閑居山3以前は志筑山と呼ばれていた閑居山(かんきょざん 227m)。弘法大師が中腹の洞穴に閑居したことと伝えられていることから改名されたとされ、その名残が巨岩に彫られてた磨崖仏で、志筑の百体観音と呼ばれいてる。
閑居山2国道6号線をつくばから石岡方面に向かい、県道64号線を左折ししばらく五反田方面に車を走らせ20分ほどで上志筑森林総合研究所に到着。駐車場は無く、案内板も無い。迷うこと30分、、、閑居山の入口らしき看板を見つけ準備を整えます。
閑居山登山道入り口から歩いて中腹にあるかこう岩に線刻されている志筑の百体観音。堀が薄くなっているように思います。この山は登っている方はほとんどいないんだろうなぁ〜 100年位前に建てられたような壊れかけた家もあり。廃墟みたいになっていて少し不気味です。 私は霊感は無い方なんですが背中になんか分からない自然の重みといいますか、今まで感じたことの無い怖いほどの不思議なパワーが襲ってきます。これ以上は登るのはやめた方がいいのかな??? 危険信号らしきものも送ってきます。でも、負けず嫌いの私、登山道らしきものは無いのですが木々をかき分けて登ります。途中、大きな蛇とも出くわし、ちょっぴり ドキッっとしましたが、蛇の気持ちになって考えてみると、ほとんど人間が登ってこない所に私が来て、たぶん蛇も驚いたんだろうな。なんて考えて下を向き足元を確認しながら歩いていると、次は沢山の蜘蛛の巣に顔から突っ込んでしまいました。前を見るとものすごい数の蜘蛛の巣が「これ以上入ってはいかん」と言わんばかりにたちはばかっておりました。でも登りたい欲求が強くなり、蜘蛛の巣をよけながら登り続けると、これ以上登れないほどの木々が密集しており断念しました。しょうがない下山しようと、後ろを振り向くとあまりにも夢中になって登った為方向が完全に分からなくなってしまいました。とにかく下に進みぐるぐる回りながら下りると崖になっており、戻る道もなかったので、下りたのではなく、仕方なく落ちました。するとまた不気味な小さな家がありました。沢があり道らしきものは見当たりません。もし住んでいたとしてもどこを通っていたんだろう? さらに迷う事数十分。何とか下山することが出来ました。低山なんで今回は自然をなめてかかってしまいました。次からはきちんと下調べして、どんな山でもちゃんとした装備で挑みたいと思います。