本家の屋敷だったところです。高梨家はキッコーマン創業の一家であり、茂木一族より早く醤油醸造を始めたとのこと。当主の方は代々、高梨兵左衛門を名乗っていらっしゃいますが、現在で第30世だそうです(驚)
そして煉瓦蔵。私のお気に入りの建造物で、キッコーマンの現役の醸造蔵です。ただ取り壊されるとの噂もあるとのことで、それが事実だとしたらもったいない。ぜひ「産業遺産」として保存していただきたいものです。
野田散策 野田散策
で、この日最後の訪問先は、はんぞうさんが以前から行きたいとおっしゃっていた茂木本家美術館です。はんぞうさんは浮世絵がお好きで、この美術館の浮世絵コレクションに関心があるとのことでした。大学では美術史を学び油絵を描いていたこともある私としても、ぜひ訪ねてみたかったところです。
館内は撮影禁止のため写真はありませんが、この日は浮世絵のうち相撲絵が公開されていました。実は私、相撲も好きでして、相撲絵に描かれた谷風、小野川、稲妻、不知火など江戸時代の名力士に興味津々でした。そして、浮世絵師のデッサン力、デフォルメ力にはもう脱帽。いやぁ、面白かったです。
野田散策 野田散策
野田散策 野田散策
さて、美術館には広大な庭園があります。その中に立派な稲荷神社がありました。美術館と茂木本家邸宅、それにキッコーマン野田本社は事実上一体です。この稲荷神社は茂木本家邸宅とキッコーマン本社の間に鎮座していました。絵馬を奉納しているのは当然ですが、茂木本家のみでした。
いやぁ、今回は完全無欠のブルジョアの世界を見せていただきました(笑)。まさにビッグサプライズでした。ちなみに茂木家の家憲には、「私費を省き 之を各自の分に応じて 社会公共の為に出捐せよ 然れども之が報ひを求め 又は之を誇りとする勿れ」という一節があるそうです。
野田散策 ところで住処に戻った後、購入した御用蔵醤油を刺身で試してみました。そうしたら本当に深い味わいでした。同じキッコーマン製とは言え、量産されている醤油はいったい何なんだろう、そう思わずにはいられない味と香りでした。
そう言えば、武内さんのお薦めで昼食に立ち寄った店も、とてもクレージーで楽しい処でした。これを書くと、また長くなるので割愛します(苦笑)。ご関心のある方は、他の参加者の皆さんのブログをお読みください。
ご企画いただいたはんぞうさん、そしてご案内いただいた武内さん、ありがとうございました。ご参加の皆さん、お疲れさまでした。
2009年05月09日
この菖蒲園は穴場でした、そして茅葺の話
菖蒲 菖蒲
私設印旛自転車観光協会長(笑)の愚兵衛さんにご紹介いただいた白井市の来迎寺前にある折立菖蒲園を訪ねました。以前IKAWAさんがブログで紹介されていたところで、この辺りに詳しい二人がおっしゃるなら間違いないと思い、出かけてみました。
訪ねたのはゴールデンウイーク期間中の5月5日の朝です。愚兵衛さんの情報によると、明日10日には菖蒲祭りが開催されるとのことですが、はんぞうさんご企画の野田散策の日ですので、一足先に訪れてみました。
菖蒲園は思ったより小ぶりでしたが、木道が通っており、なかなか良い感じ。湿原の風情です。菖蒲は紫の花が基調で、ところにより黄色の花が交じっています。今にも雨が落ちてきそうな天気でしたが、やはり菖蒲の花はそんな天気によく似合います。
菖蒲 菖蒲
もちろん花ですから、50mmのマクロレンズを使ってデジイチで撮影。うーん、構図に何の工夫もありませんね(苦笑)。でも、美しく撮れました。
私の腕が未熟なせいか、コンパクト・デジカメでは、どうも菖蒲の花はうまく撮れませんでした。やはり、デジイチ&マクロレンズの威力は絶大です。ますます構図や背景の入れ方を勉強してみようという気になりますね。
それはともかく、この日の折立菖蒲園は訪れる人もまばらで、とても静かでした。菖蒲祭りの時はどれくらいの人出になるか分かりませんが、この菖蒲園はなかなかの穴場ですね。
春の道 春の道
ちなみに、道には思いっきり迷いました(苦笑)。30分ぐらいうろうろして諦めかけた時、ようやく見つけることがきました。でも、迷い道も雰囲気が良くて、それはそれで楽しめました。
上の写真の道は、その際に迷い込んだ小道です。この時は方向違いの白井第二小学校まで行ってしましたが、その途中の道が素晴らしかったです。そして、まわりをよく見ると・・・。
茅葺 茅葺
見事な茅葺のお宅がありました。茅葺オタクのIKAWAさんはもうご存知でしょうか(笑)。
そう言えば、茅葺の存続は厳しいみたいですね。建築基準法や消防法の関係で新築の茅葺は認められないそうです。しかも、現行の茅葺についても火災の危険性が問題視されているようで、あの旧沼南町の旧手賀教会堂ですら、「銅板葺に替えろ」といった話もあるそうです。
私設印旛自転車観光協会長(笑)の愚兵衛さんにご紹介いただいた白井市の来迎寺前にある折立菖蒲園を訪ねました。以前IKAWAさんがブログで紹介されていたところで、この辺りに詳しい二人がおっしゃるなら間違いないと思い、出かけてみました。
訪ねたのはゴールデンウイーク期間中の5月5日の朝です。愚兵衛さんの情報によると、明日10日には菖蒲祭りが開催されるとのことですが、はんぞうさんご企画の野田散策の日ですので、一足先に訪れてみました。
菖蒲園は思ったより小ぶりでしたが、木道が通っており、なかなか良い感じ。湿原の風情です。菖蒲は紫の花が基調で、ところにより黄色の花が交じっています。今にも雨が落ちてきそうな天気でしたが、やはり菖蒲の花はそんな天気によく似合います。
菖蒲 菖蒲
もちろん花ですから、50mmのマクロレンズを使ってデジイチで撮影。うーん、構図に何の工夫もありませんね(苦笑)。でも、美しく撮れました。
私の腕が未熟なせいか、コンパクト・デジカメでは、どうも菖蒲の花はうまく撮れませんでした。やはり、デジイチ&マクロレンズの威力は絶大です。ますます構図や背景の入れ方を勉強してみようという気になりますね。
それはともかく、この日の折立菖蒲園は訪れる人もまばらで、とても静かでした。菖蒲祭りの時はどれくらいの人出になるか分かりませんが、この菖蒲園はなかなかの穴場ですね。
春の道 春の道
ちなみに、道には思いっきり迷いました(苦笑)。30分ぐらいうろうろして諦めかけた時、ようやく見つけることがきました。でも、迷い道も雰囲気が良くて、それはそれで楽しめました。
上の写真の道は、その際に迷い込んだ小道です。この時は方向違いの白井第二小学校まで行ってしましたが、その途中の道が素晴らしかったです。そして、まわりをよく見ると・・・。
茅葺 茅葺
見事な茅葺のお宅がありました。茅葺オタクのIKAWAさんはもうご存知でしょうか(笑)。
そう言えば、茅葺の存続は厳しいみたいですね。建築基準法や消防法の関係で新築の茅葺は認められないそうです。しかも、現行の茅葺についても火災の危険性が問題視されているようで、あの旧沼南町の旧手賀教会堂ですら、「銅板葺に替えろ」といった話もあるそうです。
2009年05月05日
今年も筑波8耐を楽しんできました! おいしいところは残念(笑)
筑波8耐 筑波8耐
5月3日、自転車仲間の皆さんと、筑波8時間耐久レースに参加してきました。昨年は雨の8耐でしたが、今年は天候に恵まれました。まあ少し暑かったですが、薄曇で日差しも強くなく、風も穏やか。絶好の8耐日和でした。
今年の参加者は2チームで8名です。わいずさん、kaccinさん、ヤマグチ。さん、まっちさん、はんぞうさん、ウイルさん、えいじさん、そして東葛人です。筑波8耐への参加の基本は「ピクニック気分」です(笑)。参加できなかったE-ponさんの分も楽しもうと、筑波サーキットへ向かいました。
筑波8耐 筑波8耐
さて、オープニングは毎年恒例の東洋大学附属牛久高校ダンス部の皆さんによるチアリーディング。いつものことながら、緊張感が高まるスタート前に格好のなごみを与えてくれました。
昨年に続き、今年も私がスタート時の第一走者を務めました。筑波8耐では参加受付順にスタートグリッドが決まります。実力が違う人たちが入り交じり混沌とした状況でスタートしますので、いつも結構スリリングです。
でも、今年は参加申し込みが遅く、2チームとも後ろから数えて約20番目からのスタートですので、危ない目に遭いそうもないのでお気楽モードのスタートでした。ところが、いきなり目の前で落車。危うく巻き込まれそうになりましたが、何とか回避してレースが始まりました。
筑波8耐 筑波8耐
筑波8耐はライダーのチェンジを繰り返し、筑波サーキットを8時間走り周回数を競う耐久レースです。勝負とは無縁の私たちは高速で駆け抜けるトップグループの勝負にあやを作る"動く障害物"にすぎません(苦笑)
それでも楽しいです。一般公道のレースなら、トップグループははるか先を行ってしまいますが、クローズド・サーキットでは、トップグループの走りを何度も体感できます。独り旅もよし、遅い者同士の集団走行もまた楽しです。右の写真は独り旅するウイルさんですが、なんかカッコイイでしょ(笑)
それと一度だけですが、私は時速40Km前後で走行する中速グループの大集団に絡むことができました。最初小集団でしたが、ちぎられないように付いて走っていると、いつの間にか大集団に。前後左右を他の自転車に囲まれると、私のような貧脚でも付いて行けました。ちょっと嬉しかったです。
筑波8耐 筑波8耐
筑波8耐 筑波8耐
あっと言う間の8時間でした・・・と言いたいところですが、やはり8時間は長い。昨年は前半が雨だったので、スピードを落としていたため、後半も比較的体力が残っていました。今年は朝から全力疾走。4〜5時間経った辺りからは、私も皆さんもヘロヘロでした。
"ピクニック気分"なんだから、体力をセーブして走ればよいはずなんですが、そこは人間のさが。サーキットへ出ると、闘争心がメラメラとしてきます。結局、うりゃ〜と走っちゃうんですね(苦笑)。
でも終盤になるに従い、モチベーションは再びアップ。で、終了30分前、ここからは最終走者が最後まではり続けます。私たちチームの最終走者は、わいずさん(左上の写真)とはんぞうさんです。
青のファイナルフラッグが振られ、ラスト1周。皆さん、トップグループは物凄いスピードです。おお、はんぞうさんも何人かを引いて、突っ走っています(左下の写真の先頭)。そしてゴールフラッグが振られてレース終了です。
筑波8耐
で、最後はウイニングラン。花火が上がり、最終走者全員を「ウイナー」として拍手で出迎える感動的なシーンです。実は3チームで出場した昨年、私たちのチームはおいしいところを持っていきました。行進の一番最後で3人並走して手を振ったものですから、もうメチャクチャ目立っていました。
それで、わいずさん、はんぞうさんも同じような展開を狙ったのですが、今回は一番最後のおいしさが他のチームにも知れ渡っていたようです。一番最後のポジションは競争倍率が高かったそうで、結局は諦めたとのこと。今年も感動の1枚を狙っていたのですが、残念でした(笑)
そんなわけで、筑波8耐は今年も無事終了。昨年同様、芽吹大橋のすぐ近く「しゃお」という中国料理店。昨年同様、写真を撮り忘れましたが(苦笑)、ここは量がハンパじゃないです。私は大盛りのカツ丼にラーメン(一人前)、餃子が2個付いた「カツ丼セット」を注文しましたが、ペロッと完食。しかし、ハイパーカロリーです。こんな日でないと、とても食べられませんね。
いやぁ、ヘロヘロになったけど、達成感いっぱいで楽しかったです。ただ、写真撮影のほうはイマイチ。意気揚々とデジイチを持って行き、疾走するチームの皆さんを撮りましたが、構図・ピンとも甘いものが多かったです。スポーツ写真の難しさを実感した1日でした。もっと修行せねば。
5月3日、自転車仲間の皆さんと、筑波8時間耐久レースに参加してきました。昨年は雨の8耐でしたが、今年は天候に恵まれました。まあ少し暑かったですが、薄曇で日差しも強くなく、風も穏やか。絶好の8耐日和でした。
今年の参加者は2チームで8名です。わいずさん、kaccinさん、ヤマグチ。さん、まっちさん、はんぞうさん、ウイルさん、えいじさん、そして東葛人です。筑波8耐への参加の基本は「ピクニック気分」です(笑)。参加できなかったE-ponさんの分も楽しもうと、筑波サーキットへ向かいました。
筑波8耐 筑波8耐
さて、オープニングは毎年恒例の東洋大学附属牛久高校ダンス部の皆さんによるチアリーディング。いつものことながら、緊張感が高まるスタート前に格好のなごみを与えてくれました。
昨年に続き、今年も私がスタート時の第一走者を務めました。筑波8耐では参加受付順にスタートグリッドが決まります。実力が違う人たちが入り交じり混沌とした状況でスタートしますので、いつも結構スリリングです。
でも、今年は参加申し込みが遅く、2チームとも後ろから数えて約20番目からのスタートですので、危ない目に遭いそうもないのでお気楽モードのスタートでした。ところが、いきなり目の前で落車。危うく巻き込まれそうになりましたが、何とか回避してレースが始まりました。
筑波8耐 筑波8耐
筑波8耐はライダーのチェンジを繰り返し、筑波サーキットを8時間走り周回数を競う耐久レースです。勝負とは無縁の私たちは高速で駆け抜けるトップグループの勝負にあやを作る"動く障害物"にすぎません(苦笑)
それでも楽しいです。一般公道のレースなら、トップグループははるか先を行ってしまいますが、クローズド・サーキットでは、トップグループの走りを何度も体感できます。独り旅もよし、遅い者同士の集団走行もまた楽しです。右の写真は独り旅するウイルさんですが、なんかカッコイイでしょ(笑)
それと一度だけですが、私は時速40Km前後で走行する中速グループの大集団に絡むことができました。最初小集団でしたが、ちぎられないように付いて走っていると、いつの間にか大集団に。前後左右を他の自転車に囲まれると、私のような貧脚でも付いて行けました。ちょっと嬉しかったです。
筑波8耐 筑波8耐
筑波8耐 筑波8耐
あっと言う間の8時間でした・・・と言いたいところですが、やはり8時間は長い。昨年は前半が雨だったので、スピードを落としていたため、後半も比較的体力が残っていました。今年は朝から全力疾走。4〜5時間経った辺りからは、私も皆さんもヘロヘロでした。
"ピクニック気分"なんだから、体力をセーブして走ればよいはずなんですが、そこは人間のさが。サーキットへ出ると、闘争心がメラメラとしてきます。結局、うりゃ〜と走っちゃうんですね(苦笑)。
でも終盤になるに従い、モチベーションは再びアップ。で、終了30分前、ここからは最終走者が最後まではり続けます。私たちチームの最終走者は、わいずさん(左上の写真)とはんぞうさんです。
青のファイナルフラッグが振られ、ラスト1周。皆さん、トップグループは物凄いスピードです。おお、はんぞうさんも何人かを引いて、突っ走っています(左下の写真の先頭)。そしてゴールフラッグが振られてレース終了です。
筑波8耐
で、最後はウイニングラン。花火が上がり、最終走者全員を「ウイナー」として拍手で出迎える感動的なシーンです。実は3チームで出場した昨年、私たちのチームはおいしいところを持っていきました。行進の一番最後で3人並走して手を振ったものですから、もうメチャクチャ目立っていました。
それで、わいずさん、はんぞうさんも同じような展開を狙ったのですが、今回は一番最後のおいしさが他のチームにも知れ渡っていたようです。一番最後のポジションは競争倍率が高かったそうで、結局は諦めたとのこと。今年も感動の1枚を狙っていたのですが、残念でした(笑)
そんなわけで、筑波8耐は今年も無事終了。昨年同様、芽吹大橋のすぐ近く「しゃお」という中国料理店。昨年同様、写真を撮り忘れましたが(苦笑)、ここは量がハンパじゃないです。私は大盛りのカツ丼にラーメン(一人前)、餃子が2個付いた「カツ丼セット」を注文しましたが、ペロッと完食。しかし、ハイパーカロリーです。こんな日でないと、とても食べられませんね。
いやぁ、ヘロヘロになったけど、達成感いっぱいで楽しかったです。ただ、写真撮影のほうはイマイチ。意気揚々とデジイチを持って行き、疾走するチームの皆さんを撮りましたが、構図・ピンとも甘いものが多かったです。スポーツ写真の難しさを実感した1日でした。もっと修行せねば。
2009年05月02日
明日は筑波8耐、何とか間に合いました
筑波8時間耐久レースに何とか間に合いました。随分前に落車してヘルメットに助けられましたが、その後なかなか頭に合う新しいヘルメットが見つかりませんでした。
仕方がないので、これまでひびの入ったヘルメットを使っていましたが、それではあまりに危険。筑波8耐も近いので焦っていましたが、ようやく私のいびつな頭(苦笑)でも被れるヘルメットが見つかりました。
ヘルメット ヘルメット
入手したのは、OGKの「ENTRA DX」です。エントリーモデルですが、虫の侵入防止用のネットが張られています。実は、このネットのない従来の「ENTRA」やワンランク上の「REGAS」がイマイチ頭に合わず被れませんでした。
私は外国製のヘルメットが一切被れず、日本人の頭を知りつくしたOGKだけが頼りでした。ところがENTRAやREGASが被れないとは、ショックでした。上位モデルの「Gaia」や「MOSTRO」にはXL/XXLサイズがありますが、大枚をはたいて巨大なキノコ頭にはなりたくありません。
唯一の希望が、最近発売されたこのENTRA DXだったのですが、このところ忙しくてショップへ行く時間が持てず、行っても在庫切れだったりで、とうとう筑波8耐の直前になってしまいました。
で、ようやくこの前の火曜日、都内のショップにENTRA DXがあり、被ってみると何とかOK。従来のENTRAと同じ形のはずですが、虫防止用のネットが微妙なフィット感を与えてくれたようです。もちろん、即刻購入です。
これだけヘルメット選びに難儀すると、OGKがこれからも被れる形状のヘルメットを作り続けてくれるか不安になりますね。場合によっては、ENTRA DXを在庫しておいたほうがよいかもしれません。
亀成川 亀成川
さて、メチャメチャ仕事が忙しかった私も、この前の金曜日、5月1日からゴールデンウイークがスタートしました。早速、このヘルメットの装着感を確かめるため、亀成川の斜面林の道を走ってきました。
亀成川の道はこの前の第6回東葛ポタで、愚兵衛さんにご案内いただいたルートです。亀成川の周辺には、いわゆる谷津田が広がっており、田植え前の水の入った風景が美しいはず。で、走ってみたら、やはり美しい。やはり、この季節の谷津田は最高ですね。
新しいヘルメットも問題なさそうです。少し違和感があるため、長時間被っていると頭が痛くなるかと心配しましたが、どうやら大丈夫なようです。これで憂いなく筑波8耐を楽しめそうです。
白鳥
これはおまけの写真です。亀成川に行く途中、発作橋で手賀沼在住のコブハクチョウを撮りました。アングルがちょっと面白いでしょ。では、これにて、明日の筑波8耐に備えて休みます。
仕方がないので、これまでひびの入ったヘルメットを使っていましたが、それではあまりに危険。筑波8耐も近いので焦っていましたが、ようやく私のいびつな頭(苦笑)でも被れるヘルメットが見つかりました。
ヘルメット ヘルメット
入手したのは、OGKの「ENTRA DX」です。エントリーモデルですが、虫の侵入防止用のネットが張られています。実は、このネットのない従来の「ENTRA」やワンランク上の「REGAS」がイマイチ頭に合わず被れませんでした。
私は外国製のヘルメットが一切被れず、日本人の頭を知りつくしたOGKだけが頼りでした。ところがENTRAやREGASが被れないとは、ショックでした。上位モデルの「Gaia」や「MOSTRO」にはXL/XXLサイズがありますが、大枚をはたいて巨大なキノコ頭にはなりたくありません。
唯一の希望が、最近発売されたこのENTRA DXだったのですが、このところ忙しくてショップへ行く時間が持てず、行っても在庫切れだったりで、とうとう筑波8耐の直前になってしまいました。
で、ようやくこの前の火曜日、都内のショップにENTRA DXがあり、被ってみると何とかOK。従来のENTRAと同じ形のはずですが、虫防止用のネットが微妙なフィット感を与えてくれたようです。もちろん、即刻購入です。
これだけヘルメット選びに難儀すると、OGKがこれからも被れる形状のヘルメットを作り続けてくれるか不安になりますね。場合によっては、ENTRA DXを在庫しておいたほうがよいかもしれません。
亀成川 亀成川
さて、メチャメチャ仕事が忙しかった私も、この前の金曜日、5月1日からゴールデンウイークがスタートしました。早速、このヘルメットの装着感を確かめるため、亀成川の斜面林の道を走ってきました。
亀成川の道はこの前の第6回東葛ポタで、愚兵衛さんにご案内いただいたルートです。亀成川の周辺には、いわゆる谷津田が広がっており、田植え前の水の入った風景が美しいはず。で、走ってみたら、やはり美しい。やはり、この季節の谷津田は最高ですね。
新しいヘルメットも問題なさそうです。少し違和感があるため、長時間被っていると頭が痛くなるかと心配しましたが、どうやら大丈夫なようです。これで憂いなく筑波8耐を楽しめそうです。
白鳥
これはおまけの写真です。亀成川に行く途中、発作橋で手賀沼在住のコブハクチョウを撮りました。アングルがちょっと面白いでしょ。では、これにて、明日の筑波8耐に備えて休みます。