2013年05月
2013年05月31日
「増野原開拓」調査報告によせて
先日飯田市で「戦後開拓-長野県下伊那郡増野原」と題した講演会に行きました。
神奈川大学の森武麿教授がゼミの学生達と増野を訪れて調査、開拓一世の人たちの話や開拓史からまとめたという立派な報告の冊子をいただきました。
お話を聞いたりその冊子を読んだりしてあらためて、私たちは一世の人たちの大変な苦労と努力の歴史の上にここで生活しているんだなあ、と感動しました。
昨年NHKで「開拓者たち」というドラマが放映されましたが、ここに書かれていることは本当にドラマになりそうな話ばかりです。
開拓一世もこの聞き取りがされた後何人か亡くなり、存命なのはうちの母を含め数人になってしまいました。
それだけにこれは価値あるレポートだと思います。
二世の我々だけでなく、この歴史はここで生きていく三世も知るべきだと思い、さっそく息子や娘たちにも読ませました。
増野開拓史から引用した文に、うちの母の言葉が載っています。
「兎に角、戦争というものにコリコリした。新しい楽しい生活をさがしたいと思った。ただ女にできることは自分の好きな家庭を作ってみよう、必ずできることだと考えました。開拓というきびしい生活のことも知らなかったし、今思うと涙の出るほど純情だったものでした。」(原文のまま)
はいからさんだった母らしく、封建的な農家を嫌い母なりに夢や希望を持って入植した様子がよくわかります。
丈夫だった母も先月転倒から骨折、現在リハビリ入院中ですが、この希望の地に早く連れて帰ってきてやりたいな、と最近とみに思います。
我が家の開拓のエピソードは以前にこのブログにも載せてます。
そちら「今も息づくフロンティアスピリット」ものぞいてみてくださいね。
神奈川大学の森武麿教授がゼミの学生達と増野を訪れて調査、開拓一世の人たちの話や開拓史からまとめたという立派な報告の冊子をいただきました。
お話を聞いたりその冊子を読んだりしてあらためて、私たちは一世の人たちの大変な苦労と努力の歴史の上にここで生活しているんだなあ、と感動しました。
昨年NHKで「開拓者たち」というドラマが放映されましたが、ここに書かれていることは本当にドラマになりそうな話ばかりです。
開拓一世もこの聞き取りがされた後何人か亡くなり、存命なのはうちの母を含め数人になってしまいました。
それだけにこれは価値あるレポートだと思います。
二世の我々だけでなく、この歴史はここで生きていく三世も知るべきだと思い、さっそく息子や娘たちにも読ませました。
増野開拓史から引用した文に、うちの母の言葉が載っています。
「兎に角、戦争というものにコリコリした。新しい楽しい生活をさがしたいと思った。ただ女にできることは自分の好きな家庭を作ってみよう、必ずできることだと考えました。開拓というきびしい生活のことも知らなかったし、今思うと涙の出るほど純情だったものでした。」(原文のまま)
はいからさんだった母らしく、封建的な農家を嫌い母なりに夢や希望を持って入植した様子がよくわかります。
丈夫だった母も先月転倒から骨折、現在リハビリ入院中ですが、この希望の地に早く連れて帰ってきてやりたいな、と最近とみに思います。
我が家の開拓のエピソードは以前にこのブログにも載せてます。
そちら「今も息づくフロンティアスピリット」ものぞいてみてくださいね。
2013年05月30日
梅雨入りしましたね
NEC_1148昨日5月29日、甲信越地方も梅雨入りしました。
今年の梅雨は雨が多いという予報ですが、どうなんでしょう?
今までさんざん乾いていて草刈りしても砂埃が立っていましたから、もっとしっかり降ればいいのに、昨日今日はたまにザー、あとはぽつぽつ...てな具合で量は降っていないように思われます。
野菜を植えたりさつまいもの畝をたててマルチをかけたりしたいところですが、もうちょっとお湿りがほしいですね。
こんなお天気ですがスタッフの皆さんはほとんどお休みです。
お母ちゃんは午前中娘の家やワイナリーの除草にボランティア活動で汗を流しました。
果樹園に行くとりんごの実がだいぶ大きくなって摘果してくれるのを待っています。
早生のつがるは早くに一輪摘果したので直径3センチほどになっています。
NEC_1146 NEC_1145
フジは鈴なり状態です。
凍霜害はおかげさまでりんごにはあまりみられないようです。
今洋梨の摘果に行っているのでそちらが一段落したらチームを分けてフジに着手です。
左のようにいらない実を落として良い実を残します。
毎年のことながら広い畑で、一人これからの作業を考えると気が遠くなりそうです。
やっぱり我が家はスタッフの皆さんがいないとダメみたいですね
今年の梅雨は雨が多いという予報ですが、どうなんでしょう?
今までさんざん乾いていて草刈りしても砂埃が立っていましたから、もっとしっかり降ればいいのに、昨日今日はたまにザー、あとはぽつぽつ...てな具合で量は降っていないように思われます。
野菜を植えたりさつまいもの畝をたててマルチをかけたりしたいところですが、もうちょっとお湿りがほしいですね。
こんなお天気ですがスタッフの皆さんはほとんどお休みです。
お母ちゃんは午前中娘の家やワイナリーの除草にボランティア活動で汗を流しました。
果樹園に行くとりんごの実がだいぶ大きくなって摘果してくれるのを待っています。
早生のつがるは早くに一輪摘果したので直径3センチほどになっています。
NEC_1146 NEC_1145
フジは鈴なり状態です。
凍霜害はおかげさまでりんごにはあまりみられないようです。
今洋梨の摘果に行っているのでそちらが一段落したらチームを分けてフジに着手です。
左のようにいらない実を落として良い実を残します。
毎年のことながら広い畑で、一人これからの作業を考えると気が遠くなりそうです。
やっぱり我が家はスタッフの皆さんがいないとダメみたいですね
バラが咲き始めました
NEC_1149まちにまったバラの季節がやってきましたよ〜
家の庭で一番に咲きだしたのが、「カクテル」です。
一重の赤い花で芯の黄色とのコントラストがかわいいツル性のバラです。
NEC_1150名前はすぐに忘れてしまうのですが、この黄色のバラも咲きだしました。いままで普通に剪定していたのですが、去年からトレリスに誘引してツル性を生かした仕立てになりつつあります。
NEC_1151昨年鉄筋で作ってもらったアーチにようやくバラが伸びてきてアーチらしくなりつつあります。
違う種類の花が両側から伸びているので、どんなふうになるか楽しみです。
これからワイナリーのバラも咲いてきます。
そっちは貝殻虫が付いたりしてちょっと元気がないのが心配です。
なるべく長く咲かせたいので、手入れが欠かせません。
趣味でもあり、仕事でもあり...貧乏してても花をめでる心の豊かさだけは失いたくないよね、とお父ちゃんと話してます。
ただあまり夢中になって本業を忘れないようにしないとね
家の庭で一番に咲きだしたのが、「カクテル」です。
一重の赤い花で芯の黄色とのコントラストがかわいいツル性のバラです。
NEC_1150名前はすぐに忘れてしまうのですが、この黄色のバラも咲きだしました。いままで普通に剪定していたのですが、去年からトレリスに誘引してツル性を生かした仕立てになりつつあります。
NEC_1151昨年鉄筋で作ってもらったアーチにようやくバラが伸びてきてアーチらしくなりつつあります。
違う種類の花が両側から伸びているので、どんなふうになるか楽しみです。
これからワイナリーのバラも咲いてきます。
そっちは貝殻虫が付いたりしてちょっと元気がないのが心配です。
なるべく長く咲かせたいので、手入れが欠かせません。
趣味でもあり、仕事でもあり...貧乏してても花をめでる心の豊かさだけは失いたくないよね、とお父ちゃんと話してます。
ただあまり夢中になって本業を忘れないようにしないとね
2013年05月25日
花がいっぱい!
NEC_1143家の前のベニバナトチノキの赤い花が今真っ盛りです。
毎年パリジェンヌ気分にしてくれるマロニエと姉妹の樹です。
年々大きくなり、道にせり出した所は切り縮めざるを得ずビジュアル的にバランスが悪くなりちょっと残念でもあります。NEC_1144
藤が終わるとこの花が咲き、庭は華やかさを増してきます。
NEC_1141ジャーマンアイリスも咲いてます。
隣の豊丘村のアイリス園は個人の方がやっているようですが見事らしいです。(行ったことがありませんが)
NEC_1140クレマチスも咲き始めました。
NEC_1137オープンガーデンの季節です。
これからバラも咲きだしてガーデニング好きのお母ちゃんにはたまらない季節です。
松川町には自慢のお庭を公開してくれるオープンガーデンの会員が40人います。
マップもありますのでお花の好きな方はぜひどうぞ。
毎年パリジェンヌ気分にしてくれるマロニエと姉妹の樹です。
年々大きくなり、道にせり出した所は切り縮めざるを得ずビジュアル的にバランスが悪くなりちょっと残念でもあります。NEC_1144
藤が終わるとこの花が咲き、庭は華やかさを増してきます。
NEC_1141ジャーマンアイリスも咲いてます。
隣の豊丘村のアイリス園は個人の方がやっているようですが見事らしいです。(行ったことがありませんが)
NEC_1140クレマチスも咲き始めました。
NEC_1137オープンガーデンの季節です。
これからバラも咲きだしてガーデニング好きのお母ちゃんにはたまらない季節です。
松川町には自慢のお庭を公開してくれるオープンガーデンの会員が40人います。
マップもありますのでお花の好きな方はぜひどうぞ。
2013年05月23日
ブドウの芽伸びてます
NEC_1135ぶどうの新芽がぐんぐん伸びてます!
今ワイン用ぶどう畑ではたくさん出ている新芽を間隔をあけて整理する作業をしています。
近くの芝宮の森から「かっこーかっこー」とカッコウの鳴き声が響いてきます。
朝早くには「きょっきょきょきょきょ、ほっちょかけたか」とホトトギスも鳴いています。
どちらも初夏を告げる鳥ですね。
カッコウが他の鳥の巣に托卵することはよく知られていますが、実はホトトギスもそうらしいですね。
よその巣に産みっぱなしで育児放棄、だけでなく、カッコウのひなは大きくて、そこのひなを巣から落としてしまう習性があるんだそうで...びっくりですね。
それでも托卵された鳥が絶えてしまうわけでもなく、自然は絶妙なバランスを保っているのでしょう。不思議です
ブドウの芽かき作業まだまだ続きます。
凍霜害にあった梨も荒摘果が済み、今は下段の畑の洋梨の摘果にスタッフが大勢行っています。
昼間は初夏どころか夏の陽気で冷たい麦茶が必須アイテムです
今ワイン用ぶどう畑ではたくさん出ている新芽を間隔をあけて整理する作業をしています。
近くの芝宮の森から「かっこーかっこー」とカッコウの鳴き声が響いてきます。
朝早くには「きょっきょきょきょきょ、ほっちょかけたか」とホトトギスも鳴いています。
どちらも初夏を告げる鳥ですね。
カッコウが他の鳥の巣に托卵することはよく知られていますが、実はホトトギスもそうらしいですね。
よその巣に産みっぱなしで育児放棄、だけでなく、カッコウのひなは大きくて、そこのひなを巣から落としてしまう習性があるんだそうで...びっくりですね。
それでも托卵された鳥が絶えてしまうわけでもなく、自然は絶妙なバランスを保っているのでしょう。不思議です
ブドウの芽かき作業まだまだ続きます。
凍霜害にあった梨も荒摘果が済み、今は下段の畑の洋梨の摘果にスタッフが大勢行っています。
昼間は初夏どころか夏の陽気で冷たい麦茶が必須アイテムです