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2008年03月

2008年03月28日

【ご連絡】3月30日の「鰻を食べに行こう!」の件

3月30日(日)の鰻ツアーにお付き合いいただける皆さん、当日のご案内です。アップが遅くなり、申し訳ありません。

江戸一さんに確認したところ、「8人で来るなら、お昼時間を外してほしい」とのことでした。で、13時に江戸一さんに行きたいと思います。

今回は純粋に「江戸一の鰻を食べる」のが目的なのと、皆さんのいらっしゃる方向がまちまちだと思いますので、江戸一さんの近くでお昼に待ち合わせということにさせてください。ということで・・・

【待ち合わせ場所】
江戸川サイクリングロード右岸(埼玉側)の玉葉橋付近
http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.52.24.3N35.54.32.1&ZM=11
【待ち合わせ時間】
12時30分(12時45分ごろに江戸一さんへ向かいたいと思います)
*EIJIさんは、13時に直接、お店にいらっしゃってください。

食事後お時間があれば、軽く花見ポタでもやりたいと思います。それでは、よろしくお願いします。

toukatsujin at 18:13|PermalinkComments(10)TrackBack(0)│ [フレーム]

2008年03月23日

「しゃぶしゃぶランチツアー」に参加、まかない丼、おいしゅうございました

[画像:しゃぶ]

今日、タルサ・マクリーンさんに企画していただいた「しゃぶしゃぶランチツアー」に参加してきました。このところ、毎週のように皆さんの企画に参加させていただいて遊んでいますが、今日もとても楽しかったです。

フル参加は、そっくりもぐらさんKaccinさんSpiritさんえいじさんたすけさんわいずさんIKAWAさんです。それに途中まで、momoさん、Nisiさん、E-ponさんにお付き合いいただきました。

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まず訪れたのが水元公園。私にとっては一昨年の晩秋以来の訪問です。それにしてもデコリカ乗りのmomoさん、おいしいところをみんな、もっていきます(笑)。

そりゃ、ぬいぐるみの座ったトレーラーを引いたデコリカに風車まで付いて、誰だって注目しますわ。でも、見る人はみんな笑顔です。momoさんのデコリカは凄いですね。誰もを幸せにする自転車です(笑)

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で、この後、煉瓦閘門の二連発。まずは水元公園の西端のところにある大場川閘門橋(弐郷半領猿又閘門)です(左の写真)。閘門(こうもん)とは水門のことですね。

この大場川を塞ぐ閘門は、中川水系の氾濫による大場川の逆流を防ぐ目的で、明治43年(1910年)に造られたそうです。ちなみに弐郷半領とは、今の埼玉県吉川市と三郷市のことだそうです。

水を防ぐゲートはもうありませんが、そのゲートの上げ下げをする人をかたどった2体の銅像がお茶目です(笑)。この水元公園でmomoさんとNisiさんとお別れし、次に訪ねたのが柳原水閘門(右の写真)。

少し前に、タルサ・マクリーンさんが紹介されていたのを見て、一度訪ねた閘門です。ここはゲートが残されていますので、閘門の役割がよく分かりますね。

しゃぶしゃぶ

柳原水閘門でE-ponさんとお別れして、今日のメインイベントの「しゃぶ門」さんへ。結論的に言えば、とても美味しかったです。やはり肉を食すると、テンションが上がりますね(笑)。

このお店、しゃぶしゃぶも美味しかったのですが、なんといってもインパクトがあったのが、右の写真のまかない丼です。生肉にネギが乗ったご飯にポン酢をたっぷりかけていただくのですが、これが素晴しく美味! タルサ・マクリーンさんの知り合いということで、まかない丼の有資格者になったので(笑)、また是非訪れたいです。

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しゃぶ しゃぶ
しゃぶ しゃぶ

で、最後が戸定邸。水戸藩の最後の藩主だった徳川昭武の屋敷ですね。この人、明治維新のころにパリ万博に行った人です。私は戸定邸には、東葛地域に引っ越してきた20年前に一度だけ訪れたことがあります。今回、来てみて、何の記憶も残っていないことに驚きました(笑)

この戸定邸は7000坪もあるそうです。屋敷も庭も素晴しいです。なんで記憶に残っていないんだろ。畳部屋で正座して使う洗面台なんか、もう感動ものでした。それにしても、あの広間で昼寝ができたら、どんなに幸せなんだろう、と思いましたが、参加者の皆さんもきっと同じ気持ちだったことでしょう(笑)

[画像:しゃぶ]

集合場所だった江戸川の樋野口の一里塚に戻り、ここで皆さんとお別れ。この後、たすけさんとSpiritさんと流山の喫茶店でしばし歓談しました。本当はたすけさんが激賞される「アンティグア」に行く予定でしたが、残念ながら日曜日はお休み。

で、行ったのは、以前そっくりもぐらさんとご一緒した「珈琲屋OB」です。この店、とにかく飲み物がデカイ。私は今回もオレンジジュースを注文しましたが、このありさまです(笑)。でも、今回は楽勝でした。やはり走った後だと、水分も全く平気ですね。

そんなわけで、とても楽しいツアーでした。タルサ・マクリーンさん、松戸市や市川市の良さを再発見させてくれる、ポタ企画ありがとうございました。

2008年03月20日

物欲の赴くまま、MTBがどんどん白くなってます(笑)

今日はせっかく休日でしたが、生憎の雨。タルサ・マクリーンさんに企画していただいた「しゃぶしゃぶランチツアー」も延期になってしまったし、今日は一日、家でゴロゴロ。

でも、こんな休日って、なんか久しぶり。疲れもたまっていたので、結構楽しく自堕落モードを楽しみました(笑)。それに少しサボっていた東葛人的サイトも少し更新しました。



で、今回のネタはこの前の日曜日、またまたマルゾッキのサスを履いたMTBのAttitudeVです・・・じゃないです。いつも間にか知らないうち、サドルが白くなっています(嘘)。実はサスが白くなったので、サドルも今流行りの白いサドルに替えたくなったのです。

今までタイオガのスパイダーサドルを使っていたのですが、今回買ったのは・・・やはりスパイダーサドルです(笑)。だって、このサドル、凄くカッコイイのです(そのカッコ良さについてはこちらのページでどうぞ)。そして白は、今までの黒より格段に素敵です。

白いサドル 白いサドル

白と黒のスパイダーサドルを並べると、こんな感じ。形は全く同じですね(当たり前か、苦笑)。ご覧の通り網目状のため、座り心地は他のサドルと随分違います。

私的には、この座り心地は多少苦手な部類ですが、サドルは座り心地より見た目(笑)。なんせ鋼鉄のお尻を持つ私ですから、網目状にお尻が多少痛くなってもノープロブレム。それに、このサドルはものすごくしなるので、そんなに苦痛ではありません。

それにしても、サドルの色を変えただけで、バイクの雰囲気がこんなに変わるものなんですね。素晴しい! そうそう、白のサドルは汚れが付きやすいですが、このサドルの素材はカーボネイトとかいうナイロンの親玉なので、汚れを気にする必要もなさそうです。

[画像:白いスペーサー]

実は白いサドルに替えるにあたって、小細工、いや、ちょっとした工夫をしてみました。白のコラムスペーサーを1枚入れてみたのです。

こうすると、白のサドルと同じ高さに、同じ白が入る。これで、サドルの白が浮いた感じにならず、うまく全体と調和してくれました。まあ、そう思っているのは、私だけかもしれまぜんが(笑)

さて、ますます白くなったAttitudeVに乗り、この前の日曜日は手賀沼、大津川方面を走りました。この日は前日に引き続いて、夕方から休日出勤だったために、軽めのポタです。

実は手賀沼方面に向かったとき、誰かに会わないかなという下心がありました(笑)。そしたら、手賀沼サイクリングロードでkaccinさんにバッタリ。おお、なんという引きの強さ!

実はkaccinさんによると、前日も江戸川サイクリングロードですれ違っていたそうです。私がkaccinさんに気付かなかったので、挨拶もできなかったそうです。kaccinさん、申し訳ありませんでした。それにしても、こういう偶然が最近多いです。

で、日曜日はkaccinさんに、白いスパイダーサドルを付けたAttitudeVをしっかりと見ていただきました。「カッコイイですねぇ」とのお言葉もいただき、すっかり楽しい気分になることができました。kaccinさん、ありがとうございました。

[画像:春]

kaccinさんとお別れした後、久しぶりに大津川の土手の道を走り・・・

[画像:春]
[画像:春]

久しぶりに誓光院観音寺を訪ねました。以前、藤心陣屋の門を移築した話を書きましたが、二度目の訪問です。実は、IKAWAさんのブログで梅が見ごろとの記事があり、これを見に行ったのです。そしたら、美しいこと! 梅は散り始めていましたが、花びらがはらはらと寺の庭に落ちていくさまは、本当に息をのむ美しさでした。

すっかり気分が良くなり、庭を歩いていると、やはり梅を見に来た人たちにドン引きされてしまいました。なんせ私は、花粉症対策でカラスのようなマスクで顔を覆っています。皆さん、私の顔を見た途端・・・。

自転車に乗っている時はともかく、これで歩くとかなり無理があるようですね。ちょっと気分が盛り下がってしまいました。せっかく、この日はずっとテンションが上がっていたのに。ただ、物欲も少し浄化されたかもしれませんので、まあいいかです(笑)

2008年03月16日

菜の花と葛飾の話、そして・・・(笑)

このところ、微妙に忙しい日が続いています。昨日の土曜日も夕方から休日出勤。それにスギ花粉は今がマックス。うーん、心身のエネルギーレベルが下がる日々。やはり、こういう時は"彼ら"に会いに行くに限ります。

[画像:菜の花]
菜の花 菜の花

そう、菜の花です。仕事に行く前に、江戸川のサイクリングロードを折り畳み自転車のPacific-18で走ってきました。江戸川の菜の花は1週間前に比べて、随分背丈も伸び、黄色が濃くなってきました。次の週末あたりから見ごろを迎えるでしょう。菜の花街道、いよいよ本番です(笑)

毎年書いていることですが、菜の花は元気いっぱい、生命力のかたまりですね。菜の花を愛でていると、元気のおすそ分けをもらえます。梅や桜もよいのですが、菜の花の天真爛漫な明るさは、本当に素晴しい。やはり、この花が一番好きですね。

[画像:菜の花]

江戸川の利根運河との合流点の北、玉葉橋まで行ったところで、埼玉県側に渡り、この前と同じように深井新田と平方新田の小道を走りました。今回は、そのまま吉川市の田園地帯を南下し、流山橋まで走り、橋を渡って流山へと戻りました。

深井新田と平方新田はかつて東葛の地だった、という話を前回書きましたが、江戸川西岸全体もかつては下総国葛飾郡でした。実は、葛飾郡って今の千葉、埼玉、東京、茨城にまたがる広大な地域だったのです。

やがて葛飾郡はバラバラになり、埼玉には北葛飾郡が残り、東京ではお馴染みの葛飾区として名が残りました。今では、世間的には葛飾と言えば葛飾区。葛飾郡の"辺境"でしかなかった地域に、葛飾の名を独占されてしまったですね(哀)

それはともかく、平方新田の南方の田園地帯ですが、まあどうってことなかったです。葛飾つながりで埼玉の北葛飾の地に自転車で走って楽しいところはないかと探しているんですが、なかなか面白そうところが見つからないです。ご存知の方がいらっしゃったら、ぜひ教えていただければと思います。

【PS】そう言えば、この前に写真だけでご紹介した平方新田のうなぎ屋さんの「江戸一」さんですが、本格的に気になってきました。ただ、内気な私がとても一人では入れる店構えではありません(苦笑)。どなたか、ご一緒しませんか。

埼玉

農家の庭先、納屋を改造したような店構えです。ある意味、手賀沼の鳥善さんのようなインパクトがあります。肝焼きなんかも美味いらしいです。

2008年03月12日

タイムスリップポタに参加、茅葺の中は完璧な"格差社会"でした

小径車で109Km超。久しぶりに折り畳み自転車のPacific-18で長距離を走りました。この前の日曜日、たすけさんが企画された「ちばらきタイムスリップポタ」(の下見ポタ)に参加してきました。ちょっとややこしいネーミングですが、要は近く実施するポタの下見に常総方面に出かけたのです。参加者はIKAWAさんspiritさんわいずさん、東葛人です。

ちばらき

下見ということで、たすけさんに茨城県の常総市や坂東市などの文化遺産を中心に、「これでもか」と言うほど様々な場所をご案内いただきました。そして大正時代、江戸時代、そして平安時代にタイムスリップ。まさにネーミング通りのポタになりました。走ったコースはGPSのログデータから作ったルート地図でご覧下さい。

ちばらき
ちばらき ちばらき

今回のメインイベントは、文句なく国の重要文化財「坂野家住宅」への訪問です。もう「すげぇー」のひと言。茅葺の表門をくぐった先にある茅葺の主屋は、圧倒的な存在感です。坂野家は代々続く豪農で、このあたりの惣名主だそうです。江戸幕府から命じられた飯沼新田開発の成功で財を蓄えたらしいですが、それにしても凄い財力です。

この坂野家住宅は、10年前に坂野家から水海道市(現・常総市)に寄贈され、「水海道風土博物館」として整備されています。主屋は解体修理を経て、江戸時代の状態に復元されたとのことです。幕府の役人を迎えるために増築されたこともあり、とても複雑で趣のある造形です。

ちばらき
ちばらき ちばらき

主屋の裏には書院があり、これは大正時代に建て替えられた建物だそうです。これがまた素晴らしい! なんせ、引き戸にはめられたガラスは、その当時の板ガラスのため波打っています。うーん、大正ロマン。というか、心霊写真(笑)。ちなみに、この坂野家住宅は時代劇撮影のメッカだそうですが、表門から見ると主屋に隠れ書院は見えないため、撮影には好都合だそうです。

ちばらき
ちばらき ちばらき

300円を払うと、主屋や書院の内部を見学できます。「300円は少し高いな」と最初思いましたが、これは大きな間違いでした。家の中に入り、内部を拝見して初めて、この家の歴史の真実が見えてきたような気がしました。しかも、なんとオジチャンのガイド付で、なかなかの名調子。すごいぞ、オジチャン! 安いぞ、300円!

主屋の中は、もう完全無欠の"格差社会"です。幕府の役人が泊まる部屋は3つありますが、「特上」「上」「並」と明確な格差が設けてあります。それにこうした部屋や主の部屋に比べて、女中部屋の質素で寒々しいこと。家の中ですらこうですから、この時代の世の中はどんなだったでしょう。今の世に生まれて良かったと心から思いましたよ。

ちばらき
ちばらき ちばらき

坂野家住宅の後は、大生郷天満宮社殿、安楽寺、国王寺、延命院、延命寺などを訪ねました(たぶん、苦笑)。その中でも、インパクトが最大だったのは、やはりここ、以前えいじさんも紹介されていた国王神社でしょう。なんせ茅葺です。神社の茅葺は珍しいですね。しかも形状がユニークで面白いです(ちなみに私のカメラは電池切れになったため、この写真はわいずさんからお譲りいただいたものです)。

この神社の祭神は平将門だそうですが、やはり将門は地元では人気がありますね。自らを「新皇」と称すなど、当時の体制に真っ向から刃向かった人なので、やはり庶民のヒーローになったのでしょうね。祟る怨霊としての将門のイメージには違和感があったので、こういう祭られ方は素敵です。

たすけさん、私好みのディープな歴史へお連れいただき、本当にありがとうございました。とても楽しかったです。それにPacific-18で100km以上を問題なく走れたのも収穫でした。ただ、ロードレーサーと違って、やはりちょっと辛い。翌日は少し筋肉痛でした。

それにしても、この日のスギ花粉は爆裂モードでした。レスプロのマスクとシューティンググラスで完全防御していましたが、ポタした辺りは、もの凄い数の杉が生息しているようで、坂野家住宅でマスクを外していると、たちまち鼻と咽が痒くなってきました。今回は、まさに敵(杉)の本拠地への侵攻&返り討ちポタでした(爆)

ルート地図は追記として載せました。「続きを読む」からどうぞ。続きを読む

2008年03月09日

江戸川CRに菜の花が咲き始めた日、かつての東葛の地を訪ねました、そしたら(涙)

土曜日は、埼玉県の深井新田と平方新田の小道を訪ねました。実は、金曜日に少々飲みすぎて午前様。二日酔い気味だったので、ロードレーサーで軽く走ることにして、どこへ行こうかと思案したところ、この場所が浮かびました。なぜ、そう思ったかは後で書くとして、ますはこの話です。

埼玉 埼玉

そうです、江戸川サイクリングロードの菜の花です。ついに開花しました。今日の段階ではまだ背丈も低く、花もささやかですが、江戸川の斜面がうっすらと黄色に染まっていました。これから、どんどん成長し、桜の季節には江戸川サイクリングロードが黄色の奔流となることでしょう。

埼玉 埼玉 埼玉 埼玉

さて、深井新田と平方新田を訪れた理由ですが、この地域がかつて東葛の地だったからです。流山に西深井・東深井、平方という地域がありますが、まさに深井と平方に連なる場所です。江戸川は昔、深井新田と平方新田の西側を流れていましたが、江戸時代の河川改修で深井新田と平方新田が東葛地域から分断され、明治になって埼玉県に編入されてしまったとのことです。

というわけで、流山市民としてはそのゆかりの地だし、くねくねと曲がる小道が気持ち良さそうなので、走ってみることにした次第です。で、実際に走ってみると、やはり気分がいいです。土手の上を走る感じで、小道に沿って細長い集落が続き、まさに農村コミュニティという趣きでした。

これで終れば素晴しかったのですが、またまたあのお方が降臨してしまいました。パンク大魔王です(涙)。ガラスの破片でももらったらしく、前輪がパンク。今年になってちょっと多いですね。

トホホな気分でパンク修理していると、近くのオバサンがマジで心配してくれました。「えっ、折れちゃったの!」「パンクです。前輪を外しているだけです」「そりゃ大変だね。それで折れちゃったの?」。かみ合わない会話でした。まあ、お陰でトホホな気分が解消されましたが(笑)

2008年03月08日

庚申塔と茅葺と森、そして煉瓦の水門、遅いアップです(苦笑)

今週はいろいろと忙しく、ブログの更新も滞ってしまいました。この前の土日はマルゾッキのサスと戯れていたのですが、そのついでに東葛地域の"文化遺産"も見て回りました。今回は、その遅いアップです。

【土曜日編】
サス サス

まずは先週の土曜日ですが、この2枚の写真を見ると、とても同じ日とは思えませんね。でも、両方とも土曜日の写真で、左の新川耕地の写真が午後1時台、右の清水公園の近くで撮った写真が3時前です。

わずかの時間で天候が激変しました。と言うか、サスをいじっていた午前中には気持ちよく晴れていたのに、私が走り始めたお昼過ぎに天候が一変。新川耕地に着いた辺りから、雨まで降ってきて、北からは突風が吹いてきました。

もう、まるでその前の週末のパターン。「げっ、またかよ」と天を仰ぎましたが、そのうち雲も切れ、風も収まり、3時ごろには気持ちの良い晴れた空になりました。うーん、なんで奇妙な天候なんでしょ!

サス サス

で、この前に行った野田の煉瓦蔵や上花輪歴史館の近くにある香取神社を訪ねてみました。たすけさんがデカイ庚申塔があると書かれていたので、物好きにも見てきました。

確かにデカイ。造った人たちの財力を感じますねぇ。さすが、醤油醸造で財をなした人たちが住んだ上花輪だけのことはあります。そう言えば、この香取神社も立派です。東葛地域の至るところにある香取神社の中でも、群を抜く立派さです。

そう言えば、この庚申塔って、庚申講の記念に建てた碑ですよね。天帝のスパイとして人の体内に潜んでいるサンシの虫が、庚申の日、人が寝ている隙に天に昇って、その人の悪行を報告する。報告されると寿命を縮められてしまうので、庚申の日は皆で集まって、夜更かしする。これが庚申講ですね。

まあ、とってもお茶目な行事です。さて、この巨大な庚申塔を建てた人々は無事、虫を封じ天帝の眼をごまかし続けて、長生きできたのでしょうか(笑)

サス

この後、清水公園方面から第1回東葛ポタで野鳥を食べた不老庵方面へと走りました。久しぶりの不老庵さんの茅葺です。考えてみれば、この茅葺も現役。その意味では、かなり貴重な存在ですね。

サス サス

で、不老庵から目吹交差点方面に向かって走ったら、道の途中にこんな池がありました。「権五郎目洗いの池」だそうですが、権五郎って誰? 説明文を読むと、鎌倉権五郎景政のことだそうです。で、その人って誰(苦笑)。なんでも、平安時代後期の有名な武将だそうで、後三年の役の時に敵に目を射られて、その傷をこの池で治したとか。

この辺りの「目吹」の地名は、その故事から来ているそうです。ただ、本当に小さな池(というか、泉)は道路から土手を下った茂みの中に隠れており、なかなか気付きません。私も何回となく、この道を走りましたが、今まで全く気付きませんでした。

サス サス サス サス

目吹方面から少し南下したところに、ゴルフ場の密集地帯があります。具体的には紫カントリークラブのすみれコースやあやめコース、千葉カントリークラブの梅郷コースなどです。こうしたゴルフ場に沿った道はいろいろと変化があって面白いです。久しぶりに訪ねましたが、なかなか楽しかったです。

サス

で、締めはお馴染みの大青田の森を抜ける小道です。距離は短いですが、不法投棄のゴミもなく、本当に気持ちいいです。

【日曜日編】
レンガ

さて翌日の日曜日、横山さんタルサ・マクリーンさんが紹介されていた松戸の歴史的建造物を訪れました。まず小山樋門。江戸川の水が坂川に逆流することを防ぐ目的で、明治31年(1898年)に建造されたもので、今は「レンガ橋」や「めがね橋」と呼ばれているそうです。

うーん、松戸にこんなレンガ造りの樋門が残っていたのですね。全く知りませんでした。そう言えば、この前にご紹介した利根運河北岸のレンガ造りの樋管も、川の水の逆流を防ぐ建造物でした。樋門と樋管の違いですが、規模がデカイのが樋門で、小規模なのが樋管だそうです。

レンガ レンガ

ところで、この小山樋門の傍らに、こんな味のある建物があります。横山さん情報によると、この建物は松戸宿振興会が町並み保存運動の拠点だそうです。そういえば、小山樋門の周りの街並みはなんとなくレトロです。

保存運動が成就するかは微妙なようですが、この建物の引き戸に貼られた写真を見ていると、保存を願うご町内の皆さんの思いが伝わってきました。

レンガ レンガ

もう一つのレンガ造りの建造物が、矢切取水場のところにある柳原水閘門です。小山樋門と同じく江戸川の水の坂川への逆流を防ぐ目的で、明治37年(1904年)に建造されたそうです。樋管や樋門に比べて大規模な水門です。

実は、柳原水閘門の上の道を何度走ったか分かりません。この辺りの江戸川サイクリングロードが通行止めになっていた時は、この道が迂回路でした。でも、この歴史的建造物の全く気付きませんでした。やはり、見ようとしないと、何も気付きませんね。

そう言えば、この柳原水閘門には実際に水の流れを遮るゲートが残っています。利根運河の樋管も小山樋門もゲートが残っていないので、水門としての仕組みがよく分からなかったのですが、これで理解できました。

それにしても、松戸もなかなか侮りがたいですねぇ。この後、近くにある里見公園とじゅんさい池緑地に立ち寄りました。以前からどんな公園だろうと思っていたのですが、両方ともよく整備された公園でした。残念ながら、私の好みでなかったです。

2008年03月02日

ゾッキな気分のインプレです(笑)

この土日は「戦略会議(ゆうこりん編)」(爆)を挟んで、当然のことながらMTBのAttitudeVに取り付けたマルゾッキのサスと戯れていました。それにしても戦略会議ときたら・・・もうどうしようもないオヤジどもでした(笑)。

戦略会議の詳細は、皆さん(わいずさんタルサ・マクリーンさんえいじさんIKAWAさんはんぞうさんE-ponさんGibsonさんspiritさんそっくりもぐらさんケルビムさんたすけさん、そして途中参加のヤマグチ。さん)のブログに譲るとして、このエントリーではマルゾッキのサス「CORSA SL WC」のインプレを書きます(って書いたら、皆さん譲り合いをしていますね、笑)。結論から言えば、もうニコニコです(喜)

サス

このCORSA SL WCは、クロスカントリー用のエアサスですが、とにかくごつくってカッコイイ。インナーチューブの直径は32mm もあります。今まで付けていたマニトウの「スカレブSPV」で28.5mm、最初に付いていたロックショックスの「duke」で30mmですから、メチャメチャ太いです。

これだけ太いと見た目、安心感があり、実際に剛性も高いですが、バイクを選びますね。AttitudeVはフレームのチューブが太いため、ベストマッチングですが、細身のクロモリフレームだと、合わせるのはちょっと難しいかもしれません。

このインナーチューブはニッケルコーティングだそうで、鏡のようにピカピカです。まるで電車の手すりのような印象です(笑)。ニッケルコーティングにより、サスの動きをスムーズにするらしく、確かによく動きます。

今どきのエアサスですから、当然デュアルエアです。つまり、サスが縮むのに抵抗するポジティブエアと、サスが伸びるのに抵抗するネガティブエアの2種類のエアで、サスの伸び縮みを調整します。ちなみに、ポジティブエア圧の調整のみで、ネガティブエア圧を最適な状態に自動的に調整してくれるそうです。

サス サス

このサスにはリモートコントロールできるロックアウト機能が付いています。ハンドルに取り付けたリモートコントロールのレバーを倒すと、左の写真の赤いリングが回転し、サスをほとんど動かなくさせます。このリモートのロックアウト機能はとても便利です。簡単にサスを固定できますので、突然の上り坂や向かい風の際に本当に重宝します。

それと中央の金色のノブを回転させることで、コンプレッション調整、つまりサスのふわふあ度を調整できます。調整の幅はとても広く(メーカーは5段階と言っています)、しかも微調整が可能なので、これは良さげです。さらにリバウンドのスピードは別途調整できますので、セッティングの自由度は大きいです。逆にその自由度ゆえに、私のような素人には調整が大変なのですが(苦笑)

サス サス

で、こんなとこやあんなとこを走ってみました。うーん、良いです。サスは軽快に動いてくれますが、剛性が高いせいか、不安定さが全くありません。まあ気のせいかもしれませんが、気のせいでもこれは重要です。安心して下り坂やカーブに突っ込めるので、なんか実力アップしたような気になります。もちろん全くの勘違いですが(笑)

それにしても、サスって奥が深いですねぇ。このサスを買ったのを機に、いろいろと勉強してみましたが、なかなか一筋縄ではいかないようです。ですから、楽しみは4つになりました。つまり、走りを楽しみ、見た目を楽しみ、セッティングを楽しみ、勉強を楽しめます。一粒で四度もおいしいです。

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