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2014年09月02日

赤トンボ、出番近し

まるで雨季のような夏が過ぎ、暦は早や9月。 トンボ王国では、幾分爽やかさを感じさせる風に初秋の花が揺れています。

_Q4A6996サルスベリ2014・8・29トンボ王国 _Q4A7425湿地保護区2014・9・1トンボ王国 _Q4A6995ヤブハギ2014・8・29トンボ王国 _Q4A6992ヤブハギ2014・8・29トンボ王国
サルスベリ 湿地保護区のミソハギ群落 ヤブラン ヤブハギ

すでに水辺入りしているマユタテアカネに続き、多くの赤トンボ♂も赤く色付いてきました。

_Q4A7432ヒメアカネ♂2014・9・1トンボ王国 _Q4A7072リスアカネ♂2014・8・30トンボ王国 _Q4A7462マイコアカネ♂2014・9・1トンボ王国
ヒメアカネ♂ リスアカネ♂ マイコアカネ♂

保護区を二分して流れる池田川では、近年になく数多いハグロトンボのお祭りが続いています。ドンコなど、天敵となる大形魚類が減少するなど、昨夏の大渇水がハグロトンボにとって吉となったようです。

_Q4A6899ハグロトンボ♂なわばり争い2014・8・28トンボ王国 _Q4A6892ハグロトンボ集団産卵2014・8・28トンボ王国 _Q4A7516コフキトンボ♀摂食飛翔2014・9・1トンボ王国
ハグロトンボ♂なわばり争い 同 集団産卵 コフキトンボ♀摂食

熱帯スイレンの水辺にはなぜか、いつもコフキトンボの姿があります。

_Q4A7039熱帯スイレン2014・8・30トンボ王国 _Q4A7041熱帯スイレン2014・8・30トンボ王国 _Q4A7037コフキトンボ未熟♀+熱帯スイレン(ピンク)2014・8・30トンボ王国 _Q4A7059コフキトンボ未熟♀+熱帯スイレン(濃ピンク)2014・8・30トンボ王国
熱帯スイレン + コフキトンボ未熟♀

_Q4A7068コフキトンボ産卵2014・8・30トンボ王国 _Q4A7044コフキトンボ産卵2014・8・30トンボ王国 _Q4A7045コフキトンボ産卵2014・8・30トンボ王国
コフキトンボ産卵

_Q4A6879オニヤンマ♀摂食飛翔2014・8・28トンボ王国 _Q4A7008キマダラセセリ2014・8・29トンボ王国 _Q4A7473コバネイナゴ♂2014・9・1トンボ王国 _Q4A7420ツユクサ2014・9・1トンボ王国
オニヤンマ♀摂食飛翔 キマダラセセリ コバネイナゴ♂ ツユクサ

近くの小川では、老熟がかったコシボソヤンマの♀が、いつもの場所で産卵に余念ありません。

_Q4A7136コシボソヤンマ産卵2014・8・30四万十市中組相ノ沢 _Q4A7107コシボソヤンマ産卵2014・8・30四万十市中組相ノ沢 _Q4A7150コシボソヤンマ産卵2014・8・30四万十市中組相ノ沢
コシボソヤンマ産卵

四万十川のトンボ池では、ムスジイトトンボの連結産卵が目立つようになってきました。

_Q4A7315ムスジイトトンボほか生息地2014・8・31四万十市鍋島四万十川トンボ池 _Q4A7293ムスジイトトンボ交尾2014・8・31四万十市鍋島四万十川トンボ池 _Q4A7307ムスジイトトンボ連結産卵2014・8・31四万十市鍋島四万十川トンボ池
四万十川トンボ池(鍋島) ムスジイトトンボ交尾 同 連結産卵

久しぶりに、展示用の魚採集で足摺岬近くの漁港に行ってきました。ざっと見ただけで、30種以上の魚たちで賑わっていました。やっぱり、温暖化の影響もありそうです。

_Q4A7492ハタタテダイ2014・9・1土佐清水市あしずり港 _Q4A7481ツノダシ2014・9・1土佐清水市あしずり港 _Q4A7503イシダイ2014・9・1土佐清水市あしずり港
ハタタテダイ ツノダシ イシダイ

_Q4A7506ニジギンポ2014・9・1土佐清水市あしずり港 _Q4A7509カワハギ+アミメハギ2014・9・1土佐清水市あしずり港 _Q4A7511サザナミフグ2014・9・1土佐清水市あしずり港
ニジギンポ カワハギ&アミメハギ サザナミフグ

画像はすべて、クリックすると拡大します。




by 杉村光俊 at 09:44 | トンボ王国最新情報 | comment (0) | | page top
イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのお知らせ

【トンボ王国・秋と冬の生きもの写真展】

目的:木の枝に産卵するオオアオイトトンボ、湿地保護区に飛来するルリビタキなど、秋から冬にかけてトンボ王国で見られる動植物の生態写真を通し、生物多様性環境の楽しさを感じてもらうこと。
内容:トンボなどの昆虫を中心に、この季節ならではの生物や生態を捉えた写真A-3サイズ64点を展示。
期間:2025年10月11日(土)より2026年3月1日(日)まで
場所:とんぼ館ロビー

【秋と冬の生きものクイズ】

内容:上記【秋と冬の生きもの写真展】のキャプションの中に答えがある、A-4版用紙の3択10問クイズ。希望により有料入館者1名1回挑戦でき、8問以上正解するとトンボ王国で見られる赤トンボ数種を模したミニ・ビーズトンボ・ストラップを進呈。クイズ用紙は受付で配布。年間パスポートでの入館者は、期間中8問正解できるまで何度でもチャレンジ可。
期間:2025年10月11日(土)より2026年3月1日(日)まで

【個別観察会】

内容:トンボと自然を考える会員限定。日程・時間調整の上でスタッフが適宜実施している調査・整備作業に同行でき、希望によりトンボ撮影の便宜も図ります。
ご入会は四万十川学遊館受付のほか、ホームページからもお申し込みいただけます。

【毎日イベント】

ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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