2024年イイダコを何とかしなければなりません。(その2〜稚ダコ放流〜)

皆さんこんにちは。Y主任です。
前回、「卵を付着させた貝と親ダコ」の放流のようす(http://udonfish.seesaa.net/article/503533459.html)をお届けしました。その後、うどん県水産試験場では、親ダコとその卵の管理を続け、たくさんのイイダコの赤ちゃん(稚ダコ)がふ化しました。
7月上旬に500円玉大に成長した稚ダコを放流しましたで、今回はそのようすをお届けします。
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さっそくですが、水産試験場にて水槽から取り上げるようすです。職員が1匹ずつ丁寧に水槽から取り上げています。金魚すくいならぬ、「イイダコすくい」です・・・!

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イイダコの赤ちゃん(稚ダコ)

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水槽から取り上げた稚ダコは、海藻と一緒にネットに収容。

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稚ダコを入れたネットを250Lタンクに入れて、軽トラで運びます。

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漁港に到着。今回は、中讃地区の漁師さんの協力を得て、中讃地区の沖合に放流します。

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漁船の水槽に稚ダコが入ったネットを収容して、放流する沖合のポイントまで運びます。

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沖合の放流ポイントにむけて出発。

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これは、お手製の放流用機具です。

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沖合に到着後、先ほどの放流用機具に海藻ごと稚ダコを入れて、放流します。

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放流用機具に入れた稚ダコ。

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放流直後に魚に食べられないよう、この機具を使って海底まで稚ダコを届けます。

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漁師さんの協力を得て、今回は無事2,000匹の稚だこ(うち完全養殖42匹を含む)を放流できました。放流したイイダコがすくすく育って、資源造成に寄与してくれることを願っています。

文責 Y主任

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