お金は遣えばなくなる。
孫に、先駆けてお年玉を渡しました。
兄妹で、性格が違うので、お金のつかいかたも違いました。
小学生の兄は、あっという間に全額をカードに投入し、 箱買い。
幼稚園児の妹は、握りしめたまま。財布の紐は堅い。
今日になって、お兄ちゃんがコンビニに、欲しいものがあるので、買いにいきたいというので、二人をつれてでかけました。
妹の方は、小さなお菓子の袋を買うといいました。お兄ちゃんが色違いのを、欲しがると妹がお兄ちゃんのも自分が出すと言いました。
私は、少し離れて見ていました。
カウンターに首だけ出して、お菓子と500円玉を置くふたりに、レジのおばさんが念を押しました。
「自分のお金で買うのね? どれを誰が買うの?」
二人が、答えて、お金を差し出し、お兄ちゃんは、レジの奥におかれたカードをほしいといいました。
すると、レジのおばさんが、私の方をチラチラ見ながら
「こんなに沢山買っていいの?」と、念をおしました。
「500円で3枚よ。」
「うん。全部使う。」
私はレジに近づいて言い訳しました。
「遣うとは、どういうことか、 お金が無くなるとは、どういうことか、自分でしってほしいので。」
呆れたように、その人は、「こういうものを 沢山欲しがる時期もありますもんね。」
確かに、大人の目から見たら、何の値打ちもない馬鹿な散財だ。
でも、やがて、そのことに自分で気付いて欲しい。
そして、お金は、遣えば無くなると、思い知らせてやりたい。
知人に、大阪梅田の一等地に先祖代々の家屋敷があったという人がいるのだけど。
彼は、その土地を売却して四億円を手にしたそうだ。
それなのに、今は、経済的にしんどいという。
勤めも、早期退職して、年間収入が、たった120万円の年金だけ。
「嘘でしょ。四億円は、どうしたの?」
「遣うてしもた。もうない。」
「四億円も?」
「ワシはな、知らんかったんや。」
「何を?」
「金は遣えば無くなることや。知らなんでん。」
そんな馬鹿な。
当たり前やん。そんなこと。
けど、お金なんて、有るのが当たり前という育ち方をすると本当に、そうらしい。
だから、小さい時から、自分なりに考えてお金をつかうことを、知って欲しい。そして、お金は、遣えば無くなると、肌で覚えてほしいの、私は。
クリックよろしくお願いします
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小学生の兄は、あっという間に全額をカードに投入し、 箱買い。
幼稚園児の妹は、握りしめたまま。財布の紐は堅い。
今日になって、お兄ちゃんがコンビニに、欲しいものがあるので、買いにいきたいというので、二人をつれてでかけました。
妹の方は、小さなお菓子の袋を買うといいました。お兄ちゃんが色違いのを、欲しがると妹がお兄ちゃんのも自分が出すと言いました。
私は、少し離れて見ていました。
カウンターに首だけ出して、お菓子と500円玉を置くふたりに、レジのおばさんが念を押しました。
「自分のお金で買うのね? どれを誰が買うの?」
二人が、答えて、お金を差し出し、お兄ちゃんは、レジの奥におかれたカードをほしいといいました。
すると、レジのおばさんが、私の方をチラチラ見ながら
「こんなに沢山買っていいの?」と、念をおしました。
「500円で3枚よ。」
「うん。全部使う。」
私はレジに近づいて言い訳しました。
「遣うとは、どういうことか、 お金が無くなるとは、どういうことか、自分でしってほしいので。」
呆れたように、その人は、「こういうものを 沢山欲しがる時期もありますもんね。」
確かに、大人の目から見たら、何の値打ちもない馬鹿な散財だ。
でも、やがて、そのことに自分で気付いて欲しい。
そして、お金は、遣えば無くなると、思い知らせてやりたい。
知人に、大阪梅田の一等地に先祖代々の家屋敷があったという人がいるのだけど。
彼は、その土地を売却して四億円を手にしたそうだ。
それなのに、今は、経済的にしんどいという。
勤めも、早期退職して、年間収入が、たった120万円の年金だけ。
「嘘でしょ。四億円は、どうしたの?」
「遣うてしもた。もうない。」
「四億円も?」
「ワシはな、知らんかったんや。」
「何を?」
「金は遣えば無くなることや。知らなんでん。」
そんな馬鹿な。
当たり前やん。そんなこと。
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だから、小さい時から、自分なりに考えてお金をつかうことを、知って欲しい。そして、お金は、遣えば無くなると、肌で覚えてほしいの、私は。
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