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小川晶子の日常と本の話

ブックライター、絵本講師の小川晶子の日々の記録。本のこと、絵本のこと、育児のことなど書いています。

好評発売中!
『超こども言いかえ図鑑』(著者:小川晶子・川上徹也 Gakken)


THINK, IT'S FREE 才能を解き放ち 成果をもたらす 84の黄金律
THINK, IT'S FREE 才能を解き放ち 成果をもたらす 84の黄金律
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『キャッチコピー力の基本』の川上徹也さんが、すすめてくださいました。

『THINK,IT’S FREE』。

「考えるのはタダだ!考えろ!」というメッセージが強く打ち出されている本です。(この装丁、カッコイイですね)


著者は「クリエイティブ界の異端児」と言われる、世界的に活躍する広告プランナーのホアキン・ロレンテ。

50年に渡って仕事に没頭し、大きな課題に挑戦し、さまざまな経験をした中で得たという「84の黄金律」が、ときに辛辣な皮肉も込めながら書かれていました。

人生に迷った時、パラパラとめくると「ハっ」とする言葉が見つかりそうです。

84の黄金律のうち、今の私が「ハっ」としたものを5つほど紹介したいと思います。

「ブランドは、信念に基づいた行為によってつくられる」

「最強のライバルですら、間違いを起こす。ありがたいことだ!」

「実行をともなわない『ひらめき』は、怠け者の言い訳にすぎない」

「個性がなければ、ハエと同じだ」

「プライドとは、友好的な人さえも寄せ付けない防虫剤のようなもの」


衝撃的な言い回しですよね。

たとえば、「プライドとは、友好的な人さえも寄せ付けない防虫剤のようなもの」について。

感じがいい人になるのは考えるのと同じくタダ!

近寄りやすく、一緒にいて居心地がいい人になると、ものごと思うように運びやすくなります。

それと対極にあるのが「プライド」であり、人々から距離を置き、自分だけの環境をつくってしまいます。

なるほど、防虫剤か・・・。


こんな比喩も楽しみながら、人生の黄金律を学んでみてはいかがでしょうか。






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(追記) (追記ここまで) (追記) (追記ここまで)

コメント一覧 (2)

    • 1. 井上洋介
    • 2010年11月01日 21:54
    • 5 はじめまして!

      英語で言うところの「プライド」とは、傲慢や慢心、虚栄心といった意味で、日本語で言うところの「プライド」とは意味が少し異なりますよね。翻訳書はこういった微妙な言い回しの違いによって、著者の主張が分かりにくくなってしまうのが難点です。

      確かに虚栄心(pride)を持つことは「防虫剤」のようなものかもしれませんが、自尊感情(self-esteem)を持たないことは「卑屈」といって、それはそれで「防虫剤」の役割を果たしてしまうと思います。
    • 2. 小川晶子
    • 2010年11月03日 16:55
    • >井上洋介様
      はじめまして!コメントどうもありがとうございます。

      なるほど、英語のプライドと日本語で言うプライドの意味が異なっていると・・・

      日本語では、いい意味で「プライド」を使いますものね。

      自尊感情は大切ですね

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