晩夏の空とサハリン州郷土博物館(2017年08月25日)
もう直ぐ9月です。
サハリンでというより、ロシア全般である程度共通したイメージでもあると思われますが、9月には学校の新学期が始まり、"夏休み"が終わってしまうことから「8月末」は「夏の終わり」というイメージが在るようです。
先日も、テレビのニュース番組で傷ましい交通事故を伝えていた内容の中、ナレーションをしていたレポーターは「夏の最後の週末に傷ましい事故です」と表現していました。事故のニュースを残念だと思いながら視ていた他方、そういう本筋と関係の無いことが気になってしまいました。
「夏の終わり」と言われて、何か一日の中で「曇り→雨→晴れ→曇り→雨」という具合に天候が変わり易くなっているので「"秋"の傾向?」と思うことも多く在ります。他方、天候が好転して陽射しに空気が温められて25°C近くになって「多少暑い...」と思える日が8月の下旬に至って少々多い感がして、何やら「しつこい夏?」とか「夏の残滓?」というようにも思います。
↓考えてみれば「8月最後の金曜日」であった日、午後の時間帯で、夕方の陽が傾いた感じが強めって行く前の時間帯です。
晩夏の空とサハリン州郷土博物館 25-08-2017.jpg
↑「色画用紙?」のような空の蒼の上に、腕の良いイラストレーターが白い塗料とエアブラシで丁寧に描き込んだかのような立体感溢れる雲が適度に拡がり、所謂"石州瓦"の赤茶色を帯びたサハリン州郷土博物館の屋根が凄く映える感じです。
「綺麗な光景!」と惹かれるようにサハリン州郷土博物館に近寄ったのですが、多少驚きました。閉館間際な時間帯であったのですが、敷地内に人が溢れていました。「何か、夕刻に催し?」とも思いましたが、その種の告知や、何かをやろうとしているような様子も見受けられません。
博物館の敷地に人が溢れていたのは、「結婚式等の記念撮影を行おう」という人達が大勢居たからでした。ユジノサハリンスク市内の名所で、ドレスの新婦とスーツの新郎を中心に、一族や友人が集まって写真を撮っている光景を時々視掛けます。博物館の建物前は、そういう記念撮影をしようという人達の間では人気が高い場所と見受けられます。
「好天の8月最後の週末」となったこの日は、多くの人達が新郎新婦の門出を祝そうと集まっていて、記念撮影をしていたのでしょう。様子を視ていると"順番待ち"な状態になっていて、幾つものグループが入れ替わり立ち代わりで建物前に陣取って、カメラを手にした撮影役が小走りに一同と建物が収まる位置に動いて写真を撮っています。
日本国内でも「地元の名所で結婚の記念写真を撮る」という例は恐らく在るとは思いますが、このユジノサハリンスクの「サハリン州郷土博物館の前」のように「"順番待ち"が発生」という程度に盛んでもないような気がします。
そういう様子を視ながらも、空と雲と屋根の感じを眺めていました。
サハリンでというより、ロシア全般である程度共通したイメージでもあると思われますが、9月には学校の新学期が始まり、"夏休み"が終わってしまうことから「8月末」は「夏の終わり」というイメージが在るようです。
先日も、テレビのニュース番組で傷ましい交通事故を伝えていた内容の中、ナレーションをしていたレポーターは「夏の最後の週末に傷ましい事故です」と表現していました。事故のニュースを残念だと思いながら視ていた他方、そういう本筋と関係の無いことが気になってしまいました。
「夏の終わり」と言われて、何か一日の中で「曇り→雨→晴れ→曇り→雨」という具合に天候が変わり易くなっているので「"秋"の傾向?」と思うことも多く在ります。他方、天候が好転して陽射しに空気が温められて25°C近くになって「多少暑い...」と思える日が8月の下旬に至って少々多い感がして、何やら「しつこい夏?」とか「夏の残滓?」というようにも思います。
↓考えてみれば「8月最後の金曜日」であった日、午後の時間帯で、夕方の陽が傾いた感じが強めって行く前の時間帯です。
晩夏の空とサハリン州郷土博物館 25-08-2017.jpg
↑「色画用紙?」のような空の蒼の上に、腕の良いイラストレーターが白い塗料とエアブラシで丁寧に描き込んだかのような立体感溢れる雲が適度に拡がり、所謂"石州瓦"の赤茶色を帯びたサハリン州郷土博物館の屋根が凄く映える感じです。
「綺麗な光景!」と惹かれるようにサハリン州郷土博物館に近寄ったのですが、多少驚きました。閉館間際な時間帯であったのですが、敷地内に人が溢れていました。「何か、夕刻に催し?」とも思いましたが、その種の告知や、何かをやろうとしているような様子も見受けられません。
博物館の敷地に人が溢れていたのは、「結婚式等の記念撮影を行おう」という人達が大勢居たからでした。ユジノサハリンスク市内の名所で、ドレスの新婦とスーツの新郎を中心に、一族や友人が集まって写真を撮っている光景を時々視掛けます。博物館の建物前は、そういう記念撮影をしようという人達の間では人気が高い場所と見受けられます。
「好天の8月最後の週末」となったこの日は、多くの人達が新郎新婦の門出を祝そうと集まっていて、記念撮影をしていたのでしょう。様子を視ていると"順番待ち"な状態になっていて、幾つものグループが入れ替わり立ち代わりで建物前に陣取って、カメラを手にした撮影役が小走りに一同と建物が収まる位置に動いて写真を撮っています。
日本国内でも「地元の名所で結婚の記念写真を撮る」という例は恐らく在るとは思いますが、このユジノサハリンスクの「サハリン州郷土博物館の前」のように「"順番待ち"が発生」という程度に盛んでもないような気がします。
そういう様子を視ながらも、空と雲と屋根の感じを眺めていました。
"晩夏の空とサハリン州郷土博物館(2017年08月25日)"へのコメントを書く