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小川晶子の日常と本の話

ブックライター、絵本講師の小川晶子の日々の記録。本のこと、絵本のこと、育児のことなど書いています。

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『超こども言いかえ図鑑』(著者:小川晶子・川上徹也 Gakken)


2人目妊娠がわかったのは5週目のとき。

生理予定日頃に、高温期が続いていたのでもしやと思って検査薬を試したのです。

ほかにいつもと違うな〜と感じていたのは、

顔がかゆい!

ということでした。

なぜこんなに顔がかゆいんだ!?とガリガリかきながら(汗)調べてみると、妊娠超初期にホルモンバランスの変化で、顔がかゆくなる人いるみたいです。

さて、検査薬。
いわゆるフライング検査(本来なら生理予定日1週間後に使えるという検査薬)ですが、

結果は・・・

くっきり陽性!!
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*こちらの写真は素材です。(写真AC)


「ひなちゃんが来てくれたぁー!」
まずはとにかく、すごく嬉しかったです。

あ、ひなちゃんというのは1人目の時から使っている胎児ネームです。

ひなちゃんがお腹に来てくれますようにーって祈っていたのでした。


喜びの後にはいろいろな不安が・・・

まだ検査薬で陽性と出ただけで、妊娠は確定していません。
正常な妊娠であるかどうか、病院で診てもらう必要があるんですよね。

早く確認したい。

でも、5週ではまだ早すぎます。

赤ちゃんの心拍が確認できないだろうから、7週あたりで行こう。

不安で落ち着かない気持ちを抑えつつ、普通に生活していました。
この頃はつわりもまだありませんし。

が!

5週目の終わりに出血が始まったんです・・・

最初は茶色いオリモノという感じでしたが、6週目に入って鮮血が!
トイレにいくとペーパーが一枚染まるくらいでした。

下腹部痛もありました。

なんで!?

青ざめました。


調べてみると、妊娠初期の出血はそれほど珍しいことではないようです。

たとえば着床出血。けっこう多いようで、生理予定日前後の出血はこれが疑われます。
受精卵が着床するときに子宮内膜に傷をつけ、出血をするというやつ。

でも私の場合、もう6週目だし、着床による出血とはちょっと考えにくいな・・・と思いました。


あとは、
・子宮と胎盤の成長のズレにより、胎盤の端が少しはがれて出血
・絨毛膜下血腫(絨毛が子宮内膜に根を張る過程で出血すること)
・子宮膣部びらん(ホルモンバランスの変化により、膣炎になったりただれて出血)
・子宮頚管ポリープ


このあたりなら問題ありません。

でも、もちろん危険な出血もあります。

・流産
・切迫流産(流産になりかけている状態)
・子宮外妊娠
・胞状奇胎


とくに
・少量でも鮮血が出ている
・腹痛がある

場合は危険な兆候なのですぐに病院に連絡したほうがいいそうです。


不安でいてもたってもいられなくなり、私は病院に電話しました。

状況を説明すると、すぐに来てくださいとのこと。

ぐずる息子をベビーカーに乗せ、急いで病院に行きました。

先生に診てもらうと、「子宮からの出血ではなさそうだね」

どうやら
・卵巣嚢腫があり、卵巣に血が溜まっていたものが出た
・びらんからの出血
ではないかということで、ひとまずホッ。

子宮外妊娠などの異常妊娠でもありませんでした。

ただ、まだ心拍は確認できないので、2週間後にまた来てくださいとのことでした。


「心拍が確認できなければ、流産です」


先生には淡々と言われました。

ただ事実をそのまま言っているだけなのでしょう。


「はい・・・」


初期の流産は本当によくあることで、一般的には15%と言われています。

当然、年齢が高いほど流産率は上がり、40代では20%とか。

先生はそれこそ日常的に流産にも触れているわけで。

命の誕生って本当に奇跡だものなぁ・・・


そんなことを考えながら帰りました。


心拍を確認するまでの2週間はとても長く感じました。
出血はその後も続きましたが、1週間程度でおさまりました。




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