2011年05月26日
アオイトトンボ健在
孵化の時期、異常少雨に見舞われた四万十川トンボ池のアオイトトンボLestes sponsa。本来なら羽化が始まっている5月に入ってからややまとまった降雨があったものの、「時すでに遅し」との感を抱いていました。ところが5月25日、まだ満水状態まで戻っていないトンボ池に、多くの終齢幼虫が生息していることが確認できました。どうやら卵は、まとまった雨が降るまで孵化することなく、生みつけられた植物の中でじっと乾燥に耐えていたようです。実は3月にもややまとまった降雨があり、一旦ごく浅い水溜り状となったものの、その後再び水底部分にひび割れができるほどの渇水状態となり、もしここで例年通りの孵化が行われていたら極めて憂慮される事態を招いていたところでした。予報によれば、これから雨続きということなので、10日ほど後には羽化の確認ができることと思います。思いがけず大雨になってトンボ池が本流とつながり、水草ごと洗い流される...なんてことにならなければいいのですが。
_MG_0261四万十川トンボ池201 _MG_0256アオイトトンボ終齢.gif _MG_0240アカハライモリ2011.gif
四万十川トンボ池 アオイトトンボ終齢幼虫 アカハライモリ
花菖蒲まつりを間近(来る28日)に控えているトンボ王国。主役の花はざっと100輪ほどが開花していますが、それでも全体数からではまだ0.5分咲き程度といったところ。草間にはコフキヒメイトトンボAgriocnemis femina oryzaeがひしめき、サラサヤンマSarasaeschna pryeriの♂がいたるところでパトロール飛翔しています。夏の主役級ウチワヤンマSinictinogomphus clavatusの羽化も始まり、ヨツボシトンボLibellula quadrimaculata asahinaiは最後の追い込みに入っているようです。
_MG_0288トンボ池2011・5・25.gif _MG_0431ベニシジミ+アサザ20.gif _MG_0294ハナショウブ2011・5.gif _MG_9835ハナショウブ(ピン.gif
スイレン池 アサザ+ベニシジミ ハナショウブ
_MG_9810ウツギ2011・5・22ト.gif _MG_0102コフキヒメイトトン.gif _MG_9829コフキヒメイトトン.gif _MG_0302ウチワヤンマ羽化殻2.gif
ウツギ コフキヒメイトトンボ未熟♂・♀(上) 同 ♂+スイレン ウチワヤンマ羽化殻
_MG_9807キイロサナエ2011・5.gif _MG_9900トンボ池2011・5・22.gif _MG_9841モノサシトンボ未熟.gif
キイロサナエ♂ トンボ王国発祥の池 モノサシトンボ未熟♂
_MG_0471サラサヤンマ♂2011.gif _MG_0147ヨツボシトンボ産卵2.gif _MG_0283モンキチョウ2011・5.gif
サラサヤンマ♂ ヨツボシトンボ産卵 モンキチョウ
四万十川学遊館あきついお・中庭ビオトープも花盛り、色々なトンボが見られるようになってきました。
_MG_9796ハコネウツギ2011・5.gif _MG_0434サツキ2011・5・26あ.gif _MG_9787ホタルブクロ2011・5.gif _MG_9785スイレン2011・5・21.gif
入り口のハコネウツギ 玄関先のサツキ ホタルブクロ 園芸スイレン
_MG_0330サラサヤンマ♂2011.gif _MG_9782オオシオカラトンボ.gif _MG_0338ヨツボシトンボ♂+シ.gif _MG_9792ヤマアジサイ2011・5.gif
サラサヤンマ♂ オオシオカラ羽化後♂ ヨツボシトンボ♂ ヤマアジサイ
足摺半島では四国特産種シコクトゲオトンボRhipidolestes hiraoiの羽化が始まりました。お楽しみのミナミヤンマはまだ10日ほど先になりそうです。
_MG_0348シコクトゲオトンボ.gif _MG_0356シコクトゲオトンボ.gif _MG_0346シコクトゲオトンボ.gif _MG_0379アサヒナカワトンボ.gif
シコクトゲオトンボ生息地 羽化中♀ 羽化後♀ アサヒナカワトンボ透明翅型♂
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_MG_0261四万十川トンボ池201 _MG_0256アオイトトンボ終齢.gif _MG_0240アカハライモリ2011.gif
四万十川トンボ池 アオイトトンボ終齢幼虫 アカハライモリ
花菖蒲まつりを間近(来る28日)に控えているトンボ王国。主役の花はざっと100輪ほどが開花していますが、それでも全体数からではまだ0.5分咲き程度といったところ。草間にはコフキヒメイトトンボAgriocnemis femina oryzaeがひしめき、サラサヤンマSarasaeschna pryeriの♂がいたるところでパトロール飛翔しています。夏の主役級ウチワヤンマSinictinogomphus clavatusの羽化も始まり、ヨツボシトンボLibellula quadrimaculata asahinaiは最後の追い込みに入っているようです。
_MG_0288トンボ池2011・5・25.gif _MG_0431ベニシジミ+アサザ20.gif _MG_0294ハナショウブ2011・5.gif _MG_9835ハナショウブ(ピン.gif
スイレン池 アサザ+ベニシジミ ハナショウブ
_MG_9810ウツギ2011・5・22ト.gif _MG_0102コフキヒメイトトン.gif _MG_9829コフキヒメイトトン.gif _MG_0302ウチワヤンマ羽化殻2.gif
ウツギ コフキヒメイトトンボ未熟♂・♀(上) 同 ♂+スイレン ウチワヤンマ羽化殻
_MG_9807キイロサナエ2011・5.gif _MG_9900トンボ池2011・5・22.gif _MG_9841モノサシトンボ未熟.gif
キイロサナエ♂ トンボ王国発祥の池 モノサシトンボ未熟♂
_MG_0471サラサヤンマ♂2011.gif _MG_0147ヨツボシトンボ産卵2.gif _MG_0283モンキチョウ2011・5.gif
サラサヤンマ♂ ヨツボシトンボ産卵 モンキチョウ
四万十川学遊館あきついお・中庭ビオトープも花盛り、色々なトンボが見られるようになってきました。
_MG_9796ハコネウツギ2011・5.gif _MG_0434サツキ2011・5・26あ.gif _MG_9787ホタルブクロ2011・5.gif _MG_9785スイレン2011・5・21.gif
入り口のハコネウツギ 玄関先のサツキ ホタルブクロ 園芸スイレン
_MG_0330サラサヤンマ♂2011.gif _MG_9782オオシオカラトンボ.gif _MG_0338ヨツボシトンボ♂+シ.gif _MG_9792ヤマアジサイ2011・5.gif
サラサヤンマ♂ オオシオカラ羽化後♂ ヨツボシトンボ♂ ヤマアジサイ
足摺半島では四国特産種シコクトゲオトンボRhipidolestes hiraoiの羽化が始まりました。お楽しみのミナミヤンマはまだ10日ほど先になりそうです。
_MG_0348シコクトゲオトンボ.gif _MG_0356シコクトゲオトンボ.gif _MG_0346シコクトゲオトンボ.gif _MG_0379アサヒナカワトンボ.gif
シコクトゲオトンボ生息地 羽化中♀ 羽化後♀ アサヒナカワトンボ透明翅型♂
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2011年05月21日
ハナショウブ開花
トンボ王国ではサラサヤンマやキイロサナエなど「初夏のトンボ」が水辺で活動を始めています。「花菖蒲まつり」を28日に控え、ハナショウブの開花が始まりました。遅々として進まない透き刈りに、気はあせるばかりです。
_MG_8973モートンイトトンボ.gif _MG_9405サラサヤンマ♂なわ.gif _MG_9035ハナショウブ(薄黄.gif _MG_9041ハナショウブ(薄紫.gif
モートンイトトンボ交尾 サラサヤンマ♂ ハナショウブ
四万十川流域ではグンバイトンボやアオサナエが流畔に戻り、ヒメサナエの羽化も始まっています。何と、昨年末から今年始にかけての大寒波にもめげず、観察史上(といってもまだ5〜6年しかなりませんが)最速となる5月14日に四万十町の鯉のぼり公園付近でベニトンボ半成熟♂1頭の発生を確認しました。熱帯性種とはいえど、生息条件は単に気温だけではないことの証、と言えるでしょう。
_MG_9339四万十川2011・5・20.gif _MG_9356カラスアゲハ+モンキ.gif _MG_9281アオサナエ♂2011・5.gif
四万十川(佐田の沈下橋) カラスアゲハとモンキアゲハ アオサナエ♂
_MG_9588ヒメサナエ♂羽化連.gif _MG_9596ヒメサナエ♂羽化連.gif _MG_9631ヒメサナエ♂羽化連.gif
ヒメサナエ♂羽化
_MG_8795グンバイトンボ連結.gif _MG_8829グンバイトンボ生息.gif _MG_8837ベニトンボ半成熟♂2.gif
グンバイトンボ連結 ベニトンボ生息地 ベニトンボ半成熟♂
去る17日、昨年に続き愛媛県のハッチョウトンボ生息地整備の手伝いに行ってきましたが、早くも10頭ほどの成虫を見ることができました。その後、近くの川でニホンカワトンボを撮影してきましたが、こちらはまだ新鮮な個体が多く、春先の寒波でやや出遅れていたようです。
_MG_9122ハッチョウトンボ生.gif _MG_9129ハッチョウトンボ未.gif _MG_9131ハッチョウトンボ未.gif
ハッチョウトンボ生息地 ハッチョウトンボ未熟♀ 同 未熟♂
_MG_9186ニホンカワトンボ橙.gif _MG_9227ニホンカワトンボ透.gif _MG_9194ニホンカワトンボ♀2.gif
ニホンカワトンボ橙色翅型♂ 同 透明翅型♂ 同 ♀
行き着けの磯でキタマクラの若魚がたくさん見られるとの情報を得て、出かけてきました。
_MG_9438キタマクラ2011・5・.gif _MG_9457クモギンポ2011・5・ _MG_9485ハマヒルガオ2011・5.gif
キタマクラ クモギンポ ハマヒルガオ
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_MG_8973モートンイトトンボ.gif _MG_9405サラサヤンマ♂なわ.gif _MG_9035ハナショウブ(薄黄.gif _MG_9041ハナショウブ(薄紫.gif
モートンイトトンボ交尾 サラサヤンマ♂ ハナショウブ
四万十川流域ではグンバイトンボやアオサナエが流畔に戻り、ヒメサナエの羽化も始まっています。何と、昨年末から今年始にかけての大寒波にもめげず、観察史上(といってもまだ5〜6年しかなりませんが)最速となる5月14日に四万十町の鯉のぼり公園付近でベニトンボ半成熟♂1頭の発生を確認しました。熱帯性種とはいえど、生息条件は単に気温だけではないことの証、と言えるでしょう。
_MG_9339四万十川2011・5・20.gif _MG_9356カラスアゲハ+モンキ.gif _MG_9281アオサナエ♂2011・5.gif
四万十川(佐田の沈下橋) カラスアゲハとモンキアゲハ アオサナエ♂
_MG_9588ヒメサナエ♂羽化連.gif _MG_9596ヒメサナエ♂羽化連.gif _MG_9631ヒメサナエ♂羽化連.gif
ヒメサナエ♂羽化
_MG_8795グンバイトンボ連結.gif _MG_8829グンバイトンボ生息.gif _MG_8837ベニトンボ半成熟♂2.gif
グンバイトンボ連結 ベニトンボ生息地 ベニトンボ半成熟♂
去る17日、昨年に続き愛媛県のハッチョウトンボ生息地整備の手伝いに行ってきましたが、早くも10頭ほどの成虫を見ることができました。その後、近くの川でニホンカワトンボを撮影してきましたが、こちらはまだ新鮮な個体が多く、春先の寒波でやや出遅れていたようです。
_MG_9122ハッチョウトンボ生.gif _MG_9129ハッチョウトンボ未.gif _MG_9131ハッチョウトンボ未.gif
ハッチョウトンボ生息地 ハッチョウトンボ未熟♀ 同 未熟♂
_MG_9186ニホンカワトンボ橙.gif _MG_9227ニホンカワトンボ透.gif _MG_9194ニホンカワトンボ♀2.gif
ニホンカワトンボ橙色翅型♂ 同 透明翅型♂ 同 ♀
行き着けの磯でキタマクラの若魚がたくさん見られるとの情報を得て、出かけてきました。
_MG_9438キタマクラ2011・5・.gif _MG_9457クモギンポ2011・5・ _MG_9485ハマヒルガオ2011・5.gif
キタマクラ クモギンポ ハマヒルガオ
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2011年05月15日
トラフトンボ三昧
早くもオオヤマトンEpophthalmia elegansボの産卵と、ベニイトトンボCeriagrion nipponicumの羽化が始まりました。カキツバタは盛りを過ぎ、春のトンボも「くたびれた」個体が目立ってきました。光陰は正に矢のごとく、今年も撮りこぼしシーン続出です。
_MG_8525白スイレン池2011・5.gif _MG_8493カキツバタ2011・5・.gif _MG_8494コガクウツギ2011・5.gif _MG_8370アヤメほか2011・5・.gif
満開の白スイレン 見納め近いカキツバタ 見ごろのコガクウツギ アヤメ
_MG_8457オオヤマトンボ産卵2.gif _MG_8283ベニイトトンボ未熟.gif _MG_8375コフキトンボ未熟♂.gif
オオヤマトンボ産卵 ベニイトトンボ♀羽化 コフキトンボ♂捕食
_MG_8235モノサシトンボ未熟.gif _MG_8384シオカラトンボ未熟.gif _MG_8279シオヤトンボ♂2011.gif
モノサシトンボ未熟♀ シオカラトンボ未熟♂捕食 シオヤトンボ♂
_MG_8502アサヒナカワトンボ.gif _MG_8508ヤマサナエ未熟♀201.gif _MG_8516ゴマダラチョウ2011.gif _MG_8489ベッコウハナアブ201.gif
アサヒナカワトンボ橙色翅♂ ヤマサナエ未熟♀ ゴマダラチョウ ベッコウハナアブ
14日、当地では見られないフタスジサナエTrigomphus interruptusを求め、愛媛県はKさんのフィールドにお邪魔してきました。生憎の強風と低温で、生殖行動はほとんどみられませんでしたが、代わりにトラフトンボEpitheca marginataが大歓迎?してくれました。ただ、この池にもオオクチバスが放たれており、産卵場所を決めかけたカップルがあやうく餌食となりかける場面がたびたび見られました。
_MG_8593フタスジサナエ生息.gif _MG_8667ウツボグサ2011・5・.gif _MG_8614クロアゲハ2011・5・.gif _MG_8611クロアゲハ2011・5・.gif
肱川町のため池 ウツボグサ クロアゲハ
_MG_8610フタスジサナエ♂201.gif _MG_8638フタスジサナエ♀201.gif _MG_8631ヨツボシトンボ♂201.gif _MG_8626トラフトンボ♂2011.gif
フタスジサナエ♂ ♀ ヨツボシトンボ♂ トラフトンボ♂
_MG_8682トラフトンボ交尾飛.gif _MG_8669トラフトンボ産卵(.gif トリミング_MG_8644トラフト.gif
クロギンに追われるトラフ・ペア 卵塊作り 産卵移動
日本本来の生態系を再生させるためには、多くの英知と人手が必要です。これを雇用の創出につなげない手はない、と思うのですが...。
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_MG_8525白スイレン池2011・5.gif _MG_8493カキツバタ2011・5・.gif _MG_8494コガクウツギ2011・5.gif _MG_8370アヤメほか2011・5・.gif
満開の白スイレン 見納め近いカキツバタ 見ごろのコガクウツギ アヤメ
_MG_8457オオヤマトンボ産卵2.gif _MG_8283ベニイトトンボ未熟.gif _MG_8375コフキトンボ未熟♂.gif
オオヤマトンボ産卵 ベニイトトンボ♀羽化 コフキトンボ♂捕食
_MG_8235モノサシトンボ未熟.gif _MG_8384シオカラトンボ未熟.gif _MG_8279シオヤトンボ♂2011.gif
モノサシトンボ未熟♀ シオカラトンボ未熟♂捕食 シオヤトンボ♂
_MG_8502アサヒナカワトンボ.gif _MG_8508ヤマサナエ未熟♀201.gif _MG_8516ゴマダラチョウ2011.gif _MG_8489ベッコウハナアブ201.gif
アサヒナカワトンボ橙色翅♂ ヤマサナエ未熟♀ ゴマダラチョウ ベッコウハナアブ
14日、当地では見られないフタスジサナエTrigomphus interruptusを求め、愛媛県はKさんのフィールドにお邪魔してきました。生憎の強風と低温で、生殖行動はほとんどみられませんでしたが、代わりにトラフトンボEpitheca marginataが大歓迎?してくれました。ただ、この池にもオオクチバスが放たれており、産卵場所を決めかけたカップルがあやうく餌食となりかける場面がたびたび見られました。
_MG_8593フタスジサナエ生息.gif _MG_8667ウツボグサ2011・5・.gif _MG_8614クロアゲハ2011・5・.gif _MG_8611クロアゲハ2011・5・.gif
肱川町のため池 ウツボグサ クロアゲハ
_MG_8610フタスジサナエ♂201.gif _MG_8638フタスジサナエ♀201.gif _MG_8631ヨツボシトンボ♂201.gif _MG_8626トラフトンボ♂2011.gif
フタスジサナエ♂ ♀ ヨツボシトンボ♂ トラフトンボ♂
_MG_8682トラフトンボ交尾飛.gif _MG_8669トラフトンボ産卵(.gif トリミング_MG_8644トラフト.gif
クロギンに追われるトラフ・ペア 卵塊作り 産卵移動
日本本来の生態系を再生させるためには、多くの英知と人手が必要です。これを雇用の創出につなげない手はない、と思うのですが...。
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2011年05月10日
カキツバタ満開
例年より約1週間遅れでカキツバタがほぼ満開、人気のタニウツギも8分咲きとなりました。幸い、龍馬ふるさと博・花絵巻会場との宣伝効果もあってか、ゴールデンウィークを過ぎても散策客の姿が消えることがありません。
トンボの方は暦に追いついてきた感じで、イトトンボはベニイトトンボを除く全種の成虫が出揃いました。
_MG_8135トンボ池2011・5・8.gif _MG_8180タニウツギ2011・5・.gif _MG_8101透き刈り2011・5・7.gif _MG_8073オオヤマトンボ♀羽.gif
満開のカキツバタとタニウツギ ハナショウブの透き狩り開始 オオヤマトンボ♀羽化
_MG_8107キイトトンボ未熟♂2.gif _MG_8111セスジイトトンボ未.gif _MG_8121コフキヒメイトトン.gif _MG_8195ショウジョウトンボ.gif
キイトトンボ羽化後♂ セスジイトトンボ♂ コフキヒメイト未熟♂ ショウジョウトンボ♂
_MG_8150タベサナエ産卵2011.gif _MG_8188クロセセリ2011・5・.gif _MG_8174コウベモグラ2011・5.gif
タベサナエ産卵 厳寒を乗り越えたクロセセリ 瀕死のコウベモグラ
話は前後しますが、ゴールデンウィーク中の5月5日と6日、石垣島のK・W氏から紹介されたという、いやに日本語の堪能なオランダ人が来訪、たっての希望で、行きつけの渓流のムカシトンボと、四万十町中ノ島のグンバイトンボをご案内しました。ムカシトンボは出現が遅れていたことが幸いし、産卵シーンを撮影していただく事ができ、グンバイトンボもまだ未熟個体中心ながら多くの個体に接していただくことができました。突然のことで慌てましたが、日本人であれ、外国人であれ、本当に自然が好きな方をご案内させていただくことは、それなりに楽しいものです。
_MG_7941渓流2011・5・5三原.gif _MG_7911アサヒナカワトンボ.gif _MG_7934アサヒナカワトンボ.gif _MG_7927ジャコウアゲハ交尾2.gif
行き着けの渓流 アサヒナカワトンボ♂羽化 同 橙色翅型♂ ジャコウアゲハ交尾
_MG_8093グンバイトンボ生息.gif _MG_8086トサシモツケ2011・5.gif _MG_8091グンバイトンボ未熟.gif
グンバイトンボ生息地 トサシモツケ グンバイトンボ未熟♂
トンボの方は暦に追いついてきた感じで、イトトンボはベニイトトンボを除く全種の成虫が出揃いました。
_MG_8135トンボ池2011・5・8.gif _MG_8180タニウツギ2011・5・.gif _MG_8101透き刈り2011・5・7.gif _MG_8073オオヤマトンボ♀羽.gif
満開のカキツバタとタニウツギ ハナショウブの透き狩り開始 オオヤマトンボ♀羽化
_MG_8107キイトトンボ未熟♂2.gif _MG_8111セスジイトトンボ未.gif _MG_8121コフキヒメイトトン.gif _MG_8195ショウジョウトンボ.gif
キイトトンボ羽化後♂ セスジイトトンボ♂ コフキヒメイト未熟♂ ショウジョウトンボ♂
_MG_8150タベサナエ産卵2011.gif _MG_8188クロセセリ2011・5・.gif _MG_8174コウベモグラ2011・5.gif
タベサナエ産卵 厳寒を乗り越えたクロセセリ 瀕死のコウベモグラ
話は前後しますが、ゴールデンウィーク中の5月5日と6日、石垣島のK・W氏から紹介されたという、いやに日本語の堪能なオランダ人が来訪、たっての希望で、行きつけの渓流のムカシトンボと、四万十町中ノ島のグンバイトンボをご案内しました。ムカシトンボは出現が遅れていたことが幸いし、産卵シーンを撮影していただく事ができ、グンバイトンボもまだ未熟個体中心ながら多くの個体に接していただくことができました。突然のことで慌てましたが、日本人であれ、外国人であれ、本当に自然が好きな方をご案内させていただくことは、それなりに楽しいものです。
_MG_7941渓流2011・5・5三原.gif _MG_7911アサヒナカワトンボ.gif _MG_7934アサヒナカワトンボ.gif _MG_7927ジャコウアゲハ交尾2.gif
行き着けの渓流 アサヒナカワトンボ♂羽化 同 橙色翅型♂ ジャコウアゲハ交尾
_MG_8093グンバイトンボ生息.gif _MG_8086トサシモツケ2011・5.gif _MG_8091グンバイトンボ未熟.gif
グンバイトンボ生息地 トサシモツケ グンバイトンボ未熟♂
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2011年05月04日
初夏のトンボ続々
植物の開花は約1週間遅れながら、トンボの方は初夏から真夏にかけて活動する種類が次々と羽化しています。
_MG_7727スイレン薄ピンク201.gif _MG_7737コガクウツギ2011・5.gif _MG_7591マルバウツギ2011・5.gif _MG_7709カキツバタ中間色201.gif
スイレン コガクウツギ マルバウツギ カキツバタ
_MG_7593ヒトツバタゴ2011・5.gif _MG_7597ヒトツバタゴ2011・5.gif _MG_7711ギンリョウソウ2011.gif _MG_7733タニウツギ2011・5・.gif
ヒトツバタゴ ギンリョウソウ タニウツギ
_MG_7739アサザ2011・4・3.gif _MG_7741アサザ2011・5・3.gif _MG_7393コデマリ2011・4・30.gif _MG_7376アオスジアゲハ2011.gif
アサザ コデマリ サギゴケ+アオスジアゲハ
昨シーズン、異様に数少なく行く末が案じられていたトラフトンボEpitheca marginataも、そこそこの個体数が見られ、先ずは一安心です。カキツバタ咲く水辺は今、ヨツボシトンボLibellula quadrimaculata asahinaiの楽園と化しています。
_MG_7168ハラビロトンボ未熟.gif _MG_7365サラサヤンマ♀羽化2.gif _MG_7571トラフトンボ産卵(.gif _MG_7574トラフトンボ産卵(
ハラビロトンボ未熟♂ サラサヤンマ♀羽化 トラフトンボ産卵
_MG_7451ヒメコウホネ池2011.gif _MG_7548ヨツボシトンボ♂201.gif _MG_7589クロイトトンボ連結.gif
ヒメコウホネ池 ヨツボシトンボ♂ クロイトトンボ潜水産卵
_MG_7601コフキヒメイトトン.gif _MG_7700コフキトンボ未熟♀2.gif _MG_7407モートンイトトンボ.gif
コフキヒメイトトンボ未熟♀ コフキトンボ未熟♀ モートンイトトンボ♀
_MG_7426アカタテハ2011・5・.gif _MG_7514クマバチ2011・5・2.gif _MG_7423ドンコ2011・5・1ト.gif
アカタテハ クマバチ ドンコ
画像はすべて、クリックすると拡大します。
_MG_7727スイレン薄ピンク201.gif _MG_7737コガクウツギ2011・5.gif _MG_7591マルバウツギ2011・5.gif _MG_7709カキツバタ中間色201.gif
スイレン コガクウツギ マルバウツギ カキツバタ
_MG_7593ヒトツバタゴ2011・5.gif _MG_7597ヒトツバタゴ2011・5.gif _MG_7711ギンリョウソウ2011.gif _MG_7733タニウツギ2011・5・.gif
ヒトツバタゴ ギンリョウソウ タニウツギ
_MG_7739アサザ2011・4・3.gif _MG_7741アサザ2011・5・3.gif _MG_7393コデマリ2011・4・30.gif _MG_7376アオスジアゲハ2011.gif
アサザ コデマリ サギゴケ+アオスジアゲハ
昨シーズン、異様に数少なく行く末が案じられていたトラフトンボEpitheca marginataも、そこそこの個体数が見られ、先ずは一安心です。カキツバタ咲く水辺は今、ヨツボシトンボLibellula quadrimaculata asahinaiの楽園と化しています。
_MG_7168ハラビロトンボ未熟.gif _MG_7365サラサヤンマ♀羽化2.gif _MG_7571トラフトンボ産卵(.gif _MG_7574トラフトンボ産卵(
ハラビロトンボ未熟♂ サラサヤンマ♀羽化 トラフトンボ産卵
_MG_7451ヒメコウホネ池2011.gif _MG_7548ヨツボシトンボ♂201.gif _MG_7589クロイトトンボ連結.gif
ヒメコウホネ池 ヨツボシトンボ♂ クロイトトンボ潜水産卵
_MG_7601コフキヒメイトトン.gif _MG_7700コフキトンボ未熟♀2.gif _MG_7407モートンイトトンボ.gif
コフキヒメイトトンボ未熟♀ コフキトンボ未熟♀ モートンイトトンボ♀
_MG_7426アカタテハ2011・5・.gif _MG_7514クマバチ2011・5・2.gif _MG_7423ドンコ2011・5・1ト.gif
アカタテハ クマバチ ドンコ
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動物・植物 - 生き物のニュース -
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ニュース
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トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/
催しのお知らせ
【トンボ王国・秋と冬の生きもの写真展】
目的:木の枝に産卵するオオアオイトトンボ、湿地保護区に飛来するルリビタキなど、秋から冬にかけてトンボ王国で見られる動植物の生態写真を通し、生物多様性環境の楽しさを感じてもらうこと。
内容:トンボなどの昆虫を中心に、この季節ならではの生物や生態を捉えた写真A-3サイズ64点を展示。
期間:2025年10月11日(土)より2026年3月1日(日)まで
場所:とんぼ館ロビー
【秋と冬の生きものクイズ】
内容:上記【秋と冬の生きもの写真展】のキャプションの中に答えがある、A-4版用紙の3択10問クイズ。希望により有料入館者1名1回挑戦でき、8問以上正解するとトンボ王国で見られる赤トンボ数種を模したミニ・ビーズトンボ・ストラップを進呈。クイズ用紙は受付で配布。年間パスポートでの入館者は、期間中8問正解できるまで何度でもチャレンジ可。
期間:2025年10月11日(土)より2026年3月1日(日)まで
【個別観察会】
内容:トンボと自然を考える会員限定。日程・時間調整の上でスタッフが適宜実施している調査・整備作業に同行でき、希望によりトンボ撮影の便宜も図ります。
ご入会は四万十川学遊館受付のほか、ホームページからもお申し込みいただけます。
【毎日イベント】
ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。
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- プロフィール
杉村光俊
Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家
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