モカチーノ(2018年03月31日)

近所のカフェで飲物を愉しむ場合、一度頼んだモノが気に入ると、毎回のようにそればかりを頼んでしまいます。そのうちにお店のスタッフと顔馴染みになって来て、「アレ...ですよね?」という話しになって、速やかに好みの飲物が用意されるようにさえなってしまいます。

そういうのも好いのですが、そういうことばかりやっていると、色々と在るメニューの中に「あのしろまるしろまるというのはどういうモノだ?」というのが残ってしまいます。「アレ...ですよね?」に対して「今日は一寸違う...」という位に応じて、その「どういうモノだ?」を敢えて頼んでみるという「どうでもいい程度に細やかな挑戦」も愉しいものです。

↓「どうでもいい程度に細やかな挑戦」の結果、席に運ばれて来た飲物です。
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↑オーストリアのウィーンでは、コーヒーの上にホイップクリームを載せて、色々と飾るという流儀が在りました。日本でも「ウィンナーコーヒー」等と呼んで出て来る場合が在ります。それを想い出しましたが、これは違います。<モカチーノ>と名付けられているモノです。

<モカチーノ>?日本国内では然程知られていないコーヒーであるように思います。

モカチーノは、エスプレッソコーヒー、チョコレートシロップ、ミルクを組み合わせたモノです。"モカ"というのが、「コーヒー豆の種類」(エチオピアやイエメンの産が知られる、少し個性的な味のモノ)ではなく「チョコレート」という意味なのだそうです。その"モカ"に"カプチーノ"を併せて<モカチーノ>という名前が出て来たようです。

日本国内の有名なチェーン店では、<モカチーノ>という呼び名は余り見受けられないと聞きます。カプチーノを頼む際に「チョコレートシロップを追加」と御願いすることで、実質的な<モカチーノ>が出来上がって愉しめるということになっているようです。

↓ユジノサハリンスクのカフェでは、最初から<モカチーノ>とメニューに載っている場所が見受けられます。
モカチーノ (2).jpg
↑この店では、エスプレッソコーヒー、チョコレートシロップ、ミルクを合わせたモノの上にホイップクリームを載せて、そこにチョコレートを飾っています。

特段に、横に在る砂糖を加えるまでもなく、充分に甘い感じです。コーヒーのバリエーションでありながら、何か「美味いココア」を頂いているかのような、少し不思議な気分の飲物でした。

こういう次元の「あのしろまるしろまるというのはどういうモノだ?」は未だ色々と在りますから、そのうち挑戦してみたい感じです。

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