早いもので天寿堂さんから1週間
この冬の寒さが相当身に応えていて、一番つらかったのが右ひざ関節。その次が左の肩。そのほか全部。どこもかしこも痛くて、特に足が重くて歩くのもつらかった。これから始まる戦場のような日々をどうやって耐えようかと思うと目の前がまっくらだった。
だから、初日に鍼をお願いして、次の日は全身をほぐしてもらった。
鍼は、物凄い効果です。
ほかにも、あちこちで鍼治療を経験してきたーいわばハシゴの患者さんが「鍼が違う!」と力説していました。「全然違う」
どう違うのかは、説明してくれないのだけど「この次も必ず来ます」というところをみれば、すごくいい!と感じたのでしょう。
あとから天寿堂さんに尋ねると「一番太い鍼を使いました」とおっしゃってたから、ほんとうに「針が違ったらしい」
そういうわけで、全身にまたたくまに鍼をうたれた後、どこもかしこもじんじんして、しばらくはなにがなんだか・・・でも、それが静まると、治り始める感じ。つまり自力更生を体が始める。それまで、邪魔していたバリケードがとっぱらわれて通りが自由に通れるようになる感じ。
それでも、、天寿堂さんが帰られて、数日後まで、まだ、ひざの痛みはあまりよくなっていなかった。それが、本当によくなったと感じたのは昨日ぐらいから。
ということは、これからも、少しずつ自力更生できるに違いありません。
少し要領がわかったので、健康腺と言われるところを自分でも押しています。どうやら、痛いところを押すといいみたいだから。
素人が自分の体を押すのには、どの指で押してもいいのだろうけど、天寿堂方式では「中指で鋭く押し、ひっかくように引きます」この「引き」・・・押し6分引き4分と言われる「引き」が天寿堂さんにしかない技術、まさに秘技だ。
昔、浪越徳次郎と言う人がテレビでもてはやされ「指圧の心、母心、押せば命の泉湧く」と言って、大きな柔らかい親指を見せていましたね。
あれは、ひどく印象的だったので、あの大きな柔らかい親指が大切だと思っておられる方も多いことでしょう。でも天寿堂さんによると、健康腺療法は指圧とは全然違う。
押す指が違うのは見たままだが、そのことによって「力」の伝わり方が違うのだそうだ。
柔らかい指の頭で広い範囲をもみほぐすのではなく、健康腺療法では、体の奥深くにある「治療したい1点」に向かって細く鋭く力強くパワーを送り込む。
だから、その一点集中して力が入る。
指圧の母心では押されると、体全体がゆらゆら揺れてしまうが、健康腺療法だとまるで、レザー光線が細くするどく一点に向かって照射されるように一点だけにはいるので、体全体は揺れない。いわば、体に刺さらない鍼治療だ。
そういえば天寿堂さんは「私の指には、普通の鍼並みの効果があります」と言われていました。正にその通りです。
その「鍼並みの指で」的確なポイントを突くのですから、いわば効果があって当たり前。
わずか数分の治療で「汗が出た」と言う人はたくさんありました。
素人は天寿堂さんが凄いと思うのですが、天寿堂さんご自身は「この健康腺療法を見出した野口先生、それを引き継いだ吉田先生のこの健康腺療法が凄い。指圧とは、全然別のものだ」とおっしゃいます。
指圧してもらうと、なるほど、きもちがいいですね。でも、それだけ。せいぜい凝りがほぐれるだけで、その根本原因は取り除けない。
健康腺療法は、時に内臓まで治してしまう、夢の治療法です。経絡のお話がありましたが、なるほど、体は一体もの。ふとももの裏側を押された時に、頭がかあ〜と熱くなったのには驚きました。つまり、頭が凝るほどのストレスが脚さえ緊張させるのでしょう・・・
いまだ修行中なので・・・と、天寿堂さんはあくまで謙虚ですが、私から見たら「今が旬」。
これから10年間が天寿堂さん生涯最高の時期だと思います。
治療を受けるなら「今です」
クリックよろしくお願いします