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2012年04月29日

初夏への衣替え、急ピッチ

見ごろを迎えたカキツバタに続きスイレンも開花、トンボ王国は日を追って華やかさを増しています。オオイトトンボやトラフトンボも水辺に戻り、春のトンボシーズンも最高潮です。

_MG_1386カキツバタ(白花)2.gif _MG_1462スイレン(薄ピンク.gif _MG_1505スイレン(黄色)201.gif _MG_1299ツマグロヒョウモン.gif
カキツバタ(白花)咲くトンボ池 スイレン ノアザミ+ツマグロヒョウモン

_MG_1456オヘビイチゴ2012・4.gif _MG_1632ヨツボシトンボ♂201.gif _MG_1247シオカラトンボ未熟.gif _MG_1666タベサナエ♂+カキツ.gif
オヘビイチゴ ヨツボシトンボ♂ シオカラトンボ未熟♀ タベサナエ♂

四万十川トンボ池は越冬トンボで大賑わい、水中ではアオイトトンボのヤゴがスイミングに余念ありません。

_MG_1390四万十川トンボ池201.gif _MG_1651ホソミイトトンボ越.gif _MG_1428ホソミイトトンボ越.gif _MG_1658ホソミイトトンボ越.gif
四万十川トンボ池 ホソミイトトンボ越冬型・移精 同 交尾 同 連結産卵

_MG_1448ホソミオツネン.gif _MG_1411クロスジギンヤンマ.gif _MG_1636アオイトトンボ終齢.gif _MG_1518セスジイトトンボ羽.gif
ホソミオツネン クロスジギンヤンマ産卵 アオイトトンボ幼虫 セスジイト未熟♂

早々の夏日に時ならぬ豪雨、今シーズンのムカシトンボたちは大変な目に遭っています。いつもの年なら活動がほぼ収束している27日になって、ようやくオスのホバリングを撮影することができました。

_MG_1593ムカシトンボ生息地2.gif _MG_1527ムカシトンボ♂探雌.gif _MG_1700ムカシトンボ♂捕食.gif _MG_1533ムカシトンボ♂争い2.gif
行きつけの渓流 ムカシトンボ♂探雌飛翔 同 捕食 同 争い

_MG_1826ムカシトンボ産卵201.gif _MG_1856ムカシトンボ産卵201.gif _MG_1693アサヒナカワトンボ.gif _MG_1697アサヒナカワトンボ.gif
ムカシトンボ産卵(フキ) アサヒナカワトンボ橙色翅型♂


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by 杉村光俊 at 18:32 | トンボ王国最新情報 | comment (0) | | page top
2012年04月25日

初夏のトンボ登場

ピンクのフジツツジに代わり、真紅のオンツツジが目立ち始めたトンボ王国。
春のトンボが次々と水辺に帰還する中、初夏のトンボの羽化も始まりました。
_MG_1139ジャーマンアイリス2.gif _MG_1010オンツツジ2012・4・.gif _MG_0714オンツツジ2012・4・.gif _MG_0756フジ2012・4・20トン.gif
あきついお玄関 オンツツジ咲く小道 オンツツジ フジ

_MG_0799オオヤマトンボ♂羽.gif _MG_0801オオヤマトンボ♂羽.gif _MG_0807オオヤマトンボ♂羽.gif _MG_1020ヤマサナエ未熟♂201.gif
オオヤマトンボ♂羽化 ヤマサナエ未熟♂

_MG_1039シオヤトンボ♂産卵.gif _MG_1158ヨツボシトンボ♂201.gif _MG_1165モートンイトトンボ.gif
シオヤトンボ♂ ヨツボシトンボ♂ モートンイトトンボ未熟♂

_MG_1172オオイトトンボ♂201.gif _MG_1149ウスチャコガネ+サワ.gif _MG_0907エビネラン2012・4・.gif
オオイトトンボ♂ サワオグルマ エビネラン

四万十川トンボ池では成虫越冬トンボが、行きつけの渓流でもムカシトンボが生殖活動期を迎えています。

_MG_0686トンボ池2012・4・19.gif _MG_0681ホソミイトトンボ越.gif _MG_0671ホソミオツネントン.gif
四万十町トンボ池 ホソミイトトンボ越冬型♂ ホソミオツネントンボ産卵

_MG_1234ムカシトンボ♂2012.gif _MG_0819ムカシトンボ産卵(.gif _MG_1234ムカシトンボ♂2012.gif
ムカシトンボ♂探雌飛翔 同 産卵 同 ♂捕食休止

_MG_0742クロサナエ♂羽化201.gif _MG_1222アサヒナカワトンボ.gif _MG_1209キシツツジ2012・4・.gif
クロサナエ♂羽化 アサヒナカワトンボ♀ キシツツジ


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by 杉村光俊 at 17:42 | トンボ王国最新情報 | comment (0) | | page top
2012年04月18日

春、駆け足

カキツバタの花が目立ち始めたトンボ王国。シオヤトンボに続き、タベサナエが水辺に戻ってきました。

_MG_0061オオジシバリほか200.gif _MG_0558カキツバタ2012・4・.gif _MG_0172ドウダンツツジ2012.gif _MG_0561タベサナエ♂2012・4.gif
オオジシバリ カキツバタ ドウダンツツジ タベサナエ♂

クロイトトンボやオオイトトンボのみならず、早々のサラサヤンマ、トラフトンボやヨツボシトンボは少雨決行で羽化するようになっています。

_MG_0479クロイトトンボ♂羽.gif _MG_0505クロイトトンボ♂羽.gif _MG_0551クロイトトンボ♂羽.gif _MG_9869クロイトトンボ♀羽.gif
クロイトトンボ♂羽化(定位) 同 (脱出) 同 (完了) 同 ♀羽化

_MG_0636サラサヤンマ♀羽化2.gif _MG_0262トラフトンボ♀羽化2.gif _MG_0291トラフトンボ♀羽化2.gif _MG_0277ヨツボシトンボ♀羽.gif
サラサヤンマ♀羽化 トラフトンボ♀羽化+処女飛行 ヨツボシトンボ♀羽化

あきついお・とんぼ館の中庭ビオトープではクロスジギンヤンマも。

_MG_0304クロスジギンヤンマ.gif _MG_0334クロスジギンヤンマ.gif _MG_0347クロスジギンヤンマ.gif
クロスジギンヤンマ♂羽化(定位) 同 (休止) 同 (脱出)

_MG_0363クロスジギンヤンマ.gif _MG_0419クロスジギンヤンマ.gif _MG_0469クロスジギンヤンマ.gif
同 (翅の伸長) 同 (腹部の伸長) 同 (処女飛行)

シャガの花も彩りを添える中、シダレヤナギの枯れ幹で、コゲラが巣作りを始めたようです。

_MG_0048シャガ20012・4・14.gif _MG_0573ヒメクロオトシブミ2.gif _MG_0076コゲラ巣20012・4・1.gif _MG_0256コゲラ2012・4・16ト.gif
シャガ ヒメクロオトシブミ コゲラの巣 コゲラ


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by 杉村光俊 at 17:21 | トンボ王国最新情報 | comment (0) | | page top
2012年04月11日

春の歩み、ゆっくり

トンボ王国では、桜に代わりフジツツジが見ごろを迎えています。

_MG_9310ヤマザクラ+フジツ.gif _MG_9101ヤマザクラ2012・4・.gif _MG_9477フジツツジ2012・4・.gif _MG_9483アケビ2012・4・9ト.gif
ヤマザクラとフジツツジ ヤマザクラ フジツツジ アケビ

ようやくトラフトンボの羽化を確認、春のチョウも舞い始めました。ただ、花は少しずつ遅れを取り戻しつつあるようですが、昆虫の方はまだまだです。

_MG_9465トラフトンボ♀羽化2.gif _MG_9536トラフトンボ♀羽化2.gif _MG_9536トラフトンボ♀羽化2.gif
トラフトンボ♀羽化(翅の伸長) 同 (腹部の伸長) 同 (完了)

_MG_9305サワオグルマ2012・4.gif _MG_9508ツマキチョウ♂2012.gif _MG_9467ベニシジミ+フジツツ.gif _MG_9719シオヤトンボ産卵201.gif
サワオグルマ ツマキチョウ ベニシジミ シオヤトンボ産卵

ムカシトンボもあちこちの渓流で姿が見られるようになったものの、その数は年々減少しています。山林に人手が入らなくなって流水量が減少、茂るに任せっきりの草木で薄暗くなった渓流ではエサとなるカゲロウ類が育たないばかりか、フキやジャゴケなどの産卵植物も失せてしまうからです。一方、国道端の渓流では若い成虫たちが今も耕作されている「田んぼ」の上で摂食活動に余念ありません。「生きた化石」と称され、幽玄の深山に生息しているイメージが強いムカシトンボの命もまた、里山に暮らす人々の営みによって支えられてきたわけで、言い換えると、気持ちいい多くの自然環境は、そっとしておくだけで維持されるものではない、ということなのです。

_MG_9148ムカシトンボ生息地2.gif _MG_9160ムカシトンボ未熟♀.gif _MG_9163ムカシトンボ未熟♂.gif _MG_9615ユキモチソウ2012・4.gif
四万十市 津蔵渕 ムカシトンボ未熟♀ 同 (未熟♂) ユキモチソウ

自然環境保全をライフワークとする者にとって、春の訪れを素直に喜べない状況が続いていますが、今年もダム湖畔のトンボ池にホソミオツネントンボが戻ってきました。水の中にも春らしい魚が見られるようになっています。

_MG_9760ホソミオツネントン.gif _MG_9748ホソミオツネントン.gif _MG_9757ホソミオツネントン.gif _MG_9762クロスジギンヤンマ.gif
トンボ・ビオトープ ホソミオツネントンボ連結産卵 クロスジギンヤンマ羽化殻

_MG_9321アシシロハゼ2012・4.gif _MG_9554ヘビギンポ2012・4・.gif _MG_9554ヘビギンポ2012・4・.gif
アシシロハゼ ヘビギンポ ヒガンフグ


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by 杉村光俊 at 12:25 | トンボ王国最新情報 | comment (0) | | page top
2012年04月06日

カキツバタ開花

待ち遠しかったサクラの季節も、早や終焉を迎えています。トリを飾って、通称「一条桜」のヤマザクラが満開です。

_MG_8948ヤマザクラ2012・4・.gif _MG_8917ヤマザクラ2012・4・.gif _MG_8680ニホンミツバチ+オオ.gif _MG_8724スジグロシロチョウ+.gif
ヤマザクラ ニホンミツバチ スジグロシロチョウ

日溜りに未熟なトンボが集合し、ヨツボシトンボの羽化も始まりました。シオヤトンボは成熟個体も出てきました。

_MG_8730タベサナエ未熟♂201.gif _MG_8935ヨツボシトンボ♂羽.gif _MG_8970シオヤトンボ♂2012.gif
タベサナエ未熟♂ ヨツボシトンボ♂羽化 シオヤトンボ♂

トンボ池ではカキツバタが、畦道にはウマノアシガタやオヘビイチゴの花が目立ち始めています。

_MG_8519カキツバタ2012・4・.gif _MG_8517ウマノアシガタ2012.gif _MG_8715オヘビイチゴ2012・4.gif _MG_8453ムラサキケマン2012.gif
カキツバタ ウマノアシガタ オヘビイチゴ ムラサキケマン

_MG_8482ヤハズエンドウ2012.gif _MG_8493アオキ2012・4・3ト.gif _MG_8975ヒメハギ2012・4・6.gif _MG_8908ムクドリ2012・4・5.gif
ヤハズエンドウ アオキ ヒメハギ ムクドリ

行き着けの渓流ではムカシトンボの羽化が一段落、愛媛県宇和島市周辺のため池ではオツネントンボの活動が最盛期となっています。

_MG_8274ムカシトンボ生息地2.gif _MG_8319ムカシトンボ♂A羽化.gif _MG_8376ムカシトンボ♂B羽.gif _MG_8303ムカシトンボ♀羽化2.gif
ムカシトンボ羽化場所 ムカシトンボ♂羽化 同 ♀処女飛行

_MG_8864オツネントンボ生息.gif _MG_8739オツネントンボ♂201.gif _MG_8818オツネントンボ交尾2.gif _MG_8842オツネントンボ連結.gif
オツネントンボ生息地 オツネントンボ♂ 同 交尾 同 連結産卵


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by 杉村光俊 at 18:35 | トンボ王国最新情報 | comment (0) | | page top
2012年04月01日

サクラ満開

ソメイヨシノとオオシマザクラが満開となったトンボ王国。池田川土手のスミレが咲き揃い、多目的広場ではアリアケスミレも咲き始めました。

_MG_7605オオシマザクラ2012.gif _MG_7637セイヨウシャクナゲ2.gif _MG_7783オオシマザクラほか2.gif _MG_7842オオシマザクラほか2.gif
ソメイヨシノほか セイヨウシャクナゲ オオシマザクラ

_MG_7503池田川2012・3・29ト.gif _MG_7656スミレ+ゲンゲ2012・.gif _MG_7468ニホンミツバチ+ムス.gif _MG_7654クサイチゴ2012・3・.gif
池田川 スミレ+ゲンゲ ニホンミツバチ+ムスカリ クサイチゴ

ただ、3月末からの戻り寒波で、トンボの方は遅れ気味です。駐車場前水路でも、まだタベサナエの羽化が継続中、その後新たに羽化が確認できたのはアジアイトトンボだけで、トラフトンボもヨツボシトンボもまだです。湿地保護区付近では、青味を増したホソミイトトンボの姿も見られるようになってきましたが、まだ水辺には戻っていません。

_MG_8046タベサナエ♀羽化(.gif _MG_8070タベサナエ♀羽化(.gif _MG_8107タベサナエ♀羽化(.gif
タベサナエ♀羽化(肢引き抜き) 同(脱出) 同(腹部の伸長)


_MG_7568アジアイトトンボ未.gif _MG_7527湿地保護区2012・3・.gif _MG_7516フジツツジ2012・3・.gif
アジアイトトンボ未熟♂ 湿地保護区 湿地保護区奥の日溜り

_MG_7511ホソミイトトンボ越.gif _MG_7512ホソミイトトンボ越.gif _MG_7523ホソミイトトンボ越.gif
ホソミイトトンボ越冬型♂ 同 ♀

そんな中、行きつけの渓流でムカシトンボの羽化が始まりました。ネズミも出てきたほか、道中のサツマイナモリも見ごろです。

_MG_8168ムカシトンボ♀羽化2.gif _MG_8187ムカシトンボ♀羽化2.gif _MG_8138ネズミ一種2012・4・.gif _MG_7865サツマイナモリ2012.gif
ムカシトンボ♀羽化 ヒメネズミ? サツマイナモリ


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by 杉村光俊 at 18:22 | トンボ王国最新情報 | comment (0) | | page top
イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのお知らせ

【トンボ王国・秋と冬の生きもの写真展】

目的:木の枝に産卵するオオアオイトトンボ、湿地保護区に飛来するルリビタキなど、秋から冬にかけてトンボ王国で見られる動植物の生態写真を通し、生物多様性環境の楽しさを感じてもらうこと。
内容:トンボなどの昆虫を中心に、この季節ならではの生物や生態を捉えた写真A-3サイズ64点を展示。
期間:2025年10月11日(土)より2026年3月1日(日)まで
場所:とんぼ館ロビー

【秋と冬の生きものクイズ】

内容:上記【秋と冬の生きもの写真展】のキャプションの中に答えがある、A-4版用紙の3択10問クイズ。希望により有料入館者1名1回挑戦でき、8問以上正解するとトンボ王国で見られる赤トンボ数種を模したミニ・ビーズトンボ・ストラップを進呈。クイズ用紙は受付で配布。年間パスポートでの入館者は、期間中8問正解できるまで何度でもチャレンジ可。
期間:2025年10月11日(土)より2026年3月1日(日)まで

【個別観察会】

内容:トンボと自然を考える会員限定。日程・時間調整の上でスタッフが適宜実施している調査・整備作業に同行でき、希望によりトンボ撮影の便宜も図ります。
ご入会は四万十川学遊館受付のほか、ホームページからもお申し込みいただけます。

【毎日イベント】

ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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