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小川晶子の日常と本の話

ブックライター、絵本講師の小川晶子の日々の記録。本のこと、絵本のこと、育児のことなど書いています。

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嫌いな人のSNSを見に行くのがやめられない、という悩みを持つ人はけっこういるようだ。Q&Aサイトなどを見ると、そういった悩み相談が多く投稿されている。

見れば不快になるのがわかっているのに、わざわざ見てしまう。

「今日はいったいどんなムカつく投稿をしているんだろう」とチェックし、想定通りの内容を確認して「ありえない!」と憤っているのだ。あるいは、「なんでこの人ばかり幸せそうなんだ」と落ち込む。いずれにしても心を乱されており、それに悩んでいるのである。

そういう人へのアドバイスとして、「見なければいい」というものがある。

見れば不快になるわけだから、見なければ不快にならない。単純な話だ。それなのに見てしまうというのは頭の悪い行動ではある。

しかし、本人もそんなことはわかっているだろう。見たくないのに見てしまうから悩んでいるのだ。なぜ見てしまうのだろうか?


一つの仮説として、「自尊心を保つため」という理由が考えられる。

嫌いな人は、おそらく自尊心をおびやかす存在なのだ。たとえば、自分が本当はやりたいと思っていることをやって成功しているとか、自分のことをバカにしているように感じるとか。「自分、サイコー!」と思うのを邪魔するような存在。

だから、そういう邪魔な存在を監視して、その人がひどい目に遭うのを目撃したいし、「やっぱりイヤなヤツだ」と思い続けられるようにしたい。そのことによって自尊心を回復したり保ったりしたいのではないか。

自尊心はめちゃくちゃ大事なのだ。

でも、残念ながらこの方法はあまりうまくいかない。嫌いな人のSNSを監視していても自尊心を守れるわけではなく、むしろ損なってしまうおそれがある。嫌いな人のことを意識し続けている状態は幸せとは言い難い。



続きは記事をご覧ください。

頭の悪い人がやっている「SNSの悪習」ワースト1
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2024年11月27日






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