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2011年01月10日

ほんやり

[画像:ほんやり]ほーほーほーほんやりほーほー
ほんやり様はーおんばかでー出雲の国おわれてー・・・

と昔は歌ったような気がするのですがまったくのうろ覚えです。

南信州ではお正月から小正月頃までの恒例行事で、各地区で子ども会が中心になって行われています。
とはいうものの少子化で、実際にはPTAが準備から実行までほとんど関わっているのが現状ですが…。

松川町ではほんやりと言いますが地域によってはおんびとかどんど焼きともいいます。
三九郎とか左義長とかも似た行事みたいですね。

昔は前日に子どもたちが家々をまわり門松を集め組み立てて、翌朝暗いうちに寒い中、餅と餅焼き網を持って集まり点火したものですが、今は親の都合か午前に門松集め午後に点火して餅を焼きお汁粉会、というスタイルになってきました。

ほんやりの火で焼いたお餅を食べると一年病気をせずに過ごせるといわれています。

わたしが子どもの頃は書き初めの書き損じを燃やすと字が上手になると言われて、よく持って行ったものです。

もっと年配の方の話では、前日に作った他地区のほんやりを壊しに行ったり、自分達のほんやりを襲撃から守るために現地で寝ずの番をしたとか…昔は結構過激な風習もあったようです。

こうやって毎年続いている行事ですがふるさとの行事として子どもたちの心にも残っていくといいですね。

lilacfarm at 11:00│Comments(2)TrackBack(0)│ [フレーム] │

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この記事へのコメント

1. Posted by そのっち 2011年01月10日 21:07
実家の愛知県では全く見たことのない風習だったので、最初に聞いたときにはビックリしたものでした。
2. Posted by なおみん 2011年01月11日 22:11
結構全国あちらこちらで似たような行事があるようですよ。
とはいうもののだいたいが農村が主で、都市部ではあまりやってないようですねー。


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